JPS5815536Y2 - 温室その他の組立てハウスにおける屋根板と軒げたの取付け構造 - Google Patents

温室その他の組立てハウスにおける屋根板と軒げたの取付け構造

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Publication number
JPS5815536Y2
JPS5815536Y2 JP1977179161U JP17916177U JPS5815536Y2 JP S5815536 Y2 JPS5815536 Y2 JP S5815536Y2 JP 1977179161 U JP1977179161 U JP 1977179161U JP 17916177 U JP17916177 U JP 17916177U JP S5815536 Y2 JPS5815536 Y2 JP S5815536Y2
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JP
Japan
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eaves
water
greenhouses
backing material
permeable backing
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Expired
Application number
JP1977179161U
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JPS54101021U (ja
Inventor
敬 「峰」尾
誠 小沢
Original Assignee
日東紡績株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、温室その他の組立てハウスにおける屋根板と
軒げたの取付は構造に関し、屋内空気に対する気密性を
充分に確保しながら、屋根板の屋内側表面を伝って流れ
落ちてくる結露等の水滴に対しては、杆部において堰止
めることなく屋外へ有効に排出しうる通水構能を備えた
屋根板と軒げたの取付は構造を提供することをその目的
とする。
一般に、温室等はその内部が高温多湿となるため、屋根
板の屋内側表面には結露等により発生する水滴が付着し
、これが多量に及ぶときは屋根板を伝って軒先へ向って
流れ落ちるが、従来においては、この流れ落ちる水滴は
軒げた部分で堰止められて杆部に溜まり、軒げた等の構
成部材の腐蝕を生じ、あるいは水滴となって屋内に落下
して室内の収容物に被害を与えるという欠点を有してい
た。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載した構成とす
ることにより上述欠点を解決したもので、軒げたと屋根
板との間に、連続気泡の合成ゴム発泡体、樹脂スポンジ
、フェルト、または不織布等からなる通水性バッキング
材を介在させ、これによって屋内空気に対する気密性を
充分に確保しながら、屋根板の屋内側表面を伝い流れて
くる水滴に対しては杆部において堰止めることなく屋外
へ有効に排出できるよう構成した屋根板と軒げたの取付
は構造を得たものである。
以下、図面につき本考案の1実施例を説明すれば、軒げ
た1の上面2上に、波板あるいは平板からなる屋根板3
が通水性バッキング材4を介して載置固着されている。
通水性バッキング材4は、水等の液体に対しては通水性
良好で、かつ空気等の気体に対しては成る程度の気密性
を有する材料、例えば連続気泡の合成ゴム発泡体、樹脂
スポンジ、フェルト、または不織布等から形成されてい
る。
図示例は、屋根板3として波板を用いているため、通水
性バッキング材4の上面を波板の波形断面と同一形状に
形成しであるが、屋根板3として平板を用いる場合には
平面状に形成すればよい。
なお、通水性バッキング材4は、軒げた1の上面2の長
手方向全長に互って配設する必要はなく、水滴を屋外へ
排出すべき必要部分のみに上記材質になる通水性バッキ
ング材4を設け、他の部分には水密性、気密性の両機能
を備えた通常のバッキング材を配設すればよい。
なお、軒げた1の上面2の上端側と屋根板3との間には
開口部5が形成され、水滴Wの導水ならびに貯水作用を
有効に行ない得るよう構成されている。
上記構成のごとく通水性バッキング材4を介して屋根板
3と軒げた1を結合すれば、屋根板3の屋内側表面に結
露等により水滴Wが付着し、軒先へ向って流れ落ちてき
ても、該水滴Wは通水性バッキング材4に達するとその
内部に浸潤していき、矢印イのごとく屋外に拘って滲み
出て排出される。
なお、このときの通水性バッキング材4の上記通水能力
は、通水性バッキング材4の材質として連続気泡の合成
ゴム発泡体あるいは同様構造の樹脂スポンジを用いた場
合には、連続気泡による多孔連通路により発現されるも
のであり、またフェルトあるいは不織布を用いた場合に
は、繊維間の微少空隙による毛細管現象によって発現さ
れるものであるため、屋内と屋外の空気の流通はほとん
ど行なわれず、屋内の気密性は充分に確保される。
本考案は以上説明したごとき構成、作用になるものであ
って、屋根板と軒げたの間に通水性バッキング材を配設
することにより、屋内空気に対しては気密性を充分に確
保しうると共に、屋根板の屋内側表面を伝い流れてくる
結露等の水滴に対しては屋外へ有効に排出しうるという
優れた効果を発揮する。
さらに、本考案によれば、針部に従来のように複雑な水
滴排出構造を設ける必要がなくなるため構造が簡単とな
り、既設の温室等にも複雑な改造を必要とすることなく
容易に適用できるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる屋根板と軒げたの取付は構造の1
実施例を示す要部略示断面図、第2図は第1図中II
−II線拡大断面図である。 1・・・・・・軒げた、2・・・・・・軒げたの上面、
3・・・・・・屋根板、4・・・・・・通水性バッキン
グ材、W・・・・・・水滴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 屋内と屋外とを隔成する壁部の軒げたの上面に〜 沿って、連続気泡の合成ゴム発泡体、樹脂スポンジ、フ
    ェルト、または不織布等からなる通水性バッキング材が
    載置され、該通水性バッキング材上に屋根材が固着され
    ていることを特徴とする温室その他の組立てハウスにお
    ける屋根板と軒げたの取付は構造。
JP1977179161U 1977-12-27 1977-12-27 温室その他の組立てハウスにおける屋根板と軒げたの取付け構造 Expired JPS5815536Y2 (ja)

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JPS54101021U JPS54101021U (ja) 1979-07-17
JPS5815536Y2 true JPS5815536Y2 (ja) 1983-03-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738510Y2 (ja) * 1988-10-18 1995-09-06 積水ハウス株式会社 鉄骨造における木製小屋組の接合構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425288U (ja) * 1977-07-22 1979-02-19

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JPS5425288U (ja) * 1977-07-22 1979-02-19

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