JPS58140048A - トリメリツト酸エステルおよびその酸無水物 - Google Patents

トリメリツト酸エステルおよびその酸無水物

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JPS58140048A
JPS58140048A JP57023161A JP2316182A JPS58140048A JP S58140048 A JPS58140048 A JP S58140048A JP 57023161 A JP57023161 A JP 57023161A JP 2316182 A JP2316182 A JP 2316182A JP S58140048 A JPS58140048 A JP S58140048A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なトリメリット酸エステルおよびその酸無
水物に関する。
即ち、本発明の要旨は、式: 〔式中、klは水素またはメチル基、R2は炭素数2ま
たは3のアルキレン、お工びnは2〜9の整数を表わす
。ただし、ベンゼン環上の2僕のカルボキシル基の間で
酸無水物結合ケ形成していてもよい。〕 で示されるトリメリット酸エステル(以下、本発明エス
テル化合物と称す。)またはその酸層−た惣(以下、不
発明無水化合物と称す。)に存する。
上記式CI)の本発明エステル化合物または本発明無水
化合物の具体例?以下に列挙する。
本発明無水化合物は、式: RI CH−C−COO+R20+nH〔■〕〔式中、R1,
R2およびnは前記と同意義。〕で示される化合物とト
リメリット酸無水物またはその反応性誘導体を、通常反
応溶媒中で反応させることにより製造される。
上記式[II)の化合物としては、アクリロキシポリエ
チレングリコール−2(まタハポリエチレングリコール
モノアクリレート)、アクリロキシポリプロピレングリ
コール−2(またはポリプロピレンクリコールモノアク
リレート)、メタクリロキシポリエチレングリコール−
2(ぼたはポリエチレンクリコールモノメタクリレート
)、メタクリロキシポリプロピレングリコール−2(ま
たはポリプロピレングリコールモノメタクリレート)が
例示される。
上記トリメリット酸無水物の反応性誘導体としては、ト
リメリット酸無水物と各坤反応試薬、例、tJfハロゲ
ン化剤(チオニルクロリド、玉臭化燐など)との反応で
得られる酸ハライド、アルコールとの反応で得られる活
性エヌテル化物、ウッドワード試薬や回山試楽との反応
で得られる生成物、その他イミダゾール化物などが挙げ
られる。
上記反応溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン
、テトラヒドロキシフラン、ジオキサン、ピリジン、ヘ
キサン、ヘプタン等が側片されてよいO 上記反応は、通常室温sしくは45°C以下の温度、好
1しくけ室温以下の温度、1〜工2時曲、好ましくは5
〜8時曲の条件で実施されてよい。
なお、上記酸ハフイドを用いる時は、脱ハロゲン化水5
111としてトリエチルアミン、ジメチルアニリンなど
の第三級アミンを使用することが好ましい。更に、トリ
メリット酸無水物を遊離のままで用いる時は、エステル
化触K(P−トルエンスルホン酸、ジシクロへキシルカ
ルボイミド、N、N’−カルボニルイミダゾールなど)
全便用することにより有利に反応を進めることができる
本発明エステル化合物は、本究明無水化合物を通常の方
法で加水分解することによV製造される。
以上の如くして本発明エステル化合物および本発明無水
化合物が得られるが、これら化合物は一般にそれ自体淡
黄色乃至白色の油状を呈するものである。
本発明エステル化合物および無水化合物は、各種の接着
性組成物に適用することができる。この接着性組成物は
、(al不発明エステル化合物お・↓ひ不発明無水化合
物の少なくとも1種、(blエチレノ性不飽和結合會有
する重合性化合物の少なくとも1種、およびFC+屯合
聞合開始剤なくと%、1神で信成され、一般的には常温
あるいは比較的凹い温度でまたは光により硬化する接着
性組成物、特に金属、歯牙等に大きな接着力を有すると
