JPS58149406A - 油圧シリンダの安全装置付チェックバルブ - Google Patents

油圧シリンダの安全装置付チェックバルブ

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JPS58149406A
JPS58149406A JP2899782A JP2899782A JPS58149406A JP S58149406 A JPS58149406 A JP S58149406A JP 2899782 A JP2899782 A JP 2899782A JP 2899782 A JP2899782 A JP 2899782A JP S58149406 A JPS58149406 A JP S58149406A
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pressure oil
valve
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、油圧シリンダの安全装置に関し、特に流体
荷役ラインを緊急時に離脱して、流体の流れを遮断する
緊急離脱装置における離脱用の/lII王シリフシリン
ダ装置に関するものである。
4二組流体荷役ラインは、例えばシーバースに接岸した
LNGタンカからLNGを貯蔵タンクに荷、Lげしたり
、あるいは、貯蔵タンクからLNGタンカに荷積みをす
るのに使用される。
ところで、LNGの荷上げあるいは荷積み作業を行なっ
ている際に、LNGタンカが強風あるいは波浪の影響を
受けてシーバースから離れる様な緊急事態が生じた場合
には、流体荷役ラインの途中に設けられた一方及び他方
のカップリングを外してシーバース上の荷役装置とLN
Gタンカと全離脱させると共に、安全及び公害対策上、
危険物であるLNGのもれがない様にその流れを遮断す
る必要がある。そこで、通常上述のような流体荷役ライ
ンの途中には、緊急時に離脱して流体の流れを即座に遮
断する緊急離脱装置が設けられている。
一般に緊急離脱装置は、一方及び他方のカップリングの
バルブを開閉操作スるアクチュエータとしてのバルブ操
作用油圧シリンダと、両カップリングの締結用クランプ
を取りはずして両カップリングを離脱するアクチュエー
タとしての離脱用油圧シリンダと、バルブ操作用油圧シ
リンダの作動により切り換え操作され、離脱用M)Eシ
リンダに適宜圧油を送る2ウエイチエツクバルブとを有
している。そして流体荷役ラインを平常使用している際
には、バルブ操作用油圧シリンダにより両カップリング
のバルブを同時に開成すると共に、緊急事態が生じた際
には、同時にバルブを閉成して流体の流れを遮断すると
共に、2ウエイチエツクバルブの弁を開いて離脱用油圧
シリンダを作動して両カップリングが即座に離脱できる
様になっている。
ところが、通常の2ウエイバルブでは、平常使用時にお
いて弁が閉成されても、構成部品の形状精度及び組立精
度のばらつきに基因するすきまが生じ、具体的には作動
油が5〜l Occ/1sec程度離脱用油圧シリンダ
側へもれ、その作動油の漏れ量が経時するに伴って蓄積
して、離脱用油圧シリンダを誤動作させてしまうことに
なる。
すなわち、平常使用時に両カップリングのバルブが開成
されフルロードで流体が荷役されている状態で、突然向
カンプリングが離脱してしまい、フルロードで荷役中の
LNGなどの危険な流体が、カップリングから大緻流出
することになり、極めて重大な事故をひきおこすおそれ
があるといった問題がある。
以」−の点に鑑み、この発明は成されたものであって、
すなわちこの発明は、離脱用油圧シリンダに作動油がも
れて、離脱用油圧シリンダが平常使用時に誤動作するこ
とが全くなく、緊急時にのみ確実に作動させることので
きる油圧シリンダの安全装置を提供することを目的とす
るものである。
すなわち、この発明は、流体荷役ラインの−Ji及び他
方のカップリングのバルブを開閉操作するバルブ操作用
油圧シリンダの作動に伴って切り換え操作され、上記バ
ルブが閉成されると、1記カツプリングの離脱用油圧シ
リンダに圧油を注入するチェックバルブに内蔵される油
圧シリンダの安全装置において、上記安全装置は、上記
チェックバルブ内に形成された少くとも2以上の圧油出
入口に通ずる圧油通路内に内挿され、上記バルブ操作用
油圧シリンダのブツシュロッドの押圧作動により、第1
