JPS58150511A - テオフイリン誘導体を有効成分とする脳循環代謝改善剤 - Google Patents

テオフイリン誘導体を有効成分とする脳循環代謝改善剤

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JPS58150511A
JPS58150511A JP3168682A JP3168682A JPS58150511A JP S58150511 A JPS58150511 A JP S58150511A JP 3168682 A JP3168682 A JP 3168682A JP 3168682 A JP3168682 A JP 3168682A JP S58150511 A JPS58150511 A JP S58150511A
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JP
Japan
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theophylline
formula
group
piperazinyl
atom
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JP3168682A
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English (en)
Inventor
Hachiro Sugimoto
八郎 杉本
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Eisai Co Ltd
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Eisai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テオフィリン誘導体を含有する脳循環代謝改
善MK関する。更に詳しく述べれば。
一般式 〔式中8は水嵩原子i友は低級アルキル基を示Mフルコ
キシ基、トリフルオロメチル基i九は級アルキル基、低
級アルコヤシ基、トリフルオロメチル基、まえはハロゲ
ン原子を意味する。)で示される基を意味し、Xは窒素
原子を九は炭素原子を意味し、itは2〜lOの整数を
意味する。〕で表わされるテオフィリン誘導体およびそ
の酸付加塩を有効成分とする脳循穣代謝改善剤・末梢循
環改善剤に関する。
上記一般式CI〕において、 R,X、 、!、、Y、
$PよびY、の定義中にみられる低級アルキル基壇*、
Fi低級アルコキシ基とは炭素数1〜6の直鎖若しくは
分枝状のアルキル基9例えばメチル、エチル。
n−プロピル、イノプロピル、議−ブチル、イソブチル
、1−エチルプロピル、t・v%−ブチル。
鳳−ペンチル、l−エチルプロピル、イソアζル。
n−へキシ羨基などのアルキル基若しくは、これに基づ
くアルコキシ基を意味する。ま友ハロゲン原子とは具体
的には塩素、臭素、ヨウ素、フッ素を意味する。
ま九本発明の化合物[I]は、薬理的に許容される無機
lIlまえは有機酸と反応させて容易に酸付加塩とする
ことができる。かかる無機酸としては塩酸、臭化水素酸
、Wつ化水嵩酸、硫酸などを、まえ有機酸としてはマレ
イン酸、7マール駿、コハク酸、酢酸、ffOン駿、ク
エン酸、安息香酸などを例示することができる。
次に本発明の代表的化金物の一例を列記するが。
本発明がこれらの化合物に限定されることがないことは
いうまでもない。
07− (2−(4−バラ−タローペンツヒドリルピペ
ラジニル−(1))エチル)−テオフィリン07−(3
−(4−パt−Vロロベンツヒドリルビペラジ二ルー(
1) ) −m−プロピル)−テオフィリン 07−(4−(4−バラークaoペンツヒドリルビペラ
