JPS58152562A - 椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、圧縮空気を利用してマツサージを行うこと
ができるようにした椅子に関する本のである。

圧縮空気を利用した空圧マツサージ器は知られているが
、その多くは仰臥状態または伏臥状態で空圧マツサージ
を行う形式のマツサージ器であった。一方、機械的な按
摩腕（解結）の動きにより揉治療を行う椅子型のマツサ
ージ器も知られている。そこで、圧縮空気を利用したマ
ツサージ器を椅子型に適用することも考え得るが、この
場合、従来の空圧マツサージ器をそのまま適用すると、
圧縮空気の送給排出によって膨張収縮する空気充満袋の
中央部分が周縁部分より大きく膨らんで全体的に丸くな
るために、体の安定が悪くなるという欠点を有している
。空気充満袋の中央部分が大きく膨らむということは、
例えば、第１１図に示すように、体の中心線上、すなわ
ち、を柱とを髄が過度に圧迫されたシ、座部においては
臀部が不安定な状態に持上げられたりするという欠点を
有し、かえってマツサージ効果が損なわれる原因になっ
ていた。また、中央部分が大きく膨らむために、マツサ
ージを必要とする（［１ｆｆｉ所、たとえば多くの経穴
のあるを柱の両−に十分な空圧作用が及ばず、適確なマ
ツサージ効果が得られないという欠点があった。さらに
、機械的な揉治療を行う按摩式の椅子型マツサージ器で
は当たシが全体的に円滑でなく、局所的にも苦痛感を与
えることもあるという欠点を有していた。

この発明は、すでに開発されているシート構造の空圧マ
ツサージ器２よび機械的な揉治療を行う椅子型のマツサ
ージ器が上記のような欠点を有していることに鑑みてな
されたもので、斯る不都合を解消し、腰や背等に存在す
る経穴部に対してきわめて柔軟にかつ適確にマツサージ
効果をもたらすことができるようにすることを目的とし
て開発した椅子に関するもので、以下に図面に示す実施
例に基いて説明する。

第１図はこの発明による椅子の一実施例を示す斜面図、
第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図であって、椅子１の背
も之れ部２および座部６はそれぞれ基盤４，５、枠６，
７から構成され、座部６の枠７に脚部８を取付け、背も
たれ部２および座部６の両方に、長方形の空気充満袋１
１ｍ、１１ｂ。

１１ｅ、１１ｄおよび１２ａ、１２ｂ、１２ｅ。

１２ｄを配設し九構造をなす。

これらの空気充満袋１１ａ〜１１ｄ、１２ａ〜１２ｄは
、表裏２枚の伸縮性気密素材１６，１δと、屈曲性４有
するが、伸張性を全く持たないか、もしくは僅かに有す
る外被素材１４．１４を袋状に合わせて気密性扁平袋状
とじ九もので、図示例の場合、背もたれ部２および座部
６共において各々独立した４室の長方形の空気充満袋１
１ａ〜１１ｄ、１２１〜１２ｄを気密的に仕切って設け
て成るものである。この場合、空気充満袋１１ａ〜１１
ｄにおいては、空気充満袋１１ｂが最も大金く、次いで
空気充満袋１１ｅが大きく、空気充満袋１１ｍ、１１ｄ
が共にそれより小さなものとして形成されている。また
、空気充満袋１２ａ〜１２ｄにおいては、空気充満袋１
２ｂがよ抄大きなものとして形成されている。

まえ、各空気充満袋１１ａ〜１１ｄ、１２ａ　〜１２ｄ
において、背もたれ部２または座部６の幅方向の中央部
付近の空気充満量がその両側の空気充満量よりも小さく
なるように、気密シール１５によって各空気充満袋１１
ａ〜ｌｌｄおよび１２ａ〜１２ｄの幅方向の中央部付近
の空気の流通路が狭くなるような狭窄部１６を設けてい
る。すなわち、各空気充満袋１１ａ〜１１ｄおよび１２
ａ〜１２ｄの幅方向の中央部付近を山形のシール１５に
形成し、各空気充満袋１１ａ〜ｌｌｄおよび１２１〜１
２ｄに空気を充満させたときに、その中央部付近の膨ら
み方がその両側部分の膨らみ方よシも小さくなるように
している。

第３図および第４図は、上記空気充満袋１１ａ〜１１ｄ
、１２ａ〜１２ｄの側面部に各々設は九圧縮空気の給排
気口１８および給気口１９を示したもので、給排気口１
８により各空気充満袋１１ａ〜１１ｄ、１２ａ〜１２ｄ
内を給排気できるようにしている。また、給気口１９は
容積が最も大きい空気充満袋１１ｂ、１２ｂＫ設けたも
ので、逆止弁１９ｍを備えており、給排気口１８から給
気している間は給気口１９から排気されないようになっ
ている。

