JPS58150385A - クロマキ−信号発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はりΩマキ−信号発生装置に関するもので、カラ
ーテレビカメラ等より得られた赤、緑。

肖の３信号出力あるいはＮＴＳＧ信号出力より得られる
赤、緑、青の３信号出力を処理しキー信号を得る際、装
置にシェーディング補正回路を設け、照明のめてむらや
カメラシェーディング等を補正し抜けの良いキー信号の
得ることを目的とする。

従来、カラーテレビカメラ等を用いたりΩマキ−効果は
り０マキ−バックとしてパネルクロマキー、ホリゾント
クロマキーあるいはスクリーンクロマキー等が用いられ
運用されてきた。しかし、運用するに当り、りΩマキ−
バックへの照明のあてむら、被写体の影、カメラシェー
ディングなどがキー信号にとって重要な意味を持ってい
た。例えば、クロマキーバックへの照明のあてむらが生
ずると、クロマキー信号発生装置より出力されるキー信
号による色の抜けが悪くなり、色の抜ける部分と抜けな
い部分が発生じ、正常なりΩマキ−効果が得られなくな
り、テレビジョンの番組製作等に使用することができな
い。従って、実際上、照明のあてむらがなくなるまで照
明器具を追加するか、個々の照明器具の照明角度を変え
るなどして対処してきた。

このように、従来の装置では、照明の仕方を変える方法
で対処するにも限痩を有していた。従って、小規模のり
Ｏマキ−効果、例えば、小人数の人物を被写体とする場
合等はクロマキーバックが小面積であることから照明の
方法を変えることで良好なりロマキー効果を得ることが
可能であった。

しかし、大規模なりロマキー効果、例えば、大編成のオ
ーケストラのバック（背景）を他の映像に置き変える等
の場合、オーケストラの漬方に設けられる大面積のクロ
マキーバックを均一に照明することは照明効果が原理的
に距離の２乗に反比例するという関係から非常な困難さ
を有し、シェーディングの生じるのを避けることができ
ない。さらには、カメラ等によるシェーディングも起き
る可能性も有することから益々クロマキー効果を悪化さ
せるなどの欠点を有していた。

一般に、クロマキー信号発生装置は第１図に示すような
構成でなっている。　、第１図は従来におけるクロマキ
ー信号発生装置の要部のブロック図である。図において
、１は色選択回路で任意の色相信号を選択して出力する
。２．３．４は入力端子でカラーテレビカメラ等からの
３信号を、例えば、入力端子２に赤信号（Ｅｒ　）を、
入力端子３に緑信号（Ｅｇ）を、入力端子４に青信号（
Ｅｂ　）をそれぞれ印加する。６はクリップ回路で色選
択回路１よりの出力信号を設定のレベルでクリップしキ
ー信号を出力する。８は整形回路でクリップ回路６より
のキー信号を波形整形し必要に応じ所要のインピーダン
スにして出力する。

第２図は色選択回路のブロック図である。図において、
１０はマトリクス回路で入力端子２，３゜４にそれぞれ
印加した赤、緑、青信号をマトリクス処理する。１１は
減算回路でマトリクス回路１０よりの２信号を減算処理
し結果を出力する。第３図はマトリクス回路の回路図で
あφ。図において、１２．１３は２連動のポテンショメ
ータで互に１２０゜異なる三つの摺動辺を有し、１２０
°の間隔でそれぞれに端子１２ａ　、　１２ｂ　、　１
２ｃおよび１３ａ　、　１３ｂ　。

１３ｃを有する。また、連動する摺動子は互いにそれぞ
れ１８０°異なる位置に配設されている。そして、入力
端子２にＥｒ信号を、入力端子３にＥ９９信を、入力端
子４にＥｂ倍信号それぞれ印加する。

