JPS5814181B2 - 卵の生産方法 - Google Patents
卵の生産方法Info
- Publication number
- JPS5814181B2 JPS5814181B2 JP52054854A JP5485477A JPS5814181B2 JP S5814181 B2 JPS5814181 B2 JP S5814181B2 JP 52054854 A JP52054854 A JP 52054854A JP 5485477 A JP5485477 A JP 5485477A JP S5814181 B2 JPS5814181 B2 JP S5814181B2
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- JP
- Japan
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- iodine
- eggs
- feed
- vitamin
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- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヨウ素を多量に含む卵の生産方法に関するもの
である。
である。
ヨウ素を多量に含む卵の摂取は高コレステロール症に有
効であるとの報告があり、との種のヨウ素含有卵はヨウ
化カリウム,ヨウ化ナトリウムなどのヨウ素化合物ある
いはヨウ素を多量に含有する海藻類を飼料に添加して家
禽類に給与すると得られることが、既に確かめられてい
る。
効であるとの報告があり、との種のヨウ素含有卵はヨウ
化カリウム,ヨウ化ナトリウムなどのヨウ素化合物ある
いはヨウ素を多量に含有する海藻類を飼料に添加して家
禽類に給与すると得られることが、既に確かめられてい
る。
しかしながら、その一方ではヨウ化カリウム等のヨウ素
化合物を鶏に多給した場合、産卵率が低下するという悪
影響についての報告もある。
化合物を鶏に多給した場合、産卵率が低下するという悪
影響についての報告もある。
このような状況下、本発明者らはヨウ素含有卵について
種々の研究を重ねた結果、ヨウ素化合物にビタミンE(
トコフエロール類)(以下単にビタミンEと称す),大
豆レシチン,グリチルリチン輸1ycyrrhizin
)等、を併用投与すれば、ヨウ素の卵への移行率もよ
く、また産卵率を低下させずに高品質のヨウ素含有卵を
生産できることを見い出し、本発明を完成した。
種々の研究を重ねた結果、ヨウ素化合物にビタミンE(
トコフエロール類)(以下単にビタミンEと称す),大
豆レシチン,グリチルリチン輸1ycyrrhizin
)等、を併用投与すれば、ヨウ素の卵への移行率もよ
く、また産卵率を低下させずに高品質のヨウ素含有卵を
生産できることを見い出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は家禽類にヨウ素化合物と、ビタミンE
,大豆レシチン,グリチルリチン等、の三者から選択さ
れる1種以上とを投与し、産卵させることを特徴とする
卵の生産方法であって、その目的は高コレステロール症
、アレルギー疾患等の病気の予防あるいは治療に効果の
ある高品質のヨウ素含有卵を効率良く生産する方法を提
供することである。
,大豆レシチン,グリチルリチン等、の三者から選択さ
れる1種以上とを投与し、産卵させることを特徴とする
卵の生産方法であって、その目的は高コレステロール症
、アレルギー疾患等の病気の予防あるいは治療に効果の
ある高品質のヨウ素含有卵を効率良く生産する方法を提
供することである。
以下本発明につき詳細に説明する。
本発明において使用するヨウ素化合物は、ヨウ化カリウ
ム,ヨウ素酸カルシウム,ヨウ素酸カリウムである。
ム,ヨウ素酸カルシウム,ヨウ素酸カリウムである。
また本発明において用いられるビタミンE類とは、α一
トコフエロール,β一トコフエロール,γ一トコフエロ
ール,δ一トコフエロール,ε一トコフエロール又は小
麦胚芽油等のトコフエロールを多く含む植物油又はその
脱臭留出物をいう。
トコフエロール,β一トコフエロール,γ一トコフエロ
ール,δ一トコフエロール,ε一トコフエロール又は小
麦胚芽油等のトコフエロールを多く含む植物油又はその
脱臭留出物をいう。
また本発明に用いる大豆レシチンとしては大豆原油から
抽出油滓として分離した粗製のものでよく、また、これ
らより精製したものでもよい。
抽出油滓として分離した粗製のものでよく、また、これ
らより精製したものでもよい。
そして、本発明において、グリチルリチン等とは、グリ
