JPS581469Y2 - 紙パック容器の封緘具 - Google Patents
紙パック容器の封緘具Info
- Publication number
- JPS581469Y2 JPS581469Y2 JP1979121463U JP12146379U JPS581469Y2 JP S581469 Y2 JPS581469 Y2 JP S581469Y2 JP 1979121463 U JP1979121463 U JP 1979121463U JP 12146379 U JP12146379 U JP 12146379U JP S581469 Y2 JPS581469 Y2 JP S581469Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plates
- paper pack
- opening
- sealing tool
- pack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は角筒状の紙パツク容器、特にその開口部を閉じ
るための封緘具に関するものである。
るための封緘具に関するものである。
本考案の目的はパック部分の開封にも役立てることがで
き、又パック開封後には開封部分を衛生的に閉止するこ
とができる封緘具を提供しようとするものである。
き、又パック開封後には開封部分を衛生的に閉止するこ
とができる封緘具を提供しようとするものである。
又、本考案の他の目的は開封操作部分の構成が取扱いに
際して安全であるように構成し、併せて封緘部分は片手
で操作封緘が行えるように構成した封緘具を提供せんと
するものである。
際して安全であるように構成し、併せて封緘部分は片手
で操作封緘が行えるように構成した封緘具を提供せんと
するものである。
牛乳や果汁等を収容する容器として角筒状の紙パツクを
用いることはきわめて一般的となっている。
用いることはきわめて一般的となっている。
この紙パツクは使用に際して上端の閉止部の半分を第４
図例示のように拡開し更にその内側の糊着部分を開封し
、この開口部分より内容物である液体を注出して取出す
という方法によっているものであった。
図例示のように拡開し更にその内側の糊着部分を開封し
、この開口部分より内容物である液体を注出して取出す
という方法によっているものであった。
しかし乍も容器内に残溜液がある場合にもパック開口部
分に対する封緘の手段がないためにパックの開口部分を
その一！まとしていたり奴は開口部分をクリップで閉止
するという不便な方法がとられていたに過ぎないために
開封後のパックを横置き貯蔵するということは全く不可
能なうえ縦置きとしても内容物が開口部分から蒸発して
不経済となったり、或は汚れが混入するという不衛生さ
が指摘されていた。
分に対する封緘の手段がないためにパックの開口部分を
その一！まとしていたり奴は開口部分をクリップで閉止
するという不便な方法がとられていたに過ぎないために
開封後のパックを横置き貯蔵するということは全く不可
能なうえ縦置きとしても内容物が開口部分から蒸発して
不経済となったり、或は汚れが混入するという不衛生さ
が指摘されていた。
これらを解決する手段として本願出願人等により実願昭
５２−５４８８５号（実開昭５４−１３１号）に示すよ
うな封緘具が考案されたが、開封操作部が弧状に突出形
成されているので児童等の取扱いには危険が伴う上、Ｕ
字状に折曲された二枚の板も板の辺縁が相互に密着する
ために紙パツクの開口部を閉止する際に遂−板の密着部
を押し広げるようにして紙パツクに装着しなければなら
ないという不便さ欠点があった。
５２−５４８８５号（実開昭５４−１３１号）に示すよ
うな封緘具が考案されたが、開封操作部が弧状に突出形
成されているので児童等の取扱いには危険が伴う上、Ｕ
字状に折曲された二枚の板も板の辺縁が相互に密着する
ために紙パツクの開口部を閉止する際に遂−板の密着部
を押し広げるようにして紙パツクに装着しなければなら
ないという不便さ欠点があった。
本考案はこれらの欠点を除去することを目的としたもの
であり、以下に記載する考案の完成により完全にその目
的を達成することができたものである。
であり、以下に記載する考案の完成により完全にその目
的を達成することができたものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
総括的にａで示す封緘具は金属板又は硬質の合成樹脂等
で構成するものであり、横長方形の二枚の板１，１を背
板２を介して断面Ｕ字状に折曲形威し、その一端部を山
板３で接続閉止するとともに、他端は開放口としこの開
放口側の板１，１には背板２側から下傾した切り溝４，
４を装設し、この切り溝上方に嘴片５を形成したことを
特徴としている。
で構成するものであり、横長方形の二枚の板１，１を背
板２を介して断面Ｕ字状に折曲形威し、その一端部を山
板３で接続閉止するとともに、他端は開放口としこの開