の付勢手段に抗してスライド可能とされる操作杆と、該
操作杆に第2の付勢手段に抗してのみ摺動可能に設けら
れ、操作杆とブツシュロッドとが分離されている状態で
は、第2の付勢手段により弁座としての圧油通路を押圧
して遮断すると共に、操作杆がブツシュロッドにより押
圧されている状態では、上記第1の付勢手段に抗して操
作杆がスライドされることで、第2の付勢手段から解放
されて圧油通路を開成するポペット型の安全弁と、上記
操作杆のブツシュロッドに当接される側に第3の付勢手
段と共に内挿されて、ブツシュロッドの押圧ストローク
誤差を吸収するスライドコマと、該スライドコマ付近に
形成された操作杆の係止穴に係止され、操作杆とブツシ
ュロッドとが分離している状態では、操作杆が上記第2
0付勢手段によりスライドするのを阻止すると共に、操
作杆がブツシュロッドにより第1の付勢手段に抗して押
圧されている状態では、操作杆とブツシュロッドとを係
合して該操作杆を案内スライドさせるもどり止め球と、
を具備することを特徴とするものである。
以t、この発明を図示の一実施例に基づいて説明する。
第1図から第4図は、この発明に係る油圧シリンダの安
全装置の一実施例が設けられた流体荷役ラインの緊急離
脱装置を示しており、図中1.2は、一方及び他方のカ
ップリングである。
これらのカップリング1,2は略同−円筒型を成してお
り、各々の一端側には一方及び他方の合せフランジ3.
4が、また、各々の他端側には、接続フランジ5,6が
形成されている。
上記一方及び他方の合せフランジ3,4の締結機構につ
いて説明すると、上記一方及び他方σ)合せフランジ3
,4は、全周方向に沿って数個所略断面コ字形のクラン
プ7.8.9により締結されており、これら隣接するク
ランプ7゜7.7,8.7,9は、両端部に丁字形を成
した取付ロッド10aを有する連結ロッド10により鎖
状に連結されている。そして一方のクランプ8には、着
脱バー11の取付部11&が取り付けられており、該着
脱バー11は取付部11&を回転の中心として揺動自在
とされている。また着脱バー11の揺動先端部に設けら
れたスプリングケース12には、一方のクローズドエン
ドが取付バー11の先端部に固着された圧縮コイルバネ
13及びこの圧縮コイルバネ13のクローズドエンドに
固着された押圧板14とカ設けられており、この押圧板
14には係合ピン15が突出して形成されている。一方
、他方のクランプ9には、二枚羽根状のフォーク16が
取付部16aを回転の中心として揺動自在に取り付けら
れており、このフォーク16の先端部には、上記係合ピ
ン15が係合されて係合部17が形成されている。さら
に上記着脱バー11のスプリングケース12には、取付
ブラケット12轟か設けられていると共に、クランプ9
に隣接するクランプ7&こは、固定部18が設けられて
いる。この固定部18には、上記着脱バー11を押動す
る離脱用油圧シリンダ19のヘッドカバー側が揺動自在
として取り付けられていると共に、上記取付ブラケツ)
12aには、該離脱用/111圧シリンダ19のピスト
ンロッド19aが取り付けられている。
しかして、合せ7ランジ3,4の締結機病は、流体荷役
ラインが平常使用されている際には、離脱用油圧シリン
ダ19のピストンロッド19aは収縮された状態にあり
、着脱バー11の係合ピンI5には、フォーク16の係
合Wr 17 力係合されている。すなわちフォーク1
6が係合ピン15を圧縮コイルバネ13のバネ力に抗し
てイj脱バー11の軸方向に沿って押しつけて係合ピン
17に係合させ着脱バー11を取付部11aと取付部1
6aを結ぶ線より内側に位置させることによりクランプ
8.9を確実に締結させる構成となっている。また、同
締結機構では、流体荷役ラインを緊急に遮断する際には
、離脱用油圧シリンダ19のピストンロッド19aが伸
長されて、着脱バー11を強制的に押動させる。
すなわち着脱バー11とフォーク16の揺動半径が相違
することから、押動途中で係合ピン15からフォーク1
6がはずれて、一連のクランプ7.8.9の締結が合せ
7ランジ3.4からはずされる様に構成されている。
次に各カップリング1,2内に設けられているボールバ
ルブ20.21と、このボールパル7’20.21の作
動機構について説明する。
上記ボールバルブ20.21には、各カップリング1.
2の流路11L、21Lの径と同径のバルブ流路20&
、21&が形成されており、これらボールバルブ20.
