JPS6252196B2 - - Google Patents

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JPS6252196B2
JPS6252196B2 JP57182700A JP18270082A JPS6252196B2 JP S6252196 B2 JPS6252196 B2 JP S6252196B2 JP 57182700 A JP57182700 A JP 57182700A JP 18270082 A JP18270082 A JP 18270082A JP S6252196 B2 JPS6252196 B2 JP S6252196B2
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JP
Japan
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fluid
seal
cargo handling
pistons
clamp
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JP57182700A
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English (en)
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JPS5973687A (ja
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Susumu Takahashi
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
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Priority to US06/473,409 priority patent/US4519411A/en
Priority to GB08306490A priority patent/GB2128701B/en
Priority to DE19833309453 priority patent/DE3309453A1/de
Priority to FR8304306A priority patent/FR2535013B1/fr
Publication of JPS5973687A publication Critical patent/JPS5973687A/ja
Publication of JPS6252196B2 publication Critical patent/JPS6252196B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/10Means for stopping flow from or in pipes or hoses
    • F16L55/1007Couplings closed automatically when broken
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/002Couplings of the quick-acting type which can be controlled at a distance
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/1624Destructible or deformable element controlled
    • Y10T137/1632Destructible element
    • Y10T137/1654Separable valve coupling or conduit
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/3367Larner-Johnson type valves; i.e., telescoping internal valve in expanded flow line section
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/87917Flow path with serial valves and/or closures
    • Y10T137/87925Separable flow path section, valve or closure in each

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、流体を輸送する流体荷役ラインを、
緊急時に離脱して、流体の流れを遮断する流体荷
役ラインの緊急離脱遮断装置に関するものであ
る。
流体荷役ラインは、例えばシーバースに接岸し
たLNGタンカからLNGを、貯蔵タンクに荷上げ
したり、あるいは、貯蔵タンクからLNGタンカ
に荷積みをするのに使用される。
ところで、LNGの荷上げあるいは荷積み作業
を行なつている際に、LNGタンカが強風あるい
