JPS5814062Y2 - シ−ム溶接機の被加工物倣い装置 - Google Patents
シ−ム溶接機の被加工物倣い装置Info
- Publication number
- JPS5814062Y2 JPS5814062Y2 JP9659979U JP9659979U JPS5814062Y2 JP S5814062 Y2 JPS5814062 Y2 JP S5814062Y2 JP 9659979 U JP9659979 U JP 9659979U JP 9659979 U JP9659979 U JP 9659979U JP S5814062 Y2 JPS5814062 Y2 JP S5814062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- electrodes
- seam welding
- welding
- seam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Machine Tool Copy Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、被加工物の周縁部に沿って溶接する場合の
シーム溶接機に関し、とくにRの大きい曲線部と直線部
からなる周縁部を、シーム電極の回転駆動で、これを上
下電極間に正確に案内9通過させながら連続した周縁部
のシーム溶接を高速に可能ならしめる被加工物の倣い装
置を提供するものである。
シーム溶接機に関し、とくにRの大きい曲線部と直線部
からなる周縁部を、シーム電極の回転駆動で、これを上
下電極間に正確に案内9通過させながら連続した周縁部
のシーム溶接を高速に可能ならしめる被加工物の倣い装
置を提供するものである。
従来、たとえばRの大きな曲線形状を含む車輌用ホイー
ルハウスのように、別工程でプレス加工された複合体を
互いに組合せて、その周縁部に形成された二次元の曲線
を連続して溶接する場合は、直線部とRの大きい曲線部
とを一台の機械で倣い操作しながら連続して溶接するこ
とは困難であった。
ルハウスのように、別工程でプレス加工された複合体を
互いに組合せて、その周縁部に形成された二次元の曲線
を連続して溶接する場合は、直線部とRの大きい曲線部
とを一台の機械で倣い操作しながら連続して溶接するこ
とは困難であった。
したがって、昨今までは各溶接部毎に形状にしたがって
別工程にて段階的に行っていた。
別工程にて段階的に行っていた。
そこで、この考案は、溶接線が直線部とRの大きい曲線
部からなる場合、これをシーム溶接電極間に無理なく案
内9通過させて高速に自動溶接できるようにして溶接品
質の向上を図ると共に、作業性を著るしく高めるもので
ある。
部からなる場合、これをシーム溶接電極間に無理なく案
内9通過させて高速に自動溶接できるようにして溶接品
質の向上を図ると共に、作業性を著るしく高めるもので
ある。
次に、図面に示された実施例に基づき、この考案を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、この考案にかかる倣い装置の一例を示す側面
図、第2図は、この考案装置の倣い動作を示す平面図で
ある・。
図、第2図は、この考案装置の倣い動作を示す平面図で
ある・。
図中符中イは、シーム溶接機本体、2,3は上下1対の
シーム溶接電極、4は、水平方向に自在回転するリンク
機構をなすアーム、5は、アーム先端に連結され、被加
工物0の受は台6を回転させる回転軸で、その一部は断
面半円状になっている。
シーム溶接電極、4は、水平方向に自在回転するリンク
機構をなすアーム、5は、アーム先端に連結され、被加
工物0の受は台6を回転させる回転軸で、その一部は断
面半円状になっている。
7は、回転軸の下端に連結され、シーム電極2,3の消
耗による加圧点の高さの変化に対応して前記受は台を上
下方向へ移動させることにより被加工物の溶接位置の高
さ調節を可能ならしめるシリンダ。
耗による加圧点の高さの変化に対応して前記受は台を上
下方向へ移動させることにより被加工物の溶接位置の高
さ調節を可能ならしめるシリンダ。
8は被加工物の受は台6の下側の周縁に設けられたカム
板で、このカム板は被加工物0のA−BまでのRの大き
い曲線以外の直線部B−C&Rの小さい曲線部C−Dと
、D−Eの直線部を含むカム曲線を投影したもので、こ
のカム板8が電極の加圧中心を通る同一垂直面内に設け
られたガイド板9とこのガイド板と対面するガイドロー
ラ10の間隙部を通過してB−Eまでの溶接線をシーム
電極間に連続して案内させる。
板で、このカム板は被加工物0のA−BまでのRの大き
い曲線以外の直線部B−C&Rの小さい曲線部C−Dと
、D−Eの直線部を含むカム曲線を投影したもので、こ
のカム板8が電極の加圧中心を通る同一垂直面内に設け
られたガイド板9とこのガイド板と対面するガイドロー
ラ10の間隙部を通過してB−Eまでの溶接線をシーム
電極間に連続して案内させる。
11は、受は台6の回転軸5を保持するための、前記電
極と直角をなす平面内に設けられたガイド装置で、この
ガイド装置は、被加工物のA−BまでのRの大きい曲線
に対しては、その曲率半径lを中心として前記受は台6
の回転軸5を固定した状態で回転をゆるす仕組になって
おり、しかもそれ以後に続<B−Eまでの溶接線につい
ては前記カム板8に案内規制されながら前記回転軸5の
半円状にあたる最小幅lの肉厚部分13が直線溶接部の
移行にしたがって案内溝12からぬけ出すような機構に
なっている。