放口側の板１，１には背板２側から下傾した切り溝４，
４を装設し、この切り溝上方に嘴片５を形成したことを
特徴としている。
なか板１，１の長さ及び高さは第１図及び第２図例示の
ように両者を全く同一の寸法とする場合のほか第６図イ
に例示するように相互に長さ及び高さを異ならせたり、
口に例示のように一方の隅角部を切除したり或は八に例
示するように一方に突起部１１を形成してもよい。
ように両者を全く同一の寸法とする場合のほか第６図イ
に例示するように相互に長さ及び高さを異ならせたり、
口に例示のように一方の隅角部を切除したり或は八に例
示するように一方に突起部１１を形成してもよい。
Ｐは紙パツク容器、６はその開口部である。
本考案は叙上のように構成したので紙パツク容器Ｐの開
口部６が指先きで開けにくいときには第４図例示のよう
に切り溝４，４により形成した嘴片５を用いることによ
り簡単且つ衛生的に封を開けることができる。
口部６が指先きで開けにくいときには第４図例示のよう
に切り溝４，４により形成した嘴片５を用いることによ
り簡単且つ衛生的に封を開けることができる。
又、開封後のパックＰ内に牛乳等が残っているときには
、パックＰの開口部を第５図例示のように−たん原形に
折り畳んだのちこの開口縁に封緘具ａを冠着すれば開口
部全体が封緘具ａで挟持閉塞されるようになって、きわ
めて衛生的に保存することができるようになる。
、パックＰの開口部を第５図例示のように−たん原形に
折り畳んだのちこの開口縁に封緘具ａを冠着すれば開口
部全体が封緘具ａで挟持閉塞されるようになって、きわ
めて衛生的に保存することができるようになる。
特に本考案の封緘具ａは背板２を介して対向するように
Ｕ字状に形成した二枚の板１，１の一端を山板３で一体
化するよう接続させているので板１゜１と山板３との接
続部には第２図に例示するように常時三角形の空隙部が
できているので、板１゜１の辺縁が密着していてパック
Ｐの開口部を挾持させにくい場合でも、パックＰの開口
部を前記空隙部から挿入するようにすれば挾持力の強い
板１゜１の間に片手で簡単に嵌挿挾持させることができ
る特徴がある。
Ｕ字状に形成した二枚の板１，１の一端を山板３で一体
化するよう接続させているので板１゜１と山板３との接
続部には第２図に例示するように常時三角形の空隙部が
できているので、板１゜１の辺縁が密着していてパック
Ｐの開口部を挾持させにくい場合でも、パックＰの開口
部を前記空隙部から挿入するようにすれば挾持力の強い
板１゜１の間に片手で簡単に嵌挿挾持させることができ
る特徴がある。
又このほか、板１，１の構成を第６図例示のように変形
させれば中板３側の空隙を利用しなくても板１の一方を
押し広げて開口部を挾持できる特徴がある。
させれば中板３側の空隙を利用しなくても板１の一方を
押し広げて開口部を挾持できる特徴がある。
図は本考案の実施例を示すものであり第１図は封緘具を
背面側からとらえた斜視図、第２図は同上図の逆方向か
らとらえた斜視図、第３図は封緘された後のパック容器
を示す斜視図、第４図は封緘具を用いて開口している作
業例を示す斜視図、第５図は封緘作業を示す斜視図、第
６図は封緘具の変形例を示す斜視図である。 ａ・・・・・・封緘具、１・・・・・・板、１１・・・
・・・突起部、２・・・・・・背板、３・・・・・・山
板、４・・・・・・切り溝、５・・・・・・嘴片、６・
・・・・・容器開口部、Ｐ・・・・・・パック容器。
背面側からとらえた斜視図、第２図は同上図の逆方向か
らとらえた斜視図、第３図は封緘された後のパック容器
を示す斜視図、第４図は封緘具を用いて開口している作
業例を示す斜視図、第５図は封緘作業を示す斜視図、第
６図は封緘具の変形例を示す斜視図である。 ａ・・・・・・封緘具、１・・・・・・板、１１・・・
・・・突起部、２・・・・・・背板、３・・・・・・山
板、４・・・・・・切り溝、５・・・・・・嘴片、６・
・・・・・容器開口部、Ｐ・・・・・・パック容器。
Claims (3)
- （１）背板２を介して二枚の板１，１を断面Ｕ字状に折
曲形成し、その一端部は中板３で接続一体化して端面を
閉塞し、板１，１の他端部は開放口とするとともに、こ
の開放口側の板１，１には背板２側から下傾した切り溝
４，４を装設して切り溝４，４上方に嘴片５を形成して
なる紙パツク容器の封緘具。 - （２）板１，１の長さ及び巾を相互に異ならしめた実用
新案登録請求の範囲第（１）項記載の紙パツク容器の封
緘具。 - （３）開放口側の板１，１の一方の隅角部を切除するか
若しぐは突出せしめるようにした実用新案登録請求の範
囲第（１）項記載の紙パツク容器の封緘具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979121463U JPS581469Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | 紙パック容器の封緘具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979121463U JPS581469Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | 紙パック容器の封緘具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5638023U JPS5638023U (ja) | 1981-04-10 |