は波浪の影響を受けてシーバースから離される様
な緊急事態が生じた場合には、流体荷役ラインの
途中に設けられたカツプリング部を外してシーバ
ース上に荷役装置とLNGタンカとを離脱させる
と共に、危険物であるLNGのもれがない様にそ
の流れを遮断する必要がある。そこで、通常上述
のような流体荷役ラインの途中には、緊急時に離
脱して流体の流れを即座に遮断する緊急離脱遮断
装置が設けられている。
ところが従来のこの種の装置は次の欠点があ
る。
(1) 分離後遮断動作をするため、遮断するまでの
かなりの流体の漏れが避けられない。
(2) 漏れを少なくするために、遮断時間を短かく
なる様に設計すれば、急遮断によるウオータハ
ンマー等の衝撃が荷役ラインに加わる。
本発明は以上の点に鑑み成されたものであつ
て、すなわち本発明は、分離するのに先立ち、ウ
オータハンマー等の衝撃が生じないように荷役流
体を遮断し、その後自動的に分離して分離時には
危険な流体の外部もれをなくすることができる流
体荷役ラインの緊急離脱遮断装置を提供すること
を目的とする。
次に、上記の目的を達成するための本発明の構
成を、実施例に対応する図面を参照して説明す
る。
すなわち、本発明は、流体荷役ラインの途中に
設けられた一方及び他方のカツプリング1,2を
緊急時に離脱して、流体荷役ラインの流路を遮断
する流体荷役ラインの緊急離脱装置において、 上記一方及び他方のカツプリング1,2の先端
部に設けられ、互いの先端部がクランプ9により
着脱自在に結合され、中心部はその先端開口部が
閉鎖板18,19により閉鎖された流路14a,
15aとなつたいる二重円筒形状をなす一方及び
他方の胴部3,4と、 上記両胴部3,4の外周壁16,17と内周流
路壁14,15の間の環状のスライド空間M1
M2内に嵌挿され、該両スライド空間M1,M2の反
対側壁面に開口された加圧ポート26,27より
圧入される作動流体の圧力により両カツプリング
1,2の軸方向に沿つて対向方向にスライドされ
て相互に当接される一方及び他方のシールピスト
ン24,25と、 上記両胴部3,4の内周流路壁14,15の、
上記両シールピストン24,25の相互に当接さ
れる位置において該シールピストン24,25に
より閉鎖される位置に開口形成された通過口2
2,23と、を少なくとも具備することを特徴と
する流体荷役ラインの緊急離脱遮断装置にある。
上記本発明の構成によれば、両カツプリング
1,2が結合されている状態では、例えば、一方
のカツプリング1の中心流路14aを流れる荷役
流体は、その通過口22から、スライド空間
M1,M2のつき合せ空間部を通つて、他方の通過
口23から他方の流路14bに流れ、その反対も
可能である。
ここで、両カツプリング1,2の離脱作動時に
は、また、作動流体の圧力により両シールピスト
ン24,25が対向方向に摺動して通過口22,
23を閉鎖して上記の流体の流れを断つが、この
時、両シールピストン24,25の間のスライド
空間M1,M2内にある流体は、通過口22,23
より夫々の流路14a,14bに逃がされること
になる。上記流体の遮断後、クランプ9をはずし
て、両カツプリング1,2を分離すれば良い。
尚、上記クランプ9をはずすための構成として
は、後述する第3図の実施例では、クランプシリ
ンダー32の伸長によつて、クランプ9の結合用
ワリピン36を切断し、これによりクランプ9を
外方に開いて両カツプリング1,2を分離させる
外部クランプ機構部30の構成としたが、これと
略同様の構成を有する公知の特開昭58−170992号
公報に示される構成としても良い。さらに、クラ
ンプシリンダーの伸長によつて、部分クランプの
押付リンクを開くことにより両カツプリング1,
2を分離させる特開昭51−90030号公報又は特開
昭55−97590号公報に示される構成、あるいは部
分クランプ結合用のフツクを開く特開昭50−
1560266号公報又は特開昭54−85500号公報に記載
の構成とすることも出来る。
以下、図示の一実施例により本発明を説明す
る。
第1図及び第2図は、本発明に係る流体荷役ラ
インの緊急離脱遮断装置の断面を示しており、図
中1,2は、左右一対の一方及び他方のカツプリ
ングである。このカツプリング1,2は同一円筒
型を成しており、胴部3,4の両端部には、一方
及び他方の合わせフランジ5,6及び接続フラン
ジ7,8が形成されていて、この合わせフランジ
5,6は、第3図に示すようにクランプ9により
接合されている。
また、上記一方のカツプリング1の接続フラン
ジ7は、図示しないタンカの側部に突出して設け
られた接続管10の接続フランジ11にボルト締
めされていると共に、上記他方のカツプリング2
の接続フランジ8は、流体荷役ラインの一部であ
るローデイングアーム(図示せず)の輸送管12
の接続フランジ13にボルト締めされている。
尚、この輸送管12は貯蔵タンク(図示せず)に
接続されており、またローデイングアームは、他
方のカツプリング2を上記接続管10側の一方の
カツプリング1の位置に合わせて保持するため
に、x,y,z方向にカツプリング2を自在に移
動して位置決め保持することができる構成となつ
ている。
上記胴部3,4は、流体の流路14a,15a
