JPS5815287B2 - イケイカンセイケイヨウカナガタ - Google Patents

イケイカンセイケイヨウカナガタ

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Publication number
JPS5815287B2
JPS5815287B2 JP2607674A JP2607674A JPS5815287B2 JP S5815287 B2 JPS5815287 B2 JP S5815287B2 JP 2607674 A JP2607674 A JP 2607674A JP 2607674 A JP2607674 A JP 2607674A JP S5815287 B2 JPS5815287 B2 JP S5815287B2
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JP
Japan
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diameter
slide piece
slide
core
pieces
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Expired
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JP2607674A
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JPS50117851A (ja
Inventor
坂口真幸
山本生雄
芝田道夫
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は二次加工(殊にスリーブ成形加工)あるいは射
出成形によって管の一部に異径部殊に拡大部を成形し、
或は管の内周壁にリングを植設するような場合に有利に
活用し得る熱可塑性合成樹脂管継手部の製造方法に関す
るものである。
管継手部としては、たとえば一方の管端を拡径して、い
わゆる片受片押管としたもの、更に該拡径部に内部溝を
形成してパツキンを装着し得るようにしたもの、或は該
内部溝にパツキン保合用乃至補強用リングを植設したも
の(以下異径管という)等を挙げることができる。
しかしてこれらの異径管成形法としては種々の方式が提
案されているが、成形加工が容易に且つ高生産性のもと
に行なわれ、しかも成形品の外観を美麗に仕上げ得るよ
うな方法については、未だ満足すべきものが提案されて
いない。
本発明者等はかかる事情に着眼し、容易且つ高生産性の
もとに異径管が成形し得るような方法であって、しかも
外観を美麗に仕上げ得るような異径管成形方法を提供せ
んとし、種々研究を重ねた結果、鼓に本発明の完成をみ
るに至った。
本発明の方法とは、芯型表層部を少なくとも移動部材と
固定部材に分割し、それらが接触している段階でその外
周に樹脂材を被覆し、移動部材を移動させた時に生じる
空隙に軸心と直交する方向の拡径力を作用させるもので
あり、ここで使用される金型の代表例を説明すれば下記
の通りである。
即ち該金型とは、芯型表層部を軸心と直交する面によっ
て分割される移動部材及び固定部材と、少なくとも外周
が円輪状のリングを偶数個に分割して得られる半径方向
に可動のスライド片と、該スライド片の内面に当接し得
るテーパ面を有する軸方向に可動のコアピンとよりなり
、該スライド片は外周面の幅が内周面の幅より小さいス
ライド片1及び外周面の幅が内周面の幅より大きいスラ
イド片2を交互に配列させてなり、コアピンの軸方向移
動に際しては、前記テーパ面がスライド片1及び2の各
内面に当接し、スライド片1及び2がテーパ面を摺動し
て半径方向に移動するように構成され、スライド片1と
スライド片2の移動を夫夫前後して交互に行なわせるよ
うにしたことからなるものである。
スライド片1とスライド片2はリングを偶数個に分割し
て得られるものであるから、各スライド片が半径方向に
最大限に拡径した状態では、各スライド片の集合体は母
体たる前記リング形状を形成するものであり、相隣接す
る各スライド片は互いに密着している。
また、縮径時には、密接したままで中心方向に移動させ
るのではなく、まずスライド片1が縮径し、スライド片
1の縮径完了後もしくは縮径開始の後に若干遅れてスラ
イド片2を縮径させるので、縮径の途中では各スライド
片が互いに離反されているが、それらの縮径が完了した
時点では、相隣接する各スライド片を再び密着させるこ
ともできる。
前記リングの外周面は、異径管の異径部内面に当接する
ので円輪に形成される。
従って、各スライド片の外周面は曲面を構成するが、異
径部の内面に応じた設計変更をし得ることは言うまでも
なく、たとえばパツキン係止用リングを植設する様な場
合には、リング保合用の凹条輪を陥設してもよい。
また、スライド片の内面形状は限定されず、コアピンに
設けられるテーパ面上を摺動し得るものであれば、平面
でも曲面でもよいが、通常は各スライド片の最大限拡径
時に生じるリングの内周面が円輪状になるような曲面で
構成するのがよい6本発明のコアピンは、前述の如くテ
ーパ面が設けられ、コアピンの軸方向前後進運動に伴な