なお、空気充満袋１１ａ〜１１ｄ、１２１〜１２ｄは背
も九れ部２や座部６０表面に直接形成してもよいが、当
核空気充満袋１１ａ〜１１ｄ。

１２ａ〜１２ｄを椅子体とは別個に形成し、背も九れ部
２や座部６に取付けるようにしても良い。

そして後者の場合には、空気充満袋［１ａ〜１１ｄ。

１２亀〜１２ｄのシール部分（袋状となっていない部分
）に鳩目を設ゆ、この鳩目に紐を通して取付ける構造、
鳩目の代シにボタン孔を設けてボタンにより取付ける構
造、無数の剛直なフックとループとが対をなすベルベッ
ト式ファスナーを用いて取付ける構造、更には、空気充
満袋１１ｄの端部に背もたれ部上縁に掛けるフックを形
成して取付ける構造などの手段を採用して、着脱方式と
しておくと便利である。

第５図は第１図に示す椅子１に給排気用チェープを用い
て圧縮空気の供給源を接続した状態を示す斜面説明図で
あって、この圧縮空気の供給源２１は、圧縮空気を発生
するコンプレッサ（例えば、電磁石の断続によってピス
トンを往復動させる電磁往復動型のもの）および圧縮空
気分配器、流量圧力調整器、分配速度調整器、タイ！−
などを備えた本のである。この圧縮空気の供給源２１と
各空気充満袋１１ａ　〜１１ｄ、１２ａ　〜１２ｄとを
結ぶ給排気用チューブ２２は、各々袋毎に独立して圧縮
空気を送給しうる４本のチューブ２２ａ。

２２ｂ、２２ｃ、２２ｄを部分的に束ねて形成したもの
で、その基部側には空気供給源２１のソケットに嵌め込
むプラグ２６を設け、先＊＊には給排気口１８．給気口
１９に着脱可能なプラグ２４を設けている。

次に、上記椅子１を用いてマツサージを行う態様につい
て説明する。

まず、第５図に示すように、空気充満袋１１１゜１１ｂ
、１１ｃ、１１ｄ（空気充満袋１１ｄはこの場合不使用
）に設けた給排気口１８および給気口１９に給排気用チ
ューブ２２ａ〜２２ｄ１７）プラグ２４をそれぞれ嵌め
込み、空気供給源２１のソケットには基部プラグ２６を
嵌め込む。

次いで椅子１に座って空気供給源２１の電源を入れると
、先ず最初に給排気用チューブ２２ｍより空気充満袋１
１ｍに給気されて開袋１１ｍを次第に膨張させ、空気充
満袋１１ｍが先ず尻部を圧迫して刺激を与える。空気供
給源２１の電源が入ると、圧縮空気の分配器も同時に作
動する丸め、次いで圧縮空気は給排気用チューブ２２ｂ
を経て逆止弁１９ａ付の給気口１９を通り、空気充満袋
１１ｂに入る。他方では、空気充満袋１１＆内の空気は
給排気用チューブ２２ｍより徐々に排出される。続いて
、圧縮空気は給排気用チューブ２２ｅを経て給排気口１
８を通り、同じ空気充満袋１１ｂに入る。この空気充満
袋１１ｂは、他の空気充満袋１１ｍ、１１ｃ、１１ｄよ
り容積が大きく、しかも給気口１９には逆止弁１９ａが
あるため、給気口１９から供給された空気は排出されず
にそのｔま残り、給排気口１８より送り込まれ九圧縮空
気がさらに加わって先の空気充満袋１１ａよりも一段と
大きく膨らみ、第６図に示すように、腰椎の回りを心良
く圧迫する。

なお、腰椎は第１０図、第１１図に示すように、腹面に
突出しており、従来の空気充満袋によって圧迫すると、
第１１図に示すように空気充満袋が腰椎を矢印方向に強
く圧迫し、腰椎をむやみに彎曲させるようになるが、こ
の発明によると、上記のように空気充満袋１１ａ〜１１
ｄの中央部付近の空気の流通路を狭くするような狭窄部
１６を設けて両側部分よりも膨らみ方が小さくなるよう
にしたか６ら、第１０図に示すように、各空気充満袋１
１ａ〜１１ｄに圧縮空気を送り込んだときに、尾椎、仙
椎、腰椎、を椎等を全く圧迫せずにこれらの椎の両側に
数多く存在する経穴を中心に第１０図に矢印で示す斜め
の方向から体を圧迫し、経穴とその回抄にきわめて有効
に空圧力を付与し、指圧に勝るとも劣らないマツサージ
効果を与える。

