JPS58152016A - ポリアミドの製法 - Google Patents
ポリアミドの製法Info
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- JPS58152016A JPS58152016A JP3301482A JP3301482A JPS58152016A JP S58152016 A JPS58152016 A JP S58152016A JP 3301482 A JP3301482 A JP 3301482A JP 3301482 A JP3301482 A JP 3301482A JP S58152016 A JPS58152016 A JP S58152016A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は伸びおよび衝撃強さの大きいポリアミドの製法
に関する。
に関する。
ω−ラクタムをアルカリ触媒および助触媒の作用で重合
させる方法、いわゆるアルカリ重合法は公知である。こ
の方法で得られるポリアミドは。
させる方法、いわゆるアルカリ重合法は公知である。こ
の方法で得られるポリアミドは。
引張強さ1曲げ強さ、初期弾性率などの機械的強度が優
れており2機械部品や工業資材として使用されている。
れており2機械部品や工業資材として使用されている。
しかし、該ポリアミドは、伸びや衝撃強さが小さく、か
たくてもろいという欠点があるため、柔軟性を必要とす
る用途には使用できなかった。
たくてもろいという欠点があるため、柔軟性を必要とす
る用途には使用できなかった。
従来、ω−ラクタムのアルカリ重合法で得られるポリア
ミドの伸びおよび衝撃強さを改善する目的でいくつかの
提案がされている。
ミドの伸びおよび衝撃強さを改善する目的でいくつかの
提案がされている。
たとえば、英国特許第1067153号明細書。
英国特許第1099265号明細書および特公昭43−
20475号公報には2分子末端まだは側鎖に水酸基を
有するポリオールとジイソシアネートとの反応物で、末
端まだは側鎖にイソシアネート基を有するポリウレタン
を助触媒として用い。
20475号公報には2分子末端まだは側鎖に水酸基を
有するポリオールとジイソシアネートとの反応物で、末
端まだは側鎖にイソシアネート基を有するポリウレタン
を助触媒として用い。
ε−カグロラクタウのアルカリ重合を行なうことにより
、耐衝撃性のポリアミドブロックコポリマーを得る方法
が述べられている。しかし、得られたポリアミドブロッ
クコポリマーの衝撃強さはそれ程大きくない。また、助
触媒に使用するポリウレタンは、良く知られているよう
に熱安定性や貯蔵安定性に問題がある。
、耐衝撃性のポリアミドブロックコポリマーを得る方法
が述べられている。しかし、得られたポリアミドブロッ
クコポリマーの衝撃強さはそれ程大きくない。また、助
触媒に使用するポリウレタンは、良く知られているよう
に熱安定性や貯蔵安定性に問題がある。
特公昭54−40120号公報には、ラクタム。
ポリオール、ポリアシルラクタムまたはアシルラクタム
からなるターポリマーを製造し、ポリアミドの性質を改
質する方法が開示されている。この方法で得られるポリ
アミドは、引張強さ、引張弾性率などの機械的強度が大
巾に低下する。
からなるターポリマーを製造し、ポリアミドの性質を改
質する方法が開示されている。この方法で得られるポリ
アミドは、引張強さ、引張弾性率などの機械的強度が大
巾に低下する。
本発明の目的は、公知の方法における欠点がなく、かつ
実用上充分な伸びおよび衝撃強さを有するポリアミドの
製法を提供することにある。
実用上充分な伸びおよび衝撃強さを有するポリアミドの
製法を提供することにある。
本発明の目的は、ω−ラクタムを。
(1)アルカリ触媒および
(2) イ)分子中に
式
(式中、Rは水素原子または炭素数1〜11の炭化水素
基を示し、nは2〜11.好ましくは5〜11の整数で
ある)で表わされる化合物(A)と。
基を示し、nは2〜11.好ましくは5〜11の整数で
ある)で表わされる化合物(A)と。
口)分子末端または側鎖に少なくとも1個の水酸基を有
する化合物(B)とを。
する化合物(B)とを。
化合物(B)の水酸基数に対する化合物(A)のウレイ
ド基数の比が1より大きく 2以下になる割合で。
ド基数の比が1より大きく 2以下になる割合で。
混合反応して得られる助触媒
の作用で重合させることによって達成される。
本発明で使用される化合物(Nさらには助触媒は熱安定
性および貯蔵安定性が良好であり、得られるポリアミド
は大きい伸びおよび衝撃強さを有する。
性および貯蔵安定性が良好であり、得られるポリアミド
は大きい伸びおよび衝撃強さを有する。
