JPS58152568A - 液体搬送装置 - Google Patents

液体搬送装置

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JPS58152568A
JPS58152568A JP57035722A JP3572282A JPS58152568A JP S58152568 A JPS58152568 A JP S58152568A JP 57035722 A JP57035722 A JP 57035722A JP 3572282 A JP3572282 A JP 3572282A JP S58152568 A JPS58152568 A JP S58152568A
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JP
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connector
resistant
liquid
container
tube
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JP57035722A
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猪狩 章
啓之介 磯野
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Priority to FR8217230A priority patent/FR2522969B1/fr
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Priority to DE19828237050U priority patent/DE8237050U1/de
Priority to BE0/209252A priority patent/BE894715A/fr
Priority to DE3238303A priority patent/DE3238303C2/de
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Priority to US06/729,080 priority patent/US4588402A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a)発明の背景 Cl−1)技術分野 本発明は容器内の薬液を重力作用により体内に注入する
ことを長期間にわたり継続して行う輸液及び輸血などの
治療、又は容器内の薬液を重力作用により体内に注入し
一定時間経過後同薬液を重力作用により体外に排出する
ことを長期間にわたり継続して行う腹膜透析などの治療
に使用される液体搬送装置に関する。
(I−2)従来技術 腹膜透析や輸液や輸血などの継続治療ではチューフトチ
ューブとの接続あるいはチューブと容器との接続に際し
てチューブ内への細菌やウイ/?ス等の微生物の進入を
完全に防ぐことが技術的課題とされている。特に腹膜透
析のように細菌に対する防禦能力が全くない腹腔等の部
位の治療ではチューブ内から腹腔内への微生物の進入を
確実に防止することが絶対的な技術的課題とされている
。最近の腹膜透析による治療法は、人工腎臓による透析
法に比し、装置や器具が大がかりとならず治療費が顕著
に安くなることや腹膜癒着の原因をほぼ解明できており
癒着も起らせずに済みかつ患者にかかる負担を大幅に削
減できるところまで開発されており、さらに治療を続け
ながら仕事ができる持続的可動性腹膜透析法が発明され
一般に実用化されるに到って多いに見直され注目を浴び
ている。この透析法の生命の安全に対する信頼性はチュ
ーブ内への細菌やウィルス等の微生物の進入を確実に防
止でき、もって腹膜内での微生物の繁殖による腹膜炎の
併発という事態を廻避できるか否かに左右され、現在で
は連続的に長期間実施ができないとされている。
具体例として、従来の持続的可動性腹膜透析法を第1図
を参照して説明する。患者Mの腹腔1内に外科f’[t
iにより留置タイプカテーテル2t−m込み、この留置
タイプカテーテル2の体外端にコネクター3を取付け、
このコネクター3に輸送チューブ7の一端に取付けであ
るコネクター5を接続する。そして、透析液を腹腔1内
に注入するには透析液の入った容器6を腹腔1よりも高
い所定高さに吊し容器6の排出口に輸送チューブ7の先
