JPS5813613Y2 - 同調表示装置 - Google Patents

同調表示装置

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JPS5813613Y2
JPS5813613Y2 JP1978126422U JP12642278U JPS5813613Y2 JP S5813613 Y2 JPS5813613 Y2 JP S5813613Y2 JP 1978126422 U JP1978126422 U JP 1978126422U JP 12642278 U JP12642278 U JP 12642278U JP S5813613 Y2 JPS5813613 Y2 JP S5813613Y2
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JP
Japan
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tuning
voltage
display
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circuit
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JP1978126422U
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JPS5542495U (ja
Inventor
岡本恵夫
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ラジオ受信機などの同調状態を表示する同
調表示装置に関し、同調状態に従ってLEDなどの複数
の表示素子を選択的に点灯するとともに、■F信号など
の強度に従って点灯する表示素子の明るさを変化させた
うとするものである。
通常、FMラジオ受信機は、音質等が良好である利点を
有するが、同調許容範囲内に正しくセットされない場合
には極端に音が悪くなる欠点がある。
そこで、同調許容範囲が容易に見つけられるように、シ
グナルメータまたはチューニングメタ等の機械式のメー
タが設けられている。
この種のメータは、例えば直流電流計を用いて復調回路
の出力の8字特性を有する直流変化分を指針の+測また
は一吐1への振れ幅により表示するようになっており、
最初の校正時に正しく調整されていれば、僅かな同調ず
れも表示でき、正確に最適同調点を表示することができ
る。
その反面、同調範囲内の実用上さほど問題とならない僅
かな同調ずれも表示するため、使用者に不要な心理的不
安感を与えることになり、また、メータの性質上、同調
点から太きくずれて受信信号が無い場合でも、指針がメ
ータの同調点を指示する欠点があり、さらに1機械式で
あるから、形状が大きくかつ衝撃に弱く、近年の受信機
の小型化、多様化に対し不向きである。
また、ポータプル方式のラジオ受信機等では、LEDの
発光により同調表示する電子式の表示装置が用〜・られ
ているが、この装置は、般に、複数のLEDたとえば5
個のLEDを配列するとともに、最適同調点のときに中
央のLEDを点灯させ、同調がずれると、順次右または
左側のLEDを発光させる構成になっており、電圧比較
器等を多数要して構成が複雑であり、また、同調点から
大きくずれて受信信号が無い場合にお〜・て、中央のL
EDが発光されると云う前述の機械式メータと同様の欠
点があるとともに、ポータプル型の電子機器では重要な
問題となる蓄電池の不必要な消費が生じる。
この考案は、前記従来の種々の問題点に留意してなされ
たものであり、つぎにこの考案を、そのl実施例を示し
た図面とともに詳細に説明する。
第1図および第2図は、この考案をFMラジオ受信機に
適用した場合を示し、第1図において、1,2,3.4
はFMラジオ受信機のアンテナ。
FMフロントエンド、中間周波増幅回路およびFM復調
回路であり、FM復調回路4はクオドラチュア検波方式
により構成され、出力端子からS字特性の直流変化分の
電圧すなわち直流出力電圧Vdが出力される。
5は中間周波増幅回路3のiF信号の強度を検出して検
出信号Vsiを出力する検出回路であり、IF倍信号強
度を3段階に検出できるシュミット回路により構成され
、IF倍信号強度が一定の強度以上になると、検出信号
V3iが高電位となる。
6は検出回路5の検出信号VStにより動作しFM復調
回路4がらの直流出力電圧Vdの変化分に応じて出力端
子から表示信号が出力される同調表示回路であり、後述
の第2図に詳細を示す。
7は同調表示回路6の1駆動用の安定化定電圧回路、8
,9.10は同調表示回路6の出力端子に接続されたL
E D等の第1.第2および第3表示素子であり、第