21は、回動されることで各カップリング1.2の流路
1a、2mの開閉ができる様な形状となっている。詳細
には両ボールバルブ20.21は、ボールバルブ操作軸
22.23を介して各カップリング1.2内に軸支され
ていると共に、該ボールパルプ操イノl[22,23に
は各々開動レバー24.25か取り付けられていて、こ
れら揺動レバー24゜25の対応する揺動端部間には、
連結ロッド26゜27が設けられている。そして、上記
ボールバルブ操(’122に設けられたプラテン)22
aGこは、この操作軸22を揺動操作するアクチュエー
タとしてのバルブ操作用油圧シリンダ28のピストンロ
ッド29が結合具29aを介して連結されている。この
バルブ操作用油圧シリンダ28の支持形式は、二山クラ
ビス30.31を有する揺動形であり、該クラビス30
.31はボールバルブ操作軸22に取り付けられておす
、ハル7’ 操作用油圧シリンダ28のピストンロッド
29が伸縮作動すると、両ボールパルプ20.21は開
閉操作される様になっている。
一方、上記バルブ操作用油圧シリンダ28のヘッドカバ
ー32には、該バルブ操作用油圧シリンダ28の作動に
より切り換え操作される2ウエイチエツクバルブ33が
取り付けられている。この2ウエイチエツクバルブ33
は、圧油出入口3’4.35が形成されており、これら
圧油出入口34.35は、圧油通路36により連通され
ている。該通路36は、上記ヘッドカバー32の中央部
に、ピストンロッド29の作動方向軸に沿って形成され
た案内支持孔37に連通されている。この圧油通路36
の内径及び案内支持孔37の最小内径は、後述の操作杆
40の外径に比して大とされている。また、上記2ウエ
イチエツクバルブ33の先端中央部には、圧油出入口3
4に通じる保持孔38及び外部に通ずる排出孔38aが
形成されている。そして上記圧油通路36と案内支持孔
37との間に形成された案内孔39と、上記保持孔38
とには、離脱用油圧シリンダ19の安全装置を構成する
操作杆40が所定の公差ではめ合わされている。
そして、この操作杆40の長さは、案内支持孔37の開
口縁側から圧油通路36を経て、保持孔38の開口縁側
に達する様に設定されており、該操作杆40の中央部に
は軸方向に沿って空気抜き穴41が形成されている。ま
た、この操作杆40の保持孔38に挿入される側の先端
部には、第1の付勢手段としての圧縮コイルバネ42を
内挿し、上記空気抜き穴41に連通される圧縮コイルバ
ネ42の内挿保持穴43が形成されており、この内挿保
持穴43と、2ウエイチエツクバルブ33の先端部に取
り付けられ、l−記排出孔38aに通ずる外部開口44
aが形成された保持板44との間には上記第1の付勢手
段としての圧縮コイルバネ42が設けられている。さら
に、この操作杆40の案内支持孔37に遊挿される側の
後端部には、上記空気抜き穴41に通ずる案内挿入孔4
4bが形成されており、この案内挿入孔44bには、第
3の付勢手段としての圧縮コイルバネ45と、該挿入孔
44bに所定の公差ではめ込まれて摺動可能なスライド
コマ46とが設けられている。このスライドコマ46は
、ピストンPに突出して取り付けられたブツシュロッド
47により押圧される様になっており、上記圧縮コイル
バネ45はブツシュロッド47の抑圧ストローク誤差を
吸収する様になっている。また、上記案内挿入孔44b
の開口縁側には、もどり止め球48の係止穴48mが形
成されており、このもどり止め球48は、案内支持孔3
7の内周壁37aに沿って転動される様になっている。
尚この内周壁37為は、途中からその内径が拡大されて
おり、案内孔39側の小径壁37bの内径は、ブツシュ
ロッド47側の大径壁37cの内径に比して小とされて
いる。また、上記ブツシュロッド47には、もどり止め
球48が係合される保持溝47mが形成されている。
上記操作杆40には、上記弁座としての圧油通路36を
塞ぐポペット式の安全弁49と、7ランジ50が全周方
向に沿って形成されており、この安全弁49と7ランジ
5oとの間には第2の付勢手段としての圧縮フィルバネ
51が設けられている。この安全弁49の大径は、圧油
通路36の内径に比して、大とされており、また小径は
小とされている。そしてこの安全弁39は、圧縮コイル
バネ51のバネ力に抗してのみ操作杆40の軸方向に沿
ってスライド可能とされており、そのスライドストロー
クはストッパ=10 &及び係止縁40bにより規制さ
れている。
つづいて、に記バルブ操作用油圧シリンタ28と、2ウ
エイチエツクバルブ33及び071 記1iJI 脱I
I+油圧シリンダ19の駆動操作関係を、第7図に示す
駆動油圧回路図により説明する。
図示しないアキュムレータユニットに接続された管路5
2,53には、一方及び他方のツレ/イド操作形4ボー
ト2位置切換弁54.55が並列に接続されている。口
の一方の切換弁54ト、バルブ操作用油圧シリンダ28
のロッド側ボート56及びヘッド側ボート57とは、各
々管路58.59を介して接続されている。また、他方
の切換弁55と、離脱用油圧シリンダ19のロッド側ボ
ート60及びヘッド側ボート61とは、各々管路62.
