JPS58150557A - 光学活性アルデヒド誘導体 - Google Patents

光学活性アルデヒド誘導体

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Publication number
JPS58150557A
JPS58150557A JP3181782A JP3181782A JPS58150557A JP S58150557 A JPS58150557 A JP S58150557A JP 3181782 A JP3181782 A JP 3181782A JP 3181782 A JP3181782 A JP 3181782A JP S58150557 A JPS58150557 A JP S58150557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boc
formula
optically active
group
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3181782A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Shioiri
塩入 孝之
Yasumasa Hamada
浜田 康正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Kagaku Yakuhin Co Ltd
Daiichi Pure Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Kagaku Yakuhin Co Ltd
Daiichi Pure Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Kagaku Yakuhin Co Ltd, Daiichi Pure Chemicals Co Ltd filed Critical Daiichi Kagaku Yakuhin Co Ltd
Priority to JP3181782A priority Critical patent/JPS58150557A/ja
Publication of JPS58150557A publication Critical patent/JPS58150557A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な光学活性アミノアルデヒド類に関する
本発明の化合物は文献未載の新規化合物であり 光学活性アミノアルデヒド類は、酵素阻害剤であるペス
タチン、ペプスタチン、アマスタチン等の合成中間体と
して有用な化合物である。
又、ロイペプチン、アンチパイン、キモスタチン等のペ
プチドアルデヒド類は、各種プロテアーゼ、例えばプラ
スミン、トリプシン、パパイン、キモトリプシン、エス
テラーゼ’!1強<阻害するが、これ等酵素阻害剤は、
消炎作用。
抗潰瘍作用、変異誘発阻止、腹水貯留阻止9発癌並びに
癌転位阻止などをはじめ多くの疾病に対する効果が報告
され、近年脚光をあびて来ている。
本発明の光学活性アミノアルデヒド類は前述の酵素阻害
剤並びにペプチドアルデヒド類アナログの合成原料とし
て用途が期待されている化合物である。
本発明に係る新規化合物は9次の方法で合成することが
出来る。
即ち工業的に入手容易なりoc−L−アミノ酸を出発原
料としこれを還元し、  Boc−L−アミノアルコー
ル類とした後、更に酸化することによって容易に得るこ
とが出来る。
尚、L−アミノ酸の保護基としてはt−ブチルオキシカ
ルボニル基(Boc基)以外にベンジルオキシカルボニ
ル基(cbz基)、フタロイル基(pht基)等種々な
保護基が考えられるが。
N保護アミドアルデヒド類を原料としてさらに有用な物
質を得る場合N保護基を接触還元法で脱離するが、 C
bZ基に比べBoc基で保護されている方が扱い易い0
又、 pht基を用いた場合。
脱保護法として一般にヒドラジン類が用いられるが、ア
ルデヒドとヒドラジン類との副反応を伴い易くアミノア
ルデヒド類の合成を目的とした場合の保護基としてはB
oc基に比ベラセミ化しやすいため好ましいものではな
い0 これ等の観点からアミン基の保護基として種々検討の結
果上述の欠点を解決出来る点で特にBoc基が優れてい
ることを見出し本発明を完成したものである0 合成法に関し更に詳しく説明すると 先ス、Boc−L−アミノアルコール類の合成としては
9種々の合成法を応用することが出来るが一例として示
せば次の通りである0 出発原料である光学活性Boc−アミノ酸をメタノール
ベンゼン混合溶媒に溶解し、トリメチルシリルジアゾメ
タンを室温で反応させた後反応溶媒を減圧下に留去し9
反応容器をアルゴンガス等の不活性ガスで置換した後テ
トラヒドロフラン、エタノール溶媒に溶解し、塩化リチ
ウム及び水素化ホウ素ナトリウムを加え、室温下に反応
させることによって容易にアルコールとすることが出来
る。
生成物の単離方法としては9反応液より溶媒を留去した
後常法に従い塩化メチレン等の溶媒で抽出、洗浄、乾燥
した後、溶媒を留去することによって容易に結晶又は油
状物として得ることが出来る。
得られた生成物は、そのまま次の反応に使用することも
出来るが適当な溶媒で再結晶精製又は減圧蒸留精製を行
い1次の反応に使用する方が好ましい。
次に得られたBoc−L−アミノアルコール類を酸化し
てアルデヒド類とする反応としては。
次の方法が最適である。
即ち、Boc−L−アミノアルコール類を無水ジメチル