ジ二ルー(1) ) −m−ブチル)−テオフィリン 07−15−[4−Aシーメチルベンツヒドリルピペラ
ジニル−(1)]−一一ペンチル)−テオフィリ1 07− (6−[4−ハラーメトキシベンッヒトリルヒ
ヘラジニル−(1) ] −]m−ヘキシル −テオフ
ィリン 07− (7−(4−オルト−トリフルオロメチルベン
ツヒドリルピペラジニル−(1))−m−ヘプチル)−
テオフィリン 07−(8−(4−ベンツヒドリルピペラジニル−(1
))−鳳−オクチル、)−テオフィリン07−(9−[
4−パラークロロペンッヒドリルビペラシニルー(1)
]−鳳一ノニル)−テオフィリン 07−(10−(4−パラ−エル−シベンツヒドリルピ
ペラジ二ルー(1))−*−fシル)−テオフィリン 07−(4−[4−(4’、4’−ジクロロジフェニル
メチル)ピペラジニル−(1)]−]m−7’チル−テ
オフィリン o7−(2−((4−yエニル)ピペラジニル−(1)
′Pチル)−テオフィリン 07  (3−((4−フェニル)ビベラジニル−(1
) ] −]m−プロピル−テオフィリンo7−(4−
((4−フェニル)ピペラジニル−(1))−+a−゛
ブチル)−テオフィリン0=7  f5−[(4−yエ
ニ羨)ピペラジニル−(1)] −]m−ペンチル−テ
オフィリン07−(6−((4−フェニル)ピペラジニ
ル−(1))−m″−ヘキシル゛)−テオフィリンo7
−(2−[4−オルト−メチルフェニルピペラジニル−
(1))−エチル)−テオフィリン07−(3−(4−
オルトーメチルフェニルビペラジニ#−(1))−亀−
プロピル)−テオフイリ07−(5−(4−オルト−メ
チルフェニルピペラジニル−(1))−m−ペンチル)
−テオフィリン 07−(2−[4−メタ−メチルフェニルピペラジニル
−(1)]−エチル)−テオフィリンo7−(4−(4
−メタ−メチル7エニルピペラジニルー(t) ) −
m−ブチル)−テオフィリン07−(5−(4−メタ−
メチルフェニルピペラジニル−α>]−、−]ペンチル
1−テオフィリンo7−a−(4−メタ−メチルフェニ
ルピペラジニル−(1) ) −勘−ヘキシル)−テオ
フィリンo7−(2−[4−(2,3−ジメチルフェニ
ル)ピペラジニル−(1) ]−エチル)−テオフィリ
ンo7−(2−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピ
ペラジニル−(1) ]−エチル)−テオフィリン’7
−(2−(4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジ
ニル−(1) :] −]mm−プルピルテオフィリン 07−(4−(4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペ
ラジニル−(1) ) −m−ブチル)−テオフィリン 07−(5−(4−<2.6−ジメチルフェニル)ピペ
ラジニル−(1) ]−]1−ペンチル−テオフィリン 07−(6−(4−(2、@−ジメチルフェニル)ピペ
ラジニル−(1) ) −n−ヘキシル)−テオフィリ
ン 07−43−[4−(2,3−ジメチル7エール)ピペ
ラジニル−(1)]−]*−フロビル〜テオフィリン 07−(4−[4−(2,3−ジメチルフェニル)ピペ
ラジニル−(1) ] −+a −7’チル)−テオフ
ィリン o7−(5−[4(2,3−ジメチルフェニル)ピペラ
ジニル−(1)]−鳳一ベンチル)−fオフイリ4 07−(6−[4−(2,3−ジメチルフェニル)ピペ
ラジニル−(1) ) −m−ヘキシル)−テオフィリ
ン 07−(2−(4−C2、S−ジメチルフェニル)ピペ
ラジニル=(1))−エチル)−テオフィリンo7−(
3−[4−1、s−ジメチルフェニル)ピペラジニル−
(1) ] −m〜プロピル)−テオフィリン o7−(4−(4−C2,5−ジメチルフェニル)ピペ