極と直角をなす平面内に設けられたガイド装置で、この
ガイド装置は、被加工物のA−BまでのRの大きい曲線
に対しては、その曲率半径lを中心として前記受は台6
の回転軸5を固定した状態で回転をゆるす仕組になって
おり、しかもそれ以後に続<B−Eまでの溶接線につい
ては前記カム板8に案内規制されながら前記回転軸5の
半円状にあたる最小幅lの肉厚部分13が直線溶接部の
移行にしたがって案内溝12からぬけ出すような機構に
なっている。
次に、この考案の作用動作について説明すると、まず第
2図のように、Rの大きい曲線部AからB方向へ溶接を
進めて行く場合に、被加工物0の向きをイのような状態
で受は台6にセットし、開放後の上下電極2,3間に予
定した周縁部を挿入する。
2図のように、Rの大きい曲線部AからB方向へ溶接を
進めて行く場合に、被加工物0の向きをイのような状態
で受は台6にセットし、開放後の上下電極2,3間に予
定した周縁部を挿入する。
次いで、上下電極2,3間で周縁部を挾圧し、電極を回
転駆動すると共に、電極間を通して電流を流し、曲線周
縁部に沿ってシーム溶接を施こす。
転駆動すると共に、電極間を通して電流を流し、曲線周
縁部に沿ってシーム溶接を施こす。
この場合、受は台6の回転軸5は、図のごとく大きなR
の曲率半径を中心としてガイド装置11の案内溝12に
保持されながら回転し、曲線A−Bまでの周縁部を上下
電極間に正確に誘導する。
の曲率半径を中心としてガイド装置11の案内溝12に
保持されながら回転し、曲線A−Bまでの周縁部を上下
電極間に正確に誘導する。
そして、曲線部の終端Bがちょうど電極加圧点にくると
、被加工物は口の姿勢になり、前記受は台6の回転軸6
の半円状をなす肉厚部分13は、ガイド装置11の案内
溝12の出入口14から離脱可能な最小幅lに向き変り
、以後B−Cにうつる直線部の誘導は、前記カム板8の
倣い運動によって行なわれる。
、被加工物は口の姿勢になり、前記受は台6の回転軸6
の半円状をなす肉厚部分13は、ガイド装置11の案内
溝12の出入口14から離脱可能な最小幅lに向き変り
、以後B−Cにうつる直線部の誘導は、前記カム板8の
倣い運動によって行なわれる。
この場合、回転軸5は案内溝12からぬけ出し次の51
の位置まで移動する。
の位置まで移動する。
この間に被加工物は口の姿勢からハの姿勢に移り、直線
部B−Cの周縁部の溶接が行なわれる。
部B−Cの周縁部の溶接が行なわれる。
そして、溶接線が引続いて次の小さいコーナ部Cにさし
かかると、コーナ部C−Dの曲率半径を中心として、そ
の中心を保持して回転するガイドローラ10がカム板8
を案内し、コーナ周縁部を電極間に誘導する。
かかると、コーナ部C−Dの曲率半径を中心として、そ
の中心を保持して回転するガイドローラ10がカム板8
を案内し、コーナ周縁部を電極間に誘導する。
この場合、被加工物0の向きはハから二の状態になり、
回転軸5は先の51の位置から52の位置へ移動する。
回転軸5は先の51の位置から52の位置へ移動する。
そして次の直線部D−Eまでの誘導は、カム板8の倣い
動作で引続き行なわれ、被加工物Oを二の姿勢からホの
状態まで移行して直線部、D−E間の周縁部を電極2,
3間に案内通過させることになる。
動作で引続き行なわれ、被加工物Oを二の姿勢からホの
状態まで移行して直線部、D−E間の周縁部を電極2,
3間に案内通過させることになる。
このようにしてA−Eまでのニュ次元曲線の倣い運動と
縁周溶接が連続して行なわれる。
縁周溶接が連続して行なわれる。
溶接完了した合成像は、電極開放後、反対側にて取外す
ことになる。
ことになる。
そして次にセットされた新しい被加工物は今度は逆方向
から同じ倣い操作により回転し円滑に溶接されることに
なる。
から同じ倣い操作により回転し円滑に溶接されることに
なる。
以上で説明したように、この考案によると、従来の溶接
線倣い装置の受は台の回転中心軸を被加工物のRの大き
い曲率半径を中心としてこれを案内保持し、回転させる
などの簡単な構成を付加するだけで゛二次元曲線からな
る溶接線を上下電極間へ無理なく安定させた状態で確実
に案内通過させ、溶接スピードを早めることができるか
ら、作業性を著るしくアップするのみならず、溶接品質
を大幅に高めることができるなど従来の装置ではタッチ
することができなかった幾多の優れた効果を発揮できる
。
線倣い装置の受は台の回転中心軸を被加工物のRの大き
い曲率半径を中心としてこれを案内保持し、回転させる
などの簡単な構成を付加するだけで゛二次元曲線からな
る溶接線を上下電極間へ無理なく安定させた状態で確実
に案内通過させ、溶接スピードを早めることができるか
ら、作業性を著るしくアップするのみならず、溶接品質
を大幅に高めることができるなど従来の装置ではタッチ
することができなかった幾多の優れた効果を発揮できる
。
第1図は、この考案にかかる倣い装置の実施例を示す側
面図、第2図は、この考案の装置の倣い動作を示す平面
図である。 1・・・・・・シーム溶接機本体、2,3・・・・・・
上下1対のシーム溶接電極、4・・・・・・リンク機構
をなすアーム、5・・・・・・受は台の回転軸、11・
・・・・・ガイド装置、12・・・・・・案内溝、13
・・・・・・回転軸の半円状肉厚部分、0・・・・・・
被加工物。
面図、第2図は、この考案の装置の倣い動作を示す平面
図である。 1・・・・・・シーム溶接機本体、2,3・・・・・・
上下1対のシーム溶接電極、4・・・・・・リンク機構
をなすアーム、5・・・・・・受は台の回転軸、11・