を形成する内径R1の一様断面円形状の流路壁1
4,15と、該流路壁14,15の外側に同心軸
状に設けられる内径R2の筒状の外周壁16,1
7とを有している。上記流路壁14,15の流路
14a,15aは、上記合わせフランジ5,6側
が閉鎖板18,19により閉鎖されており、この
閉鎖板18,19の内側には、円錘コーン20,
21が先端を接続フランジ7,8側に向けて取り
付けられている。また流路壁14,15の円錘コ
ーン20,21寄りの位置には、流路壁14,1
5の全周方向に沿つて通過口22,23が等間隔
をおいて形成されていると共に、上記外周壁1
6,17と流路壁14,15とで囲まれた断面リ
ング状の空間は、後述するシールピストン24,
25をカツプリング1,2の軸方向に沿つてスラ
イドさせるためのスライド空間M1,M2とされて
おり、該スライド空間M1,M2と流路14a,1
5aとは、通過口22,23により開口されてい
る。
上記スライド空間M1,M2に内挿されているシ
ールピストン24,25はリング状を成し、該シ
ールピストン24,25の前部には、スライド時
に外周壁16,17の先端の内周面の全周にわた
つて形成されたストツパ16b,17bに当接す
る当接部材24a,25aが、また後部には、後
述する作動流体MLにより加圧される当接部材2
4b,25bが取り付けられている。この当接部
材24a,25a付近の位置には、各々シール材
S1及びシール材S2が、また等接部材24b,25
b付近には、各々シール材S3,S4及びシール材S5
が取り付けられている。上記シール材S1,S3,S4
は、流路壁14,15の外周面14b,15b及
び閉鎖板18,19の外周面18a,19aに全
周にわたつて密着するリング状とされていると共
に、外側シール材S2,S5も、外周壁16,17の
内面16a,17aに全周にわたつて密着するリ
ング状とされている。上記シール材S1は第4図に
示すように断面コ字状のスプリングspと、密着
突起部T,Tを有し、上記スプリングspに装着
されるパツキンNとより成り、該密着突起部T,
Tがカツプリング1,2の接続フランジ7,8側
に向くようにシールピストン24,25の取付溝
24d,25dに取り付けられている。
一方、シールピストン24,25の内周面24
c,25cと閉鎖板18,19の外周面18a,
19aの間は、シールピストン24,25をスラ
イドしてストツパ16b,17bに当接させて流
体を遮断する際に、相互に突き当たるシールピス
トン24とシールピストン25との間に挟まれる
封入流体Lを低圧側、すなわち流路14a,15
a側に逃がすための封入流体逃し隙間Qとなつて
いて、この隙間Qは上記シール材S1の密着突起部
Tにより密閉されている。
しかして、荷役流体を遮断する際に、シール材
S1の密着突起部Tにより流路14a,15a側か
ら加わる荷役流体がカツプリング1,2の外部に
もれるのを阻止できると共に、逆に高圧となつた
封入流体Lがスプリングspに抗して密着突起部
Tを押し上げるので、封入流体Lを低圧側の流路
14a,15aにもどすことができ、上記シール
材S1は加圧方向を有する構成となつている。
更に、上記胴部3,4には、接続フランジ7,
8側に加圧ポート26,27が設けられており、
この加圧ポート26,27よりスライド空間
M1,M2内に加圧作動用の作動流体(例えば油)
MLを注入できるようになつている。
尚、第1図に示す通常の組立時の流体通過状態
では、シールピストン24,25は通過口22,
23より加圧ポート26,27側の位置にあり、
通過口22,23を閉さぐことなく十分に開口さ
せており、しかも、シールピストン24,25
は、カツプリング1,2の軸方向(スライド方
向)に落下ないしはスライドしない程度の力でス
ライドストツパ28,29により係合して固定さ
れている。尚、シールピストン24,25がスラ
イドしてストツパ16b,17bに当接した際に
は、シール材S1,S3が荷役流体の密閉を行なうと
共に、シール材S4,S5が作動流体MLの密閉をす
る構成となつている。
次に、緊急時にクランプ9を合わせフランジ
5,6からはずしてカツプリング1,2を離脱さ
せる外部クランプ機構部30を第3図により説明
する。
上記外部クランプ機構部30は、ヒンジピン3
1aを介してカツプリング1に取り付けられたマ
ウンテンブラケツト31と、該マウンテンブラケ
ツト31に一端がヒンジピン32aを介して取り
付けられ、シリンダロツド側が回転自由端とされ
たクランプシリンダ32と、該クランプシリンダ
32のロツドエンドに取り付けられたフオーク状
の係合部材33と、一端側がヒンジピン35aを
介してカツプリング1側に取り付けられ、他端側
に設けられた係合ピン34が上記係合部材33の
係合溝33aに着脱自在に係合されたアイボルト
35と、該アイボルト35に付設され、上記クラ
ンプシリンダーが伸長作動されると、アイボルト
35を第3図に示すクランプ状態に保持するワリ
ピン36を切断するワリピン切断刀37とより構
成されている。また、上記クランプシリンダー3
2のポート38と前記シールピストン24,25
側の加圧ポート26,27とはフレキシブルチユ