端に取付けである突き刺し針11を刺通し中途に取付け
であるクランプ10を弛めることにより行なう。腹腔1
に透析液を注入した後は、上記クランプ10を閉め輸送
チューブ7を適当に丸めて容器6を腰に取付ければ、患
者は歩行や作業ができる。所定時間経過後に腹腔1から
透析液を抜くには、輸送チューブ7、を延ばして容器6
を床等に置きクランプ10を弛めれば良い。そして、突
き刺し針11を容器6より引き抜き容器6を使い捨てと
し、次の新らしい容器6を高所にセットして新らしい容
器6に突き刺し針11を刺通すれば2回目以降の透析が
行なえる。
しかるに、初回及び2回目以降の透析におけるコネクタ
ー3と5、および突き刺し針11と容器6の排出口の接
続に際してはチューブ内から腹腔1に微生物が入らない
ようにするために、現在はヨード系の殺菌剤の溶液に瞬
時浸漬したり、突き刺し針の先端を殺菌剤で良く掃く等
の滅菌操作を行なっている。使用された殺菌剤は注入時
に体内に極〈僅かながら入り有害物質として作用するの
で完全に殺菌可能な濃度まで高濃度とすることはできず
、きわめて低濃度の殺菌力の弱い液を使用している。
したがって、従来の滅菌操作は微生物学的に言えば滅菌
とは言えず、事実、コネクターや突き刺し針部分からの
感染が透析を始めてから、2ケ月間位経過すると発生し
、腹膜炎を併発していることが多く報告されているため
持続的可動性腹膜透析法が前述したように有効な治療法
であるにもかかわらず連続的長期実施が困難な状態にあ
ると言われている。
(IT)発明の目的 本発明は、上述した点に鑑み鋭意研究の末案出したもの
で、アルコールランプ等の火炎で加熱でき、加熱による
錆の発生、表面変化などの化学変化が生じず、加熱が十
分に行なわれた時点で連結及び解離が自在である一対の
コネクターを備えるように改良されており、もって長期
間にわたり連結及び解離を何度も繰返すことを要し、か
つ細菌に対する防禦能力が全くない腹膜透析に有効であ
り、中でも医師によらないで患者自身が自宅や職場で透
析治療の更新を行なう持続的可動性腹膜透析法にきわめ
て有効であり、その他輸液治療や輸血治療を含めた広範
囲な治療法においてチューブの持続箇所かラノ感染を高
度の信頼性をもって防止できる液体搬送装置を提供する
ものである。
この目的は本発明によれば、薬液入り容器と、該容器に
接続され内部に該容器内と連通しつる通路を有する可撓
性のある輸送チューブと、該輸送チューブの他端に接続
され内部に前記通路と連通ずる液路を有する短管状の第
1コネクターと、前記通路を閉塞するように設けられ破
断により該通路を開通しうる破断部材と、前記第1コネ
クターの他端と連結及び解離が可能であり内部に前記第
1コネクターの液路と連通ずる流路を有する短管状の第
2コネクターと、該第2コネクターの他端に接続され内
部に前記流路と連通ずる流通路を有する可撓性のあるカ
テーテル・チューブとからなり、該第1コネクターと該
第2コネクターは一対の雄型及び雌型のコネクターから
なりかつ少くともそれぞれの連結端部が耐熱耐蝕性材質
よりなり、さらに該雄型コネクターの連結嵌合面は該雌
型コネクターの連結嵌合面よりも熱膨張が小さい材質か
らなりかつ該連結嵌合面同士が熱膨張差により連結及び
解離が可能な焼き嵌め寸法差となる大きさに形成されて
いることを特徴とする液体搬送装置によって達成される
該液体搬送装置は第1コネクターと第2コネクターの各
々の連結嵌合面が耐熱耐蝕性材質からなり、雄型コネク
ターであるものが雌型コネクターであるものよりも熱膨
張が小さい材質よりなっていて焼き嵌めによる連結及び
解離が可能であれば良く、連結嵌合面を含んだ連結端部
が同種な材質で形成されている必要はない。両コネクタ
ーの少くとも各々の連結端部が火炎で加熱されるため耐
熱耐蝕性材質よりなっていなければならない。両コネク
ターはそれぞれを同種の材質で形成することが製作を簡
単にする上で好ましい。
また本発明装置は、両コネクターの連結嵌合面同士を熱
膨張差により連結及び解離が可能な焼き嵌め寸法差とな
る大きさに形成するためのきわめて有効な手段として両
コネクターの連結嵌合面を雄型のものはセラミックスよ
りなり雌型のものはステンレス、チタン、もしくはニッ
ケルまたはクロムメッキをほどこした真鍮の耐熱耐蝕性
金属もしくは耐熱耐蝕性プラスチックス材料よりなる実
施態様とするのが良い。ここでセラミックスとしては酸
化ジルコニア、窒化ケイ素、アルミナ、ステアタイト、
フォルステライト等よりなるものが望ましい。また本発
明装置は、両コネクターの連結嵌合面を耐摩耗性を十分