63を介して接続されており、さらにこの管路63の途
中には、前記2ウエイチエツクバルブ33が接続されて
いる。
ここで、前記一方のカップリング1の接続フランジ5は
、流体荷役ラインの一部であるローディングアーム(図
示せず)の輸送管63に締結されていると共に、他方の
カップリング2の接続フランジ6は、図示しないタン力
の側部に突出して設けられた接続管64に締結されてい
る。そして、上記輸送管63は貯蔵タンク(図示せず)
に接続されており、またローディングアームは、タン力
の係留時のわれを吸収して他方のカップリング2を上記
接続管64の位置に合わせて保持できる様に、三次元的
に移動自在とされている。
以上の構成による作用を第7図及び第8図により説明す
る。
まず、流体荷役ラインを平常使用している際には、一方
及び他方の切換弁54.55は、第7図に示す位置にあ
り、アキュムレータユニットから送られてくる圧油は、
管路53を経て切換弁54.55に分配される。この切
換弁54に流入した圧油は、管路59を介してバルブ操
作油圧シリンダ28のヘッド側ボート57に注入される
ことから、該油圧シリンダ28のピストンロッド29は
伸長作動される。すなわち、この伸長作動に伴ってポー
ルバルブ操(’11122゜23が回動されて両カップ
リング1,2のポールバルブ20.21は開成位(OP
EN)に保持される。これと同時に切換弁55に流入し
た圧油は、管路62を介して離脱用油圧シリンダ19の
ロッド側ボート60に注入されることがら、該油圧シリ
ンダ19のピストンロッド19aは収縮作動(HOLD
)される。即ち、着脱バー11はフォーク16に圧縮コ
イルバネ13のバネ力Gこ抗して係合され、両カップリ
ング1,2の合せ7ランジ3,4は確実に締結されてい
る。そしてこの場合に、2ウエイチエツクバルブ33の
操作杆40は、第8図(A)に示す様にブツシュロッド
47とは分離しており、該操作杆4oの安全弁49は、
圧縮コイルバネ42.51により弁座としての圧油通路
36の端部に圧接される。したがって、2ウエイチエツ
クバルブ33の圧油出入[134がら圧油通路36を経
て圧油出入口35に至る圧油流路は安全弁49により安
全に遮断される。すなわち、アキュムレータユニット側
から管路63を経て離脱用油圧シリンダ19のヘッド側
ボート61への圧油のもれが生じて該油圧シリンダ19
が除々に伸長されてしまうといったことは全くなく、平
常使用時にボールバルブ20.21が開成している際に
両カップリング1.2が離脱してしまうといったおそれ
が皆無となり、危険物である流体が両カップリング1.