本発明で重合に供されるω−ラクタムの具体例としては
、γ−ブチロラクタム、δ−バレロラクタム、ε−カグ
ロラクタム、ω−エナントラクタム、ω−カグリルラク
タム、ω−ウンデカノラクタム、ω−ラウリンラクタム
などが挙げられる。
、γ−ブチロラクタム、δ−バレロラクタム、ε−カグ
ロラクタム、ω−エナントラクタム、ω−カグリルラク
タム、ω−ウンデカノラクタム、ω−ラウリンラクタム
などが挙げられる。
これらのω−ラクタムは単独で使用してもよく。
2種以上を併用してもよい。
アルカリ触媒としては、公知のω−ラクタムのアルカリ
重合法において使用される化合物をすべて用いることが
でき、る。その具体例としては、アルカリ金属、アルカ
リ土金属、これらの水晶。
重合法において使用される化合物をすべて用いることが
でき、る。その具体例としては、アルカリ金属、アルカ
リ土金属、これらの水晶。
酸化物、水酸化物、炭酸塩、アルキル化物、アルコキシ
ド、グリニヤール化合物、ソジウムナフタレン、さらに
は上記金属または金属化合物とω−ラクタムとの反応生
成物、たとえば、ω−ラクタムのナトリウム塩、カリウ
ム塩などが挙げられる。
ド、グリニヤール化合物、ソジウムナフタレン、さらに
は上記金属または金属化合物とω−ラクタムとの反応生
成物、たとえば、ω−ラクタムのナトリウム塩、カリウ
ム塩などが挙げられる。
アルカリ触媒の使用量は、ω−ラクタムに対して。
0.05〜10モル%、特に0.2〜5モル条であるこ
とが好ましい。
とが好ましい。
化合物(A)は、たとえば、つぎのような方法で調製す
ることができる。
ることができる。
Rが水素原子である場合は、ω−ラクタムとトルエンジ
イソシア不一ト、フェニレンジイソシアネ−)1 4+
4’−ジフェニルメタンジイソンアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、カルボジイミドで変性されたジ
イソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネ
ート、テスモジュールN〔住友バイエルウレタン■製〕
などのポリイソシアネートとを、160〜180℃の範
囲の温度で1〜2時間反応させることによって調製する
ことができる。
イソシア不一ト、フェニレンジイソシアネ−)1 4+
4’−ジフェニルメタンジイソンアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、カルボジイミドで変性されたジ
イソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネ
ート、テスモジュールN〔住友バイエルウレタン■製〕
などのポリイソシアネートとを、160〜180℃の範
囲の温度で1〜2時間反応させることによって調製する
ことができる。
Rがアルキル基またはフェニル基の場合はI NIN’
−ジフェニルーp−フェニレンジアミンマタハN、N’
−ジアルキル−p−フェニレンジアミンをホスゲンと反
応させ、生成するカルノくミン酸クロライドとω−ラク
タムとの反応によって調製することができる。
−ジフェニルーp−フェニレンジアミンマタハN、N’
−ジアルキル−p−フェニレンジアミンをホスゲンと反
応させ、生成するカルノくミン酸クロライドとω−ラク
タムとの反応によって調製することができる。
化合物(B)の具体例としては、ポリオキシエチレンド
デシルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルな
どの水酸基を1個有するポリエーテル。
デシルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルな
どの水酸基を1個有するポリエーテル。
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリテトラメチレングリコール、これらの共重合体など
の水酸基を2個有するポリエーテル。
ポリテトラメチレングリコール、これらの共重合体など
の水酸基を2個有するポリエーテル。
ポリオキシプロピル化グリセリン、ポリオキシプロピレ
ントリオールなどの水酸基を6個有するポリエーテル、
ポリエチレンジオール、ポリブタジェングリコール、ポ
リ(ε−カプロラクトン)ジオールなどのアルコールが
挙げられる。化合物(B)の分子量は、ω−ラクタムへ
の溶解を容易にする点で、300〜20000であるこ
とが好ましい。
ントリオールなどの水酸基を6個有するポリエーテル、
ポリエチレンジオール、ポリブタジェングリコール、ポ
リ(ε−カプロラクトン)ジオールなどのアルコールが
挙げられる。化合物(B)の分子量は、ω−ラクタムへ
の溶解を容易にする点で、300〜20000であるこ