に備えた焼き嵌め寸法差を容易に得るとともに液密嵌合
を同時に達成できる有効な手段として連結嵌合面同士を
テーパー筒面嵌合である実施態様とするのが一層良い。
また本発明i置は、両コネクターのより確実に液密連結
を達成するために連結嵌合面に両コネクターを液密連結
する耐熱性のあるシール部材を有している実施態様とす
るのが良い。
また本発明装置は、両コネクター同士の連結及び解離に
際して、素手で各コネクターをより安定して持てるよう
にするために両コネタターの各々のチューブ側寄りに断
熱材よりなる筒状な支持体を被嵌している実施態様とす
るのが良い。
また本発明装置は、容器に携帯性を備えた持続的可動性
腹膜透析法に便ならしめるために容器を透明もしくは半
透明の可撓性のあるプラスチックスからなり丸めて畳み
うるように形成した実施態様とするのが良い。
(III)本発明の詳細な説明 ([−1)構成 本発明の液体搬送装置の好ましい実施例を第2図に示す
持続的可動性腹膜透析法において説明する。
本発明装置は、薬液入り容器12と、該容器12に接続
された可撓性のある輸送チューブ13と、該輸送チュー
ブ13の他端に接続された第1コネクター14と、前記
輸送チューブ13内に収容された破断部材15と、前記
第1コネクター14の他端に連結及び解離が自在である
第2コネクター16と、該第2コネクク−16の他端に
接続された可撓性のあるカテーテル・チューブ17から
なる。
前記容器12はプラスチックスからなり好ましくは携帯
性を持たせるとともに容器内薬液量を観察できるように
するために薬液と化学反応を起し鍵い生物学的安全性の
高い可撓性のある透明もL<は半透明プラスチックスか
らなり丸めて畳みうる平面的袋状に形成するのが良い。
前記輸送チューブ13はシリコーンゴム又は塩化ビニル
、ポリエチレン、エチレンビニルアセテート等の可撓性
のある透明もしくは半透明プラスチックスからなり内部
に前記容器12内と連通ずる通路18を有しておりかつ
中途に前記破断部材15を収容する大径な破断部材収容
室18 aを有している。前記第1コネクター14はス
テンレス、チタン、もしくはニッケルまたはクロムメッ
キをほどこしな真鍮の耐熱耐蝕性金属もしくは耐熱耐蝕
性プラスチックス材料から成り内部に前記通路18と連
通する液路19を有する短管状に形成され前記第2コネ
クター16と連結する連結端部14 aの内面に端面に
向い大径となる雌型テーパー面が形成されている。前記
破断部材15は例えば外面が大径部15 aと小径部1
5 bからなる二段軸状で大径部端面より小径部中途ま
で液孔15 cが明いており小径部15 bの大径部と
の付根に破断可能薄肉部がある硬質プラスチックスより
なり、大径部15 aが破断部材収容室18 aに接着
剤で全周密着するように収容され通路18を閉塞してい
る。該破断部材15は容器12側寄りでなく第1コネク
ター14側寄りに設けるのが取扱い上便利である。前記
第2コネクター16はセラミックスからなり内部に前記
第1コネクター14の液路19と連通する流路加を有す
る短管状に形成され前記第1コネクター14と連結する
連結端部16 aの外面に端面に向い小径となる雄型テ
ーパー面が形成され前記第1コネクタ゛−14の雌型テ
ーパー面と擦り合わされてテーパーの加工誤差が修正さ
れ良好な全周密着可能に仕上げられている。
したがって、前記第1コネクター14と前記第2コネク
ター16の連結嵌合面同士は雄型コネクターが雌型コネ
クターよりも熱膨張率の小さい材質からなりテーパー嵌
合するので熱膨張差により連結及び解離が可能な焼き嵌
め寸法差となる大きさに形成されていることになる。そ
して、前記第1コネクター14と前記第2コネクター1
6の少なくともいずれか一方は該両コネクター同士を液
密連結するOリング等のシール部材を有している。前記
カテーテル・チューブ17は留置々イブカテーテル17
 a又は該カテーテルと連結する延長チューブ17 b
の一方又は両方でありシリコーンゴム又は塩化ビニル、
ポリエチレン、エチレンビニルアセテート等の可撓性の
ある透明もしくは半透明プラスチックスからなり内部に
前記第2フネクター16と連通ずる流通路21を有して
いる。前記カテーテル・チューブ17が延長チューブ1
7 bを含む場合、該延長チューブ17bのカテーテル
側連結端に前記第1コネクター14と同様に構成された
第3コネクター22が接続され、またカテーテル17 
aの延長チューブ側連結端に前記第2コネクター16と
同様に構成された第4コネクター器が接続される。Uは