2から大量に放出されることがない。
尚この際、もどり止め球48は第6図及び第8図(A)
に示す様に、係止穴48aにはめこまれていると共に、
案内支持孔37の大径壁37cとスライドコマ46との
間に挾持されていることから、圧縮コイルバネ51のバ
ネ力により操作杆40がスライドして圧縮コイルバネ4
2側へもどるのを阻止し、安全弁49と圧油通路36と
の間に僅かのすきまも生じない様にしている。
しかして、平常使用時では、安全弁49の通路遮断性は
、第1.第2の付勢手段としての圧縮コイルバネ42及
び51のバネ力及びもどり止め球48の押圧作用による
二重の安全対策によって確保されている。
次に、タン力がシーバースから離れるなどの緊急事態が
生じた際には、一方及び他方の切換弁54.55は緊急
作動信号により励磁されて切り換わり、この切換弁54
に流入した圧油は、管路58を介してバルブ操作用油圧
シリンダ28のロンド側ボート56に注入されることか
ら、該油圧シリンダ28のピストンロッド29は収縮作
動される。すなわち、この収縮作動に伴って、ボールバ
ルブ操作軸22.23が回動されて両カップリング1,
2のボールバルブ20゜21は閉成位(CLO8E)に
保持されると共に、第8図(A)から(B)に示す様に
ブツシュロッド47が操作杆40の案内挿入孔44に挿
入されて、スライドコマ46を押圧することになる。そ
してこのスライドコマ46が圧縮コイルバネ45のバネ
力に抗してスライドされると、第8図(B)に示す様に
もどり止め球48は、ブツシュロッド47の保持溝47
aにおちこみ係合されるこトカら、操作杆40は、ブツ
シュロッド47と一体化されると共に、該もどり止め球
48により小径壁37bを案内保持された状態で圧縮コ
イルバネ42のバネ力に抗してスライドされることにな
る。したがって、圧油通路36を遮断していた安全弁4
9は、圧油通路36から離れて圧油通路36を開成し、
圧油出入口35がら圧油通路36を経て圧油出入口36
に至る圧油流路が形成されることになる。このことから
、上記ボールバルブ20.21が閉成されると同時に、
2ウエイチエツクバルブ33は切り換わり、切換弁55
に流入する圧油は、2ウエイチエツクバルブ33の圧油
通路36及び管路63を経て離脱用油圧シリンダ19の
ヘッド側ポート61に注入されて、このピストンロッド
19mは伸長作動(RELEASE)される。しかして
、第3図に示す様に、着脱バー11は押動され、圧縮コ
イルバネ13mバネ力に抗してフォーク16か着脱バー
11から強制的にはずされ、クランプ8.9間の連結が
はずれて一方及び他方のカップリング】、2は離脱する
ことになる。
さらに再び平常使用する場合には、着脱バー11とフォ
ーク16とを係合させると共に、切換弁54.55を切
り換えることにより、バルブ操作用油圧シリンダ28を
伸長作動(OPEN)させて2ウエイチエツクバルブ3
3を切り換え、離脱用油圧シリンダ19を収縮作動(H
OLD)させる。これにより、操作杆40はブツシュロ
ッド47の後退に伴ってスライドされ、安全弁49は再
度圧油通路36に圧接される。またこれと同時にもどり
止め球48は、案内支持孔37の小径壁37bから大径
壁37eに転動されることから、該もどり止め球48が
大径壁37c側【こ僅かに押し出され、ブツシュロッド
47はもどり止め球48の係合からはずれて、第8図(
A)に示すように操作杆40とブツシュロッド47とは
完全に分離されることになる。そして操作杆40は前述
のように圧縮コイルバネ42ともどり止め球48により
そのスライドが阻止され、安全弁49と圧油通路36と
の間にはすきまが生じること、かない。
以上説明したように、この発明によれば、流体荷役ライ
ンの一方及び他方のカップリングのバルブを開閉操作す
るバルブ操作用油圧シリンダの作動に伴って切り換え操
作され、上記バルブが閉成されると、上記カップリング
の離脱用油圧シリンダに圧油を注入するチェックバルブ
に内蔵される油圧シリンダの安全装置において、上記安
全装置は、上記チェックバルブ内に形成された少くとも
2以上の圧油出入口に通ずる圧油通路内に内挿され、上
記バルブ操作用油圧シリンダのブツシュロッドの押圧作
動により、第1の付勢手段に抗してスライド可能とされ
る操作杆と、該操作杆に第2の付勢手段に抗してのみ摺
動可能に設けられ、操作杆とブツシュロッドとが分離さ
れている状態では、第2の付勢手段により弁座としての
圧油通路を押圧して遮断すると共に、操作杆がブツシュ