とが好ましい。
本発明で使用される助触媒は化合物(A)と化合物(B
)とを混合反応させることによって調製される。
)とを混合反応させることによって調製される。
両者は、化合物(B)の水酸基数に対する化合物(A)
のウレイド基数の比が1より大きく2以下、好ましくは
1より大きく1.5以下になる割合で1反応に供される
。この比が1以下であると、得られるポリアミドに充分
な伸びおよび衝撃強さを付与することができず、この比
を2よシ大きくしても効果に差異が認められないので、
工業的には意味がない。反応温度は常温ないし化合物(
A)の融点または凝固点の温度、好ましくは40℃ない
し化合物(A)の融点または凝固点よ920℃以上低い
温度である。
のウレイド基数の比が1より大きく2以下、好ましくは
1より大きく1.5以下になる割合で1反応に供される
。この比が1以下であると、得られるポリアミドに充分
な伸びおよび衝撃強さを付与することができず、この比
を2よシ大きくしても効果に差異が認められないので、
工業的には意味がない。反応温度は常温ないし化合物(
A)の融点または凝固点の温度、好ましくは40℃ない
し化合物(A)の融点または凝固点よ920℃以上低い
温度である。
化合物(A)および化合物(B)の反応は、触媒として
既述した本発明でアルカリ触媒として使用される化合物
を存在させることによって、速かに進行する。
既述した本発明でアルカリ触媒として使用される化合物
を存在させることによって、速かに進行する。
この触媒の使用量は、化合物(B)の水酸基に対して、
0.01〜10グラム当量2%にo、i〜2グラム当量
であることが好ましい。無触媒の場合2反応速度は非常
に遅く1反応率も悪い。また2両者ノ反応ハ、ヘンゼン
、トルエン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、溶融ω−
ラクタム、N−アルキルピロリドンなどの反応溶媒の存
在下または不存在下に行なうことができる。工業的には
9反応生成物から特に分離する必要のない溶融ω−ラク
タムを反応溶媒として使用することが好ましい。
0.01〜10グラム当量2%にo、i〜2グラム当量
であることが好ましい。無触媒の場合2反応速度は非常
に遅く1反応率も悪い。また2両者ノ反応ハ、ヘンゼン
、トルエン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、溶融ω−
ラクタム、N−アルキルピロリドンなどの反応溶媒の存
在下または不存在下に行なうことができる。工業的には
9反応生成物から特に分離する必要のない溶融ω−ラク
タムを反応溶媒として使用することが好ましい。
こうして得られる助触媒は、以下の参考例に示すように
、化合物(A)中のウレイド基を構成しているラクタム
が開環し、化合物(B)の水酸基とエステル化して生成
するエステル結合を有している。
、化合物(A)中のウレイド基を構成しているラクタム
が開環し、化合物(B)の水酸基とエステル化して生成
するエステル結合を有している。
参考例
攪拌機、窒素導入管をつけた5 00ccの7ラスコに
脱水しだアミルアルコール442を入れ、窒素雰囲気下
で100℃に加熱した。このフラスコにメチルマグネシ
ウムブロマイド(約25重量%テトラハイドロフラン溶
液として使用) 0.39を添加し、溶解させた。つぎ
に+ 4+4’−ジフェニル−メタンビスカルバミド
ε−カグロラクタム(4,4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネートとε−カプロラクタムを180℃で約2時
間反応させて得た。
脱水しだアミルアルコール442を入れ、窒素雰囲気下
で100℃に加熱した。このフラスコにメチルマグネシ
ウムブロマイド(約25重量%テトラハイドロフラン溶
液として使用) 0.39を添加し、溶解させた。つぎ
に+ 4+4’−ジフェニル−メタンビスカルバミド
ε−カグロラクタム(4,4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネートとε−カプロラクタムを180℃で約2時
間反応させて得た。
融点181〜183℃)58.67を加え、攪拌しなが
ら同温度で1時間反応した。
ら同温度で1時間反応した。
冷却後1反応混合物207をクロロホルム5o。
1に加え、混合攪拌した。クロロホルムに溶解しない化
合物を約14f得た。この化合物を元素分析、および赤
外線吸収スペクトルにより分析した結果、化合物は次式
のような構造であった。
合物を約14f得た。この化合物を元素分析、および赤
外線吸収スペクトルにより分析した結果、化合物は次式
のような構造であった。
実測値 68.26 7.84 9.96
