JPS58136882A - 合成樹脂レンズの染色方法 - Google Patents

合成樹脂レンズの染色方法

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JPS58136882A
JPS58136882A JP57018639A JP1863982A JPS58136882A JP S58136882 A JPS58136882 A JP S58136882A JP 57018639 A JP57018639 A JP 57018639A JP 1863982 A JP1863982 A JP 1863982A JP S58136882 A JPS58136882 A JP S58136882A
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JP
Japan
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dyeing
synthetic resin
resin lens
lenses
lens
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JP57018639A
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JPH034671B2 (ja
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健治 小島
最上 隆夫
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Matsushima Kogyo KK
Suwa Seikosha KK
Original Assignee
Matsushima Kogyo KK
Suwa Seikosha KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成樹脂レンズとしては比較的屈折率の高い熱
硬化性樹脂によるレンズの染色方法に関する。
1972年の米国のFDA規格の制定以来、眼鋳レンズ
の安全性が世界的に見直されるようになっている中で、
レンズ材料としてより安全性の高い、合成樹脂が、無機
ガラスに代って使用されるようになってきた。無機ガラ
スから合成樹脂レンズへの移行は世界的な傾向であり、
我国に於てもジエチレングリコールビスアリルカーボネ
ート(以下0R−39と略す)樹脂によるレンズはシェ
アを徐々に拡大し既に20%を越えたと言われている。
合成樹脂レンズは安全性(耐衝撃性)が高いことに加え
、軽い、加工性が良い9着色が容易である等の多くの利
点を有している。一方合成樹脂レンズ材料の主流を占め
る0R−39は屈折率が150と低いため、レンズが厚
くなるという欠点があり、体裁感の良い、薄いプラスチ
ックレンズに対する消費者の潜在的要求は非常に強い。
又比較的屈折率の高いポリカーボネート、ポリスチレン
等は、熱可塑性樹脂であるため、土層加工性、耐熱性、
耐溶剤性に問題を残している。
合成樹脂レンズのガラスレンズに比較して優れた点は前
述した通りであるが、着色が容易であるというメリット
は、眼鏡市場でのプラスチックレンズのシェア拡大に大
きく貢献している。0R−39レンズは市場において7
0%以上が染色されていると言われている。染色が不可
能なプラスチックレンズは今後市場性を持ち得ないと考
えられ本発明は上記の点を考慮して、プラスチックとし
ては屈折率が高く、体裁感の良い薄型のプラスチックレ
ンズを、眼鏡装用者の要求に合せたファツション性を持
たせるために開発した合成樹脂レンズの染色方法に関す
るものである。
本発明による合成樹脂レンズの染色方法は、一般式が(
I)で表わされる一種以上の単量体と、一般式が(1)
で表わされる一種以上の単量体とを主成分として共重合
させた合成樹脂製レンズの染色方法に関し、染色液の液
組成が、水1tに対しキャリヤーとして、安息香酸エチ
ル、或はサリチル酸メチル、又は両者の混合として0.
5 f〜so、or。
アニオン界面活性剤0.2 f〜2αo1、分散染料0
5〜2αorからなる染色液に上記合成樹脂レンズを浸
漬して染色する方法に関するものである。
−o+ca、aH,oi r、−6=CH2・・[1)
(式中、Xは7)素を除くハロゲン又は水素、Yはフッ
素を除くハロゲン又は水素、Rは水素又はメチル基、朔
は1から5の整数、nは0から3の整数を表わす)。
本発明を実施するに当っての合成樹脂レンズとしては、
レンズとしての緒特性を満足させるため(r)式で表わ
される一種以上の単量体を9から80重量m、(lで表
わされる一種以上の単量体を20から80重量部、紫外
線吸収剤、光安定剤等を含んだ混合液i適当なラジカル
重合開始剤の存在下に共重合させて成る合成樹脂レンズ
に好適である。
染色液の液組成に関し、安息香酸エチル、或はサリチル
酸メチル、又は両者の混合液の量が、水1tに対し0.
5 f以下の場合には、レンズがほとんど染色されず、
50fを越えた場合には、キャリヤーが均一に分散しき
れず、レンズがまだらに染色され易くなり、均一な染色
が困雛となる。アニオン界面活性剤が水1tに対し0.
2 f/以下になると、界面活性剤の種類にもよるが、
キャリヤー及び分散染料を均一に分散させることができ
なくなり、被染体の色むらを起こし易く、200vを越
すと、染色液が泡たち、染色がしにくく なるばかりで
なく、分散に対しての効果も向上しなくなる。分散染料
が05v以下の場合には分散染料め種類にもよるが、染
色に時間がかかり、201を越すと分散しにくくなり、
液の底部に沈降し濃度が増したための効果がなくなる。
尚被染体の色調については、絵具の混合と同じであり、
適当な分散染料を混合する事により好みの色調に染色す
る事ができる。又ぼかしくグラディニージョン)染色も
、0R−59レンズと同様の方法により可能である。
この染色された合成樹脂レンズは、真空蒸着によるst
o、、ZrO2、A4o、のコーティング、シリコン系
或はアクリル系の有機のハードコーティンも十分可能で
ある。
以F、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例−1 0−クロルスチレン50fE1部、2 、2−ヒス[6
,5−ジブロモ−4−(2−メタクリロイルオキシエト
キシ)フェニル〕プロパンsoi量s、2−(2’−ヒ
ドロキシ−5ヒメチルフエニル)ベンゾトリアゾール0
5重量部、シミリスチルパーオキシジカーボネート10
重量部を混合した液をキャスティング法によりラジカル
共重合させたレンズを染色液に浸漬し染色した。尚染色
液の調整法及び染方法方は次の通りである。