チルリチン酸,グリチルリチン酸塩および甘草粉末をい
う。
チルリチン酸,グリチルリチン酸塩および甘草粉末をい
う。
本発明においては上記のヨウ素化合物と、ビタミンE,
大豆レシチン,グリチルリチン等、の三者から選択され
る1種以上とを適宜家禽類に投与するものであるが、そ
の投与方法は特に限定されず、いかなる投与方法でもよ
いが、通常は飼料原料に添加混合して配合飼料として投
与するか、あるいは市販の家禽類用飼料に給餌前添加す
る方法をとることが望ましい。
大豆レシチン,グリチルリチン等、の三者から選択され
る1種以上とを適宜家禽類に投与するものであるが、そ
の投与方法は特に限定されず、いかなる投与方法でもよ
いが、通常は飼料原料に添加混合して配合飼料として投
与するか、あるいは市販の家禽類用飼料に給餌前添加す
る方法をとることが望ましい。
ヨウ素化合物およびビタミンE,大豆レシチン,グリチ
ルリチン等の投与量は家禽の種類、卵に含有させるヨウ
素量等により種々異なるが、ヨウ素化合物の投与量は飼
料1kgに対し10〜以上、特に30〜200〜の範囲
で投与するのが望ましい。
ルリチン等の投与量は家禽の種類、卵に含有させるヨウ
素量等により種々異なるが、ヨウ素化合物の投与量は飼
料1kgに対し10〜以上、特に30〜200〜の範囲
で投与するのが望ましい。
またビタミンEの投与量は余り多給すると家禽類の甲状
線機能を低下させ、ヨウ素の卵への移行率が減少するの
で飼料1kgに対し、10〜3 0 0 IU程度の投
与量が望ましい。
線機能を低下させ、ヨウ素の卵への移行率が減少するの
で飼料1kgに対し、10〜3 0 0 IU程度の投
与量が望ましい。
さらにまた大豆レシチンおよびグリチルリチン等の投与
量としては、それぞれ飼料に対し概ね0.1〜3チ程度
および0.1〜1係程度とするのが望ましい。
量としては、それぞれ飼料に対し概ね0.1〜3チ程度
および0.1〜1係程度とするのが望ましい。
1このような本発明の卵の生産方法に
よるとビタミンE使用の場合は飼料中で抗酸化剤として
有効で、しかも家禽類の産卵を促進しかつストレスを抑
制するためか、ヨウ素の卵への移行も良好であシ、特に
品質の良い卵を得ることができる。
よるとビタミンE使用の場合は飼料中で抗酸化剤として
有効で、しかも家禽類の産卵を促進しかつストレスを抑
制するためか、ヨウ素の卵への移行も良好であシ、特に
品質の良い卵を得ることができる。
また大豆レシチン,グリチルリチン等を使用した場合に
おいても、大豆レシチンの栄養および薬理効果あるいは
グリチルリチン等の消化性潰瘍抑制、抗炎症作用等の薬
理効果によるものと思われるが、同様に品質の良い卵を
効率よく得ることができる。
おいても、大豆レシチンの栄養および薬理効果あるいは
グリチルリチン等の消化性潰瘍抑制、抗炎症作用等の薬
理効果によるものと思われるが、同様に品質の良い卵を
効率よく得ることができる。
そしてこのような本発明の方法により得た卵は、ヨウ素
が有機ヨウ素となって取り込まれているので、高コレス
テロール症の外、眼科疾患,皮膚炎,便秘,アレルギー
疾患,成人病の予病,妊産婦の健康増進等に効果がある
ばかりでなく、ビタミンE,大豆レシチン,グリチルリ
チン等の効果によるものか、保存性もよくかつ栄養価の
高い卵と評価されるものである。
が有機ヨウ素となって取り込まれているので、高コレス
テロール症の外、眼科疾患,皮膚炎,便秘,アレルギー
疾患,成人病の予病,妊産婦の健康増進等に効果がある
ばかりでなく、ビタミンE,大豆レシチン,グリチルリ
チン等の効果によるものか、保存性もよくかつ栄養価の
高い卵と評価されるものである。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例によシ制限されるものではない。
本発明はこれら実施例によシ制限されるものではない。
実施例 1
第1表に示した配合組成の市販の成鶏用飼料に、ヨウ素
化合物,ビタミンE,大豆レシチンおよびグリチルリチ
ン等を第2表の如く上乗せ添加し、よく混合してA飼料
(比較例)およびB,C,D,E,F,G,H,I飼料
を得た。
化合物,ビタミンE,大豆レシチンおよびグリチルリチ
ン等を第2表の如く上乗せ添加し、よく混合してA飼料
(比較例)およびB,C,D,E,F,G,H,I飼料
を得た。
次にこれらの飼料を産卵中の鶏各20羽に給与した。
尚、ヨウ素化合物を添加しないで、前記市販成鶏用飼料
を給与したものを対照例とした。
を給与したものを対照例とした。
上記実施により得られた卵のヨウ素量は第3表の通シで
、ヨウ素含有量の高いものであった。
、ヨウ素含有量の高いものであった。
