JPS58141107A - 洋服タンス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明社洋服等をハンガーを介して引掛けて収納し得
るようにした洋服タンスに関するもので、詳しくは洋服
タンス本体の天井近くに備えさせた横架状の吊棒を所望
により前傾回動させて低位置に位置させ、その低位置に
おいて該横棒への衣服の掛は止めや掛は外しを容易に行
なうことができ、しかも収納時には吊棒を一定の回動軌
跡を抽かせて上方へ到らせ、前記天井近くに収納し得る
ようｋした洋服タンスに関するものである。

周知のタンス構造に於てけ水平の吊棒がタンスの内部の
天板近くに固定して設けである。かかる構造に於ては衣
服を吊棒に掛けた抄取外したりする時には吊棒に直接手
を伸ばして作業しなければならない。この作業は吊棒が
比較的高い位置に設けである場合には一層面倒になる。

仁の発明は上記の点を解決するもので、以下に説明する
水平の可動式吊棒を備えた吊り体が設けであるタンス構
造を提供することを目的とする。

即ち、上の可動式吊棒は衣服をタンス内に納めておく時
祉タンス内側の上部に位置させられるが、衣服を吊棒に
ハンガーを用いて掛けたり取外したりする時にはタンス
の外側へ前方と下方に同時に移動される。従って使用者
が衣服の掛は外しのためにタンス内の吊棒付近に手を伸
ばす必要はなく、タンスの外側で作業ができる。

以下本願の実施例を図面について説明する。第１．２図
において、ｌｌｌ１部屋の床面２上に設置されたタンス
で、はぼ上半分が洋服タンス３に１下半分が整理タンス
４に構成しである。その洋服タンス３において、５＃ｆ
洋服タンス本体で、両側板５ａ、５ａ、天井板ｓｂ、底
板５Ｃおよび背板５ｄから成っている。６は衣服を収納
する為に洋服タンス本体５内に装備されたハンガー装置
である。

このハンガー装置６において、７は洋服タンス本体５０
側板５ａ内面に図示を省略した複数本０取付ねじによっ
て取付けられた支持具で、その取付位置は天井板５ｂ付
近に位置される後記の吊棒より相当下方位置即ち洋服タ
ンス３の下方部に位置されている。該支持具７Ｆｉ第７
、ＩＷＪおよび第１Ｏ図に示すように構成されている。

この支持具７において、８Ｆｉ基板で、板金材料をプレ
ス成形して製造しである。８＠ｔｉ周縁部に形成された
取付部で、取付ねじを挿通する為の取付孔９が６個設け
られている。１０Ｆ！中央部に形成された収納部で、前
記取付部８＆より表側（第１図において左側）へ適当量
張り出されることにより側板５ａとの間に後記する付勢
ばね等を収納する為の収納空間１１を構成している。１
２Ｆｉ収納部１０の中央に形成された支持部で、後記す
る枢軸ボルトを挿通する為の軸孔ｎが設けられている。