ーブなどの管路39で連結されており、このフレ
キシブルチユーブ39は図示しない流体ポンプ
(油圧ポンプ)に接続されていて両者の作動系は
同一であつて、緊急時には、クランプシリンダー
32及びシールピストン24,25に同時に作動
流体MLを加圧できるようになつている。
ここで、上記ワリピン36の切断力をF2
し、クランプシリンダー32の作動圧力をP2とし
て、シールピストン24,25の作動力をF2
(圧力P1)とすると、これらの関係が、 F1<F2 または P1<P2<P0 となるよう、ワリピン36の強度あるいはクラン
プシリンダー32の径が設定されており、P0なる
十分な設定圧力を加えられることにより、初めに
シールピストン24,25に作動圧力P1を加えて
スライドさせ、荷役流体の遮断を行なつたあと、
クランプシリンダー32に作動圧力P2を加えてア
イボルト35を押動して、ワリピン36を切断す
ることでクランプ9を合わせフランジよりはずし
て、カツプリング1,2を分離できる構成となつ
ている。
尚、シールピストン24,25の作動力F1
(圧力P1)は、シール材S1,S2,S3,S4,S5の摩擦
抵抗、スライドストツパ28,29の押圧力、及
び荷役流体の抵抗に打ち勝つように設定されてい
る。また、シールピストン24,25のスライド
スピードは、作動流体MLで作動させるのでスピ
ードコントローラなどのスライドスピード制御装
置(図示せず)を用いて作動流体MLの圧力を変
化させることで任意に制御することができる。
次に、以上の構成における作用を説明する。
まず、一方及び他方のカツプリング1,2の合
わせフランジ5,6が、クランプ9により接合さ
れた状態、すなわち通常使用時(荷役流体通過状
態)では、第1図と第5図に示すように、シール
ピストン24,25は、スライドストツパ28,
29により固定されており、閉鎖板18,19及
びストツパー16b,17bは各々当接された状
態にある。
この状態でLNG等の危険物の荷役流体を例え
ばタンカー側から貯蔵タンク側に荷上げする場合
には、荷役流体は、接続管10を経てカツプリン
グ1の流路14aに流入し、矢印で示すように円
錘コーン20により流れの方向が振り分けられて
各通過口22よりスライド空間M1、ストツパ1
6b,17bを通過してカツプリング2のスライ
ド空間M2、各通過口23より流路15a、輸送
管12を経て貯蔵タンクに荷上げされることにな
る。
また逆に、貯蔵タンクからタンカー側に荷積み
する場合には、荷役流体の流れは矢印と逆になつ
て、荷役流体は、輸送管12側からカツプリング
2の流路15a及びスライド空間M2及びカツプ
リング1のスライド空間M1及び流路14aを経
て接続管10からタンカーに荷積みされる。
ここで、通常使用時では、シールピストン2
4,25は通過口22,23より後退した位置に
あり、かつシールピストン24,25はスライド
ストツパ28,29により固定されていることか
ら、荷役流体の流れの妨げとなることはなく、荷
役流体を効率よくかつ安定して双方向に送ること
ができる。また、シールピストン24,25側へ
の荷役流体のもれが考えられるが、これはシール
材S1,S2により確実に防止できる。
次に、例えば荷役流体の輸送中にタンカーがシ
ーバースより離れるといつた緊急時では、第2図
及び第6図に示すようにシールピストン24,2
5がスライドされて荷役流体の流れを遮断したの
ちに、自動的に合わせフランジ5,6よりクラン
プ9がはずされて、カツプリング1,2は離脱さ
れる。詳細には、流体ポンプからシールピストン
24,25の加圧ポート26,27及びクランプ
シリンダー32のポート38に設定圧力P0を加え
る。そうすると、クランプシリンダー32も作動
するがワリピン切断力F2>シールピストン作動
力F1に設定されていることから、シールピスト
ン24,25がスライドしてストツパー16b,
17bに当接するまではワリピン36が切断され
ることなく、クランプ9はカツプリング1,2に
取り付けられたままで、カツプリング1,2が分
離することはない。この状態において、シールピ
ストン24,25の加圧ポート26,27に作動
力F1(圧力P1)より大きい設定圧力P0の作動流体
MLが送られる。すなわち、シールピストン2
4,25は、シール材S1〜S5の摩擦抵抗、スライ
ドストツパ28,29の押圧力及び荷役流体の抵
抗に打ち勝つて、各々ストツパー16b,17b
に向けてスライドスピード制御装置によりあらか
じめ設定されたスライドスピードでスライドされ
て、当接部材24a,25aがストツパー16
b,17bに当接してシールピストン24,25
は位置決めされ、両シールピストン24,25は
相互に突き当たる。
この場合、圧力の変化の容易な作動流体MLに
てシールピストン24,25をスライドさせるた
め、上記スライドスピードを適宜設定して、荷役
流体の遮断時間を制御できることから、荷役流体
にウオータハンマー等の衝撃が加わらないように
できる。
また、まだクランプ9が解放されておらず、シ
ールピストン24,25のストロークエンドにあ
たる当接部材24a,25a間には、第4図に示
すように、封入流体(荷役流体の一部)Lが高圧
で封入されるおそれがあるが、高圧であるため、