このような構成において、色選択回路１では選択する色
、例えば、画面上から抜き取る色相を青とすると、第３
図にて示すようにポテンショメータ１２の摺動子１６は
１２ｃの位置にあり、出力端子１４にはａ’Ｅｂを出力
する。なお、ａは色相前、すなわち、Ｅｂ倍信号色相補
正係数である。一方、ポテンショメータ１３の摺動子１
７はポテンショメータ１２の摺動子１６と互に１８０°
の関係にあるため端子１３ａと端子１３ｂの中間に位置
する。そして出力端１５にはｂ　　（Ｅｒ　＋Ｅｇ）の
信号を出力する。なお、ｂは（Ｅｒ　＋Ｅｇ）信号の色
相補正係数である。

このようにして得られた出力端１４の信号と出力端１５
の信号は減算回路１１で次式の減算処理がなされ出力端
５に信号を出力する。

△Ｅｂ　＝ａ　Ｅｂ　−ｂ　　（Ｅｒ　十Ｅｌｌｌ　）
そして減算回路１１よりえられた△Ｅｂ信号はクリップ
回路６に印加されΔＥｂ≧Ｏを満足する設定のクリップ
レベルでクリップされ出力端７を介し−１−信号として
整形回路８に印加される。整形回路８では入力したキー
信号をストレッチ処理、増幅あるいはクリップ処理等に
て信号波形を整形し、必要に応じ所要のインピーダンス
に変換してキー信号として出力端９より出力する。

第４図はクロマキー信号発生装置の信号波形を示す図で
ある。同図ａはクロマキーバックに照明のあてむら等の
ない時の信号波形を示す図である。

図において、（イ）は色選択回路１よりの出力信号を示
す。この信号出力はクリップ回路６にて設定のクリップ
レベル１８でクリップされ（ロ）の信号波形で出力端７
を介しキー信号として出力される。出力端７よりのキー
信号は整形回路８にてストレッチ処理され（ハ）にて示
す如く、ストレッチレベル１９を境として上方の利得が
下方の利得より大きいために図示の如くの信号波形とな
る。さらに、上方クリップレベル２０と下方クリップレ
ベル２１とで挟まれた部分の信号、すなわち、（ホ）に
示すような波形の信号がキー信号として出力端子９より
出力される。一方、りＯマキ−バックに照明のあてむら
等が生ずる場合、同図すに示すような信号波形となる。

（イ）は点線にて示すようなシェーディングが生じた時
の色選択回路１よりの信号出力の波形である。この信号
はクリップ回路６で設定のクリップレベル１８でクリッ
プされ、−（ロ）で示すような信号波形を出力端７より
出力する。従って、信号はシェーディングによって信号
レベルの小さくなっている領域を有するため、前記クリ
ップレベル１８でクリップされると出力される信号Ｘは
非常に小さくなり、極端な場合、クリップレベルより小
さくなることもありうる。これらの信号は整形回路８で
ストレッチ処理（（ハ）の信号波形）およびクリップ回
路で処理（（ニ）の信号波形）され、（ホ）に示すよう
な波形のキー信号を出力端子９より出力する。この信号
波形から明らかなように、（ホ）にて示す信号波形Ｙに
比べ信号波形Ｚは幅の狭い信号になっている。

このことは、照明のあてむらやカメラシェーディングが
さらに大きくなればキー信号として出力されないことも
起りうるし、また、キー信号として効果的に作用するこ
とも困難にする。

本発明は上述のようなシェーディングによるクロマキー
効果の劣化を補正することのできるりＯマキ−信号発生
装置を提供するものである。

以下、本発明を図面に基づいて説明する。第５図は本発
明によるクロマキー信号発生装置の一実施例の要部のブ
ロック図である。図において、２２は色選択回路で、前
述した色選択回路と同一構成、動作をなすものである。

２３．２４．２５は入力端子でカラーテレビカメラ等よ
り出力される赤、緑、青信号がそれぞれ印加される。２
６はシェーディング補正回路で、シェーディングにて増
加または減少した信号を補正する。２１はクリップ回路
で色選択回路よりの出力信号を設定のクリップレベルで
クリップしキー信号として出力する。２８は整形回路で
クリップ回路２７より出力されたキー信号をストレッチ
処理、増幅あるいはクリップ処理等の波形整形を行ない
必要に応じ所要のインピーダンスに変換して出力端子２
９にキー信号として出力する。