・・・・・ガイド装置、12・・・・・・案内溝、13
・・・・・・回転軸の半円状肉厚部分、0・・・・・・
被加工物。
Claims (1)
- 上下1対のシーム電極間で、被加工物の周縁部を挾圧し
、これを電極の駆動によって案内移行せしめながら電極
間を流れる電流によりシーム溶接するための装置であっ
て、前記電極と直角をなす平面内で旋回可能なリンク機
構によって構成されたアームと、このアーム先端に連結
され、被加工物の受は台を回転させる回転軸とを有し、
この回転軸の一部は断面半円状をなし、この半円状の最
小幅の肉厚部分は前記電極と直角をなす平面内に設けら
れたガイド装置の案内溝を前記周縁部の形状に対応して
進入・回転・離脱するように構成されたことを特徴とす
るシーム溶接機の被加工物倣い装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9659979U JPS5814062Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | シ−ム溶接機の被加工物倣い装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9659979U JPS5814062Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | シ−ム溶接機の被加工物倣い装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5618179U JPS5618179U (ja) | 1981-02-17 |
JPS5814062Y2 true JPS5814062Y2 (ja) | 1983-03-18 |
Family
ID=29329414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9659979U Expired JPS5814062Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | シ−ム溶接機の被加工物倣い装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814062Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0534133U (ja) * | 1991-10-01 | 1993-05-07 | 中津川包装工業株式会社 | 段ボール製パレツト |
JPH0549634U (ja) * | 1991-12-06 | 1993-06-29 | 中津川包装工業株式会社 | 段ボール製パレット |
-
1979
- 1979-07-13 JP JP9659979U patent/JPS5814062Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5618179U (ja) | 1981-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4577795A (en) | Device for overlay-welding pipes bends | |
JPS5814062Y2 (ja) | シ−ム溶接機の被加工物倣い装置 | |
SU579861A3 (ru) | Устройство дл автоматической сварки внутренних технологических швов спиральношовных труб | |
JP2005519764A (ja) | コンター溶接する方法と装置 | |
JPS60121080A (ja) | シ−ム溶接機の被溶接物誘導装置 | |
JPS623881A (ja) | 直管フランジ二点同時溶接装置 | |
JPH0615471A (ja) | レーザ溶接ユニット | |
JPH06304763A (ja) | 容器をローラシーム溶接するための方法及びこの方法を実施するためのローラシーム抵抗溶接機 | |
CN210731420U (zh) | 一种基于机器视觉与ai算法的自动焊接装置 | |
JPS6213274A (ja) | 自動シ−ム溶接装置における軌道修正方法及び軌道修正装置 | |
JPS59169352A (ja) | コイル成形機 | |
JPS5836453Y2 (ja) | シ−ム溶接機における被加工物倣い装置 | |
JP2002224842A (ja) | シーム溶接方法と溶接軌跡誘導装置 | |
JPS6217170Y2 (ja) | ||
JPS60238090A (ja) | 自動溶接装置 | |
EP1514629A1 (en) | Seam welding apparatus | |
KR20240001249U (ko) | 용접 이송 메커니즘 및 용접 장비 | |
JPS6041340Y2 (ja) | シ−ム溶接機の被溶接物誘導装置 | |
JPS6016460Y2 (ja) | 簡易形自動溶接装置 | |
JPH0683166U (ja) | 自走式溶接装置 | |
JPS59150675A (ja) | 枝管自動溶接装置 | |
JPS5920431B2 (ja) | 円筒材のt型接合箇所の溶接装置 | |
JPS6031028Y2 (ja) | スポツト溶接ガンの姿勢制御装置 | |
JPS61276782A (ja) | シ−ム溶接機におけるワ−ク誘導装置 | |
JPH0357338Y2 (ja) |