JPS58146663A - 既存建物の補強用耐震要素取付方法 - Google Patents
既存建物の補強用耐震要素取付方法Info
- Publication number
- JPS58146663A JPS58146663A JP2723982A JP2723982A JPS58146663A JP S58146663 A JPS58146663 A JP S58146663A JP 2723982 A JP2723982 A JP 2723982A JP 2723982 A JP2723982 A JP 2723982A JP S58146663 A JPS58146663 A JP S58146663A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- earthquake
- fixing
- attachment
- existing building
- resistant element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、既存建物を耐震的に補強するため、その架構
部分に耐震要素を取りつける方法に関するものである。
部分に耐震要素を取りつける方法に関するものである。
従来のこの種方法としては一般的に架構面内に耐震要素
としての鉄筋コノクリート造の壁を取りつける工法がと
られている。その例として第１図（ａ）に示すように既
存架構の梁１と柱２の内側にホールインアンカーあるい
はケミカルアンカー等のボルトを打ち込み、その後梁１
と柱２との間に後打ちの鉄筋コンクリート壁４を設ける
ようにする方法、また第１図（ｂ）に示すように既存の
梁１をはつ９込んでコツター５を作り、梁１と柱２との
間に後打ち鉄筋コンクリート壁４を設けるか、あるいは
第１図（Ｃ）に示すように既存の梁１にコンクリート製
のコツターｇを接着した後同様に梁１と柱２との間に後
打ち鉄筋コンクリート壁４を設けるようにする方法があ
る。
としての鉄筋コノクリート造の壁を取りつける工法がと
られている。その例として第１図（ａ）に示すように既
存架構の梁１と柱２の内側にホールインアンカーあるい
はケミカルアンカー等のボルトを打ち込み、その後梁１
と柱２との間に後打ちの鉄筋コンクリート壁４を設ける
ようにする方法、また第１図（ｂ）に示すように既存の
梁１をはつ９込んでコツター５を作り、梁１と柱２との
間に後打ち鉄筋コンクリート壁４を設けるか、あるいは
第１図（Ｃ）に示すように既存の梁１にコンクリート製
のコツターｇを接着した後同様に梁１と柱２との間に後
打ち鉄筋コンクリート壁４を設けるようにする方法があ
る。
しかしながら、第１図（ａ） ｌ （ｂ）に示した例で
行なうように既存架構へのアンカーボルト打ち込みのと
きや、コツター形成のため既存架構をはつる際、騒音、
塵埃や振動の発生を伴なうと共に既存架構の損傷が避け
られないという欠点があり、また第１図（Ｃ）に示した
ような例では鉄筋を直接コツター５′に取りつけること
ができず、耐震壁を固定する効果が極めて弱いという欠
点があった。
行なうように既存架構へのアンカーボルト打ち込みのと
きや、コツター形成のため既存架構をはつる際、騒音、
塵埃や振動の発生を伴なうと共に既存架構の損傷が避け
られないという欠点があり、また第１図（Ｃ）に示した
ような例では鉄筋を直接コツター５′に取りつけること
ができず、耐震壁を固定する効果が極めて弱いという欠
点があった。
本発明はこれらの欠点を除去するため、耐震要素固定用
金具を取付けた架構取り付は金物を既存架構に接着剤に
よシ固着した後、上記固定用金具に耐震要素を諏り付け
るようにしたものであって、以下図面に示した実施例に
よって詳細に説明する。
金具を取付けた架構取り付は金物を既存架構に接着剤に
よシ固着した後、上記固定用金具に耐震要素を諏り付け
るようにしたものであって、以下図面に示した実施例に
よって詳細に説明する。
第２図は本発明の一実施例を示し、柱２，２および上部
の梁１には断面コ字状の取り付は金物６を、また床面が
上部にある梁１上には板状の取付金物ｄを柱２、梁１と
接着剤が注入充填されるような間隙を保つようにまた注
入接着剤が下部および側部より流れ落ちないようパツキ
ンまたはシール剤８を介して取シ付ける。その前に取υ
付は金° 物６，６′の内側からその孔を通して耐震要
素固定用金具としての定着用鉄筋９を取付けておく。そ
の後取り付は金物６．６に設けである接着剤注入口１０
よｐエポキシ樹脂等の接着剤７を溢れるまで注入し、注
入し終れば注入口１０をシールし、接着剤７を固化せし
めて取り付は金物６を梁１、柱２に強固に固着する。そ
の後、一定着用鉄筋９に増設壁用鉄筋１１を固定し、型
枠を取り付け、コンクリートを打設して耐震要素として
の鉄筋コンクリート壁４ａを形成する。このように形成
された耐震要素としての後打ち増設壁４ａは、既存架構
の梁１、柱２を何ら損傷）ることなく、定着用鉄筋９、
取や付は金物６．６′を介して梁１１柱２と強固に一体
化される。従って地震の際には既存架構と増設耐震要素
間の引張フカ、圧縮力、せん断力の伝達が可能となって
耐震能力が著しく増大し、また増設耐震要素の面外方向
の力に対する安全性も大となる。
の梁１には断面コ字状の取り付は金物６を、また床面が
上部にある梁１上には板状の取付金物ｄを柱２、梁１と
接着剤が注入充填されるような間隙を保つようにまた注