ラジニル−〇)]−、−ブチル)−テオフィリン 0フー(5(4(1*5−ジメチルフェニル)ピペラジ
ニル−(1) ] −]m−ペンチル−テオフィリン 07−(6−(4−(2,5−ジメチルフェニル)ピペ
ラジニル−α)]−、−ヘキシル)−テオフィリン 07− (2−[4−オルト−メトキシフェニルピペラ
ジニル−(1) ]−エチル)−テオフィリンo7−(
3−(4−オルト−メトキシフェニルピペラジニル−(
1))−凰一プロビル)−テオフィリン 07−(4−(4−オルトーメトキシフェニルビヘラシ
ニルー(1) )−輪一フチル)−テオフィリン 07−(5−(4−オルト−メトキシフェニルピペラジ
ニル−(1) 〕−〕n−ベンチ〃−テオフィリン 07−(6−(4−オルト−メトキシフェニルピペラジ
ニル−(1) ) −v*−ヘキシル)−テオフィリン 07−(2−(4−メターメトキシフェニルビベラシニ
ル−(1) )−エチル)−f#フイダンO7−43−
(4−メタ−メトキシ7Xニルビベ2ジニルー(1) 
) −m −7’ロビル)−テオフィリン 07−(4−[4−メタ−メトキシフェニルピペラジニ
ル−(1)]一覧一プチル)−テオフィリン07−(5
−[4−メタ−メトキシ7Xエルピペラジニル−(1)
 ’)−輪一ベンチル)−テオフィリン O7−46−(4−メタ−メトキシフェニルピペラジニ
ル−〇))−m−ヘキシル)−テオフィリン 07−(2−(4−パラーメトキシフェニルビベラシニ
ルー(1))−エチル)−fオフイサン0フ−(4−(
4−z<ツーメトキシフェニルピペラジニル−(1) 
] −菖−フ?ル)−fオフイサン0フ−(5−(4−
パラ−メトキシフェニルピペラジニル−(1))−鳳−
ペンチル)−テオフィリン 07−(6−[4−ハラ−メトキシフェニルピペラジニ
ル−(1) ) −n−ヘキシル)−テオフィリン 07−(2−(4−オルト−クロロフェニルピペラジニ
ル−(1))−エチル)−テオフィリン07−(4−[
4−オルト−クロロフェニルピペラジニル−(1) ]
 −]m−ブチル−テオフィリン07− (5−[4−
オルト−クロロフェニルピペラジニル−(1) ] −
]n−ペンチル−テオフィリン o7−(6−(4−1ルトークロロフエニルビベラジニ
ルー(1) ] −]勤−ヘキシル−テオフィリン 07−(2−[4−メタ−クロロフェニルピペラジニル
−(1) ]−エチル)−テオフィリン07− (4−
(4−)fi=lロロフェニルビベラジニルCI>)−
1m−ブチル)−テオフィリン07−(4−(4−メタ
ークpロフェニルビペラジニル−(1)]−]t−ペン
チル−fオフイラン0フ−(2−(4−オルト−クロロ
7ヱニルビベラシニルー(1)]−エチル)−fオフイ
リンo7−(4−(4−オルトークpロフェニルビベラ
ジニルー(1)]−]mm−ブチルテオフィリンo7−
(s−(4−オルトータロロフェニルビペラシニルー(
1) )−寓一ベンチル)−1オフイリン 07− (6−(4−オルト−タロ0フエニルピベ2ジ
ニルー(1) ] −]m−ヘキシル−9オフイリン 07−(2−[4−(3,4−ジクロロフェニル)ピペ
ラジニル−(1))−エチル)−テオフィリン07−(
3−(4−1,4−ジクロロフニル)ピペラジニル−〇
)〕−〕1−プロピル−テオフィリン 07−(4−[4−(3,4−ジクロロフェニル)ピペ
ラジニル−(1)]−、−ブチル)−テオフィリン o7−(4−(4−パ9−7#オ07.二#ピペラジニ
ル−(1) )−亀一プロビル1−テオフィリン o7−(5−(4−バラ−7J4/オロフエニルピペラ
ジニルー(1))−!I−7’チル)−fオフイリンo
7−(3−(4−メタ−トリフルオロメチルフェニルピ
ペラジニル−(1) ) −n −7’ロビル)−テオ
フィリン 07−(4−(4−メタ−トリフルオロメチルフェニル
ピペラジニル−(1))−n−7’チル)−テオフィリ