同時に、酸化速度が速く、更にたわみ性やr#溶剤性に
も浸れ全体としてバランスのとれた反応性接着性組成物
である。ここで1接着性組成物」とは、接M削、塗料、
間隙充填用剤等を包含する。なp、刀)力・る組成物は
必らずしも一面タイブ(即ち、a〜(成分を一括混合し
たもの)である必要はなく、例えばa成分とb成分を分
離した二液タイプ、その他の多液タイプで順次塗布適用
することができる。
上記す成分の重合性化合物としては、例えは酢酸ヒニル
、アクリロニトリル、スチレン、α−メチルスチレン、
(メタ)アクリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エ
チル(メタ)アクリレートなどの(メタノアクリレート
および水酸基やハロゲンによるそのアルキル側鎖置換体
、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート
、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールジ(メタラアクリレート、ポリエチレング
リコールジ(メタ)アクリレ−)、1.3−ブチレング
リコールジ(メグ)アクリレート、ネオベンチルグリコ
ールジ(メタ〕アクリレート、2.2−ビス(4−(メ
タ)アクリロキシプロビロキシフェニルノプロパン、2
.2−ビ、7’=(4−(メタ)アクリロキシエトキシ
フェニル)プロパン、2.2−ビス(4−(メタ)アク
リロキシジェトキシフェニル)プロパン、ビスフェノー
ルAジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリ
シジル(メタ)アクリレート、ジアリルフタレート、ト
リアリルシアヌレート、トリメチロールプロパントリ(
メグ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メグ
)アクリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ
)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、有機
ジイソシアネートと(メタ)アクリル設万キシアルキル
またはジ(メタ)アクリル酸万キシアルキルとの反応生
成物、ウレタンプレポリマー(有機ジイソシアネートと
ジオールの反応生1&?!l)と少なくとも2個の炭素
原子全有するオキジアルカノールの(メタ)アクリル酸
エステルとの反応生成物で少なくとも2個の重合性エチ
レン性不飽和基を含む重合性プレポリマー、エチレン性
不飽和基を有する二塩基性カルボン酸と2価のアルコー
ルとの反応生成物(即ち一般的にエチレン性不飽和基紫
有するポリエステル)等が挙げられる。(なお、上記(
メタ)アクリル酸とはアクリル酸またはメタクリル酸、
(メタ)アクリレートとは7クリレートまたはメタクリ
レート、(メタ〕アクリロキシとはアクリロキシまたは
メタクリロキシケソレぞれ相称する。)これらの重合性
化合物は、単独または適宜組合せて使用されるが、中で
もヌチレンやメチルメタクリレートとジ(メタ)アクリ
レート、重合性プレポリマー、ポリエステル等との組合
せが好ましい。
上記a成分とb成分の配合割合は、当該組成物の使用目
的により適宜に変化さnてよいが、通常a成分/b成分
の重量比が1/1000〜115、好ましくは1150
0〜1/10となるように選定丁扛ばよい、上記重量比
が1/1000未満であると、接着剤としての接着効果
に劣るし、また115を越えると、吸水率が増大し耐水
性に劣る重合物しか得られず、これが原因して接着効果
の減退の傾向にあることが認められる。
上記C成分の重合開始剤としては、例えばベンゾイルパ
ーオキサイド、ジクルミルパーオキサイド、イソプロピ
ルオキシジカーボネート、アゾビスイソブチロニトリル
などの各種過酸化物が挙げられるが、室温で重合させる
場合では)!J−n−ブチルポラン、ナフテン酸コバル
ト/メチルエチルケトンパーオキサイド、芳香族第3級
アミン/ベンゾイルパーオキサイドなどの公知組合せが
好ましい。また紫外線や可視光線下で重合させる場合で
は通常の光増感4」(ベンゾイン、ベンゾインアルキル
