JPS58147278A - 撮像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は撮像装置に関し、特にオートアイリス装置を有
する撮像装置に於ける自動感度補償に関するものである
。

撮像装置は、光学系を介して入射される被写体光を撮像
素子の受光面に結像することによって電気信号に変換し
、この電気信号を増幅および各種のプロセス処理を行な
つ死後にビデオ信号として出力するものである、この場
合、近年一般に用いられている撮像装置に於いては、入
射光量の制御を自動化して操作を簡略化するためのオー
トアイリス機能が附加されている。このオートアイリス
機能は、ビデオ信号の平均レベル、ピークレベルあるい
は平均レベルとピークレベルの合成信号に対応して光学
系に設けられているアイリスを制御することにより入射
光量を規定値に一定化するものである。

しかしながら、上述した構成による撮像装置に於いては
、被写体の明るさに対応してアイリス制御がなされるた
めに、入射光量が３００ルツクス以下になると全開放と
なる。この結果、周辺解像度が低下するとともに、色収
差、シェーディングが発生して表示画像の品質が急激に
低下してしまう問題を有している。

従って、本発明による目的は、入射光量が少々いシーン
の撮影に際しても画質が低下しない撮像装置を提供する
ことである。

このような目的を達成するために本発明は、自動アイリ
ス機能を有する撮像装置に於いて、アイリスの開放を検
出するアイリス開放検出部の出力を積分回路を介してビ
デオ系に設けられている利得制御アンプに供給して利得
を高める制御を行なうことによジ、感度を高めてアイリ
スを絞ることによって画質を高めるものである。

以下、図面を用いて本発明による撮像装置を詳細に説明
する。

図は本発明による撮像装置の一実施例を示す回路図であ
る。同図に於いて１は被写体からの入射光を撮像素子２
の光電変換面に結偉させるとともに、入射光量を制御す
る電動アイリス機構を有する光学系、３，４は撮像素子
２に於いて取り出されたビデオ信号を増幅するプリアン
プとビデオアンプ、５はビデオアンプ４の出力を増幅し
てビデオ出力端６に供給する可変利得アンプ、７は可変
利得アンプ５から出力されるビデオ信号を入力とし、こ
のビデオ信号の例えば平均レベルに対応してレンズ系ｌ
に設けられているアイリスを開閉制御することにより受
光量を一定化するオートアイリス制御回路、８はオート
アイリス制御回路７から出力されるアイリス制御信号人
が可変抵抗器９によって設定される基準値Ｖｒを越えた
時に出力を発生するコンパレータであって、アイリス検
出８１０を構成している。１１はアイリス検出部１０の
出力を入力とする積分回路であって、抵抗１２とコンデ
ンサ１３とによって構成されている。１４は積分回路１
１の出力を増幅して可変利得制御アンプ５に利得制御信
号Ｂとして供給する直流アンプである。

このように構成された回路に於いて、入射光量が十分に
ある場合には、ビデオ信号の平均値を検出するオートア
イリス制御回路７から発生されるアイリス制御信号人は
低くなり、これに伴なって光学系１に設けられているア
イリスが絞られて受光量が規定値に制御される。一方、
アイリス検出部１０のコンパレータ８は、アイリス制御
信号人が基準値Ｖｒ以下であることからその出力力いＬ
′となり、これに伴なって可変利得アンプ５の利得はＯ
ｄＢに設定されて軸比の低下を防止している。

次に、シーンが変って入射光量が規定値以下に低下する
と、可変利得アンプ５から発生されるビデオ信号のレベ
ルが低下する。この結果、ビデオ信号の平均値を検出し
てアイリスを制、御するアイリス制御信号人が最大値と
なってアイリスが全開となる。

一万、コンパレータ８はアイリス制御信号人が基準値Ｖ
ｒ以上に上昇することによりその出力が％Ｌ’から％Ｈ
′に反転する。このようにして、アイリス開放検出部１
０の出力が％Ｈ’になると、その出力は積分回路１１に
於いて積分されることによって徐々に上昇する信号とし
て出力される。そして、この積分回路１１の出力信号は
、直流アンプ１４に於いて増幅された彼に利得制御信号
Ｂとして可変利得アンプ５に供給される。この結果、可
変利得アンプ５は、その利得がＯｄＢから例えば５ｄＢ
まで徐々に上昇されることになり、これに伴なって出力
されるビデオ信号のし４ルが上昇する。このようにして
、ビデオ信号レベルが上昇すると、オートアイリス制御
回路７から発生されるアイリス制御信号人のレベルが多
少下げられることになり、これに伴なってアイリスが一
段絞られるために、周辺解像度の低下防止、色収差の発
生防止および焦点深度が短くなることによるピントのあ
わせずらさが無くなって画質が大幅に向上することにな
る。

なお、積分回路１１は、利得を急変させた場合に於ける
画質の乱れを防止するために用いられているもので時定
数は比較的大きく設定される。

以上説明したように、本発明による撮像装置は、アイリ
ス制御回路から発生されるアイリス制御信号が規定値を
越えたことを判別検出するアイリス検出部を設け、この
アイリス検出部の出力を積分回路を介してビデオ信号系
に設けられている可変利得アンプの利得を高めることに
より、オートアイリス制御回路に入力されるビデオ信号
レベルを高めてアイリスを一段絞るものである。よって
、光量の少ない被写体の撮影時に於けるアイリスの全開
に伴なう画質の低下が防止される優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明による撮像装置の一実施例を示す回路図であ
る。 １・・・光学系、２・・・撮像素子、３・・・プリアン
プ、４・・・ビデオアンプ、５・・・可変利得アンプ、
７・・・オートアイリス制御回路、１０・・・アイリス
検出部、１１・・・積分回路、１４・・・直流アンプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ビデオ信号に対応して光学系に設けられてい
   るアイリスの開口制御を行なうオートアイリス制御回路
   を有する撮像装置に於いて、前記オートアイリス制御回
   路から発生されるアイリス制御信号を入力としてアイリ
   スの開放を検出するアイリス検出部と、このアイリス検
   出部の出力を積分する積分回路と、前記オートアイリス
   制御回路へのビデオ信号の取シ出し点よりも前側のビデ
   オ信号系に設けられるとともに前記積分回路の出力に対
   応して利得が高められる可変利得アンプとを備えたこと
   をＩｌ！ｆｇＬとする撮像装置。