ン o7−(s−(4−メタ−トリフルオロ式チルフェニル
ピペラジニル−(1)−w、−ペンチル)−テオフィリ
y 07−(4−[4−オル)−)リフルオロメチルフェニ
ルピペラジニル−(1) ]−シープチル)−テオフィ
リン o7−(3−(4−パラートリフルオロメチルフェニル
ビベツジニルー(1) )−飄−プロピル)−テオフィ
リン 07−[2−[4−(2−ピリジル)ピペリジニル−(
1)]−]エチル1−テオフィリン07−3−(4−(
2−ピリジル)ピペリジニル−(1) ) −鳳−ニア
’ a ヒル)−テオフイリン07−(4−(4−(2
−ピリジル)ピペリジニル−(1)]−]+a−プデル
−テオフィリン07−(5−(4−(2−ピリジル)ピ
ペリジニル−(1) ) −fi−ペンチル)−テオフ
ィリン07−(6−(4−(2−ピリジル)ピペラジニ
ル−(1) J −rs−ヘキシル)−テオフィリンo
7−(7−((3−メチル−4−メタ−メチルフェニル
)ピペラジニル−(1) ] −]n−ヘフfAJ−テ
オフィリ ン7−(2−[(3−メチル−4−フェニル)ピペラジ
ニル−(1))−エチル)−テオフィリン07−(4−
((3−メチル−4−フェニル)ピペラジニル−(1)
 ) −m−ブチル)−テオフィリン 07−(5−[(3−メチル−4−フェニル)ピペラジ
ニル−(1) ) −m−ペンチル)−テオフィリン o7−(2−((3−メチル−4−パラ−メトキシフェ
ニル)ピペラジニル−(1) ]−エチル)−テオフィ
リン 07−(5−[(3−メチル−4−パラ−メトキシフェ
ニル)ピペラジニル−(1) ) −m−ペンチル)−
テオフィリン o 7− (6−((3−エチル−4−バラメトキシフ
ェニル)ピペラジニル−(1) ) −n−へ中シル)
−テオフィリン 07−(7−[4−メタ−クロロ7エールビペラジニル
ー(t) ]−]II−ヘプチル−テオフィリンo7−
(s−[4−(3,4−ジメチルフェニル)ピペラジニ
ル−(1) ) −m−オクチル)−テオフィリン 07−(9−[4−(2,3−ジエチルフェニル)ピペ
ラジニル=(1) ] −]m−ノニル−テオフィリン 07−(10−(4−メタ−エトキシフェニルピペラジ
ニル−(1) ] −]m−デシル−テオフィリ07−
(7−[4−(2,3−ジメチル7、=A;)ピペラジ
ニル−(1) ) −11−ヘプチル)−テオフィリン 07−(7−(4−(2−メチル−3−エチルフェニル
)ピペラジエル−(1))−、−ヘプチル)−テオフィ
リン 07−(3−(4−C2−メチJl/ −3−@−プロ
ピルフェニル)ヒペツシエルー(1))−墓−フロビル
)−テオフィリン O7−12−((4−フェニル)ピペリジニル〕−ヱチ
ル)−テオフィリン 07−(3−[(4−フェニル)ピペリジニル〕−鳳−
プロピル)−テオフィリン ’7−(4−[(4−フェニル)ピペリジニル]−虱一
プチル)−テオフィリン 07−15−[(4−パッークロロ7エエル)ビヘリシ
ニル〕−墓−ペンチル)−テオフィリン07−(5−(
4−(3,4−ジクロロフェニル)ピペラジニル−(1
) ) −m−ペンチル)−テオフィリン o7−(7−(4−(2−メチル−5−クロ繋フェニル
)ピペラジニル−(1))−、−ヘプチル)−テオフィ
リン 07−(10−((4−オルト−メトキシ7エ二ル)ピ
ペラジニル−(1) ) −m−デシル)−テオフィリ
ン o7−(10−(4−C2−メチル−5−クロロフェニ
ル)ヒペラジエルー〇)〕−〕■−デシル1−テオフィ
リ ン7−(10−(亀−メチル−4−メタ−メチルフェニ
ルピペラジニル−(1) )−亀一テシル)−テオフィ
リン 07−410−(4−(3,4−ジメチル7エ二ル)ピ
ペラジニル−(1))−+a−5’ミー5’シルオフィ
リン 本発明によって提供されるテオフィリン誘導体は、優れ
九血管拡張作用、血流増加作用を有するので、これらの
作用に基づく治療剤として有用である0例えば脳血管障