エーテル、ベンジルなト)と促進/ril (P−フェ
ニルアミン、トリエチルアミン、トリブチルホヌフイン
、アリルチオ尿素など)の組合せが好ましい。刀・かる
C成分の使用坦は、通常3成分とb成分の合計量に対し
約01〜5%(重量%、以下同様)の範囲で選定すれば
よい。
かかる組成物は、上述のa −C成分を必須とするが、
その用途(接着列、塗料、間隙充填用6(jとしての用
途)に応じて通常の添加成分が適量配合されてよい。例
えば、無機充填材(六方リン、タルク、クレー、炭酸カ
ルシウム、シリカ、アルミナ、アルミノシリケート、珪
酸カルシウム、リン酸カルシウム、ガラスなど)、有機
充填材(クルミ殻、木材、熱硬化性樹脂硬化物等の粉砕
品など)、上記無機充填材と熱硬化性樹脂硬化物の粉砕
品との複合充填材が挙げられ1.これらは通常1〜10
0μ程度の粒径で採用されるが、特に光沢が要求される
場合粒径5μ以下、好筐しくは1μ以下の微粉状が好適
であジ、更に球状もしくはそれに近いものが望ましい。
その他の添加成分として、ワツクヌ、パラフィン、ポリ
メチ)メタクリレート、ポリスチレンなどの変性剤、増
粘剤、重合促進剤、重合調節剤、重合抑制剤等が使用さ
れてもよい。
なお、上記無機充填材を使用する場合、通常の表面処理
剤(例えばr−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン、T−グリシドキシプロビルメトキシシラン等)で
これを処理しておくことが好ましい。また、特に透明性
を有する接着剤またはrli]隙充填用剤を得るには、
3成分およびb成分の共重合体の屈折率が、使用さ扛る
各種充填材のそれと同一もしくはそれに近似することか
望まれる。
上記組成物の適用にあって、特別溶剤全使用する必要は
なく、a成分をb成分に均一溶解させた状態で使用する
のが好ましいが、これ以外に例えば、予めa成分を適当
な溶剤(ケトン類、エステル類、アルコール類、ペンゾ
ール類など)に溶解して被接着面に塗布乾燥した後、こ
れにb成分およびC成分を含む組成物を適用し、常法に
より硬化処理する方法も採用できる。このようにし、て
形成これる硬化被膜はいずれも、金属および叶イ牙に対
して極めて高い接着力を発揮下ることかでさ、またたわ
み性や耐久性に冨むため谷棟用途にJh合するものであ
る。
次に、実施例および比較例を挙げて不発明を具体的に説
明する。なお、本発明はこれらの実施例に何ら駆足され
るものではない。各個における「引張接着試験」は、下
記要領で失施した。
引張接着試験 JIS  K6849に準じて試験を行なったが、金属
試験体は丸棒型試験片としその百伜k 6. OrIn
とし、被接着面は研摩紙600番(JIS  K525
2)で光沢のできる葦で磨き、JIS  K1508(
1−リクロルエチレン、以下トリクレンと略す)で充分
に洗って乾燥したものを使用した。
アクリル丸棒は金属試験体に準じたが、トリクレンの洗
浄は省略した。また抜去生歯または入歯の場合は琺瑯質
または象牙質部に6馴以上の平面を設け、研磨紙600
番で均一に磨き、30%リン酸水溶液で30秒曲エツチ
ンクしミ水洗乾燥後上記丸棒試験体全接着させアダプタ
ーケ介して島津オートグラフl5−1000’に用い、
引張り速度1mm/分で試験を行なった。なP試験数値
の単位は即/C−である。
実施例1 4−メタクリロキシポリエチレンクリコール(n=2)
)リメリット酸エステルの酸無水物の製造ニー 一ベンゼン150−および無水トリメリット酸クロライ
ド21.0gの溶液に、ベンゼン50.rll、ポリエ
チレングリコールモノメグクリレート(平均分子量16
3〜173)16.6gおよびピリジン7.9g力・ら
なる溶液を室温で滴下し、7時間反応せしめる。反応終
了後、析出したピリジン塩酸塩t[’i別し、減圧下ベ
ンゼンを溜去して淡黄色油状の表記化合物を得る。収量
27f0 IRヌベクトル:(CM−1) 1855.1780 (酸無水物″:;C=O)、17
35.1720  (エヌテルンC−0)。
NMRスペクトル=(δ) 1.91 (311,C”3  )、367〜455(
(8H,CH2CH2−0−CF(2C112−)、5
53゜6.21 (2H,CH2−)、8゜03.8.