スルホキシドと混合しトリエチルアミン、三酸化イオウ
−ピリジン錯体の無水ジメチルスルホキシド溶液を添加
して室温で酸化することによって光学活性なアルデヒド
とすることが出来る。
この際使用するトリエチルアミン、三酸化イオウ−ピリ
ジン錯体の使用量としては、原料アルコール類に対し、
三当量程度が望ましい。反応生成物の単離方法としては
反応混合物を氷水中にあけ生成物を適当な溶媒9例えば
エーテルで抽出、クエン酸水溶液、水、飽和重曹水で順
次洗浄した後乾燥し、溶媒を留去することによって目的
物を得る。
得られた生成物は、はぼ純粋な化合物であるが結晶性の
ものについては適当な溶媒で再結晶。
精製することも出来る。
尚、得られた化合物はNMR,IR,元素分析により構
造を決定し、また2、4−ジニトロフェニルヒドラゾン
誘導体としても構造を決定した・次に実施例により本発
明をさらに詳細に説明する0 実施例 Boc  L−−メチオニナールの合成L4oc −L
−メチオニノール853In9(1,5ミリモル)。
トリエチルアミン455m9(4,5ミリモル)、無水
ジメチルスルホキシド4.5 ml溶液に室温攪拌下、
三酸化イオウピリジン錯体716■(4,5ミリモル)
、無水ジメチルスルホキシド4.5d溶液を加え10分
間攪拌し。
氷水45 ml中に反応溶液をあけ水層をエーテル40
m1で3回抽出し、エーテル層は10%クエン酸、水。
飽和重曹水の順に30wLlで各々2回洗浄し無水芒硝
で乾燥する。溶媒留出後無色油状物として生成物Boc
 −L−メチ、1=ナールが得られる。収量815m9
゜収率90%〔α〕も’+27.8(C−1、CH2C
l2)構造確認のため2.4−DNP誘導体とし、これ
を酢酸エチル−n−ヘキサンより再結晶し黄色針状晶を
得た。融点140〜142゜ に行い目的物を得た。
これ等の結果を表にすると第−表の通りである・0′A
下象白) 参考例 Na−Boc −N’−CbZ −L−IJ シ/ −
k(D合成N’−Boc −N’ −0bZ−L−リジ
y 3801R9(1mmol )を20%メタノール
−ベンゼン溶液に溶解し、2M−)リメチルシリルジア
ゾメタンーヘキサン溶液0.’1mlを5分間で加え室
温で20分間攪拌する。反応溶液を減圧下に濃縮した後
1反応容器をアルゴンガスで置換しテトラヒドロフラン
・エタノール(l:2容量比)9d、塩化リチウム85
In9(2mmol )。
水素化ホウ素ナトリウム761n9(2mmol)を加
え室温下に一夜攪拌反応する。反応液を減圧下に溶媒を
留去し10%クエン酸水溶液10+u/を加え少時攪拌
した後塩化メチレン8011Ilで三回抽出する。塩化
メチレン層を無水芒硝で乾燥後溶媒を留去し目的物る得
る。
収量858ダ、収率98% エーテル−〇−へキサンより再結晶し無色針状晶を得た
融点69〜710 〔α〕みLニー9.25 (c=1
.メタノール) 尚BOCL−メチオニノール、0−ベンジル−Boc 
−L−チロシノール、Boc−L−)リプトファノール
、 Boc−L−プロリノールについても参考側同様に
行い、目的物を得た。
これ等の結果を表にすると第二衣の通りである。
【図面の簡単な説明】
図、l ハBoc −L−グロリナールの光外部吸収ス
ペクトル曲線(クロロホルム溶液)9図、2は同物質を
重水素クロロホルムに溶かし、テトラメチルシランを基
準としてとった60MHzの核磁気共鳴スペクトル図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式  R−CHO で示される光学活性アミノアルデヒド類
JP3181782A 1982-03-02 1982-03-02 光学活性アルデヒド誘導体 Pending JPS58150557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3181782A JPS58150557A (ja) 1982-03-02 1982-03-02 光学活性アルデヒド誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3181782A JPS58150557A (ja) 1982-03-02 1982-03-02 光学活性アルデヒド誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58150557A true JPS58150557A (ja) 1983-09-07

Family

ID=12341639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3181782A Pending JPS58150557A (ja) 1982-03-02 1982-03-02 光学活性アルデヒド誘導体

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JP (1) JPS58150557A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63175068A (ja) * 1987-01-14 1988-07-19 Kurita Water Ind Ltd 合成樹脂製品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63175068A (ja) * 1987-01-14 1988-07-19 Kurita Water Ind Ltd 合成樹脂製品

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