害治療剤、脳循環代謝改善剤、末梢循積改善剤として有
用である。更に本発明化合物は2強力なα@−bl@@
ksr、抗アノキシア作用、血小板凝集抑制作用を有す
るので、これらの薬剤としては最適である。
脳循寝代謝改*yigとは具体的には脳梗塞(血栓。
塞栓)、脳出血、タ壁膜下出血、脳動脈硬化症。
一過性脳虚血発作などの脳循環障害の治療の11か。
これらの後遺症の治療、更にはこれらの疾患の再発防止
や予後の改善、予防などを含む概念である。
更に本発明の脳循環代謝改善剤a、 *部外傷の後遺症
や痙性麻痺表どO治療、再発防止などをも含むもので妙
る。
更に、末梢循環改善剤とは、8体的には例えば間欠性薮
行症、レイノー氏病、うつ血性心不全などの治療、予防
、再弗防止、予後の改善などを含む概念である。
本発明化合物〔■〕は2種々の方法によって製造するこ
とができるが、その中で通常用いられる方法の一例を示
せば次の如くである。
(IT]         (m) [1) (式中ム#′i、ハロゲン原子若しくはパラ−トルエン
スルホニルオキシ基を意味し、 g、 X、  Zオよ
びaは前記の意味を有する) すなわち、一般式[II]で表わされる化合物と。
一般式(I[)で表わされる化合物とを反応させて本発
明化合物(I)を得る。
本反応は、無溶媒または例えばメタノール、エタノール
、グロパノール、イソプロパツール勢の低級アルコール
系、ベンゼン、トルエン、キシレン等のベンゼ/系、エ
チルエーテル、テトラハイドロフラン等のエーテル系溶
媒から反応に関与しない溶媒を適宜選択して使用するこ
とができる。
反応は室温でも進行するが、好ましくは溶媒の沸点まで
加熱することが望ましい。反応に際しては例えばトリエ
チルアミン、重嶽酸アルカリ、炭酸アルカリ、ピリジン
等の脱酸剤を反応系に添加することにより反応を一層円
滑におこなうことができる。
次に2本発明化合物の効果を詳細に説明するために薬理
実験例を掲げる。
実験例(血流増加作用) 1、実験方法 体重8〜20−の雌雄雑犬を用いて、椎骨動脈。
および股動脈におりる血流を測定した。すなわち。
ジエチルバルビタール(240■/klF皮下注)およ
びベントパルビタールナトリウム(101161/に#
靜脈注)で麻酔した犬の一側股動脈と一側椎骨動脈に電
磁血流計(日本光電MF−2711)のプローブを装着
し九畿1両動脈の血流を同時に測定した。検体の投与は
動脈穿針によシ体重1kfIあたシ0、1 m9 a 
1 、sij’ rシよび10声yの用量でおこなった
。血流量の他に、血圧と心拍数を連続的に記録し友。
2、実験結果 結果を表2に示す。
表1におけるmff増加の強度は、対照系としてパバベ
リンを選び、その作用の強さと比較したもので、最小作
用用量が0.1μIi/に#の検体をム。
1.0声117klc)検体をB、IO##z〜の検体
のうちハパヘリ/よ抄強いものをC2弱いもの′4rD
、作用のでなかった検体をEとして分類した。パバベリ
ンの10例における血流増加量と持続時間は次に示す表
1の如くであった。
表1゜ 表2より2本発明化合物は、極めて優れた血流増加作用
を有することが明らかである。
本発明化合物は、前述の脳循環代謝改善剤として有用で
あるので2本発明は極めて価値の高いものである。
本発明化合物を脳循環代謝改善剤として使用する場合は
2M口投与若しくは非経口投与(筋肉内。
皮下、静脈内環)により投与される。投与量は。
&患の相違、症状の程度9年令などにより異なり。
特に限定されないが2通常成人1日あたり約0.1〜3
00■、好ましくは約0.1〜30叩である。
本発明の化合物を製剤化するためには、製剤の技術分野
における通常の方法で錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤
、注射剤、生薬等の剤型とする。