この軸孔Ｕは枢軸ボルトの回染止めを行なう為に第１Ｏ
図に示すように丸孔の一部を塞いだ略小判形に形成され
ている。

次４ｃ、１４け前記支持具７に固定的に取付けられた枢
軸ポルＦで、第１図に示すように構成されている。この
枢軸ボルト１４において、］ｆ１Ｆｉねじ部で、前記支
持具７の軸孔ｎに合致するように局面の一部が切除され
ている。該ねじ部塾は軸孔１３に鰺看された後ナラ）　
１６が螺合されて支持具７に固定されている。νは枢軸
部、１８Ｆｉ抜止鍔、１９はばね係止部で、該ばね係止
部１９に＃ｉ後記する復帰用ばねの一端部を嵌着する為
の止着溝部が設けられている。次に１２１＃′ｉ下端部
が支持具７に枢軸ボルト１４を介して回動自在に枢支さ
れたアームで、下端部に形成された嵌合孔ηが枢軸部ν
に嵌合されかつ抜止鋳込によって抜止めされている。該
アーム４の長さは上向き（略鉛直状）にされたときにそ
の上端部が天井板５ｂ付近に位置されるように構成され
ている。幻はアーム力と支持具７間の枢軸ポル）１４に
嵌合されたスペーサである。舅は第１１ｊ図に示すよう
に両側のアームｚ、２Ｎの上端部間に横架されな吊棒で
、両端部が夫々アーム２１．２１の自由端に固着され、
アーム力、２１０回動によって第２図に示すように洋服
タンス本体５内の天井板５ｂ付近の収納位置ｐと洋服タ
ンス本体５外の容易に手の届く操作位置Ｑとに移動させ
得るようｒｔｒ（成っている。該吊棒２４ＫＦｉ衣服易
を掛けたへンガーがが拐は外し自在に引っ掛けられてい
る。刀は第７．３図に示すように上端部が吊棒為に回動
自在に連結された操作杆で、下端部には握シ玉３が取付
けられている。該握り玉２８＃ｉ吊棒例が収納位Ｗｐに
在るとき操作者の手で容易に握ることができるような高
さに位置されている。２ｇ轄第７〜ｌｏ図に示すように
支持具７の上端部に備えられた受止部材を示す。この受
止部材２９Ｆｉ、基板８に固定した柱体（９）の一部に
ねじ孔３Ｏａを設け、そのねじ孔（９）ａに受止片とし
て例示するねじ律３０ｂを螺合させて構成しである。こ
り受止部材２９は、アーム力がｆｉｆｆ鉛直状態となっ
た位置でそのアーム力の奥方向（第７図において右方向
）への過度の回動をねじ棒３０ｂの先端３０ｂ’によっ
て受止め得るよう、ねじ棒Ｉｂを回動させて矢印方向（
第９図）への進退調節がなされる。またこれは両側板５
ｍ。

６６に夫々支持具７，７を介して取付けられたアーム４
．２１が共に鉛直状態で停止されるよう各々の支持具７
において夫々調節される。尚１）ｅｔｉ固定用のナツト
を示す。３１Ｆｉ中央孔が枢軸ポル）　１４の抜止鍔１
８に嵌合されかつ後記する係止軸と取付ボルトとによっ
てアーム４に止着された十字形のカバー取付板で、６腕
の先端部には取付孔！が夫々形成されている。ａａｔｔ
アームクに固着された係止軸で、枢軸ポル）Ｍのばね係
止部東と対応する位置にばね係止部３４が設けられ、該
にね係止部刺に後記する復帰用ばねの他端部を係止する
為の係止溝おが形成されている。蕊は復帰用ばねで、ア
ーム２１の回動中心即ち枢軸ボルト１４と同心的に位置
され、かつ一端部が枢軸ポル）ｋの止着溝Ｈｃ嵌着され
、他端部が係止軸おの係止溝３５に係止されている。尚
そのばね力はアーム４を上向き回動（第７図において時
計回り方向への回動）させるように付勢している。該ば
ねあのばね力（復元力）の強さは第７２図に示すように
吊棒ＷＫ引っ掛けられた通常枚数の衣服５の荷重がアー
ム４を下向き回ＩＩ（第７図において反時計回り方向へ
の回動させる回動力よりも大禽＜、シかもアーム２の前
傾回動に伴って前記衣服の荷重による回動力が増大する
につれてｆｉｆｆ同様に大きくなるよう構成され、該ば
ねあによるアーム４の復元力と衣服の荷重によるアーム
力の回動力との大きさの差がアーム♂の前傾角度が大き
く変化しても樫とんと変化しないようになって―る。

次にアーム力と支持具７０基板８とに備えられた一対の
保合部材について説明する。先ず基板８に債見られた保
合部材において、１は第７θ図に示すように基板８の収
納部１０に貫通状でかつ回動自在に支承された枢軸、ａ
８ｋｉ収納部１０の裏側において枢軸３７に固着された
係止体で、先端部には中間に係止凹部（至）が、該係止
凹部（至）の下側に係正凸部菊が、係市凹部器の上側に
当接凸部４１が夫々形成されている。前記当接凸部ｄは
係止凸部船よりも枢軸ｙからの距離が相当大きく形成さ
れている。