50℃の水1tに、界面活性剤としてニッサンシントレ
ッキス51(日本油脂株式会社製)、安息香酸エチル5
tを混合し、1時間攪拌した。
次にカヤロンポリエステルライトレッドBL−8K(日
本化薬株式会社製)を22加え30分間攪拌した。更に
液を90℃まで上昇させ30分間攪拌し、染色液とした
。この滌に上記のレンズを2分間浸漬し染色した。
結果は染色は均一にされ、可視部の平均透過率は80%
であった。
比較として、安息香酸エチル及びアニオン界面活性剤を
全く含まない染色液を同様の方法で調整し染色した。安
息香酸エチルを含まない染色液に浸漬したレンズは30
分間浸漬しても全く染色されず、界面活性剤な含まない
液に浸漬したレンズは斑点状に染色された。
実施例−2 スチレン60重量部、2,2−ビス(4−(2−メタク
リロイルオキシエトキシ)クエニル〕プロパン40fi
1部、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン
o、s重量s、ラウロイルバーオキシド1.5重置部を
混合した液をキャスティング法によりラジカル共重合さ
せたレンズを次に示す染色液に浸漬し、染色した。
60℃の水1tに、界面活性剤として日光ケミカルズ株
式会社製NIC8−205を79.サリチル酸メチル1
0fを混合し1時間攪拌した。
この液にミケトンポリエステルプルーEB(三井東庄化
学株式会社)を6を加え30分間攪拌した。
次にこの液を90℃まで昇温させ、30分間攪拌1、染
色液とした。この液に上記レンズを15分間浸漬し、染
色した。レンズは均一に染色され可視部の平均透過率は
50%であった。
比較としてサリチル酸メチル、及び界面活性剤を含まな
い染色液を同様の方法により調整し、染色した。サリチ
ル酸メチルを全く含まない染色液に浸漬したレンズは3
0分間浸漬しても全く染色されず、界面活性剤を含まな
い液に浸漬したレンズはまだらに染色された。
実施例−3 スチレン60重量部、2,2−ビス[3,5−ジブロモ
−4−(2−メタクリロイルオキシエトキン)フェニル
〕プロパン40IE1部、2− (2’−ヒドロキン−
5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール03重量部
、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート1.0重量
部を混合した液をキャスティング法によりラジカル共重
合させたレンズを染色液に浸漬し、染色した。尚染色液
の調整法及び染色方法は次の通りである。
50℃の水1tに界面活性剤として二ノサンラピゾール
B−30(日本油脂株式会社製)10t、安息香酸エチ
ル591サリチル酸メチル5vを加え1時間攪拌した。
次にこの液にチラシルブラ。
りB(チバガイギー株式会社製)を5f加え30分間攪
拌した。この混合液を85℃まで昇温させ更に30分間
攪拌し、染色液とした。ビスタハー7マチソクを用い、
10分間上記レンズをぼがし染色した。境界もなく、ぼ
かし染色がきれいにできた。
比較としてキャリヤー及°び背面活性剤を含まない染色
液を同様の方法で調整し染色した。キャリヤーを含まな
いレンズは全く染色されず、界面活性剤を含まない染色
液では、実施例1,2と同様斑点状に染ったばかりでな
く、境界線がはっきりとでき、商点としての価値を持た
ながった。
以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式が[tlで表わされる一種以上の単量体と一般式
    か(1’Jで表わされる一種以上の単量体とを主成分と
    して共重合させた合成樹脂製レンズの染色方法に関し、
    染色液の液組成が水1tに対しキャリヤーとして安息香
    酸エチル或はサリチル酸メチル、又は両者の混合として
    0.5f〜so、or、アニオン界面活性剤0.2v〜
    20. Of 、分散染料05〜200fからなる染色
    液に上記合成樹脂レンズを浸漬して、染色することを特
    徴とする合成樹脂レンズの染色方法。 (式中、Xはフッ素を除くハロゲン又は水素、Yはフッ
    素を除くハロゲン又は水素、只は水素又はメチル基、常
    は1から5の整数、舊は0から6の整数を表わす。)
JP57018639A 1982-02-08 1982-02-08 合成樹脂レンズの染色方法 Granted JPS58136882A (ja)

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JP57018639A JPS58136882A (ja) 1982-02-08 1982-02-08 合成樹脂レンズの染色方法

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JPH034671B2 JPH034671B2 (ja) 1991-01-23

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247044A (ja) * 1988-08-09 1990-02-16 Toray Ind Inc 染色された高屈折率プラスチックレンズの製造方法
US4981487A (en) * 1986-12-19 1991-01-01 Igel International Ltd. Colored hydrogel objects and their production-containing a water-insoluble opaquing agent
JP2009058570A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Seiko Epson Corp プラスチックレンズの染色方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4981487A (en) * 1986-12-19 1991-01-01 Igel International Ltd. Colored hydrogel objects and their production-containing a water-insoluble opaquing agent
JPH0247044A (ja) * 1988-08-09 1990-02-16 Toray Ind Inc 染色された高屈折率プラスチックレンズの製造方法
JP2009058570A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Seiko Epson Corp プラスチックレンズの染色方法

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