45.857(3H,芳香環)。
実施例2 4−メタクリロキシポリエチレンクリコール(n=7〜
9)トリメリット酸エヌテルの酸無水物の製造ニー 実施例1において、ポリエチレンクリコールモノメタク
リレート(平均分子量163〜173)ニ代工て、ポリ
エチレンクリコールモノメタクリレート(平均分子量3
87〜468)42.8&を用い、同様にして表記化合
物を得る。ha4oy、黄色油状物。
IRスペクトル:(CM−1) 1855.1785  (酸無水物 〕C=0 )、1
715〜1735(エステル ンC=0)。
(原料のヒドロキシル基による吸収3450m−1が消
失した。) 実施例3 4−メタクリロキシポリプロピレングリコール(n=5
〜6)トリメリット酸エステルの酸無水物の製造ニー Wm例1において、ポリエチレングリコールモノメタク
リレートに代えてポリプロピレンモノメタクリレ−F(
平均分子量350〜387、日本脂 油工業社製商品名[ブレンマーPP−1000J△ )36.9fを用いて同様にして表記化合物を得る。
収量2El、淡黄色油状物。
IRスペクトル:(4−1) 1885.1785 (nmyK物 ’:; C=0 
)、1720.1735 (エステル ンC−0)。
(原料のヒドロキシル基による吸収3450at−’が
消失した。) 実施例4 4−アクリロキシポリエチレングリコール(n−2)ト
リメリット酸エフチルの酸無水物の製造: 一 実施例1において、ポリエチレングリコール(n−2)
モノメタクリレートに代え、ポリエチレングリコール(
n=2 )モノアクリレート169を用い同様にして表
記化合物を得る。酸型25g、黄色油状物。
IRスペクトル:(IyR−’) 1855.1780(酸無水物 ンC=O)、1715
〜1735(エステル ; C=0 )。
(原料のヒドロキシル基による吸収3450Cm−1が
消失した。) 実施例5 ポリメチルメタクリレート(以下、「PMMA」と略丁
)995部(M患部、以下同様)および過酸化ベンゾイ
ル(以下、l’−BPOJと略す)05部の混合物2部
と、メチルメタクリレート(以下、[MMAJと略す)
95i6、エチレンクリコールジメタクリレート(以下
、1F、 D M A Jと略す)4.5部、ジメチル
パラトルイジン0.5部、4−メタクリロキシポリエチ
レングリコール(n=2)トリメリット酸エステルの酸
無水物5部の混合物1部とを混ぜたものを使用し、室温
で接着後24時間後に引張接着試験に供しz#3果全表
1に示す。なお、金属被着体は接着に先立ちトリクレン
洗浄を行ない、生歯は30%リン酸で30秒間エツチン
グ処理を行ない、充分水洗乾燥後接M’L行なった。
比較例1 実施例5において、トリメリット酸エステルを除いた組
成物で同様に接着試験を行ない、その結果を表1に併記
する。
実施例6 JPMMAJ 99.5部、l’−BPOJQ、5部の
混合物2部と、「MMAJ95部、l’−F、DMAJ
5部、4−メタクリロキシポリプロピレングリコール(
n=5〜6)トリメリット酸エステルの酸無水物5部の
混合物1部とを混ぜたものを使用し、100℃で1時間
重合すると共に接着し、引張接着試験に供し、結果を表
1に示す。なお、金属被着体は接着に先立ってトリクレ
ン洗浄を行なった。
比較例2 実施例6において、トリメリット酸エステルを除いた組
成物で同様の&着試験ケ行ない、その結果を表1に併記
する。
注■) 松風陶歯製造昨)製商品、Ni53%。
Cr15%9MO5%、Mn 5%、そのfit!12
%。
Q)  同上tt製商品、C061%、Cr26%。
Mo7%、Ni5%、その他1%。
実施例7,8 本例で使用する接着剤組成は以下の通っである。
