JPS5814547B2 - 車輛ロツク装置 - Google Patents

車輛ロツク装置

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JPS5814547B2
JPS5814547B2 JP52011255A JP1125577A JPS5814547B2 JP S5814547 B2 JPS5814547 B2 JP S5814547B2 JP 52011255 A JP52011255 A JP 52011255A JP 1125577 A JP1125577 A JP 1125577A JP S5814547 B2 JPS5814547 B2 JP S5814547B2
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JP
Japan
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wire
lever
latch
plate
attached
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Application number
JP52011255A
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English (en)
Other versions
JPS53133824A (en
Inventor
浜田義和
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP52011255A priority Critical patent/JPS5814547B2/ja
Publication of JPS53133824A publication Critical patent/JPS53133824A/ja
Publication of JPS5814547B2 publication Critical patent/JPS5814547B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/20Bolts or detents
    • E05B85/24Bolts rotating about an axis
    • E05B85/243Bolts rotating about an axis with a bifurcated bolt
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B79/00Mounting or connecting vehicle locks or parts thereof
    • E05B79/10Connections between movable lock parts
    • E05B79/20Connections between movable lock parts using flexible connections, e.g. Bowden cables

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は4ドアまたは5ドア等運転席外の扉に取付ける
ロック装置に関するものである。
本発明は、先願の実願昭51−155503号考案(実
公昭55−53009号)の自動車のドア錠止装置を更
に改良したものである。
前記先願考案は、運転席に取付けられている第2操作子
に対する可撓索の取付構成に欠陥が見られる。
即ち、先願考案では、第2操作子に対して、可撓索の端
部を、軸を用いて直接軸止しているから、運転手が第2
操作子を操作すると、常に両方の可撓索を同時に移動さ
せることになり、第2操作子の操作が重くなるという欠
陥があった。
本発明は、この点改善すると共に、全体構造についても
、細部に亘って、具体的に発明したものである。
本発明は、 a 車体に取付けたストライカーと係合するラッチと、
該ラッチの係合段部に係合してラッチの逆転を防止する
係止杆と、該係止杆のラッチに対する保合を離脱させる
オープンレバーと、該オープンレバーを施錠位置と開錠
位置とに切替えるロツクレバーとを有するロック装置本
体に、前記ロツクレバー切替用回動体を取付ける。
b 運転席の近傍位置には、軸を中心として左右側に交
互に傾動する手動操作レバーを設ける。
C 前記ロツクレバー切替用回動体の左右側の回動端に
は、ワイヤーの一端が串通して掛けられるるワイヤー串
通掛部を、それぞれ形成する。