４２Ｆｉ収納部１０の裏側において枢軸１に固着された
ばね引掛腕、４１Ｆｉ収納部ｌＯの一部を裏側へ折り曲
げて形成されたばね引掛片で、これらの間に付勢ばね祠
が張設されている。該付勢ばね４４Ｖｉ前記係止体蕊を
その係止凹部圏が第１０図に示す所定位置を中心に上下
両方向へ回動可能でかつ常にその所定位置（中心位ｔ）
Ｋ戻るｉうに付勢している。

次にアーム４に備えられた保合部材において、６ｈａｔ
図及び第１ｔｍｔｔｃ示すようにアーム２１ノ裏面に固
着された突片状の係止片で、けり上は部荀と保合部Ｃと
を備えている。該係止片砺と前記係止体部との位置関係
は、所定位置への復帰状態での係止体あの当接凸部（が
係止片６のけり上は部荀の回動軌跡に位置し、アーム力
の前傾回動によってけり上は部易が当接凸部ｄに当接し
て係止体あを上方へ回動させ、ｔたこのように係止体お
が回動されるとこれの係止凸部舶が係止片６の係合部４
７の回動軌跡上に位置し、その後のアーム力の前傾回動
によって保合部Ｃが係止凸部４１１に当接して係止体詔
を更に上方へ僅かに回動させ、これｋよりアーム４がほ
ぼ水平状態となった位置（第１傾倒位置）で係合部０が
係止凹部１１に係合してアーム４の上向き回動を係止し
、かつその位置からアーム力を更に僅かに下方の位置（
第２傾倒位匍まで（尚その角度は例えば２００）回動さ
せると係止体おの当接凸部Ｃが係合部Ｃから外れて係止
体詔が元位置に復帰してアーム２の上向き回動を許すよ
うに構成されている。５１Ｆ１基板８に固定した停止体
で、アーム４０回動軌跡にまで至る高さに突設させであ
る。またこの停止体５１の位置は第１／図（Ｆ）に示さ
れるように、アーム力を第２傾倒位置にまで倒したとき
にアーム４が当接する位置に設定してあり、そのアーム
力のより下方への傾倒を阻止するようにしである。栃は
カバー取付板３１に取付ボルトクとナラ）５０により取
付けたカバーで、衣服をいためないようにばね蕊部分を
−っている。