クランプであり前記延長チューブ17 bに取付けられ
該チューブを潰して流通路21を閉塞゛しうるように間
第2図に示した持続的可動性腹膜透析において説明する
。なお、各構成部材は予め滅菌されているものとする。
腹腔内へ初回の薬液の注入を行うには、留置タイプカテ
ーテル17 aを腹腔ニ埋込み該留置タイプカテーテル
17 aの外端の第4コネクター乙と延長チューブ17
 bの一端の第3コネクター22をともにアルコールラ
ンプ等の火炎で加熱してから嵌合し、その後嵌合状態に
両コネクター同士を押付けたまま僅少時間自然冷却を待
つと焼き嵌め連結が行なわれる。次に、容器12を所定
の高所に吊し輸送チューブ13の先端の第1コネクター
14と延長チューブ17 bの他端の第2コネクター1
6を上記と同様に火炎で加熱した後嵌合し自然冷却して
焼き嵌め連結する。該コネクター同士の焼き嵌め連結は
、雌型コネクターの連結嵌合面が雄型コネクターの連結
嵌合面より熱膨張の大きい材質よりなっているテーパー
筒面嵌合でありかつ強く加熱されるので十分な連結強度
をもって良好に達成されることになり、以後加熱したり
両コネクターに相当大きい外力を加えない限り自然に解
けることはなく、またテーパー筒面嵌合であるからコネ
クター同士の液密嵌1合が確実に行なわれる。
コネクター同士の連結を終えたら破断部材15をその小
径部15 bの付根より破断して通路18を開通すれば
、容器12内の薬液は重力作用により腹腔内に注入され
ていき、注入を終えたらクランプ冴で延長チューブ17
 bを挾み潰して流通路21を閉塞すれば初回の薬液注
入操作が完了する。
しかして容器12を丸めかつ輸送チューブ13、延長チ
ューブ17b、留置タイプカテーテル17 aを丸く束
ねて腰等にくくり付ければ歩行や仕事が可能である。2
回目以降の透析の更新をするには、容器12を患者自身
が腰より取外し乎たく伸ばして床等に置きクランプ調を
弛めれば良い。
すると、腹腔内の透析廃液が重力作用により容器12内
に回収される。そして、容器12及び輸送チューブ13
が使い捨てとなるのでクランプ別を絞り第1コネクター
14と第2コネクター16の連結部をアルコールランプ
等の火炎で再び加熱して該コネクター同士の連結を解く
のであるが、その解離は両手で現に腹腔側チューブとつ
ながっている第1コネクター14と第2コネクター16
をアルコールランプ等の火炎で加熱しつつ両コネクター
に解離力を軽く加えて行うものである。
該コネクター同士の解離は前記連結時と同様に雌コネク
ターが雄コネク々−よりも強く加熱されその熱膨張差に
より容易に達成される。第1コネクター14と第2コネ
クター16を解離したら、w手で第2コネクター16を
アルコールランプ等の火炎により加熱しつつ、新しいス
ペア−の第1コネクターを前記火炎によりやはり加熱し
つ\その後第2コネクター16と前記第1コネクターと
を嵌合し自然冷却により焼き嵌め連結を達成すれば良い
しかして、コネクター同士の連結及び解離には加熱が必
要でありしかもテーパー筒面嵌合さらには01Jング等
のシール部材により液密嵌合が達成されるのでコネクタ
一部分からの細菌やウィルス等の微生物の進入を防止で
き、またコネクターは耐熱耐蝕性材料よりなるから加熱
されても錆の発生や表面変化などの化学変化あ;起きず
、もって腹膜炎の併発を完全に皆無にできる。
(IV)本発明の変形例 (IV−t)第1変形例 第3図は破断部材を容器の近くに設けた変形例である。
容器12と輸送チューブ13が該輸送チューブ13より
も−回り径の大きい可撓性のある輸送筒5を介して接続
され輸送筒5内の空間に破断部材15が収容され破断部
材15を破断することにより容器12内と通路18が連
通ずるようになっている。
(IV−2)第2変形例 第4図は上記実施例とは破断機能の異なる破断部材を備
えた変形例を示している。チューブ13がそれより一回
り径の大きい可撓性のある継足しチューブ5で継足され
ており、該継足チューブ26内に収容された破断部材1
5は突き刺し針15 dを有しており該突き刺し針15
 dで通路上流側を閉塞している薄膜27を突き刺して
復帰することにより破断部材15の前後の通路18を開
通するものである。
(IV−3)第3変形例 第5図はコネクターの変形例を示している。
雌型コネクターの連結端部14 aが耐熱耐蝕性のステ
ンレス、チタンもしくはニッケルまたはクロムメッキ等
をほどこした真鍮からなりそのねじ部が耐熱耐蝕性プラ
スチックスよりなる基部14 bに接着剤を塗らして堅