d 前記ロツクレバー切替用回動体のワイヤー串通掛部
に串通させたワイヤーの突出先端には、前記串通掛部よ
り遊動間隙を置いて抜止用径大部を設ける。
e 前記手動操作レバーを軸止した固定板の左右両側に
は切欠凹部を形成する。
f 前記ワイヤーの他端には径大部を形成し、該径大部
を固定板の左右両側に形成した前記切欠凹部に嵌合させ
る。
g 前記手動操作レバーには、前記固定板の左右両側に
形成した前記切欠凹部に嵌合している前記ワイヤーの他
端の径大部に係合する切欠凹部を形成し、前記手動操作
レバーの傾動により、片側のワイヤーのみ牽引する。
を要旨とする。
実施例図につき説明すると、第1図〜第11図は、運転
席より後方の扉に取付けられる本体1を示す。
本体1には車体側に固着されているストライカ−2の挿
入溝3を形成する。
4は鉄板を屈曲加工して形成した基板で、上方からみる
と略L型を呈し(第11図)、前記挿入溝3は基板4の
屈曲部92を切欠いて形成する。
基板4にはストライ力−2と係合するラツチ5が軸6に
より軸止される。
該ラツチ5は、第6図に示した形状であり、ストライカ
−2と係合する切欠部7及び半ドア保合段部8とフルド
ア保合段部9をその外周面に形成する。
この場合、ラッチ5には切欠部7のみを形成し、ラッチ
5を軸止する軸6に固定された別の回転板の外周面に前
記保合段部8,9を形成することもある。
前記ラッチ5の係合段部8,9と係合して、該ラツチ5
の逆転を防止する係合杆10は第6図に図示した形状を
有する。
係止杆10は軸11により基板4に取付げられる、その
下部位置に形成した爪部12が前記係合段部8,9に係
合し、軸11より上部は上方に延長されて揺動腕13を
構成し、該揺動腕13には放射方向に長い摺動溝14を
穿孔する。
前記軸11にはバネ15を巻回し、係止杆10をラッチ
5に弾着するように付勢する。
前記ラッチ5もまたバネ16の作用を受け、切欠部7が
挿入溝3内に臨むように回転している。
前記軸11にはオープンレバー17が軸止される。
該レバー17は、上方に至るに従って大きくなる扇状を
呈し、窓孔18が穿孔される。
窓孔18は上部19より下部20の方が、僅かに幅広く
開孔されている。
上部19の一側には、直角に折曲げた突当片21を形成
している(第9図)。
レバー17の他側には、略軸11を中心とする円弧の長
孔22が穿孔され、該長孔22に連結片57の上端が係
合する。
又、レバー17の他側は僅かに側方に突出したのち、下
方に屈曲させた当片23を形成する。
該レバー17は第7図において常時時計方向に回動する
ように付勢されている。
前記基板4の裏側には囲板24が当てがわれ、囲板24
により前記ラツチ5および係止杆10の下方部分等を包
囲する。
囲板24は軸受も兼用する。
前記囲板24の外側には軸25によりロックレバー26
が軸止される。
ロツクレバー26はオープンレバー17の下方に位置し
、その一端には上下動杆27の下端を軸止する(第13
図)。
上下動杆27は合成樹脂で形成され、前記オープンレバ
ー17と前記係止杆10の間を上昇して、その上端91
には、突起28.29を設け、突起28は前記係止杆1
0の摺動溝14に係合し、突起29はオープンレバー1
7の窓孔18内に係合する。
ロツクレバー26の他端には、死点利用のバネ30が取
付げられ、該ロツクレバー26を外力によって上下回動
させると、前記突起28が摺動孔14の上端および下端
でそれぞれ停止するよう構成する。
基板4には、基板4と直角である固定板31を固着する
(第11図)。
固定板31には2個の回動リンク33,37がそれぞれ
軸着される。
軸32により軸止される回動リンク33は、第12図に
示すように、扉のインナーハンドル34に連結される。
すなわち、回動リンク33の一方の突出腕100には、
ワイヤー35の端部が係止され、ワイヤー35の他端は
、扉開放用インナーハンドル34に連結される。
前記回動リンク33の他方の突出腕の先端36は、第1
図に示したオープンレバー17の当片23の下部に係合
し、前記インナーハンドル34を操作することによって
回動リンク33を回動させると、オープンレバー17を
第4図において反時計方向に回動させる。
前記回動リンク33の僅か下方位置には別の回動リンク
37が軸38によって固定板31に軸止される。
回動リンク37は第13図に示したように3方向に突出
する腕を有し、上方に向って突出する腕90には扉の内
側に取付けられたシルノブ39にロツド40で連結され
、シルノブ39を操作することによって該回動リンク3
7は回動する。
前記回動リンク37の別の腕は先端が2又部41に形成