第７図はシェーディング補正回路での補正信号の一実施
例の信号波形を示す図である。図において、（イ）は垂
直同期信号または水平同期信号のいずれかに同期した信
号の波形を示す。この信号に同期して（ロ）、（ハ）は
鋸歯状波を示し、〈二〉、（ホ）はパラボラ波の信号波
形を示す。

第８図は本発明によるシェーディング補正を行なった一
合の信号波形を示す図である。図において、（イ）はク
ロマキーバックに照明のあてむらのある時色選択回路２
２より出力される信号の波形を示す。（ロ）はクリップ
回路２７でシェーディング補正のない時のクリップされ
た信号波形を示す。

（ハ）はシェーディング補正信号で、（イ）の信号波形
の点線で示すシェーディングを補正するように逆の傾き
の鋸歯状波を示している。（ニ）はシェーディング補正
信号で補正した時色選択回路よりのキー信号をクリップ
回路２７でクリップ処理された信号波形を示す。（ホ）
は整形回路２８にてストレッチ処理した信号波形、（へ
）はクリップ回路にて処理した信号波形、（１）は整形
回路２８より出力されるキー信号である。

次に、本発明によるクロマキー信号発生装置の動作を説
明する。今、カラーテレビカメラ等より出力された赤、
緑、青の３信号が赤信号を入力端子２３に、緑信号を入
力端子２４に、青信号を入力端子２５にそれぞれ印加す
る。これらの入力信号は色選択回路２２にて前述した色
選択回路と同様の信号処理を行ない、色選択回路２２で
は任意の色相信号を得るようにポテンショメータを調整
し、第８図（イ）に示すような信号を出力する。　第８
図（イ）の信号は照明のあてむら等により点線で示すよ
うなシェーディングを有する信号を示している。従って
、この信号波形をクリップ回路２７のクリップレベル３
１でクリップ処理すると同図（ロ）で示すように、クリ
ップレベル３１より上方にある信号が少なくなり、第４
図すで説明したように色相を抜きとるために必要とする
信号がキー信号として出力されなくなる、あるいは出力
されても信号が小さくなることから、完全に色相を抜き
取ることができなくなる。このような欠点を解消するた
めに色選択回路２２よりの信号はシェーディング補正回
路２６にて、第８図（ハ）に示すようなシエ−アインク
補正信号を同図（イ）の信号に重畳する。このシェーデ
ィング補正信号は照明のあてむら等で発生するシェーデ
ィングを補うような信号波形を有する。例えば、同図〈
イ）の信号波形の如く、直線的に減少するシェーディン
グ（点線）であれば同図（ハ）の如く直線的に上昇する
シェーディング補正信号を付加する。これらのシェーデ
ィング補正信号は、同図（ハ）の信号に限らず、例えば
シェーディングの状態に応じて、第７図に示すようなパ
ラボラ波や、その他種々の波形の信号を付加することが
できる。さらに、必要に応じ、信号の一部にシェーディ
ング補正信号を付加することも可能である。このように
、色選択回路２２より信号〈第８図（イ）の信号）はシ
ェーディング補正回路２６で補正され、照明のあてむら
を補正し、第８図（ニ）に示すような信号波形としてク
リップ回路２７に出力される。クリップ回路２７ではク
リップレベル３１で入力信号をクリップしキー信号とし
て整形回路２８に出力する。整形回路２８に入力したキ
ー信号はストレッチ処理され、ストレッチレベル３２の
上方の増幅度が下方の増幅度より大きいことから、同図
（ホ）に示すように上部の伸びた信号波形（へ）と信号
処理され、次いで、クリップ回路にて、上方クリップレ
ベル３３と下方クリップレベル３４に挾まれた領域の信
号を取り出し、キー信号として出力端子２９より出力さ
れる。