く螺合され雄型コネクターの連結端部16 aは熱膨張
がほとんど0に近いセラミックスよりなりそのねじ部が
耐熱耐蝕性プラスチックスよりなる基部16 bに接着
剤を塗らして堅く螺合されている。そして、連結嵌合面
に挾まれて0リング等の耐熱性のあるシール部材側が備
えられている。
(IV−4)第4変形例 第6図は両コネクターを素手で安定して持つことができ
かつ素手で持って加熱できる変形例を示す。第1コネク
ター14にチューブ13が強制被嵌され、さらにチュー
ブ13の接、売喘の外面にシリコーンゴムあるいはコル
ク等の弾力性の強い断熱材よりなる筒状な支持体側が強
制被嵌しテオリ、同様に第2コネクター16にカテーテ
ル・チューブ17が強制被嵌されさらにカテーテル・チ
ューブ17の接続端の外面にも支持体側が強制被嵌され
ている。
(IV−5)その他の変形例 ■ 容器は特に持続的可動性腹膜透析法に用いる場合を
除き可撓性を有しないプラスチックスよりなっていても
良い。
■ 第1コネクターが雄型コネクター、第2コネクター
が雌型コネクターであっても良い。
この場合には、第1コネクターにセラミックスを使用し
ても良いが該第1コネクター14が使い捨てのため高く
つくので該第1コネクター14はステンレス、チタンを
使い、雌型コネクターである第2コネクターはニッケル
またはクロムメッキ等をほどこした真鍮を使うのが良い
■ 第1コネクターと第2コネクターの連結嵌合面同士
はテーパー筒面嵌合でなく円筒面嵌合や角筒面嵌合であ
っても良い。この場合には、第1コネクターと第2コネ
クターが熱膨張差により焼き嵌め寸法差を十分とれるよ
うにするため雌型コネクターには真鍮を使用し雄型コネ
クターには熱膨張のほどんどないセラミックスを使用す
る。
■ 破断部材が容器内部に有り破断時にチューブ内通路
と連通ずるように設けられていても良い。
以上説明してきたように本発明の液体搬送装置は、薬液
入り容器に輸送チューブが連通しうるように接続されか
つ該輸送チューブ内の通路が破断部材で閉塞され、さら
に該輸送チューブの先端の第1コネクターとカナ−1ル
・チューブの一端の第2コネクターとが一対の雄型・雌
型のコネクターよりなり連結及び解離可能である構成の
ものにおいて、両コネクターの少くとも連結端部が耐熱
耐蝕性材質からなりかつ雄型コネクターの連結嵌合面が
雌型コネクターの連結嵌合面よりも熱膨張の小さい材質
よりなり、さらに両連結嵌合面同士が熱膨張差により連
結及び解離が可能な焼き嵌め寸法差となる大きさに形成
された構成である。
しかして、本発明の液体搬送装置は微生物の侵入口であ
る第1コネクター及び第2コネクターの連結端部同士を
アルコールランプ等の火炎で加熱しつつ連結し破断部材
を破断して薬液を体内に注入するものであり、注入後は
持続的可動性腹膜透析法の場合を除いて第1コネクター
を第2コネクターから加熱により取外し容器とともに使
い捨てとし第2コネクターに第1コネクターと同じ連結
・解離機能を持った栓を加熱して連結し、一方、持続的
可動性腹膜透析法の場合には薬液注入後容器及びチュー
ブ類を丸めて束ね腰にくくり付けておけば歩行や作業が
できる。そして持続的可動性腹膜透析法による治療の更
新に際しては容器を床等に置いて透析廃液を回収してか
ら第1コネクター又は上記栓を加熱により第2コネクタ
ーより解離して容器と輸送チューブを使い捨てとし、新
らしいスペア−を用意しその第1コネクターを加熱して
第2コネクターと連結して破断部材を破断し新らしい薬
液を注入する。
しかして、本発明の液体搬送装置はコネクターの連結端
部を加熱して焼き嵌め連結が可能であり、一度焼き嵌め
連結が行なわれたら加熱しない限り通常にコネクターに
加わるカでは解離する恐れがなく、治療更新のため両コ
ネクターを解離する際には必然的に雌型コネクターが雄
型コネクターよりも強く加熱され両コネクターの嵌合面
の熱膨張差により容易に解離することができる。このた
め本発明の液体搬送装置は、アルコールランプ等があれ
ば細菌やウィルス等の微生物がコネクター内へ侵入する
ことが皆無となるようにきわめて安全かつ容易にコネク
ター同士を接続できるから透析治療や輸液治療や輸血治
療を含めた広範囲な治療法においてコネクターから腹腔
内への感染を皆無にでき、特に防禦能力が全くない腹膜
透析に有効であり、中でも医師によらないで患者自身が
自宅や職場で透析治療の更新を行う歩行形連続式腹膜透
析にきわめて有効である。
また本発明装置として、雄コネクターであるものがセラ
ミックスよりなり、他方の雌型コネクターであるものが