゛本発明は、上記の助触媒とラクタムのアルカリ重合
法で用いられる公知の助触媒N−アシルラクタム、有機
インシアネート、エステル、カルボジイミドなどを併用
して実施することも可能である。
゛本発明は、上記の助触媒とラクタムのアルカリ重合
法で用いられる公知の助触媒N−アシルラクタム、有機
インシアネート、エステル、カルボジイミドなどを併用
して実施することも可能である。
本発明におけるω−ラクタムのアルカリ重合はそれ自体
公知の方法に従って行なうことができる。
公知の方法に従って行なうことができる。
重合温度は9重合すべきω−ラクタムの融点以上であり
、かつ生成ポリアミドの融点未満の温度である。重合時
間は1通常2時間以下である。
、かつ生成ポリアミドの融点未満の温度である。重合時
間は1通常2時間以下である。
本発明において、実質的に重合反応を阻害しない可塑剤
、充填剤、繊維2発泡剤、染料、顔料および酸化防止剤
などの安定剤の存在下にラクタムを重合させることもで
きる。好ましい可塑剤としてはN−アルキルピロリドン
やジアルキルイミダゾリジノンなどがあり、ラクタムに
対して2〜25重量%の割合で使用できる。充填剤には
、炭酸カルシウム、ワラストナイト、カオリン、黒鉛。
、充填剤、繊維2発泡剤、染料、顔料および酸化防止剤
などの安定剤の存在下にラクタムを重合させることもで
きる。好ましい可塑剤としてはN−アルキルピロリドン
やジアルキルイミダゾリジノンなどがあり、ラクタムに
対して2〜25重量%の割合で使用できる。充填剤には
、炭酸カルシウム、ワラストナイト、カオリン、黒鉛。
石膏、長石、雲母、アスベスト、カーボンブラック、二
硫化モリブデンなどが、繊維としてはミルドグラス(粉
砕ガラス)などのガラス繊維、グラファイト繊維、繊維
状マグネ/ラム化合物、チタン酸カリウム繊維、鉱物繊
維、ボロン繊維、スチール繊維などがある。これら充填
剤、繊維はラクタムに対して2〜50重量%の割合で使
用できる。
硫化モリブデンなどが、繊維としてはミルドグラス(粉
砕ガラス)などのガラス繊維、グラファイト繊維、繊維
状マグネ/ラム化合物、チタン酸カリウム繊維、鉱物繊
維、ボロン繊維、スチール繊維などがある。これら充填
剤、繊維はラクタムに対して2〜50重量%の割合で使
用できる。
また発泡剤としては、ベンセン、トルエン、キシレンな
どが好適であり、ラクタムに対して1〜15重量%の割
合で使用できる。
どが好適であり、ラクタムに対して1〜15重量%の割
合で使用できる。
本発明は、キャスティング法あるいは反応射出成形法に
よって、モノマーから直接丸棒、板、パイプや自動車部
品などの成形品を製造する方法に利用できる。まだ1本
発明で得だ重合体を成形用樹脂の形とし、射出成形法や
押出成形法によって成形品、繊維、ンートなどの製造に
使用することも可能である。つぎに実施例および比較例
を示す。
よって、モノマーから直接丸棒、板、パイプや自動車部
品などの成形品を製造する方法に利用できる。まだ1本
発明で得だ重合体を成形用樹脂の形とし、射出成形法や
押出成形法によって成形品、繊維、ンートなどの製造に
使用することも可能である。つぎに実施例および比較例
を示す。
実施例および比較例において、伸びは、ASTMD63
8−64Tに、アイゾツト衝撃強さくノツチ付)はAS
TM D256−56にそれぞれ従って、絶乾状態で
測定した。
8−64Tに、アイゾツト衝撃強さくノツチ付)はAS
TM D256−56にそれぞれ従って、絶乾状態で
測定した。
実施例1
実質的に無水のε−カプロラクタム700 fヲフラス
コに入れ、100℃で溶融した。このフラスコにプロピ
ルマグネシウムブロマイド(約23重量多テトラ・・イ
ドロフラン溶液として使用)13.017’を添加し、
減圧により副生ずるプロパンおよび溶剤のテトラハイド
ロフランを除去し、アルカリ触媒液をつくった。これと
は別のフラスコに無水のε−カプロラクタム300 y
、脱水した平均分子量1000のポリプロピレングリコ
ール20 Of+ 4.4’−ジフェニルメタンビス
カルバミドε−カプロラクタム(4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネートとε−カプロラクタムとの反応
物) 111.8 tおよびメチルマグネ7ウムブロマ
イド0.ろtからなる混合物を入れ、100℃で1時間
混合して助触媒液をつくった。両液を混合攪拌し、その
混合物をただちに、160℃に予熱した縦300mm+
横300g+厚さ20fl1mの内容積の金型へ入れ、
金型を160℃のオイルバス中で1時間保持した。
コに入れ、100℃で溶融した。このフラスコにプロピ
ルマグネシウムブロマイド(約23重量多テトラ・・イ
ドロフラン溶液として使用)13.017’を添加し、