すなわち、経口用同形製剤を調製する場合は主薬に賦形
剤、*に必要に応じて結合剤、崩壊剤。
滑沢剤2着色剤、矯味矯臭剤などを加えた徒、常法によ
り錠剤、被徨錠剤、a粒剤、散剤、カプセル剤などとす
る。
賦形条としては1例えば乳糖、コーンスターチ。
白糖、ブドウ糖、ソルビット、結晶セルロースなどが、
結合剤としては例えば、ポリビニルアルコール、ポリヒ
ニールエーテル、エチルセルロース。
メチルセルロース、アラビアゴム、トラガント。
セラチン、シェラツク、ヒドロキシグロビルセルロース
、ヒドロキシプロピルスターチ、ポリビニルピロリドン
などが、崩壊剤としては例えば、デ/プン、寒天、ゼラ
チン末、結晶セルロース、炭酸カルシウム、炭酸水素ナ
トリウム、クエン酸カルシウム、デキストリン、ペクチ
ン等が、滑沢剤としては例えば、ステアリン酸マグネシ
ウム、タルク、ポリエチレングリコール−、シリカ、硬
化植物油等が!着色剤として社医薬品に添加することが
許可されているものが、矯味矯臭剤としては。
ココア末、ハツカ脳、芳香酸、ハツカ油、電脳。
桂皮末等が用いられる。これらの錠剤、顆粒剤には糖衣
、ゼラチン衣、その他必要により適宜コーティングする
ことはもちろんさしつかえない。
注射剤を調製する場合には、生薬に必要によりpHi1
mVII剤、緩衡剤、安定化剤、保存剤などを添加し、
常法によ抄成下、筋肉内、静脈内用注射剤とする。
本発明化合物は、極めて安全性の高い化合物であり、医
薬として長期連用が可能であるが2次にラットおよびマ
ウスにおける毒性試験の結果を表3に示す。
表3 次に本発明化合物の合成例を示す。
合成例1 酸塩 7−(2−ブロモエチル)テオフィリン6.3.?。
1−(パラ−クロロペンツヒドリル)ピペラジン5.7
Iおよびトリエチルアミン4.0gをベンゼン中18.
5時間還流下攪拌する。トリエチルアミンの塩酸塩をf
去し、i5液を稀塩酸で抽出する。補水酸化ナトリウム
でアルカリ性にした後クロロホルムで抽出する。クロロ
ホルム層を水洗後、無水炭酸カリウムで乾燥する。溶媒
を留去し得られた粗結晶を常法により塩酸塩とし、メチ
ルセロソルブ、水よ鰺再結晶して標題化合物7− (2
−(4−パラーpロロベンツヒドリルピペラシニル−(
1)]エチル)−テオフィリン・塩酸塩4.811(収
率42.5チ)を得る。
融    点:250−252℃ 元素分析値: C,H,、O,N、 (J・2HC1と
してCHN 理論値(1)  55.1G   5.53  14.
85実#1値(1)  55.19  5.38  1
4.87合成例2 7−(4−ブロモ−1−ブチル)−テオフィリン6.9
jF、オルト−メトキシフェニルピペラジy3.8Iお
よびトリエチルアミン4.OIIをベンゼン中18時間
還流攪拌する。以後実施例IKて記載した方法と同様の
操作をおこない、エタノールで再結晶し、標題化合物7
−(4−[4−オルト−メトキシフェニルピペラジニル
−(1) ) −n−ブチル)−テオフィリン3.8j
(収率37.61G)を得る。
−点=117〜118℃ 元素分析値’ cu u、 o、 N@としてCHN 理論値(%)  61.94  7.10  19.7
1実側値C%)  62.10  7.21  19.
86合成例3 フィリン 7−(5−プロモーn−ペンチル)テオフィリン9.9
Lオルト、メタ−ジメチルフェニルピペラジン3.8.
9.およびトリエチルアミン4.011をトルエン中1
1.5時間還流攪拌する。以後実施例1と同様の操作を
おこない、エタノールで再結晶して標題化合物7−(5
−[4−オルト、メタ−ジメチルフェニルピペラジニル
−(1) ] −n−ぺメチル)−テオフィリン4.3
Iiを得る。
融    点:115〜117℃ 元素分析値: CzaHsaOtNaとしてCHN 理論値(%)  65,71  7.38  19.1
6実測値(%)  65,42  7.92  19.