また本実施により得られた卵は保存性も従来の卵に比し
良好であった。
良好であった。
実施例 2
実施例1に示す市販の成鶏用飼料に飼料ゆ当りヨウ化カ
リウムを6001n9と、ビタミンEを200IUとを
添加したものを、産卵中の鶏100羽に給与し、産卵さ
せた。
リウムを6001n9と、ビタミンEを200IUとを
添加したものを、産卵中の鶏100羽に給与し、産卵さ
せた。
また同様の市販成鶏飼料にヨウ化カリウムを飼料ゆ当り
600即加えたもの1を給与する区を対照区とし、産卵
成績を測定した。
600即加えたもの1を給与する区を対照区とし、産卵
成績を測定した。
その結果は第4表の通りで本発明の卵の生産方法は産卵
率も良好であった。
率も良好であった。
Claims (1)
- 1 家禽類にビタミンE(トコフエロール類),大豆レ
シチン,グリチルリチン等、から選択される1種以上と
、ヨウ化カリウム,ヨウ素酸カルシウム,ヨウ素酸カリ
ウムから選択される1種以上のヨウ素化合物とを投与し
、産卵させることを特徴とする卵の生産方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52054854A JPS5814181B2 (ja) | 1977-05-14 | 1977-05-14 | 卵の生産方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52054854A JPS5814181B2 (ja) | 1977-05-14 | 1977-05-14 | 卵の生産方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53143566A JPS53143566A (en) | 1978-12-14 |
JPS5814181B2 true JPS5814181B2 (ja) | 1983-03-17 |
Family
ID=12982169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52054854A Expired JPS5814181B2 (ja) | 1977-05-14 | 1977-05-14 | 卵の生産方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814181B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11524222B2 (en) | 2018-11-21 | 2022-12-13 | Hanayama International Trading Limited | Polyhedral toy |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55156556A (en) * | 1979-05-25 | 1980-12-05 | Nippon Nousan Kogyo Kk | Process for increasing content of biotin and folic acid in egg |
US5246717A (en) * | 1991-10-31 | 1993-09-21 | C. R. Eggs Inc. | Eggs compatible with cholesterol-reducing diet and method of producing the same |
CN1046080C (zh) * | 1995-05-05 | 1999-11-03 | 郭永年 | 一种家禽饲料添加剂及其制备方法 |
JP3742910B2 (ja) * | 2001-07-05 | 2006-02-08 | 有限会社ヨドリノン研究所 | イノシトール高濃度含有卵並びに飼料 |
-
1977
- 1977-05-14 JP JP52054854A patent/JPS5814181B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11524222B2 (en) | 2018-11-21 | 2022-12-13 | Hanayama International Trading Limited | Polyhedral toy |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53143566A (en) | 1978-12-14 |
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