ステンレス、チタン、もしくはニッケル又はクロムメッ
キ等をほどこされた真鍮等の耐熱耐蝕性金属もしくは耐
熱耐蝕性プラスチックス材料よりなる実施態様とした場
合には雄型コネクターの連結嵌合面がほとんど熱膨張し
ないので雌型コネクターの連結嵌合面の内径を雄型コネ
クターの連結嵌合面の外径より僅かに小さくすることが
でき、それ(・こより焼き嵌め可能な寸法範囲を犬さく
とることができさらには、第2コネクターがセラミック
スよりなる雄型コネクターである場合には本発明の特徴
とする%膨張差という機能を有するには第1コネクター
がセラミックスより廉価なステンレス、チタン、および
ニラケル又はクロムメッキ等をほどこされた真鍮等の耐
熱耐蝕性金属もしくは耐熱耐蝕性プラスチックス材料よ
りなるコネクターとなることより容器、輸送チューブ及
び第1コネクターの使い捨て口f能となるので経済的と
なる。
また本発明装置と!7て、雄型コネクターの連結に台面
と雌型コネクターの罠結嵌合面がテーパー筒面嵌合とす
る実施聾様とした場合には、両フオクク−の連結嵌合面
を焼き嵌め可能に加工することがきわめて容易であると
ともにコネクター同士を耐摩耗性が高い焼き嵌め連結及
び液密連結が同時に達成される。
また本発明装置として、コネクター同士を液密連結する
耐熱性のあるシール部材を有する実施態様とした場合に
は、十分信頼性の高い液密嵌合が達成される。
また本発明装置として、各フネク々−のチューブ寄りに
断熱材よりなる筒状な支持体を被嵌している実施態様と
した場合には、コネクターを安定して持ち易くかつ素手
で直接持つことができるので患者自身による治療操作が
大変やり易くなる。
また本発明装置として、可撓性プラスチックスよりなり
丸めて畳みうる容易を有する実施態様とした場合には、
容器に携帯性を備えることができ持続的可動性腹膜透析
法に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液体搬送装置を使用した持続的可動性腹
膜透析法を示す使用状態図、第2図は本発明の実施例に
かかる液体搬送装置を使用した歩行形連続式腹膜透析を
示す使用状態図である。第3図ないし第7図は本発明の
要部変形例にかかり、第3図は破断部材を容器の近くに
設けた部分正面図、第4図は破断機能の異なる破断部材
を備、えている部分拡大図、第5図はコネクターの拡大
断面図、第6図は両コネクターが金属よりなる場合に素
手で両コネクターをもって加熱できる筒状体を有してい
る所を示す要部正面図、第7図は二重にロックできるよ
うにしたコネクターを一部断面して示す要部正面図であ
る。 12・・容器、13・・・輸送チューブ、14・・・第
1コネクター、14 a・・・連結端部、15・・・破
断部材、16・・・第2コネクター、17・・・カテー
テル・チューブ(留置タイプ力テーアル17 a及び延
長チューブ17 bの一方又は両方)、18・・・通路
、19・・・液路、加・・・流路、21・・・流通路、
あ・・シール部材、四・・・筒状体。 特許出願人 テルモ株式会社 手続補正書 昭和57年7月16日 特許庁長官 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和57 年 特 許 前筒035722’)2、発明
の名称  液体搬送装置 3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 薬液入り容器と、該容器に接続され内部に該容器
    内と連通しうる通路を有する可撓性のある輸送チューブ
    と、該輸送チューブの他端に接続され内部に前記通路と
    連通する液路を有する短管状の第1コネクターと、前記
    通路を閉塞するように設けられ破断により該通路を開通
    しうる破断部材と、前記第1コネクターの他端と連結及
    び解離が可能であり内部に前記第1コネクターの液路と
    連通する流路を有する短管状の第2コネクターと、該第
    2コネクターの他端に接続され内部に前記流路と連通ず
    る流通路を有する可撓性のあるカテーテル・チューブと
    からなり、該第1コネクターと該第2コネクターは一対
    の雄型及び雌型のコネクターからなりかつ少くともそれ
    ぞれの連結端部が耐熱耐蝕性材質よりなり、さらに該雄
    型コネクターの連結嵌合面は該雌型コネクターの連結嵌
    合面よりも熱膨張が小さい材質からなりかつ該連結嵌合
    面同士が熱膨張差により連結及び解離が可能な焼き嵌め