って前記スライド片がテーパ面上を摺動し、拡径もしく
は縮径が行なわれる。
スライド片1及び2の拡径及び縮径は同時に行なわれる
のではなく、拡径時にはスライド片2、縮径時にはスラ
イド片1が夫々先行し、それらの移動途中若しくは移動
完了後に残りのスライド片が夫々移動するように構成さ
れるべきであり、その為に本発明にあっては、コアピン
のテーパ面が各スライド片の内面に当接摺動する時期を
若干ずらせる方法が推奨されるが、その他の機構の採用
を妨げるものではない。
本発明は斜上の如く構成されるが、一層の理解の便の為
、実施例たる図面に基いてその構成及び作用効果を説明
すれば下記の如くである。
第1〜3図は、本発明に係る金型によって成形される異
径管の部分断面図である。
第1図は拡径部1を設けた片受片挿管、第2図は拡径部
1、内部溝2を設けた片受片挿管、第3図は拡径部1、
内部溝2、更にパツキン係合用リング3を植設した片受
片挿管を示すものである。
第4,5図はスライド片の概略断面図を示し、4はスラ
イド片1゜5はスライド片2を夫々意味する。
(以下スライド片1−4、スライド片2−5という)。
第4図は、スライド片1−4及び2−5が最大限に拡径
した場合を示し、第5図はスライド片1−4及び2−5
が共に縮径した場合を示すものである。
第6〜9図は本発明金型の要部概略断面図であって、第
2図に示される片受片挿管をスリーブ加工成形法によっ
て成形する場合の工程を示すものである。
第6図において9は中子であるが、中子9の外周には筒
体12が着脱自在に被覆され、また右側の外周には、ス
リーブ13が摺動自在に被覆されている。
尚、中子9と筒体12が一体に成形されたものであって
もよいことは言う才でもない。
中子9内に配置されたスライド片1−4及び2−5は共
に縮径状態にあり、コアピン6に突設されたテーパ面I
及び8は、それぞれスライド片1−4及び2−5に対応
するよう交互に構成されている。
従って、第7図(A−A線断面図)及び第8図(B−B
線断面図)に示されるように、テーパ面7及び8は交互
にずらせて配列されているのであるが、コアピン6が前
進(図では左方向へ移動)すれば、まずスライド片2−
5がテーパ面8に沿って拡径し、拡径が完了した後更に
コアピン6が前進すると、今度はスライド片1−4がテ
ーパ面7に沿って拡径するようになっている。
この際、筒体12は固定されているので、スライド片1
−4及び2−5が拡径してもその位置が変動せず、才た
、各スライド片の拡径を妨げないような形状及び位置の
採用されることは言うまでもない。
他方、スリーブ13は、各スライド片の拡径に先だって
、もしくは拡径と同時に右方向に摺動させ、各スライド
片の拡径部に空間をあけるように連動されるが、場合に
よっては拡径されて(るスライド片2−5の頂部によっ
て、右方向に押広げるように構成することも可能である
かくして各スライド片の拡径が行なわれるのであるが、
スライド片2−5はテーパ面8上を摺動して拡径した後
、軸方向に平行して摺動するのみであるから、スライド
片1−4の拡径操作中は、みかけ上も静止状態にあり、
スライド片1−4が完全に拡径を完了した時に、第4図
に示されるような状態が得られるのである。
かくして中子の変形が完了するが、第9図はスライド片
1−4及び2−5が完全に拡径された状態を示すもので
ある。
第9図には拡径された異径管11が、筒体12、スライ
ド片1−4.2−5及びスリーブ13上に被覆されてい
る状態が示されている。
熱可塑性合成樹脂からなる異径管11は、元来異径部(
たとえば拡径部1や隆起部2)を有しない無頭管であり
、第6図に基いて説明された工程中、適宜の段階におい
て本金型上に摺動しておけばよい。
しかして、最も好ましいのは、各スライド片の拡径前に
、筒体12及びスリーブ13上に摺動被覆し、その後に
各スライド片によって隆起部2を成形する方法であるが
、各スライド片の拡径の完了後に、即ち、各スライド片
が金型外部に露出した後に摺動じ、無頭管の先端が各ス
ライド片の頂部を乗り越えるように摺動被覆せしめるよ
うにしても差支えない。
かくして無頭管は、異径管として変形されるが、所望で
あれば更に適宜の外型14を用いて外観を整えた後冷却
される。
尚、筒体12及びスJ/ブ13は、必ずしも円筒状のも
のである必要はなく、2つ割り乃至4つ割り程度の割り
型を使用することも可能であるし、筒体12及びスリー
ブ13を使用せずに、直接中子9上へ熱可塑性樹脂管を
摺動被覆し得ることは言うまでもないが、筒体12及び
スリーブ13を使用すれば、成形操作が容易であり、ま
た成形品の外観を一層美麗に仕上げることが可能である
尚、また第4〜9図に示した実施例はスライド片1−4
及び2−5並びにテーパ面7及び8が夫々8分割された
場合を示すものであるが、10分割、12分割等の偶数
分割が採用し得ることも言うまでもない。
かくして熱可塑性樹脂管の異径部成形操作が完了すると
、コアピン6が後進(図では右方向に移動)させられ、
まずスライド片1−4がテーパ面7に沿って縮径し、更
にコアピン6が後進を続けると、スライド片2−5がテ
ーパ面8に漕って縮径し、第5図に示されるような形状
にもどる。
この際、好ましくはスライド片1−4及び2−5には、