され、2又部41内に前記したロツクレバー26の一端
に形成した突起42を嵌合させる。
前記回動リンク37の更に別の腕となる突起43には放
射方向に長い摺動溝44を穿孔する。
而して、前記固定板31の下方部分には上方からみると
コの字型であり側方からみると斜下方に突出する形状の
固定枠45が別個に固着される。
固定枠45の一方の袖片46の上部位置には軸47によ
り略逆Tの字状を呈するプラスチック製の回動体48が
軸止される。
回動体48の上方に向う突起体49には突出体50が一
体的に形成され、該突出体50は前記回動リンク37の
突起43に形成した摺動溝44内に係合する。
回動体48の左右方向に突出る各突起体51.52には
それぞれ運転席近傍位置に設けた操作レバー53にワイ
ヤー83.84を介して連結される。
また、前記固定枠45の他方の袖片54には軸55によ
り回動リンク56が軸止され、該リンク56には連結片
57の下端を軸止するとともに連結片57の上端は前記
オープンレバー17の長孔22内に係止する。
また、回動リンク56は、後扉の外側に設けたアウター
ハンドル58にロツド59で連結される。
しかして、運転席に取付げる操作レバー53の構成につ
いて説明すると、該操作レバー53は、運転席の側部に
固着するもので、上部に固着板60を有し、固着板60
には前後方向に長い切欠溝61を形成し、固着板60の
側部において一体的に連続している側板62を下方に折
曲げて形成し、側板62には軸63により操作体64を
軸止する。
操作体54は側方よりみると逆Tの字型を呈し、上方に
向って突出するツマミ部65が前記切欠溝61を通って
更に上方に突出し、左右両側に延設された各腕片66,
67には上方が開口している切欠凹部68,89が各形
成される。
しかして、前記側板620両サイドの構造も前記腕片5
5,67と同様に形成される。
すなわち、側板62の両側には前記操作体64の切欠凹
部68,69と略同一構造の切欠凹所70,71が各形
成されるものである。
前記側板62の下端は、前記固着板60と同一方向に直
角に屈曲されて底板72を形成する。
したがって、側板62を、横の方向からみると、コの字
型である。
しかして、前記操作体64は前記側板62と相対向して
形成される別の当板73により抱着支持されるもので、
前記軸63は側板62と当板73により支持される。
当板73の上部は、軸63を固着しうる高さに形成され
、当板73の左右両側は前記側板62と同様に同一部分
に切欠凹所70′,71′が各形成され、当板73の下
部は側板62方向に向って直角に折曲げられ、前記底板
72と重合する底板72′を各形成する。
しかして、前記底板72の中心部分なは上下の方向に貫
通している嵌合孔74を穿孔し、前記当板73の底板7
2′には上下嵌合孔74に嵌合する突起75を突出形成
させる。
この場合、工作は極めて簡単で、側板62の底板72に
形成した嵌合孔74に当板73の底板72′に形成した
突起75を嵌合させたのち両者間に操作体64を介在さ
せ軸63を通して固着すれば、軸63の固定のみで簡単
に製作できる(第20図参照)。
前記側板62および当板73に各形成された切欠凹所7
0,71および切欠凹所70′,71′には、第17図
および第18図に示した合成樹脂製のコマ76が載置さ
れる。
コマ76の構造について説明すると中央に環状突起77
を有し、両側に筒状突起78を各突出させ、該筒状突起
78には半周に達する切溝79を形成したもので、第1
6図のように、前記側板62および当板73の切欠凹所
70,71上に載置するものである。
しかして、前記側板52および当板73の下方の両側に
は、ワイヤー止め止具80,80を各形成し、該止具8
0,80にはワイヤー外筒81,82をそれぞれ止着し
、該外筒81,82の内心であるワイヤー83.83,
84.84を引出してその先端に小球体87を取付け、
該小球体87をそれぞれ前記筒状突起78内に係合させ
、該ワイヤ−83.83の他端を前記本体1の右なら右
の回動体48の突起体51.52に連結する。
前記操作体64を側方かもみると、前記側板62および
当板73の間で2又に別れた形状であり、その左右両側
に形成した切欠凹部68,68,69,69は前記コマ
76の環状突起770両側に下側から係合する。
そして、軸63にはピアノ線からなるバネ85を巻回し
、バネ850両端86は、その弾力に抗して水平に引き
伸ばし、前記コマ76を貫通する。
そのため、前記コマ76は、常時切欠凹所70,71に
弾着される。
第23図に示した構造は、ロック装置を施錠した場合と
解錠した場合をランプの点滅で示す表示装置である。