続いて、空気充満袋１１ｂに対する給気が終ると、次に
空気充満袋１１ｃへの給気が開始され、他方では空気充
満袋１１ｂからの排気が開始されるというようにして、
マツサージ圧を順次背もたれ部２の上部に向けて移動式
に加える。

なお、各空気充満袋１１ａ〜ｌｌｄに対する給気量の調
整は流量調整バルブによって行い、ｉフサ−２時間の設
定はタイマーのセット時間を変更することにより行う。

上記実施例では、背もたれ部２の空気充満袋１１ａ〜１
１ｄに対して圧縮空気の給排気を行う場合について説明
したが、座部の空気充満袋１２ａ〜１２ｄに対して圧縮
空気の給排気を行う場合も同様にして行うことができ、
この場合、給排気用チューブ２２のプラグ２４を空気充
満袋１２１〜１２ｄの給排気口１８（所望によ妙給気口
１９）に接続すれば良い。

また、背もたれ部２および座部６の両方の空気充満袋１
１ａ　〜１１ｄおよび１２ａ　〜１２ｄに対して圧縮空
気の給排気を行うようにすることもでき、この場合には
第７図に示すように、例えば４分配方式を８分配方式に
するアタッチメント２６を使用して行うこともでき、そ
のほか８分配方式の分配器を用いて行うこともできる。

そして、これらの場合の圧縮空気の供給順序としては、
例えば■空気充満袋１２　ｍ−＋１２　ｂ−＋１２　ｅ
−＋１２　ｄと１１　ｍ−＋１　ｌ　ｂ−＋１１　ｃ−
＋１１　ｄを同時にするか、各々単独でする場合、■空
気充満袋１２ｍ、１１ｄ−＋１２ｂ、１ｌｅ−＋１２ｃ
、１１ｂ−＋１２ｄ。

１１１と中心方向にする場合、■空気充満袋１２ｍ−＋
１２　ｂ→１２　ｃ−＋１２　ｄ−＋１１　ｍ−＋１　
ｌ　ｂ−＋１１ｃ→１１ｄと連続的にする場合、その他
の場合があり、使用者の好みに応じて適宜選定しうるよ
うに、プラグ２４を着脱方式として各プラグ２４に給排
気順序の符号等をつけておくのが良い。

第８図は各空気充満袋１１ａ　〜１１ｄ、１２ａ〜１２
ｄの幅方向の中央部付近の空気充満量をその両側部位の
空気充満量よ妙も小さくなるように狭窄部１６を形成す
るための他の実施例を示す図であって、各空気充満袋１
１ａ〜１１ｄ、１２ａ〜１２ｄの幅方向の中央部付近に
伸張性がないかもしくは小さいテープ２７を設けた場合
を示している。このようにすることによって本第１図の
場合と同様に、腰椎やを椎等金直接押圧することなくそ
の両側部分に存在する多数の経穴に対するマツサージを
行うことができる。

！９１Ｍは各空気充満袋１１ａ　〜ｌｌｄ、１２ａ〜１
２ｄの幅方向の中央部付近に狭窄部１６を形成するため
のさらに他の実施例を示す図であって、各空気充満袋１
１ａ　〜ｌｌｄ、１２ａ　〜１２ｄの内部でかつ幅方向
の中央部付近に仕切板２８を役けて当該部位の空気充満
量を小さくした場合を示している。この仕切板２８は中
央部付近の伸張度をその両側部分よりも小さくするため
の狭窄部１６を形成するもので、圧縮空気の流通路２９
を有している。

上記実施例では、背もたれ部側および座部側がいずれも
４室の空気充満袋１１ａ〜１１ｄおよび１２ａ〜１２ｄ
からなっている場合について示したが、この室数は適宜
増減できることはもちろん可能であシ、これに合わせて
給排気用チューブ２２および圧縮空気の分配器の分配数
等を変更すれば良い。

また、空気充満袋１１ａ　〜ｌｌｄ、１２ａ　〜１２ｄ
は、伸縮性気密素材１３と伸張性の小さい外皮素材１４
とを合わせてシール１５によって扁平袋状としたもので
あるが、そのほかの構造であっても当然良く、例えば伸
縮性気密素材１６をシール１５によって扁平袋状に形成
し、この外側に外皮素材１４（カバー状）を被せる構造
とすることもできる。