ロッドにより押圧されている状態で(1、上記第1の付
勢手段に抗して操作杆がスライドされることで、第2の
付勢手段から解放されて圧油通路を開成するポペット型
の安全弁と、上記操作杆のブツシュロッドしこ当接され
る側に第3の付勢手段と共に内伸さ11て、ブノンユロ
ッドの抑圧ストローク誤差を吸収するスライドコマと、
該スライドコマ付近に形成された操作杆の係止穴に係止
され、操1自杆とブツンユロッドとが分離している状態
で番、1、操作杆が上記第2の付勢手段によりスライド
するのを阻fすると共に、操作杆カプラシュロッドによ
り第10付勢手段に抗して押圧されている状態では、操
作杆とブツシュロッドとを係合して該操作杆を案内スラ
イドさせるもどり市め球と、を其備する構成としたので
、離脱111油圧シリンダに作動油がもれて、離脱用油
圧/リンダが)P:常使用時に誤動作することが全くな
く、緊急時にのみ確実に作動させることができる効果が
あり、したがって流体荷役ラインの緊急離脱装置aの信
頼性及び安全性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る油圧シリンダの安全装置の一
実施例が設けられた流体荷役ラインの緊急離脱装置を示
す正面図、第2図は、同緊急離脱装置の平面図、第3図
は、同緊急離脱装置の着脱バーの着脱状態を示す説明図
、第4図は、第1図の一■−■線における断面図、第5
図は、バルブ操作用油圧シリンダを示す側断面図、第6
図は、同バルブ操作用油圧シリンダのヘッド側に設けら
れ、この発明に係る油圧シリンダの安全装置が内蔵され
た2ウエイチエツクバルブを示す拡大断面図、第7図は
、バルブ操作用油圧シリンダ及び離脱用油圧シリンダの
駆動油圧回路図、第8図(A)■)(C)は、バルブ操
作用油圧シリンダ及び油圧シリンダの安全装置の動作説
明図である。 1.2・・・一方及び他方のカップリング、ll・・着
脱バー、16・・・フォーク、19・・・離脱用油圧シ
リンダ、20.21・・・ボールバルブ、28・・ハル
ツ操作用曲用シリンダ、33・・・2ウエイチエツクバ
ルブ・36・・・圧油通路、39・・・安全弁、40・
・・操作杆、42・・・第1の付勢手段としての圧縮コ
イルバネ、45・・・第3の付勢手段としての圧縮コイ
ルバネ、46・・・スライドコマ、48・もどり止め球
、51・・・第2の付勢手段としての圧縮コイルバネ。 特許出願人  株式会社 新潟鉄工所 代理人   弁理士 西 村 教 光 E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流体荷役ラインの一方及び他方のカップリングのバルブ
    を開閉操作するバルブ操作用油圧シリンダの作動に伴っ
    て切り換え操作され、上記バルブが閉成されると、上記
    カップリングの離脱用油圧シリンダに圧油を注入するチ
    ェックバルブに内蔵される油圧シリンダの安全装置にお
    いて、上記安全装置は、上記チェックバルブ内に形成さ
    れた少くとも2以上の圧油出入口に通ずる圧油通路内に
    内挿され、上記バルブ操作用油圧シリンダのブツシュロ
    ッドの押圧作動により、第1の付勢手段に抗してスライ
    ド可能とされる操作杆と、該操作杆に第2の付勢手段に
    抗してのみ摺動可能に設けられ、操作杆とブツシュロッ
    ドとが分離されている状態では、第2の付勢手段により
    弁座としての圧油通路を押圧して遮断すると共に、操作
    杆がブツシュロッドにより押圧されている状態では、上
    記第1の付勢手段に抗して操作杆がスライドされること
    で、第2の付勢手段から解放されて圧油通路を開成する
    ポペット型の安全弁と、上記操作杆のブツシュロッドに
    当接される側に第3の付勢手段と共に内挿されて、ブツ
    シュロッドの押圧ストローク誤差を吸収するスライドコ
    マと、該スライドコマ付近に形成された操作杆の係止穴
    に係止され、操作杆とブツシュロッドとが分離している
    状態では、操作杆が上記第2の付勢手段によりスライド
    するのを阻止すると共に、操作杆がプツシiロッドによ
    り第1の付勢手段に抗して押圧されている状態では、操
    作杆とブツシュロッドとを係合して該操作杆を案内スラ
    イドさせるもどり止め球と、を具備することを特徴とす
    る油圧シリンダの安全装置。
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