入接着剤が下部および側部より流れ落ちないようパツキ
ンまたはシール剤８を介して取シ付ける。その前に取υ
付は金° 物６，６′の内側からその孔を通して耐震要
素固定用金具としての定着用鉄筋９を取付けておく。そ
の後取り付は金物６．６に設けである接着剤注入口１０
よｐエポキシ樹脂等の接着剤７を溢れるまで注入し、注
入し終れば注入口１０をシールし、接着剤７を固化せし
めて取り付は金物６を梁１、柱２に強固に固着する。そ
の後、一定着用鉄筋９に増設壁用鉄筋１１を固定し、型
枠を取り付け、コンクリートを打設して耐震要素として
の鉄筋コンクリート壁４ａを形成する。このように形成
された耐震要素としての後打ち増設壁４ａは、既存架構
の梁１、柱２を何ら損傷）ることなく、定着用鉄筋９、
取や付は金物６．６′を介して梁１１柱２と強固に一体
化される。従って地震の際には既存架構と増設耐震要素
間の引張フカ、圧縮力、せん断力の伝達が可能となって
耐震能力が著しく増大し、また増設耐震要素の面外方向
の力に対する安全性も大となる。
第３図は他の実施例を示し、この場合は耐震要素として
鋼板壁を用いるものであシ、取り付は金１物６，６′に
は耐震要素固定用金具としての鋼板壁固定用鋼板９が溶
接等によシ固着されている。取り付は金物６．６を梁１
、柱２に前実施例の場合と同様に取シ付ける。その取ｐ
付は後に耐震要素である鋼板４ｂを各固定用鋼板９にボ
ルトにより固定する。このボルトによる固定に代え、溶
接により行なってもよい。
鋼板壁を用いるものであシ、取り付は金１物６，６′に
は耐震要素固定用金具としての鋼板壁固定用鋼板９が溶
接等によシ固着されている。取り付は金物６．６を梁１
、柱２に前実施例の場合と同様に取シ付ける。その取ｐ
付は後に耐震要素である鋼板４ｂを各固定用鋼板９にボ
ルトにより固定する。このボルトによる固定に代え、溶
接により行なってもよい。
第４図は耐震要素として鋼製ブロックを互いに結合した
鋼製ブロック壁４ｂを用いる場合を示す実施例であって
、取９付は金物６．６′には耐震要素固定用金具として
の固定用ボルト９が突設されている。前記の実施例と同
様に取り付は金具６゜６′を梁１、柱２に接着後に、耐
震要素である鋼製ブロック壁４ｃを固定用ボルト９に取
シつける。
鋼製ブロック壁４ｂを用いる場合を示す実施例であって
、取９付は金物６．６′には耐震要素固定用金具として
の固定用ボルト９が突設されている。前記の実施例と同
様に取り付は金具６゜６′を梁１、柱２に接着後に、耐
震要素である鋼製ブロック壁４ｃを固定用ボルト９に取
シつける。
各鋼製ブロック間はボルト、ナツトにょ夛固定してゆく
。
。
本発明は以上説明したように、耐震要素固定用金具を取
９つけた取ル付は金物を既存架構に接着剤によシ固着し
た後、上記固定用金具に耐震要素を取りつけるようにし
たものであるから、既存架−構に何ら損傷を与えること
なく、工事による騒音、塵埃、振動の発生を大幅に減少
することができ、しかもまた地震の際には既存架構と増
設耐震要素間の引張力、圧縮力、せん断力の伝達を可能
とすると共に増設耐震要素の面外方向のカに対する安全
性が確保され、耐震性能の極めて良好なものとなし得る
。
９つけた取ル付は金物を既存架構に接着剤によシ固着し
た後、上記固定用金具に耐震要素を取りつけるようにし
たものであるから、既存架−構に何ら損傷を与えること
なく、工事による騒音、塵埃、振動の発生を大幅に減少
することができ、しかもまた地震の際には既存架構と増
設耐震要素間の引張力、圧縮力、せん断力の伝達を可能
とすると共に増設耐震要素の面外方向のカに対する安全
性が確保され、耐震性能の極めて良好なものとなし得る
。
第１図は従来の既存架構への耐震要素取少付は方法の説
明図を示し、同図（ａ）はアンカーボルト形式による場
合、同図（ｂ）は既存架構をはつったコツター形式によ
る場合、同図（Ｃ）は既存架構に接着するコツター形式
による場合であり、第２図は本発明の一実施例を−示し
、同図（ｔｓ）は側面図、同図（ｂ）は一部の縦断面図
、同図（Ｃ）は横断面図、第３図は他の実施例を示し、
同図（ａ）は一部の縦断面図、同図（ｂ）は縦断面図、
第４図は更に他の実施例を示し、同図（ａ）は一部の縦
断面図、同図（ｂ）は横断面図である。 １ 、２−・・既存架構、４ａ＋４ｂ＋４ｃｍ・・耐震
要素、６゜６′・・・取シ付は金物、７・・・接着剤、
９．９’、９“・・・耐震要素固定用金具 亭１図 （６１） （Ｊ） （ｃ。 （６Ｌ） （Ｃ） 等３図 （αン （１１） ｆ−４図 （６Ｌ） と６ノ
明図を示し、同図（ａ）はアンカーボルト形式による場
合、同図（ｂ）は既存架構をはつったコツター形式によ
る場合、同図（Ｃ）は既存架構に接着するコツター形式
による場合であり、第２図は本発明の一実施例を−示し
、同図（ｔｓ）は側面図、同図（ｂ）は一部の縦断面図
、同図（Ｃ）は横断面図、第３図は他の実施例を示し、
同図（ａ）は一部の縦断面図、同図（ｂ）は縦断面図、
第４図は更に他の実施例を示し、同図（ａ）は一部の縦
断面図、同図（ｂ）は横断面図である。 １ 、２−・・既存架構、４ａ＋４ｂ＋４ｃｍ・・耐震
要素、６゜６′・・・取シ付は金物、７・・・接着剤、
９．９’、９“・・・耐震要素固定用金具 亭１図 （６１） （Ｊ） （ｃ。 （６Ｌ） （Ｃ） 等３図 （αン （１１） ｆ−４図 （６Ｌ） と６ノ
Claims (1)
- 耐震要素固定用金具を取りつけた取り付は金物を接着剤