スナップリング、バネ等の伸縮可能リング10が付設さ
れ、各スライド片の縮径を助けるように構成されるが、
スナップリングやバネ等10は各スライド片の拡径を妨
げるものではない。
各スライド片が縮径を完了すると、第6図に示される如
く、中子9内に収納されるので、成形された熱可塑性樹
脂管は自在に抜去することができる。
尚、スリーブ13はスライド片1−4及び2−5の縮径
と同時に、もしくは縮径を助けるように除徐に前進し、
第6図に示されるような当初の状態にもどされる。
かくして1工程が完了し、次の材料を同様手順で順次成
形していけば、連続的に異径管を成形することが可能で
ある。
尚、第6〜9図に示される実施例では、スライド片2−
5の拡径が完了した後に、スライド片1−4が拡径し、
またスライド片1−4の縮径が完了した後にスライド片
2−5が縮径するように構成されているが、これまでの
説明から明白に理解し得るように、テーパ面7及び8の
位置を変更すれば、スライド片2−5の拡径開始直後に
スライド片1−4の拡径を開始させ、またスライド片1
−4の縮径開始直後にスライド片2−5の縮径を開始さ
せることも可能であり、これらの設計変更は本発明の技
術的範囲を逸脱するものではない。
第10図は、他の実施例に係る異径管成形用金型の要部
概略断面図を示すものである。
第9図に示す実施例の場合は、スライド片1−4及びス
ライド片2−5のテーパ面7及び8との当接位置が軸方
向に同一になるように構成されているが、第10図に示
す実施例の場合には、スライド片1−4′と2−5′の
外周部は軸方向に同一になるようにしながら、内周部即
ちテーパ面との当接位置が軸方向に若干ずらされている
従って、テーパ面は第7,8図に示されるような段違構
造とする必要はなく、コアピン6′の全周にわたって均
一な円周を形成するようなものを採用することができる
尚、スナップリングやバネ等10’、10“は別々に準
備されており、スライド片1−4′とスライド片2−5
′には各別にスナップリング等が装備される。
本実施例の場合を更に詳細に説明する。
コアピン6′を前進させると、まずスライド片2−5′
がテーパ面8′に清って拡径され、コアピン6′が更に
前進を続けるとスライド片1−4′がテーパ面7′に清
って拡径されるが、この時スライド片2−5′はテーパ
面7′に届かないので、前記拡径状態がそのまま維持さ
れており、最終的には第4図に示されるような状態にな
った段階でコアピン6′の前進が停止する。
勿論、第6,9図に示されたような筒体12′及びスリ
ーブ13′を付設し得ることは言うまでもない。
次いで、第9図に示されたような方法で熱可塑性樹脂管
の成形が行なわれ、コアピン6′が後進する。
コアピン6′の後進により、まずスライド片1−4’、
次いでスライド片2−5′が縮径し、第5図に示される
ような当初の状態に復元される。
前記各実施例は、本発明の一実施態様を示すものに過ぎ
ず、本発明を限定するものではない。
本発明は斜上の如く構成されているので、比較的簡単な
構造であるけれども、容易且つ高生産性のもとに異径管
が成形され、またスライド片の拡径時にはそれらが離反
することなく、はぼ真円状の外周面が得られるので、外
観は極めて美麗に仕上げることができる。
また、本発明はいったん成形されたいわゆる無頭管の二
次加工殊にスリーブ成形加工に適用し得る他、射出成形
用金型にも適用し得るものであって、産業上の利用価値
は極めて高いものがある。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示すものであって、第1〜3図
は本発明の金型によって成形される異径管の部分断面図
、第4,5図はスライド片の断面図、第6.9.10図
は金型の要部概略断面図、第7図はA−A線断面図、第
8図はB−B線断面図である。 1・・・・・・拡径部、2・・・・・・溝部、3・・・
・・・パツキン保合用リング、4,4′・・・・・・ス
ライド片、5.5’・・・・・スライド片、6,6′・
・・・・・コアピン、7,7’、8゜8′・・・・・テ
ーパ面、9・・・・・・中子、10・・・・・・スナッ
プリング等。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パイプ内面に直接接触する芯型表層部を軸心と直交
    する面によって少なくとも2以上に分割し。 少なくとも一方は軸方向に移動可能な移動部材とすると
    共に、他方は芯型本体と一体的に形成される固定部材と
    し、前記移動部材と固定部材を相互に接触させた状態に
    おいてその外周に樹脂材を被覆し、該樹脂材が軟化状態
    を維持している段階で前記移動部材を移動させて芯型表
    層部に空隙を設け、軸心と直交する方向に作用する拡径
    力を該空隙に及ぼし、該空隙に対応する樹脂材を全周に
    亘って拡径成形することを特徴とする熱可塑性合成樹脂
    管継手部の製造方法。
JP2607674A 1974-03-04 1974-03-04 イケイカンセイケイヨウカナガタ Expired JPS5815287B2 (ja)

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