実施例7 2.2−ビス(4−メタクリロキシエトキシフェニル)
プロパン(以下、r2 F、J トlll&f) 35
m、2.2−ビス(4−メタクリロキシジェトキシフェ
ニル)プロパン(以下、「4E」と略す)’35m、エ
チレングリコールジメタクリレート(以下、「IG」と
略す)30部、[BPOJQ、5部および珪石(平均粒
子径1μ)315部の混合物1部と、r2F、J35部
、「4F、J35部、「IGJ30部、4−メタクリロ
キシポリエチレングリコール(n=2 ) )リメリッ
ト酸エヌテルの酸無水物95部、ジメチルパラトルイジ
ン0.5 ?lAおよびアルミニウムシリケート(平均
粒子径05μ)315部の混合物1f!15とを混ぜた
もの使用。
実施例8 トリメチルへキサメチレンジイソシアネート(1モル)
と2−ヒドロキシメタクリレート(2モル)の反応生成
物70部、トリエチレングリコールジメタクリレート(
以下、r3GJと略丁)30部、ベンジル1部、ジェタ
ノールアミン0.5部2よび4−メタアクリロキシポリ
プロピレンクリコール(n−5〜6)トリメリット鍍エ
ステルの収態水物5部。但し、接合後ハロゲンランプ1
分1i1照射によV硬化σせる。
生歯象牙質を研削して直径6馴以上の平面を乍り、研磨
紙600番で平滑に仕上け、10%クエン酸および3%
塩化第二鉄を含む水溶液でエツチング、水洗、乾燥し、
上記接M剤で直径6LrrInのアクリル棒を接着した
後、23°Cの全気中tたは37°Cの水中に1日並び
に1ケ月放置し、引張&[、d験に供する。結果を表2
に示す。
比較例3.4 実施例7,8の接着剤組成からトリメリット液誘導体を
抜いた組成を対応させ比較例3.4とし、実施例7.8
と同様の方法で接着試験を行ない、その結果を表2に併
記する。なお、本例の接着剤組成は以下の通りである。
比較例3 12F、J35部、l’−4F、J35部、rlGJ3
0部、[、B P OJ O,5部P工び珪石(平均粒
子径1μ)315部の混合物1部と、r2F、J3,5
部・「4F、J35部、rlGJ30部、ジメチルパラ
トルイジン0.5部およびアルミニウムシリケート(平
均粒子径0.5μ)315部の混合物1部とを混ぜたも
の使用。
比較例4 トリメチルへキサメチレンジイソシアネート(l モル
) ト2−ヒドロキシエチルメタクリレート(2モル)
の反応生成物70部、r3GJ30部、ベンジル1部お
よびジェタノールアミン0.5部。
実施例9.10 実施例7.8において、生歯象牙質の代わりに抜去人歯
琺瑯質を用い30%リン酸水溶液でエツチング、水洗、
乾燥する以外は、同様な条件で接着試験ケ行ない、その
結果を表3に示す。
比較例5.6 実施例9.10において実施例7.8の接着剤の代わり
にそれぞれ比較−例3,4の接M剤を用いる以外は、同
様な条件で接着試験を付ない、その結果を表3に併記す
る。
表2 実施例11 硬質レジン前装鋳造冠を製作するに当り、鋳造冠として
松風陶歯製造(株)製部品名「スパーゴールド タイプ
NJ C金70%、銀10%、白金1゜0%、バヲジウ
ム40%、銅13%。 )’に用いて維持装置を省略し
た鋳造冠を製作し、前処環径2−ヒドロキシプロピルメ
タクリレート(2モル)とトリメチルへキサメチレンジ
イソシアネート(1モル)の反応生成物70部、r3G
j 30部、4−メタクリロキシポリエチレンクリコー
ル(n=2)トリメリット酸エフチルの酸無水物5部、
酸化チタン100部および「BPOJ1部からなる組成
物をオペーク塗料として下塗りし、その上に市販の硬質
レジン(商品名「グラスチーク」)を常法に従って築盛
重合し、前装冠を完成させ患者に装着した所、6ケ月以