上記構成のものにあっては、洋服タンス３の吊棒２４に
引っ掛けであるハンガー々を取外してそのハンガー脂に
掛けである衣服篇を使用したい場合や、使用していた衣
服２をハンガー易に掛け、そのハンガー瀝を吊棒２４に
引っ掛けて洋服タンス３内に収納したい場合Ｋｔｉ、先
ず第７図に示すように洋服タンス本体ｓ内に垂下状態に
ある操作杆ｎの握り玉囚を第６図（Ａ）Ｋ示すように一
方の手で握って斜め下前方へ引っ張染、アーム４を復帰
用ばねあの復元力に抗して第６図（ロ）、０に示すよう
に前傾回動させて吊棒必を第２図に仮想線で示すような
洋服タンス本体５外の低所へ移動させる。この場合、洋
服タンス本体５内の天井板５ｂ付近にある吊俸必は洋服
タンス本体５外の低所へ第２図に示すように円弧を抽い
て移動し、洋服タンス本体５内を移動するときは前方（
第２図において左方）へ大きく移動する０ｒＩＣ対して
下方へは僅かしか移動せず、洋服タンス本体５外ＫｔＢ
た後は下方へ大きく移動するのに対して前方へは僅かし
か移動しないから、吊棒２４に引っ掛けであるへンガー
加上の衣服篇のすそ（下端部）が洋服タンス３の底板５
Ｃ上面や床面２を摺ることを極力少なくすることができ
て衣服の損傷を防止できる。このことは後記するように
吊棒Ｕを洋服タンス本体す内に入れる場合にも同様のこ
とが言える◇また上記のようにアーム４を前傾回動させ
て吊棒篇を低所へ移動させる場合、アーム４を上向き回
動させる方向へ付勢する復帰用にね蕎の復元力が吊棒ｋ
ｌｉｃ引っ掛けられているハンガー加や衣服纂の荷重に
よるアーム力の下向き方向への回動力よりも鴬に大きく
なるようｋしであるから、操作杆ｄの引つ張染操作のみ
ｋよって吊、律々を低所へ移動させる１： ことができ、アーム力の前傾回動の途中で復帰用ばね３
６による復元力と衣服の荷重による回動力との力の大小
関係が逆転するようなことがな−から操作杆ηによるア
ーム４および吊棒シの前傾回動操作を楽に行なうことが
できる。更にまた上記のようにアーム４と吊棒冴を前傾
回動させる場合、吊棒為に引っ掛けられているへンガー
謳や衣服δの荷重によるアーム４の下向き方向への回動
力は第７２図に示すようにアーム力の前傾角度が大きく
なるｋつれて増大するが、復帰用ばね菖によるアーム−
の復元力も第１２図に示すようにアーム塁の前傾角度が
大きくなるにつれて増大するようになって―るので、ア
ーム４を前傾回動させる為に必要な力（前記復元力と回
動力との差）１ｉアーム乙の前傾角度の大小にかかわら
ずはとんど同じ大きさとなり、アーム４の前傾角度が大
きいときはもちろんのこと小さいときであっても操作杆
υを比較的小さな力で引っ、張ることによってアームｎ
と吊棒効をスムーズに回動させることができる。

また上記のようＫしてアーム４を前傾回動させる場合、
第１／図に）、０に示すようにアーム力の前傾角度が３
０度ぐらいに′ｆｋ−）た時点で係止片６のけ抄上は部
４６Ｓ係止体蕊の当接凸部ｄに当接して係止体おを付勢
ばね４４に抗して第ｉｉｖ！Ｊｒｔｃおいて時計回９方
向へ回動させる。その後アーム力の前傾角度が？θ度近
くｋなった時点で第１／Ｉｆ（０）ｋ示すように係止片
荀の係合部Ｃが係止体部の係止凸部船に当接して係止体
部を上記と同方向に更に回動させた彼、アーム力がハハ
水平状簾となったところで第１１図０に示すようｋその
係合部Ｃが係止凸部菊から外れてこの保合部４７１１１
（係止体おの係止凹部加が付勢ばねＭのばねカによ抄「
カチャ」と係合し、アームｔの上向き回動（戻り回動）
が係止される。上記のように係止体部の係止凹部（資）
が係止片６の係合部４７に係合したとき、その保合に伴
う音や係合に伴う射撃等の感触が操作者の耳や手に情報
として伝わ抄、操作者は係止凹部薯と係合部４７か係合
したことを知ることができ、次の操作を安心して行なう
ことができる。また、上記のように係止凹部諺と係合部
Ｃが係合したＩＩは操作者が操作杆ｄや吊棒ｓ１から手
を放しても吊律刺けその位置に保持され、この状態で吊
棒Ｕからのハンガーあの取り外しゃ吊棒胴へのへンガー
謳の引っ掛は操作を行なう。

次に、上記吊棒ムを再び洋服タンス本体５内に収納した
い場合には第６図０に示すように吊棒ツを下降させてア
ーム力を下向き回動させる。該アーム４０回動により第
１／図■、■に示すように係止片砺が係止体部から外れ
て係止体部が元位置に復帰回動し、その後アーム２１を
上向き回動させると、係止片砺が係止体部を第１１図に
おいて反時計回り方向へ一時的に回動させて（係合部Ｃ
が当接凸部Ｃを下方へ押す）上方へ回動する。この場合
、アーム４は復帰用ばね田の復元力によって−Ｆ向き回
動されるから、操作者は操作杆ｄによってブレーキを加
えてやることで吊棒スを極めてゆっくりと収納できる。