すなわち、扉の内側に出入自在に取付けたシルノブ39
の下端をL型の回動リンク94の一片に軸止し、回動リ
ンク94の他片には本体1の回動リンク37に連結する
ロツド40を取付げるが、前記回動リンク94を軸止す
る軸93に突出片95を軸止し、該突出片95は回動リ
ンク94と一体構造とし、その先端に回転接点96を軸
止し、回転接点96の近傍位置に、シルノブ39を引上
げた状態(解錠状態)で回転接点96に接離する接点9
9を有するスイッチ97を配置し、前記スイッチ97に
運転席近傍位置に取付けた表示灯の回路に連絡するコー
ド98を取付げたものである。
次に作用について述べる。
本発明の操作レバー53は運転席の近傍位置に取付げら
れ、本体1,1は後席の左右の扉に取付けられる。
而して、ワイヤー外m81,81の一端、操作レバー5
3の側板62の下部に形成されている止具80,80を
利用して止着し、そのワイヤー外筒81,81の他端は
後席の扉のうち右なら右側の本体1の固定枠45の袖片
46に形成されている止具88,88に止着し、別に設
けられているワイヤー外筒82,82の各端部を同様の
方法により操作レバー53の当板73の下部に形成され
ている止具80,80と後席の別の扉の前記袖片46の
止具88,8Bに止着する。
次に操作レバー53側の4本のワイヤー外筒81,81
,82,82のワイヤー83,83,84,84を全べ
て引出し、その先端に鉛製の小球体87をそれぞれ固着
し、ワイヤー83…部分を切溝79に挿入したのち筒状
突起78を回転させる方法でコマ76.76を左右に一
個ずつ嵌合させる。
即ち、コマ76の両側にはそれぞれ筒状突起78.78
が形成されているから、その節状突起78.78にワイ
ヤー83.84の各端部に固着した小球体87.87を
それぞれ嵌合させるのである。
取付けられたコマ76.76は第16図に示したように
操作レバー53の切欠凹所70,71に上方から嵌める
方法で係合する。
ワイヤー84,83の各他端を本体1の回動体48の掛
部89y89に取付ける場合は、第22図に示したよう
に、回動体48を傾動させた状態で、ワイヤー83…の
端部に取付けた小球体87が掛部89上面に当接するよ
うに取付け、かつ、ワイヤー83…は掛部89内を自由
に摺動しうるごとく取付げる。
したがって、他方のワイヤー83…をみると遊動間隙H
だげ余裕を持って上方に突出するものである。
而して、操作レバー53の操作体64のツマミ部65は
、その軸63に巻回されているピアノ線よりなるバネ8
50両端86が、それぞれコマ76.76に串通されて
おり、第14図の状態では、前記バネ850両端86は
常時下方に向って回動しようとする状態下にあるから、
その弾力を受けてツマミ部65は直立の状態を保持して
いるものである。
さて、第14図よりそのツマミ65を持って、前記バネ
850弾力に抗して矢印イ方向に回動させると、第15
図に示したように操作体64は軸63を中心として左傾
し、操作体64の腕片67の上部に形成した切欠凹部6
9によりコマ76を上動させる。
それと同時にワイヤー83.84を引上げ、ワイヤー8
3.84の他端により回動体48を右なら右に回転させ
るものである。
このとき、第15図において、左側に図示した腕片66
は、同様に矢印イ方向に回動するが、腕片66の切欠凹
部68に係合していたコマ76は、図のように、操作レ
バー53の側板62と当板73に形成されている切欠凹
所70,70’に各載置さね、それ以上、下動はしない
構造だから、コマ76を残して腕片66のみが下動する
ものである。
したがって、動かないコマ76に結合されているワイヤ
ー83は操作体64が作動しても動《ことがない。
即ち、回動体48の掛部89,89に係合している状態
(第22図)によると、ワイヤー83は掛部89に対し
て摺動自在であり、かつ、小球体87は、回動体48が
傾動した状態で掛部89上に当接しているから、回動体
48を回動させるために必要なワイヤーは常に片側のみ
で他方は遊びの構成となっているからである。
更に、その間隔Hがあるから、前記したツマミ65を常
時直立した状態に維持しうるものである。
上記の操作によって回動体48が右なら右に回動すると
、回動体48の一部である突起体49もまた回動し、突
起体49の先端部分に形成した突出体50は回動リンク
37の突起43に形成した摺動溝44内で回動する。
したがって、その力を受けた回動リンク37は軸38を
中心に回動し、回動リンク37の一部である2又部41
を回動させ、該2又部41内に突起42を挿通してある
ロツクレバー26もまた同時にその軸25を中心に回動