31合成例4 7−(7−7’ロモヘプチル)テオフィリン7.8j、
N−(メタ−メチルフェニル)−2−1fルーn−ピペ
ラジン3.89およびトリエチルアミン4.0II’&
)ルエン中11時間還流指拌する。以後実施例1と同様
の操作をおこない、粗結晶lO!を得た後、これをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製して常法により
塩酸塩とし、標題化合物7−(7−[3−メチル(4−
メタ−メチルフェニル)ヒペラシニルー(1)]−、−
ヘフチル)−テオフィリン・塩酸塩5.3Iとする。
融    点:222−225℃ CHN 理論値(16)  57.02  7.38  15.
35実測値(%)  57,00  7.88  15
.20合成例5〜95 合成例1の方法に準じた方法により次の表4に示す化合
物が得られた。
次に本発明を実施する際の製剤例の具体例の一例を実施
例1および2で述べる。
実施例1  錠剤 7−(4−[4−オルト−メトキシフェニルピペラジニ
ル−(1) ] −]m−ブチル−テオフィリ/・2H
C110,0部 乳糖       53.5 微結晶セルロース         18.0コーンス
ターチ           18.0ステアリン酸カ
ルシウム       0.5常法にし九がって、上記
各成分を混和し、*粒状とし、圧縮成型して、1錠10
011の錠剤とする。
実施例2′  カプセル剤 ?−(3−[4−ピリジルピペラジニル−(l)]−o
 −7’ロビル)−テオフィリン・2HCj10.0部 乳II        70.0 トウモロコシデンプン       20.0上記の処
方により常法にしたがって1個100諺9のカプセル剤
を特徴する 特許出願人 工−ザイ株式金社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 占ll5 c式中8は水素原子まえは低級アルキル基を示良は異な
    ってそれでれ水嵩原子、低級アルキル基。 低級アルコ中シ基、ト9フルオロメチル基またはハロゲ
    ン原子を意味する。)で示される基、ビリびytti四
    −ま九は異なってそれぞれ水嵩原子、低級アルキル基、
    低級アルコ午シ基、トリフルオロメチル基、またはハロ
    ゲン原子を意味する。)で示される基を意味し、 XF
    i窪素原素原子は炭素原子を意味し、1は2〜lOの整
    数を意味する。〕で表わされるテオフィリン誘導体およ
    びその酸付加塩を有効成分とする脳循環代謝改轡剤。 〔式中Rは水嵩原子または低級アルキル基を示iLフル
    コキシ基、トリフルオロメチル基を九はハロゲン原子を
    意味する。)で示される基、ビリジY、は同一ま九は異
    なりてそれぞれ水嵩原子、低級アルキル基、低級アルコ
    キシ基、トリフルオロメチル基、を良性ハロゲン原子を
    意味する。)で示される基を意味し、Xは窒素原子また
    は炭素原子を意味し、nは2〜lOの整数を意味讐る。 〕で表わされるテオフィリン誘導体およびその酸付加塩
    を有効成分とする末梢循環改善剤。
JP3168682A 1982-03-02 1982-03-02 テオフイリン誘導体を有効成分とする脳循環代謝改善剤 Pending JPS58150511A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996004287A1 (fr) * 1994-07-29 1996-02-15 Laboratorios Del Dr. Esteve, S.A. Tetrahydropyridine-(ou 4-hydroxypiperidine) alkylazoles ayant une activite pour les recepteurs sigma et/ou 5ht1a
US6979687B1 (en) * 2002-09-27 2005-12-27 Ing-Jun Chen Theophylline-based soluble guanylyl cyclase activators KMUP-1 analogues enhanced cyclic GMP and K+ channel activities on rabbit corpus cavernosum smooth muscle and intercavernous pressure activities

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WO1996004287A1 (fr) * 1994-07-29 1996-02-15 Laboratorios Del Dr. Esteve, S.A. Tetrahydropyridine-(ou 4-hydroxypiperidine) alkylazoles ayant une activite pour les recepteurs sigma et/ou 5ht1a
US6979687B1 (en) * 2002-09-27 2005-12-27 Ing-Jun Chen Theophylline-based soluble guanylyl cyclase activators KMUP-1 analogues enhanced cyclic GMP and K+ channel activities on rabbit corpus cavernosum smooth muscle and intercavernous pressure activities

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