減圧により副生ずるプロパンおよび溶剤のテトラハイド
ロフランを除去し、アルカリ触媒液をつくった。これと
は別のフラスコに無水のε−カプロラクタム300 y
、脱水した平均分子量1000のポリプロピレングリコ
ール20 Of+ 4.4’−ジフェニルメタンビス
カルバミドε−カプロラクタム(4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネートとε−カプロラクタムとの反応
物) 111.8 tおよびメチルマグネ7ウムブロマ
イド0.ろtからなる混合物を入れ、100℃で1時間
混合して助触媒液をつくった。両液を混合攪拌し、その
混合物をただちに、160℃に予熱した縦300mm+
横300g+厚さ20fl1mの内容積の金型へ入れ、
金型を160℃のオイルバス中で1時間保持した。
得られた成形品から切削加工により試験片を作成し、そ
の物性を測定した。
の物性を測定した。
結果を第1表に示す。
比較例1
平均分子量1000のポリプロピレングリコールおよび
メチルマグネ7ウムブロマイドを添加しなかった他は、
実施例1と同様の操作で実験を行った。結果を第1表に
示す。
メチルマグネ7ウムブロマイドを添加しなかった他は、
実施例1と同様の操作で実験を行った。結果を第1表に
示す。
比較例2
4.4′−ジフェニルメタンビスカルバミドε−カプロ
ラクタムの添加量を74.5 rにかえた他は。
ラクタムの添加量を74.5 rにかえた他は。
実施例1と同様の操作で実験を行った。しかし。
できだ成形品は重合のわるいもので物性を測定できなか
った。
った。
比較例6
4.4′−ジフェニルメタンビスカルバミドε−カプロ
ラクタムのかわりに+ 4,4’−ジフェニルメタン
ジイソ/アネート57.6 rを添加した他は、実施例
1と同様の操作で実験を行った。
ラクタムのかわりに+ 4,4’−ジフェニルメタン
ジイソ/アネート57.6 rを添加した他は、実施例
1と同様の操作で実験を行った。
結果を第1表に示す。ただし、第1表中、−印は測定し
ていないことを示す。
ていないことを示す。
N、 B、は、アイゾツト衝撃強さ測定で折れなかった
ことを示す。
ことを示す。
実施例2
平均分子量1000のポリプロピレングリコールのかわ
シに、平均分子量2000のポリプロピレングリコール
ヲ10 Of、 414’−ジフェニルメタンビスカ
ルバミドε−カプロラクタムの添加量を69.9 fに
それぞれかえた他は、実施例1と同様の操作で実験を行
なった。成形物の物性を第2表に示す。
シに、平均分子量2000のポリプロピレングリコール
ヲ10 Of、 414’−ジフェニルメタンビスカ
ルバミドε−カプロラクタムの添加量を69.9 fに
それぞれかえた他は、実施例1と同様の操作で実験を行
なった。成形物の物性を第2表に示す。
実施例3
実施例1と同様の方法でアルカリ触媒液を作った。これ
とは別のフラスコに無水のε−カブロラ手続補正書 昭和57年?月70日 特許庁長官 殿 1 事件の表示 特願昭57−33014号 2 発明の名称 ポリアミドの製法 己、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 755 山口県宇部市西本町1丁目12番!12号電話 03(
581)3311 4 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 5 補正の内容 (1)第4ページ、第17行と第18行との間に。
とは別のフラスコに無水のε−カブロラ手続補正書 昭和57年?月70日 特許庁長官 殿 1 事件の表示 特願昭57−33014号 2 発明の名称 ポリアミドの製法 己、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 755 山口県宇部市西本町1丁目12番!12号電話 03(
581)3311 4 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 5 補正の内容 (1)第4ページ、第17行と第18行との間に。
つぎの記載を加入する。
[アミン基、水酸基などの活性水素を有する化合物の存
在下にω−ラクタムを重合させると9重合速度および重
合率が低下することはよく知られている。このことを考
慮すると2本発明において。
在下にω−ラクタムを重合させると9重合速度および重
合率が低下することはよく知られている。このことを考
慮すると2本発明において。
水酸基を有するポリマーを使用するにも拘わらすω−ラ
クタムの重合速度および重合率が低下しないということ
は特筆されるべきであり9本発明の特長の一つである。
クタムの重合速度および重合率が低下しないということ
は特筆されるべきであり9本発明の特長の一つである。