シールピストン24,25の各シール材S1の密着
突起部Tをスプリングspに抗して押上げて、封
入流体逃し隙間Qを経て、シールピストン24,
25によりすでに遮断された低圧側の荷役流体側
に封入流体Lを逃がすことができ、その外部漏れ
はカツプリング1,2を組立てる際に避けられな
い隙間容量分程度にすぎない。また、シールピス
トン24,25がストツパー16b,17bに当
接された状態では、シール材S1,S3が荷役流体の
シールをなし、かつシール材S4,S5が作動流体
MLのシールをなしている。
上述した荷役流体の遮断が終了したあと、P0
P2>P1であることにより自動的にクランプシリン
ダー32は所定だけ伸長作動されて、アイボルト
35を押動する。したがつて、ワリピン切断力
F2よりクランプシリンダー32がアイボルト3
5を押す力が大きくなりワリピン切断刃37によ
りワリピン36が切断され、その結果クランプ9
がすべて解放されて合わせフランジ5,6よりは
ずれ、カツプリング1,2は即座にかつワンタツ
チで自動的に分離されることになる。
この様に、シールピストン24,25とクラン
クシリンダー32の作動系を同一にし、かつ、シ
リンダピストン24,25の作動圧力P1よりクラ
ンクシリンダー32の作動圧力P2を大きくして作
動圧力段階をつけてあるので、荷役流体の遮断を
したあと、自動的にカツプリング1,2の分離を
行なえ、したがつて遮断と分離を段階的に行なえ
ることになる。
尚、作動終了後、シールピストン24,25を
もとの位置に戻すには、合わせフランジ5又は6
をクランプして当接部材24a又は25aの面を
全周にわたり押し込む図示しない治具により行な
えばよい。
以上説明したように、本発明によれば、一方及
び他方のカツプリング1,2の分離前に、一方及
び他方のシールピストン24,25を摺動させて
荷役流体の流路を遮断させ得るようにしたので、
カツプリングを分離するのに先立ち遮断時間の制
御をしてウオータハンマー等の衝撃が生じないよ
うにすることが出来る。
さらに、上記両シールピストン24,25を対
向方向に摺動させて流路を遮断させる際、両シー
ルピストン24,25間のスライド空間M1,M2
内にある流体は、通過口22,23から夫々の流
路14a,14bに排出されて逃がされることに
なるから、上記の遮断後、両シールピストン2
4,25が上記流体により押し戻されて流体の漏
れが生じるということが無く、また遮断後通過口
22,23からシールピストン24,25に作用
する流体は、シールピストンの環状内壁面に略直
角方向から作用し、シールピストンが開く方向に
作用するということがないから、流体の遮断が確
実で遮断後漏れの生ずる虞れもない等の優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る流体荷役ラインの緊急
離脱遮断装置が組立てられた状態を示す断面図、
第2図は、同装置が離脱された状態を示す断面
図、第3図は、同装置の外部クランプ機構部を示
す平面図、第4図は、シールピストン間に封入さ
れた封入流体及びその付近を示す断面図、第5図
は、緊急離脱遮断装置が組立てられた状態を示す
拡大断面図、第6図は、同装置の離脱状態を示す
拡大断面図である。 1,2……一方及び他方のカツプリング、5,
6……合わせフランジ、24,25……シールピ
ストン、30……外部クランプ機構部、M1,M2
……スライド空間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体の荷役ラインの途中に設けられた一方及
    び他方のカツプリング1,2を緊急時に離脱し
    て、流体荷役ラインの流路を遮断する流体荷役ラ
    インの緊急離脱装置において、 上記一方及び他方のカツプリング1,2の先端
    部に設けられ、互いの先端部がクランプ9により
    着脱自在に結合され、中心部はその先端開口部が
    閉鎖板18,19により閉鎖された流路14a,
    15aとなつている二重円筒形状をなす一方及び
    他方の胴部3,4と、 上記両胴部3,4の外周壁16,17と内周流
    路壁14,15の間の環状のスライド空間M1
    M2内に嵌挿され、該両スライド空間M1,M2の反
    対側壁面に開口された加圧ポート26,27より
    圧入される作動流体の圧力により両カツプリング
    1,2の軸方向に沿つて対向方向にスライドされ
    て相互に当接される一方及び他方のシールピスト
    ン24,25と、 上記両胴部3,4の内周流路壁14,15の上
    記両シールピストン24,25の相互に当接され
    る位置において該シールピストン24,25によ
    り閉鎖される位置に開口形成された通過口22,
    23と、を少くとも具備することを特徴とする流
    体荷役ラインの緊急離脱遮断装置。
JP57182700A 1982-10-20 1982-10-20 流体荷役ラインの緊急離脱遮断装置 Granted JPS5973687A (ja)

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