する。
しかしてロツクレバー26の前記突起42の反対側(実
施例では反対側であるが任意に設計変更できる)に取付
げてあるバネ30は、他の装置で公知であるように死点
を越えて反対側に伸びるバネであるから、そのバネ30
の力を受けたロツクレバー26は、それまで位置してい
た状態から、その反対側に向って回動し、回動終点にお
いてはバネ30の弾力で、その状態を保持するものであ
る。
たとえば、第13図において、2又部41が矢印口方向
に回動するとしたならば、ロツクレバー26は反時計方
向に回動し、そして回動したままとなるものである。
しかして、ロツクレバー26の前記突起42の近傍位置
にその下端が軸止されている上下動杆27は、ロツクレ
バー26の切替作動によってたとえば上動し、上下動杆
27の上端91も(第10図参照)上動し、その上端9
1の一方側に突出している突起28は係止杆10に形成
されている上下方向の摺動溝14を上動し、突起28は
摺動溝14の上方位置において停止するものである。
また上端91の他方に形成されている突起29はオープ
ンレバー17の窓孔18内を上動し、窓孔18の上部1
9位置において停止するものである。
この状態、すなわち、突起28が摺動溝14を上昇した
状態では、扉を完全に閉めても、扉に取付けてある内外
のハンドル34.58を各操作すれば開扉するものであ
る(ロックされていない状態)。
すなわち、扉を閉めると、ストライカ−2は挿入溝3内
に侵入し、ラツチ5の切欠部7に噛合い、同時にラツチ
5を回転させ、ラッチ5の外周面に形成されている半ド
ア径合段部8を乗り越えてフルドア係合段部9に係止杆
10の爪部12が係合するので、ラツチ5は反対回転し
な《なり、そのため、扉は閉った状態を維持する。
したがって、爪部12が、前記保合段部8,9より外れ
れば、ラツチ5は自由の状態となるので扉は開くのであ
る。
そこで、第4図の状態において、アウターハンドル58
を引いて扉を開放しようとすると、公知のごとく、回動
レバー58は第一段階として回動するから、ロツド59
を押すことになり(途中に反対回動させるリンクを挿入
するときは反対に引いてもよい)結果的に、袖片54に
軸55で軸止している回動リンク56を第5図において
反時計方向に回動させ、回動リンク56に下端を軸止し
ている連結片57を下動させ、連結片57の上端が長孔
22に係止していることから、オープンレバー17を第
4図においてバネの弾力に抗して反時計方向に回動させ
る。
しかして、オープンレバー17には窓孔18が開口され
ており、窓孔18の上部19に上下動杆27の突起29
が位置しているが、それとは一切関係がなく、前記上下
動杆27の上端91は、オープンレバー17の上部19
部分に形成した突当片21に突当る状態となっているた
め、オープンレバー17が回動すると、突当片21で上
端91を押圧し、そのため、上端91より突出している
突起28の側面で摺動溝14の内面を押圧し、もって、
係止杆10を、軸11を中心に、バネ15の弾力に抗し
、第6図において時計方向に回動させ、係止杆10の下
部に形成されている爪部12を係合段部8,9外まで移
動させるから、ラツチ5は自由の状態となり、扉は開《
ものである。
以上の操作は、扉の外側に取付けた外側回動レバー58
を操作して開扉させる場合であるが、扉の内側に取付け
たインナーハンドル34を操作したときも同様である。
すなわち、インナーハンドル34を室内側に引くと、ワ
イヤー35を介して固定板31に軸32に取付げられて
いる回動リンク33を第1図において反時計方向に回動
させる。
しかして、回動リンク33の下部側に突出させてある突
出腕の先端36は、オープンレバー17の当片23の下
面に当接しているから、同様に解放杆17は回動し、も
って、前記した場合と同様に扉を開《ことが出来るもの
である。
而して、上記第4図の状態、すなわち突起28を摺動溝
14の下部位置から上部位置に変更させる点については
、運転席近傍位置に設げた操作レバー53の操作体64
を操作することによってなしうる旨記載したが、それと
は別に、後扉に取付けてあるシルノブ39を操作しても
なしうるものである。
即ちシルノプ39に一端が結合しているロツド40の他
端は、本体1の固定板31に軸38で軸止されている回
動リンク37の腕90に連結されている。
従って、シルノブ39を引いたり押したりすれば、ロツ
ド40を介して、前記回動リンク37を回動させうる訳
で、そのため、シルノブ39による操作でも揺動片26
を操作しうるものである。
この場合、回動リンク37を回転させると、回動リンク