| JPS581469Y2 true JPS581469Y2 (ja) | 1983-01-11 |
Family
ID=29353600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979121463U Expired JPS581469Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | 紙パック容器の封緘具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581469Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1986006046A1 (en) * | 1983-10-06 | 1986-10-23 | Junji Mochizuki | Bag mouth opener |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6370506B1 (ja) | 2018-01-29 | 2018-08-08 | 株式会社小泉製作所 | 留め具 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54131B2 (ja) * | 1974-07-27 | 1979-01-06 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5721854Y2 (ja) * | 1977-04-28 | 1982-05-12 |
-
1979
- 1979-09-03 JP JP1979121463U patent/JPS581469Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54131B2 (ja) * | 1974-07-27 | 1979-01-06 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1986006046A1 (en) * | 1983-10-06 | 1986-10-23 | Junji Mochizuki | Bag mouth opener |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5638023U (ja) | 1981-04-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4398314A (en) | Box top opener | |
| CA2638513C (en) | A container for dispensing liquid from a bag | |
| JPS581469Y2 (ja) | 紙パック容器の封緘具 | |
| JPS5944274B2 (ja) | パック飲料等の包装用箱 | |
| US4371021A (en) | Box top opener | |
| US1961382A (en) | Removable receptacle closure | |
| JPH0739777Y2 (ja) | カップ状簡易容器 | |
| JPH088986Y2 (ja) | 簡易開閉容器 | |
| JPH0539082Y2 (ja) | ||
| JPS60164327U (ja) | 使い捨て注出器 | |
| KR920003170Y1 (ko) | 분말세제용 상자 | |
| JPH0678221U (ja) | ケース | |
| JPH0215775Y2 (ja) | ||
| JPH074184Y2 (ja) | 紙パックの封緘口部閉止具兼オプナー | |
| JP2576997Y2 (ja) | 液体容器の閉鎖カバー | |
| JPH0369669U (ja) | ||
| KR890001259Y1 (ko) | 포대 밀폐구 | |
| JPH0126625Y2 (ja) | ||
| JPH031374Y2 (ja) | ||
| JPS621087Y2 (ja) | ||
| JPS593938Y2 (ja) | 牛乳パツク用提手 | |
| JPH078211U (ja) | 容 器 | |
| JP2566843Y2 (ja) | 液体容器の閉鎖カバー | |
| JPH0332024U (ja) | ||
| JPS5922077Y2 (ja) | パツクの開口及び密閉具 |