JPS58138307A - 播種機における苗箱供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、苗箱を搬送自在に載架する架台に播種装置
を設けた播種機において、架台に対する苗箱の供給を自
動化せしめた装置に関するものである。

従来の底面が平板な苗箱にあっては、これを多段に積重
ねても上下の苗箱が嵌合することがないので、適当な押
出機構を設ければ、容易に最下段の苗箱のみを分離して
架台に設けた搬送機構を介し、播種装置に供給すること
が可能であった。しかしながら９図示する如く、林状の
ポット苗室を多数連接してなる苗箱にあっては、上下の
苗箱が相互に嵌合するため、上記の如き押出法を適用で
きず、−個ずつ９手で苗箱を架台上に載架する必要があ
り、極めて非能率であった。

本発明は上記欠点を除去することを目的とするものであ
って、多段に積重ねられた苗箱を、下方から一枚ずつ順
次架台上に供給することができ。

極めて作業能率の高い播種機における苗箱供給装置を提
供するものである。

次に９本発明を図示実施例に従って説明すると。

（１）は播種機の機体である。機体（１）は架台（２）
上に一連の播種装置（８）を配してな抄、この架台（２
）には苗箱（ａｌの底面に掛止してこれを播種装置（８
）下方へ移送する搬送チェ７（４）が回動自在に張設さ
れている。

（６）は側板であり、架台（２）の両側に対向するよう
並列に配されている。これらの側板（５）（５）は連結
板°−（６）＋６）により上部を開口した方形枠体状に
連結されており、苗箱（ａｌを上方から嵌挿したとき、
架台（２）上に案内するよう設けられている。（７）は
枢軸であり、架台（２）に設けた電動機によって回動自
在に駆動される搬送チェノ（４）に連動して回動自在に
軸架されている。

この枢軸（７）は適宜な連動機構（８）を介して側板（
６）外側に設けた軸杆り９）を回転させると共に、軸杆
（９）上方に並列せしめた連杆（１０）を連動させる。

この連杆ｔｌｃｙｌは連結板（６）外側に設けたクラン
クα１）を介して。

軸杆（９）の回転に応じて一定範囲内の往復回動をする
よう連動されている。

（廟は掛止爪であり、連杆ｎｏ）に設けられており。

その往復回動に伴って側板（６）から架台（２）上方に
向って水平に突出するよう、往復動自在である。この掛
止爪（１２）は対向する側板（５）（５）から突出して
苗箱（ａｌの両側縁（ｂ）ｆｂｌを掛止すると共に、後
退時には掛止を解き、該苗箱（ａ）を架台（２）上へ落
下せしめるよう配されている。ｆｆ８）は受爪であり、
掛止爪（Ｌ＠と同軸の連杆（１０）に設けられており、
クランク（１１）によって掛止爪（廟と交互に突出する
よう調整されている。

この受爪０Ｂ）は掛止爪（１２）に重置された苗箱（ａ
ｌｆａ）・・・の最下段の苗箱ｆａｔのみを該掛止爪（
１２）に残存させて。

第二段の苗箱（ａｌの側縁１ｂ）を掛止するよう一定間
隔をあけ、掛止爪（１２）上方に配されている。

α→は回転型であり、軸杆（９）に固定的に設けられて
いる。この回転爪α荀は、この種の苗箱ｆａＨａｌ・・
・を多段に積重ねた場合に、上下の苗箱１ａｌｔａｌが
相互に嵌合し、下方の苗箱ｆａｌが自然落下しない場合
があり、このような苗箱（ａｌの側縁１ｂ）を押圧する
゛ことにより落下せしめるよう、掛止爪（１２１の摺動
面に対して下方回転するものズある。

以上の機構を、第３図〜第５図に従って説明すると、ま
ず掛止爪（…上に苗箱（ａｌ（ａｌ・・・が多数積載さ
れている（第３図）。次に、受爪Ｃ１匂が第二段目の苗
箱（ａｌＯ側縁に掛止する！う突出し、掛止爪（増には
最下段の苗箱（ａｌのみが支持される（第４図）。

受爪（坤の突出に対応して掛止爪（曽が後退し、上記苗
箱ｔａ）は掛止を解かれる。同時に回転型０４がこの苗
箱ｆａｔの側縁ｆｂｌを押下げるよう下方回転し、苗箱
（ａｌを掻き落す（第５図）。次に、掛止爪（曽の突出
に伴って受爪Ｃ１ａ）が後退することにより、受爪０呻
上に支持されていた第二段目以上の苗箱ｆａｔ（ａｌ・
・・が掛止爪（１２１上に落下し、その両側縁ｆｂｌｂ
）が支持されると共に、最下段の苗箱ｔａ）は架台（２
）上に落下供給され（第６図）搬送チェノ（４）により
播種装置（８）へと搬送される。

本発明は上記のように構成されているので、掛止爪（増
土に多数の苗箱（ａｌａｌ・・・を重置する。次に。

搬送チェノ（４）を駆動すると、これに連動して枢軸（
））が回転し、連動機構（８）を介して軸杆（９）及び
連杆Ｃｌ０）が作動する。そして、斜上の如く、苗箱１
ａｌｌａｌ・・・は最下段から順次架台（２）上に落下
供給され搬送される。なお、苗箱１ａｌａ）・・・を受
爪（１鴎上にまず掛止して支持せしめても同様の効果が
得られる。また。

上記において、架台（２）に対して苗箱１ａ）を一枚ず
つ水平のまま落下供給することが望ましい。そのために
は、掛止爪（Ｌ＠の掛止を解かれた苗箱ｆａｔを一度止
めおき９回転爪に）の下方回転により落下させればよい
。従って、ピアノ線等で形成された屈曲自在な支持片（
ロ）を掛止爪（廟下方に配すると好都合である。

このように本発明によるときは、播種機における苗箱の
供給を自動化し、播種作業を極めて能率良く行うことの
できる実益を有するのである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、第１図は斜視図。 第２図は要部の斜視図、第３図〜第６図は作動状態を示
す要部側面図、第７図は他の実施例を示す図である。 図中の符号を示すと次のとおりである。 （１）は機体　　（２）は架台 （３）は　播種装置　　　（４）は　搬送チェ７（５）
は　側　板　　　　（６）は　連結板（７）は　枢　軸
　　　　（８）は　連動機構（９）は軸杆　　叫は連杆 （１１）は　クランク　　　（（至）は　掛止爪（１鴫
は　受　爪　　　　０→は　回転型（ロ）は　支持片 第１図 う 第２ｒＩ！Ｊ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）苗箱を搬送自在に載架する架台に播種装置を設け
   てなる播種機において、架台上方に該苗箱の両側縁を掛
   止する掛止爪を互に対向させて突出自在に設けると共に
   、この掛止爪上方に、掛止爪と交互に突出する受爪を設
   けたことを特徴とする播種機における苗箱供給装置。
2. （２）掛止爪の掛止を解かれだ苗箱を掻き落すように回
   転する回転爪を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
   第一項記載の播種機における苗箱供給装置。