37の突起43の摺動溝44を介して結合している前記
回動体48を回転させ、回動体48には、ワイヤー83
.83が取付けてあるから、作用が不円滑になるのでは
ないかと思われるが、前記したように、掛部89に対す
るワイヤー83の掛け方が、間隔Hという余裕を持たせ
てあるので、回動体48のみが勝手に回動するのみであ
り、操作レバー53までには何等の影響も与えないもの
である。
而して、操作レバー53のツマミ65を持って、前とは
反対方向の矢印八方向に回動させた状態について説明す
ると、操作体64は右傾し腕片66は上動し、もって、
コマT6を腕片66の切欠凹部68により上昇させるか
ら、ワイヤーを介して回動体48を回動させ、揺動片2
6を前記とは反対方向に回動させるものである。
この場合、揺動片26に取付けられているバネ30は、
前述のように死点利用のバネのため、揺動片26をその
反対側まで移動させたのち弾力的に固定させる。
しかして、揺動片26が第13図において時計方向に回
動すると、その右端に下端が軸止されている上下動杆2
7も同時に下動し、上下動杆27の上端91の側方に突
出している突起28は係止杆10の揺動腕13に形成さ
れている摺動溝14を下動し、もって、前記上端91は
前記オープンレバー17の突当片21より下方位置に変
位する。
この状態において前記アウターハンドル58またはイン
ナーハンドル34を操作して、本体1の回動リンク33
または回動リンク56を回動させ、オープンレバー17
を回動させても、オープンレバー17の突当片21は上
下動杆27の上端91に当らないので、係止杆10を回
動させることはなく、そのため、ロック装置をロック位
置に固定するものである。
本発明のように、運転席に設けた操作体と、運転席より
後方に設けた扉のロック装置をワイヤーで結合してリモ
ートコントロールできるようにしたものは先願として公
告されているが、先願のものは、一方のワイヤーを引《
と共に他方のワイヤーは反対に押すようにして切替体を
切替えていた。
従って、動きは重い欠陥があった。
然るに本発明は、 a 車体に取付けたストライカーと係合するラッチと、
該ラッチの係合段部に係合してラッチの逆転を防止する
係止杆と、該係止杆のラッチに対する保合を離脱させる
オープンレバーと、該オープンレバーを施錠位置と、開
錠位置とに切替えるロツクレバーとを有するロック装置
本体に、前記ロツクレバー切替用回動体を取付ける。
b 運転席の近傍位置には、軸を中心として左右側に交
互に傾動する手動操作レバーを設ける。
C 前記ロツクレバー切替用回動体の左右側の回動端に
は、ワイヤーの一端が串通して掛けられるワイヤー串通
掛部を、それぞれ形成する。
d 前記ロツクレバー切替用回動体のワイヤー串通掛部
に串通させたワイヤーの突出先端には、前記串通掛部よ
り遊動間隙を置いて抜土用径大部を設ける。
e 前記手動操作レバーを軸止した固定板の左右両側に
は切欠凹部を形成する。
f 前記ワイヤーの他端には径大部を形成し、該径大部
を固定板の左右両側に形成した前記切欠凹部に嵌合させ
る。
g 前記手動操作レバーには、前記固定板の左右両側に
形成した前記切欠凹部に嵌合している前記ワイヤーの他
端の径大部に係合する切欠凹部を形成し、前記手動操作
レバーの傾動により、片側のワイヤーのみ牽引する。
の要件の結合としたから、 (1)車輛扉のロック装置のロツクレバー26をリモー
トコントロールによって、施錠又は解錠に切替えること
が出来る。
(2)操作レバー53の固定板60にワイヤー83,8
3の端部を係止させ、操作レバー53に取付げた操作レ
バー64で一方のワイヤー83のみを引くようにしたか
ら軽《動く。
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本体の斜視図、第2図は本体の正面図、第3図
は同左側面図、第4図は同背面図、第5図は同要部の右
側面図、第6図はラッチと係合杆の正面図、第7図は解
放杆の背面図、第8図は解放杆の背面斜視図、第9図は
同正面斜視図、第10図は上下動杆の背面斜視図、第1
1図は本体の基板と固定板と袖片の正面斜視図、第12
図は取付状態略図、第12図は要部の背面斜視図、第1
4図は操作レバーの縦断正面図、第15図は同作動状態
図、第16図は同斜視図、第17図はコマの一部切欠き
斜視図、第48図は切溝の状態図、第19図はA−A断
面図、第20図は操作レバーの組立図、第21図はロッ
ク状態図、第22図は回動体付近の側面図、第23図は
表示灯点滅スイッチの取付部分図である。 符号の説明 1……本体、2……ストライカー、3……
挿入溝、4……基板、5……ラッチ、6……軸、7……
