JPS581526Y2 - 鉄骨系プレハブ構造物の防錆装置 - Google Patents

鉄骨系プレハブ構造物の防錆装置

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Publication number
JPS581526Y2
JPS581526Y2 JP1976149672U JP14967276U JPS581526Y2 JP S581526 Y2 JPS581526 Y2 JP S581526Y2 JP 1976149672 U JP1976149672 U JP 1976149672U JP 14967276 U JP14967276 U JP 14967276U JP S581526 Y2 JPS581526 Y2 JP S581526Y2
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JP
Japan
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water guide
rust prevention
prevention device
prefabricated structures
guide gutter
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Expired
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JP1976149672U
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English (en)
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JPS5366813U (ja
Inventor
広 川崎
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鉄骨系プレハブ構造物の防錆装置に関するも
のである。
最近鉄骨系プレハブ住宅の発錆について問題が提起され
て来ている。
発錆は水の浸入によって起り、これを防ぐには水密を図
ることが最良であるが、うまく処理することはなかなか
困難である。
また構成する鋼材の下地処理と塗装法についてもいろい
ろ検討されているが充分ではない。
さてこの構造物の錆の発生場所としては壁の縦材下部と
横材との結合部付近が多い。
すなわち第1図に見るように縦材1と横材2とが結合さ
れている斜線部分は錆が発生しやすい場所である。
また第2図に見るように縦材(柱)1と横材(土台)2
とを組合せて床3を張り、さらに縦材1の内側(室内側
)に内板4をまた外側(戸外側)に外板5を張つた家屋
構造において、縦材1が熱伝導のよい材質であるとき、
特に冬期には室内温度と戸外温度との差が著しいから、
縦材1の室内側の面6に空気中の水分が結露し、これが
錆の発生の原因になる。
これに対して本考案は、浸入した水分が構造物の発錆し
やすい部分に流入しないように構成して、錆の発生を防
止することを目的としたものであって、その要旨とする
ところは、縦材の周面に室内側から室外側に向って下方
に傾斜する導水樋を止着し、該導水樋の端部を該縦材の
外側に張設した外板に臨ませ排水するようにしてなるも
のである。
以下その実施例を第3図〜第6図について説明する。
その構成は第2図と同じく縦材(柱)1と横材(土台)
2とを組合せ、これに床3を張りまた内板4と外板5と
を張っである。
そして横材2の下に基礎7が据えである。
この構造において本考案は、縦材1の室内側面と両側面
との3面にわたって戸外側に傾斜する導水樋8を設け、
これを縦材1に接着して取付けである。
そして導水樋8の端部8aを、外板5に垂直に形成した
導水溝9に接続するようにして、導水樋8を流れる水を
導水溝9を経由して横材(土台)2の下方まで誘導して
放出するようになっている。
しかし導水溝9を設ける代りに外板5に孔をあけ、そこ
へ端部8aを接続して排水するようにしてもよい。
このように構威しであるから、縦材1に結露した水滴は
下方に流れ、導水樋8に集められてその傾斜面に沿って
下降し、外板5に至って戸外に放出される。
前述のように本考案は、縦材(柱)に結露した水滴を導
水樋に集めて外板を経由して排水し、縦材と横材との結
合部に流れないようにしであるから、この部分の発錆を
防止することができるという特長がある。
また実施例の構造のような場合、縦材(柱)を伝わって
流れた水が床面に溜り室内側に流れ出すのを防止できる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの構造物に関する錆の発生場所を示す斜視図
、第2図は従来の構造を示す側面図、第3図は本考案の
実施例を示す側面図、第4図は第3図A−A線断面図、
第5図は第3図B−B線断面図、第6図は第4図C部拡
大図である。 1・・・・・・縦材、2・・・・・・横材、3・・・・
・・床、4・・・・・・内板、5・・・・・・外板、6
・・・・・・室内側の面、7・・・・・・基礎、8・・
・・・・導水樋、8a・・・・・・端部、9・・・・・
・導水溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦材の周面に室内側から室外側に向って下方に傾斜する
    導水樋を止着し、該導水樋の端部を該縦材の外側に張設
    した外板に臨ませ排水するようにしてなる鉄骨系プレハ
    ブ構造物の防錆装置。
JP1976149672U 1976-11-09 1976-11-09 鉄骨系プレハブ構造物の防錆装置 Expired JPS581526Y2 (ja)

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JPS5366813U JPS5366813U (ja) 1978-06-05
JPS581526Y2 true JPS581526Y2 (ja) 1983-01-12

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JPS5336576Y2 (ja) * 1973-01-16 1978-09-06

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JPS5366813U (ja) 1978-06-05

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