により既存架構に固着した後、上記固定用金具に耐震要
素を取りつけることを特徴とする既存建物の補強用耐震
要素取付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2723982A JPS58146663A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | 既存建物の補強用耐震要素取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2723982A JPS58146663A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | 既存建物の補強用耐震要素取付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58146663A true JPS58146663A (ja) | 1983-09-01 |
Family
ID=12215517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2723982A Pending JPS58146663A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | 既存建物の補強用耐震要素取付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58146663A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59154269A (ja) * | 1983-02-21 | 1984-09-03 | 清水建設株式会社 | 耐震補強壁 |
| JP2013167049A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Railway Technical Research Institute | 高架橋柱交換方法、及び交換用高架橋柱 |
-
1982
- 1982-02-22 JP JP2723982A patent/JPS58146663A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59154269A (ja) * | 1983-02-21 | 1984-09-03 | 清水建設株式会社 | 耐震補強壁 |
| JPS6362623B2 (ja) * | 1983-02-21 | 1988-12-02 | ||
| JP2013167049A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Railway Technical Research Institute | 高架橋柱交換方法、及び交換用高架橋柱 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3992401B2 (ja) | Ｒｃ耐震壁による既存建物の耐震補強方法 | |
| JP3690437B2 (ja) | 既存建築物の耐震補強構造 | |
| JP2958880B1 (ja) | 耐震補強構法 | |
| JP3251262B2 (ja) | Ｐｃ板取付け方法および取付け構造 | |
| JPS58146663A (ja) | 既存建物の補強用耐震要素取付方法 | |
| JP2001295496A (ja) | 既存のｓｒｃ造梁に対する粘性系制震壁の取付け構造および取付け方法 | |
| JP3929006B2 (ja) | 増設耐震壁の構築工法 | |
| JP3004242B2 (ja) | 制震用建築材料、制震構造及びその構築方法 | |
| JP3034187B2 (ja) | 既存建造物の補強構造 | |
| JP3608130B2 (ja) | 増設耐震壁の面外転倒防止構造 | |
| JP2004156395A (ja) | 既存建物の耐震補強工法および耐震補強構造 | |
| JP3890345B2 (ja) | 開口部耐震補強構造および開口部耐震補強工法 | |
| JP2000136637A5 (ja) | ||
| JP3233260B2 (ja) | 鉄骨柱脚におけるアンカー材の定着構造 | |
| JP2960715B1 (ja) | 構造物の補強構造 | |
| KR102496473B1 (ko) | 앵커관통홀형 외부 pc 벽패널을 이용한 내진 구조 및 그 시공방법 | |
| JP2860501B2 (ja) | コンクリート基礎 | |
| JPH10184028A (ja) | 建物の耐震補強構造 | |
| JP4092651B2 (ja) | 既存建築物の耐震補強構造 | |
| JPS59233085A (ja) | サツシユ取付構造 | |
| JP2001295497A (ja) | コンクリート梁に対する粘性系制震壁の取付け構造 | |
| JP2609973B2 (ja) | Ｐｃ床版への鉄骨梁及びその耐火被覆の同時先付け工法 | |
| JP2003035051A (ja) | 耐震壁用鋼板および鋼板耐震壁の構築方法 | |
| JPH0566462B2 (ja) | ||
| JPH1025921A (ja) | プレキャスト耐震壁 |