切欠部、8……半ドア係合段部、9……フルドア係合段
部、10……係止杆、11……軸、12……爪部、13
……揺動腕、14……摺動溝、15……バネ、16……
バネ、1T……オープンレバー、18……窓孔、19…
…上音入20……下部、21……突当片、22……長孔
、23……当片、24……囲板、25……軸、26……
ロツクレバー、27……上下動杆、28,29……突起
、30……バネ、31……固定板、32……軸、33…
…回動リンク、34……インナーハンドル、35……ワ
イヤー、36……先端、37……回動リンク、38……
軸、39……シルノブ、40……ロツド、41……2又
部、42,43……突起、44……摺動溝、45……固
定枠、46……袖片、47……軸、48……回動体、4
9……突起体、50……突出体、51,52……突起体
、53……操作レバー、54…而袖片、55……軸、5
6……回動リンク、57……連結片、58……アウター
ハンドル、59……ロツド、60……固定板、61……
切欠溝、62……側板、63……軸、64……操作体、
65……ツマミ部、66……腕片、67……腕片、68
……切欠凹音入69……切欠凹部、70,71,70’
,71’……切欠凹所、72,72一……底板、73…
…当板、74……係合孔、75……突起、76……コマ
、77……環状突起、78……筒状突起、79……切溝
、80……止具、81……ワイヤー外尚、82……ワイ
ヤー外m、83,84……ワイヤー、85……バネ、8
6……両端、8T……小球体、88……止具、89……
掛部、90……腕、91……上端、92……屈曲片、9
3……軸、94……回動リンク、95……突出片、96
……接点、97……スイッチ、98……コード、99…
…接点、100……腕。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記のa−gの要件の結合からなる車輌ロック装置
    。 a 車体に取付けたストライカーと係合するラッチと、
    該ラッチの保合段部に係合してラッチの逆転を防止する
    係合杆と、該係合杆のラッチに対する保合を離脱させる
    オープンレバーと、該オープンレバーを施錠位置と開錠
    位置とに切替えるロツクレバーとを有するロック装置本
    体に、前記ロツクレバー切替用回動体を取付ける。 b 運転席の近傍位置には、軸を中心として左右側に交
    互に傾動する手動操作レバーを設ける。 C 前記ロツクレバー切替用回動体の左右側の回動端に
    は、ワイヤーの一端が串通して掛けられるワイヤー串通
    掛部を、それぞれ形成する。 d 前記ロツクレバー切替用回動体のワイヤー串通掛部
    に串通させたワイヤーの突出先端には、前記串通掛部よ
    り遊動間隙を置いて抜止用径犬部を設ける。 e 前記手動操作レバーを軸止した固定板の左右両側に
    は切欠凹部を形成する。 f 前記ワイヤーの他端には径大部を形成し、該径大部
    を固定板の左右両側に形成した前記切欠凹部に嵌合させ
    る。 g 前記手動操作レバーには、前記固定板の左右両側に
    形成した前記切欠凹部に嵌合している前記ワイヤーの他
    端の径大部に係合する切欠凹部を形成し、前記手動操作
    レバーの傾動により、片側のワイヤーのみ牽引する。
JP52011255A 1977-02-04 1977-02-04 車輛ロツク装置 Expired JPS5814547B2 (ja)

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JPS53133824A JPS53133824A (en) 1978-11-22
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DE102015108193A1 (de) * 2015-05-22 2016-11-24 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Aufnahmeelement für eine Türgriffvorrichtung
JP6825302B2 (ja) * 2016-10-26 2021-02-03 アイシン精機株式会社 車両用ドア装置

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JPS53133824A (en) 1978-11-22

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