また、操作者が操作杆Ｉや吊棒潤から手を放すだけでも
復帰用にねあの復元力と衣服５による回動力とが上記し
たような関係にあるから吊棒２４は比較的ゆっくりと上
向き回動し、その後アーム力が受止片（資）ｂに受止め
られて収納位置に位置される。

向上配係止片６が係止体Ｉから外れたことは、ア−八４
が停止体５１に当接する為、吊棒別あるいは操作杆Ｉを
操作する操作者の手に感触として伝わり、それらの係合
の外れを確実に知ることができる０ また上記の操作時において吊棒Ｕにかけられた衣服の重
量が過大でその重量によるアーム４０回動力が復帰用ば
ね菖の復元力を越えてしまう場合でも、アームムを前方
へ傾倒させた状態は停止体５１によって保持され、アー
五乙が下方へ過回動し−（Ｌまうよつなことは防止され
る。

次に第７３図、第１弘図は係止体の異なる実施例を示す
ものである。この係止体３Ｂｅの本体３６ｍは金属材料
で形成されている。当接凸部ｎ１ｅａ金属材料でもって
係止体ｗｅの本体３６ｍと一体忙形成した上付片４１　
Ｂの周囲を無音材４１ｂで覆って形成しである。上記無
音材４１ｂとしては弾力性のある材料（例えばＮＢ系ゴ
ム）が用いられ、上付片４１　＆に対し例えば焼付によ
って止着される。尚上記無音材４１ｂは前記係止片にお
ける係合部の縁部に当接する面４ＩＣにのみ倫えさせて
も良い。

上記のように無音材４１ｂを有する係止体３８ｅを用い
た場合には、前記係止片の係合部に係止酔ｅの係止凹部
ｌｉｅが係合する時、当接凸部４１　ｅの係合部当接面
４１Ｃが係合部の縁部に当接するが、上記当接面４１ｃ
け無音材で形成しである為「コトッ」という小さく低い
音がするのみで大きな衝撃音の発生はない。尚上記無音
材社、係止片において係止体の当接凸部に当接する部分
に備えさせてもよいＯ 以上のように本発明にあっては、前記目的を達成できる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面祉本願の実施例を示すもので、第７図は洋服タンス
を備えたタンスの正面図、第２図は第１図の１−１線断
面図、第３図は°第１図の部分拡大図、第ダ図社第３図
の１１線断面図、第５図は第１図のマーマ線方向からみ
た部分拡大図、第６図■〜０社アームの前傾回動操作を
示す説明図、第７図はカバーを取外して示す支持具部分
の正面図、第１ＷＪ＃ｉ第７図の曹−１線断面図、第９
図は一部を省略して示す第７図のＩＩ−［線断面図、第
７θ図はアーム、ばね、枢軸ボルトおよびカバーを省略
して示す支持具部分の正面図、第１／図は係止片と係止
体の作動状態を示す説明図、第７２図はアームに加わる
力とアームの前傾角度との関係を示すグラフ。第７３図
は係止体の興なる実施例を示す正面図、第１４！図は平
面図。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洋服タンス本体と、その洋服タンス本体の内部において
   洋服タンス本体の上部位置に横架状に配設されたハンガ
   ー吊掛用の吊棒とから成る洋服タンスにおいて、上記吊
   棒よりも下方の位置において上記洋服タンス本体におけ
   る両側の側板の夫々の内面に夫々止着した支持具と、上
   記各支持具に夫々の元部を枢着したアームとを含み、更
   に１上記吊棒の一端及び他端は上記各アームの夫々の先
   端部に連結してあり、上記アームをその先端部が元部の
   上方に位置する状態から前傾回動させることにより、上
   記吊棒を上記上部位置からそこよ抄も下方の位置に移動
   させ得るようにした洋服タンス０