    寸法差となる大きさに形成されていることを特徴とする
    液体搬送装置。 2、 上記第1コネクターと上記第2コネクターの連結
    嵌合面は、それらの一方の雄型コネクターであるものが
    セラミックスより成り、他方の雌型コネクターであるも
    のがステンレス、チタン、もしくはニッケル又はクロム
    メッキをほどこした真鍮の耐熱耐蝕性金属もしくは耐熱
    耐蝕性プラスチックス材料よりなる特許請求の範囲第1
    項記載の液体搬送装置。 3、 上記雄型コネクターの連結嵌合面と上記雌型コネ
    クターの連結嵌合面はテーパー筒面嵌合である特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の液体搬送装置。 4、 上記第1コネクターと上記第2コネクターのいず
    れか一方は該両、コネクター同士を液密連結する耐熱性
    のあるシール部材を有している特許請求の範囲第1項、
    第2項又は第3項記載の液体搬送装置。 5 上記第1コネクター及び上記第2コネクターはそれ
    ぞれのチューブ側寄りに断熱材よりなる筒状な支持体を
    被嵌している特許請求の範囲第1項、第2項、第3項又
    は第4項記載の液体搬送装置。 6 上記容器は透明もしくは半透明の可撓性プラスチッ
    クスよりなり丸めて畳みうる特許請求の範囲第1項、第
    2項、第3項、第4項又は第5項記載の液体搬送装置。
JP57035722A 1982-03-09 1982-03-09 液体搬送装置 Granted JPS58152568A (ja)

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AU89304/82A AU553449B2 (en) 1982-03-09 1982-10-13 Tubing connector and bag incorporating same
FR8217230A FR2522969B1 (fr) 1982-03-09 1982-10-14 Connecteur pour tubulure medicale et poche pour solution medicale utilisant ce connecteur
CA000413479A CA1188943A (en) 1982-03-09 1982-10-15 Connector for medical tubing and medical solution bag device using the connector
DE19828229004U DE8229004U1 (de) 1982-03-09 1982-10-15 Verbindungsstueck fuer medizinische leitungen
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BE0/209252A BE894715A (fr) 1982-03-09 1982-10-15 Connecteur pour tubulure medicale et poche pour solution medicale utilisant ce connecteur
DE3238303A DE3238303C2 (de) 1982-03-09 1982-10-15 Schlauchkupplung für medizinische Anwendungen und Beutelanordnung für eine medizinische Lösung
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61293470A (ja) * 1985-04-12 1986-12-24 フレセニウス・ア−ゲ− 腹膜透析装置およびそのコネクタ
JPS645565A (en) * 1987-06-05 1989-01-10 Segura Badeia Marusero Apparatus for connecting catheter, perfusion unit and flask of liquid to be perfused
JP2002306591A (ja) * 2001-04-11 2002-10-22 Terumo Corp 医療器具およびその製造方法ならびに遠心式液体ポンプ

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