さらに、背もたれ部２を上方に延長してその部分に枕と
なる空気充満袋を取付け、７首部あるいは頭部に存在す
る経穴をマツサージしうるようになすことも当然できる
。また、座部を延長してその部分に空気充満袋を取付け
ることによって下情部分のマツサージを行いうるように
なすこともできる。そして、首部分の空気充満袋と下腿
部分の空気充満袋とを着脱式にし、場合によっては互換
性のあるものにしておくこともできる。

以上、実施例をもとにこの発明を説明してき九が、この
発明による椅子は、２以上、適宜数の空気充満袋を、座
部表面および背もたれ部表面もしくはそのいずれか一方
の表面部分に、座部においては前後方向に、背本たれ部
においては上下方向に並列させて形成し、前記空気充満
袋の座部または背もたれ部の幅方向の中央部付近く１当
該部位の空気充満量をその両側部位の空気充満量よ抄も
小さくするための狭窄部を設けると共に１各空気充満袋
には給排気口を個別に形成して、付設し九圧縮空気供給
源によってもたらされる空気を所望の順序で順次供給し
次いで順次排出する給排気用チューブを配設したもので
あるから、椅子にすわった状態でかつ安楽な姿勢でマ、
ツサージを行うことができ、とくに空気充満袋の幅方向
の中央部分の膨らみ方がその両側部分よりも小さいため
、マツサージ中に体のを椎や腰椎などの突出部分を必要
以上に圧迫することがなく、たとえばを椎や腰椎の左右
画情部分に点在する経穴を直角方向から効果的にマツサ
ージすることかで自、２以上の空気充満袋に対する圧縮
空気の給排気の順序を適宜選定することによって、求心
的なマツサージ効果、あるい線速心的なマツサージ効果
を得ることができ、また、足元側から頭の方向に向って
有効なマツサージ効果を得ることができるもので、椅子
にすわったｉまの状態で使う人の好みに合わせて１ツサ
ージすることができるという特長があるから、血液の循
環を良好ＫＬ、疲労の早期回復をはかることができるな
どの著大なる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

８１図はこの発明の一実施例による椅子の斜面説明図、
第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は給排気口部
分を示す第１図Ｃ−Ｃ線断面図、第４図は給気口部分を
示す第１図Ｃ−Ｃ線断面図、第５図は第１図に示す椅子
に空気供給源との間で給排気用チューブを接続した状態
の斜面説明図、第６図はマツサージ途中の側面説明図、
第７図は背も九れ部および座部の両方の空気充満袋に給
排気用チューブを介して空気供給源を接続した状態の斜
面説明図、第８図（ａ）　（ｂ）はこの発明の他の実施
例によるそれぞれ椅子の斜面説明図およびＤ−Ｄ線断面
図、第９図はこの発明のさらに他の実施例による椅子に
取付けた空気充満袋の断面説明図、第１０図および第１
１図は各々この発明および従来例によってマツサージを
行う場合の水平断面説明図である。 １・・・椅子、２・・・背もたれ部、６・・・座部、１
１ｍ。 １１ｂ、１１ｃ、１１ｄ・・・背もたれ部側の空気充満
袋、１２　ｍ　、　１２　ｂ　、　１２　ｃ　ｓ’　１
２　ｄ　・・・座部側の空気充満袋、１６・・・狭窄部
、１８・・・給排気口、１９・・・給気口、２１・・・
圧縮空気供給源、２２・・・給排気用チューブ。 特許出願人　　御器谷　　俊　雄 代理人弁理士　　　小　　壇　　　　　豊手続補正書（
自発） 昭和５７年４月１日 特許庁長官　島田春樹　殿 １　・Ｉｆ　（’Ｉの表示 昭０１５７　年　特　許　印第３５７２３号２　発明０
名称　椅　子 ３　補正をする者 ｉｔ　（′Ｉとの関係特許出願人 電中ヤ　トＶ　オ 氏　名（ｒ市）　　御器谷　俊　鳩 ４　代　　理　　人 ８、　　ｈｌｉ　１１ノ内稈　図面の第３図、第４図を
別紙の通り補正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）２以上、適宜数の空気充満袋を、座部表面および
   背も之れ部表面もしくはそのいずれか一方の表面部分に
   、座部においては前後方向に、背もたれ部においては上
   下方向に並列させて形成し、前記空気充満袋の座部また
   は背もたれ部の幅方向の中央部付近に、当該部位の空気
   充満量をその両側部位の空気充満量よりも小さくするた
   めの狭窄部を設けると共に、各空蔵充満袋には給排気口
   を個別に形成して、付設した圧縮空気供給源によっても
   たらされる空気を所望の順序で順次供給し次いで順次排
   出する給排気用チューブを配設したことを特徴とする椅
   子。