」
(2)第11ページ、下から第6行の「測定した−の後
に、「成形物中のモノマー含量はJIS K6810
に準じて測定した。」を加入する。
に、「成形物中のモノマー含量はJIS K6810
に準じて測定した。」を加入する。
(3)第14ページ、第1表をつぎのとおり補正する。
(4)第16ペー乞第2表をっぎのとおり補正する。
(5)第16ペー乞第1表の下に、っぎの記載を加入す
る。
る。
[実施例5
実質的に無水のε−カプロラクタム10009をフラス
コに入れ、100°Cで溶融した。このフラスコにプロ
ピルマグネシウムブロマイド(約26重量%テトラハイ
ドロフラン溶液として使用)13、Orを添加し、減圧
により副生ずるプロパンおよび溶剤のテトラハイドロフ
ランを除去し、アルカリ触媒液をつくった。このフラス
コへ、平均分子量2000のポリプロピレングリコール
を6001添加して、窒素雰囲気下で十分に混合した。
コに入れ、100°Cで溶融した。このフラスコにプロ
ピルマグネシウムブロマイド(約26重量%テトラハイ
ドロフラン溶液として使用)13、Orを添加し、減圧
により副生ずるプロパンおよび溶剤のテトラハイドロフ
ランを除去し、アルカリ触媒液をつくった。このフラス
コへ、平均分子量2000のポリプロピレングリコール
を6001添加して、窒素雰囲気下で十分に混合した。
ついで、N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フェ
ニレンビスカルバミドカプロラクタム(m、p、約21
5°C)94.6fを加え、混合攪拌し、その混合物を
実施例1と同様の方法で重合した(ウレイド基/水酸基
の比:1.2)。
ニレンビスカルバミドカプロラクタム(m、p、約21
5°C)94.6fを加え、混合攪拌し、その混合物を
実施例1と同様の方法で重合した(ウレイド基/水酸基
の比:1.2)。
成形物の伸びほろ9ろチ、アイゾツト衝撃強さくノツチ
付)は67−4 Kf−crn/ crn+モノマー含
量は4.6wt%であった。」 以 上
付)は67−4 Kf−crn/ crn+モノマー含
量は4.6wt%であった。」 以 上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ω−ラクタムを。 (1) アルカリ触媒および (2) イ)分子中に (式中、Rは水素原子または炭素数1〜10の炭化水素
基を示し、nは2〜11の整数であるうで表わされるウ
レイド基を少なくとも2個有する化合物(A)と。 口)分子末端まだは側鎖に少なくとも1個の水酸基を有
する化合物(B)とを。 化合物CB)の水酸基数に対する化合物(A)のウレイ
ド基数の比が1より大きくて2以下になる割合で。 混合反応して得られる助触媒 の作用で重合させることを特徴とするポリアミドの製法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3301482A JPS58152016A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | ポリアミドの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3301482A JPS58152016A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | ポリアミドの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58152016A true JPS58152016A (ja) | 1983-09-09 |
JPS634855B2 JPS634855B2 (ja) | 1988-02-01 |
Family
ID=12374953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3301482A Granted JPS58152016A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | ポリアミドの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58152016A (ja) |
-
1982
- 1982-03-04 JP JP3301482A patent/JPS58152016A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS634855B2 (ja) | 1988-02-01 |
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