第６図は本発明によるクロマキー祖−号発生装置のほか
の実施例のブロック図である。図中、前記第５図と同一
機能、同一動作をなす部分は同一番号を付し詳細な説明
を省略する。図において、シェーディング補正回路２６
は色選択回路２２より前に設けられている。動作を説明
すると、今、青色の色相を扱き取るキー信号を得る場合
、青信号の入力する入力端子２５と色選択回路２２の間
にシェーディング補正回路２６を挿入することで、青信
号のシェーディングを補正することグできる。従って、
色選択回路２２より出力される出力信号はシェーディン
グを含まない信号波形となり、抜けのよいキー信号を得
ることができる。尚、シェーディング補正回路２６は図
中点線で示すように、各入力端子の全Ｃに挿入しても動
作上は全く同様に作動する。

上述の説明で明らかなように、本願発明によるクロマキ
ー信号発生装置では、照明のあてむらやカメラシェーデ
ィング等によって発生するシェーディングを、そのシェ
ーディングを補う波形のシェープインク補正信号を重畳
することで補正しようとプるもので、これらシェーディ
ング補正回路はクリップ回路の前に設けるなら、その場
所は任意である。これらシェーディング補正信号は上述
の説明で述べた鋸歯状波やパラボラ波に限らず、種々の
波形を用いることができることは明らかであり、さらに
は、クロマキーパックの一部に生ずるシェーディングに
対して補正する時、その一部のみを補正することも、本
発明の要旨を変えないで実施しうるちのである。例えば
、シェーディング補正信号をゲート回路、クリップ回路
等を用い任意の範囲および任意のレベルでゲートおよび
クリップ等を行ないシェーディング補正信号として使用
することによりなし得るものである。（図示せず）

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のクロマキー信号発生装歌の要部のノーロ
ック図である。第２図は色選択回路のブローツク図であ
る。第３図はマトリクス回路の配線図である。第４図は
クロマキー信号発生装置の信号波形を示す図である。第
５図は本発明によるクロマキー信号発生装置の一実施例
の要部のブロック図である。第６図は本発明によるクロ
マキー信号発生装置のほかの実施例の要部のブロック図
である。第７図は本発明によるシェーディング補正回路
での補正信号の一実施例の信号波形を示す図である。 図中、１．２２は色選択回路、６，２７はクリップ回路
、８．２８は整形回路、１ｏはマトリクス回路、１１は
減算回路、２６はシェーディング補正回路である。 特許出願人　　株式会社　ゼ　ネ　ラ　ル第１図 第２図 第４図 第５図 ９ 二 第７図 第８図 （ハ） （ト）　　−一月−Ｕ 手　　　続　　補　　　正　　　書　　（方　式　）昭
和５８年　４月１５８ １、事件の表示 昭和５６年　特　許　願　第１７５２７１号２、発明の
名称 クロマキー信号発生装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 郵便番号　　２１３ 住　　所　　神奈川県用崎市高津区末長１１１６１地電
話番号　　（０４４）　８６６−１１１１　（内線３０
５・３０６）４、補正命令の日付 昭和５８年　３月２９日 ５、補正の対象 明細書、第１４頁第１２行の「ある。」に続けて次の文
を追加する。 ［第８図は本発明による実施例で、シェーディング補正
回路への補正信号として鋸−状波信号を使用した時の各
信号波形を示す図である。］以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ３原色信号を入力し任意の色相信号を選択し出力する色
   選択回路と、該色選択回路よりの色相信号を設定のレベ
   ルにてクリップしキー信号を出力するクリップ回路と、
   前記キー信号を波形整形し出力する整形回路とでなるク
   ロマキー信号発生装置において、照明のあてむらやカメ
   ラシェープインク等により生ずる信号のレベル変化を逆
   極性のレベル変化で補正するシェーディング補正回路を
   前記クリップ回路より前に備えたことを特徴とするクロ
   マキー信号発生装置。