上の使用後も何ら金属とレジン接合部に異状は認められ
な力)つた。
比較例7 実施例11と同様の硬質レジン前装鋳造冠を製作するに
当り、従来法により維持装置として直径04〜0.5 
m球状のリテンションビーズ15個を付着させて該鋳造
冠を製作し、前処環径2−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート(2モルラドトリメチルへキサメチレンジイソシ
アネート(1モル)の反応生成物70部、r3GJ30
部、り化チタン100部および[BPOJ 3部からな
る組j]y物をオペーク塗料として下塗りし、その上に
IX販=質レジン(商品名「グラスチーク」)全常法に
従って築盛重合し、前装冠?完成させ患者に使用させた
が、4ケ月後金属とレシン接合部に綿線を生じ、更に3
ケ月後にはそれが更に強調され特に歯順部の色調が変化
したよりに見える状態となった。
実施例12 一歯欠損の架橋義歯を作るに当り、従来法又は両隣在来
全大巾に切削し支台歯形W、にしてシf造勉ケ作るのが
進法であるが、不例に2いては両隣在来の古曲の棋雑な
形感を簡略化するため、ゎず刀・に削除するに止め印象
W、得後裏打板ケ松風陶歯製a(株)mF’R品名Fヌ
マロイチタンJ(CO40%、Ni 28%、Cr 2
3%、Ti5%、その他4%)で鋳造し、欠損部には実
施例11の方法で硬質レジンを前装し、患者の口腔内両
隣在歯舌面を公知のエツチング処理し、r2F、J31
、FIGJ30i、ネオペンチルクリコール(以下、[
NPGJと略丁)30部、4−メタクリロキシポリプロ
ピレングリコール(n−5〜6)トリメリット酸エステ
ルの酸無水物5部、珪石(平均粒子径0.7μ)300
部、「BPOJ 1部Pよびジメチルパラトルイジン1
部からなる組成物で裏打板ケ接着して、架橋義歯全患者
の口腔内で完成させた。
6ケ月後も何ら異状は認められなρ・つた。
比較例8 実施例12と同様の症例に同様の裏打板を鋳造し比較例
7の組成の硬質レジンを前装し、患者の口腔内両隣在来
古曲を公知のエツチング処理し、r2F、J30部、r
lGJ30部、rNPGJ30部、珪石(平均粒子径0
7μ)300部、「BPO」1部およびジメチルパラト
ルイジン1部からなる組成物で裏打板を接着し、架橋義
歯を患者の口腔内で完成させた。装着後1週間後に削装
部が脱落し、更に1ケ月後に裏打板が脱落した。
実施例13 比較例8において、装着後1週1IJU後に1111装
高が脱落したので、やむなく裏打板の接合面2よび前装
硬質レジンの接合面を一層削ジ新鮮面を出し、更に後者
には小凹面およびアンダーカットケ設け、4−アクリロ
キシポリプロピレンクリコール(n−5〜6)1リメリ
ツト収エフチルの酸無水物の5%アセトン溶液プライマ
ー全裏打板側に塗布乾燥し、直ちに歯科用即時重合樹脂
(松風陶歯製造(株)製部品名「クイックレジン」)に
て両者を患者の口腔内で接合した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: 〔式中、R1は水素またはメチル基、R2は炭素数2ま
    たは3のアルキレン、およびnは2〜9の整数′に表わ
    す。ただし、ベンゼン環上の2個のカルボキシル基の間
    で酸無水物結合を形成していてもよい。〕 で示されるトリメリット酸エフチルまたはその酸無水物
JP57023161A 1982-02-15 1982-02-15 トリメリツト酸エステルおよびその酸無水物 Granted JPS58140048A (ja)

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