1表示素子8は。
受信周波数が同調領域における同調許容範囲の周波数よ
り低い場合に発光して表示し、また、第3表示素f−9
は、受信周波数が同調許容範囲内の周波数であることを
表示し、さらに、第3表示素子10は、受信周波数が同
調領域における同調許容範囲の周波数より高〜・場合に
発光して表示する。
そして、同調表示回路6の詳細を示した第2図において
−11,12はFM復調回路4の直流出力電圧Vdおよ
び検出回路5からの検出信号VSiがそれぞれ印加され
る入力端子および制御端子、13.14.15は定電圧
回路7とアース間に直列接続された半固定抵抗1分圧用
の第1抵抗および第2抵抗であり、半固定抵抗13と第
1抵抗14との接続点Aおよび第1抵抗14と第2抵抗
15との接続点Bに、同調許容範囲の低周波側基準電圧
および高周波側基準電圧それぞれが発生するよ5投定さ
れて〜・る。
16.17は非反転入力端子子がそれぞれ接続点Aおよ
び接続点Bに接続された一方および他方の電圧比較器で
あり、それぞれの反転入力端子−が入力用の第3抵抗1
8を介して入力端子11に接続され、それぞれの電源端
子が定電圧回路7に接続されている。
19は入力端子が瀧lの電圧比較器16の出力端子に接
続されたインバータ、20.21は一方の入力端子がそ
れぞれ一方の電圧比較器16の出力端子およびインバー
タ19の出力端子に接続されたノアゲートからなる第1
および第2論理回路であり それぞれの他方の入力端子
が他方の電圧比較器17の出力端子に接続され、がっそ
れぞれの電源端子が定電圧回路7に接続されている。
Dはインバータ19および第1.第2論理回路20.2
1から構成された判別回路であり、第2の電圧比較器1
Tの出力端子、第2および第1論理回路21゜220各
出力端子それぞれに接続された第1.第2および第3出
力端子01.0゜、03が、それぞれ電流制限用の第4
.第5.第6抵抗22゜23.24を介して第1.第2
.第3表示素子8゜9.10それぞれの一端すなわちア
ノードに接続されている。
25は検出信号Vsiにより動作するトランジスタ等の
インピーダンス可変素子であり、実施例ではトランジス
タを示し、ベースが第7抵抗26を介して制御端子12
に接続されるとともに、コレクタが各表示素子8,9.
10それぞれの他端すなわちカソードに接続され、かつ
エミッタがアースされている。
つぎに、前記実施例の動作を、第3図を参照して説明す
る。
まず、第3図によりFM復調回路4の出力特性にっ、・
て説明すると、同図のVで示す曲線は、中間周波数IF
が10.700MHzの基準周波数Fcに対して高周波
側および低周波側それぞれに変化した場合に、FM復調
回路4から出力される直流電圧Vdの変化を示し、同図
のように、同調領域にお〜・てS字特性を示す。
そして、中間周波数IFが基準周波数Fcに一致した曲
線の0点が最適同調点であるが、同調したとみなせる同
調許容範囲は、0点を中心とした性能上許容される範囲
、すなわち同調点Cを中心とした高周波側および低周波
頂0の許容点り、lの周波数を、中間周波数Fh 、F
lとしたときに、中間周波数FlとFhO間の周波数の
範囲になる。
そして中間周波数IFがそれぞれFh、Fc、FVの周
波数になった時に相当するFM復調回路4の直流出力電
圧Vdを、それぞれVdh、Vdc 、Vdlとすれば
、このV d h 、 V d c 、 V d lの
直流電圧Vdを検出して同調表示するようにすれば、同
調許容範囲を容易に見つけることができる。
そして、あらかじめ、同調許容範囲の低間波側および高
周波側の許容点l、hそれぞれに相当するFM復調回路
4の直流出力電圧Vd6.Vdhそれぞれからなる低周
波側基準電圧、高周波側基準電圧それぞれが接続点Aお
よびBにそれぞれ発生するように設定し、かつ両電圧比
較器16゜17のそれぞれの非反転入力端+それぞれに
印加するようにする。
いま、FMフロントエンド2に受信信号が無い状態であ
ると、検出信号VSiが低電位であるためスイッチ25
がオフ状態になり、トランジスタ25の内部インピーダ
ンスが高インピーダンスになる。
したがって、各表示素子8,9,10は発光しない。
つぎに、同調操作を行な〜・、嶋・ま葭に。中間周波数
IFが同調領域の高周波側から低周波倶0に変化してF
M復調回路4の直流出力電圧Vdが第3図の■の曲線の
a点からe点に変化する場合につ噂・て説明する。
FM復調回路4の直流出力電圧Vdが、同図のb点を通
過して第2の電圧比較器17の非反転入力端+に印加さ
れている高周波側基準電圧Vdhより小さくなると、第
2の電圧比較器17の出力が高電位となり、このとき、
判別回路りの第1出力端子01から第1表示素子8に高
電位の表示信号が供給される。
このとき、IF倍信号所定の強度になって検出回路5の
検出信号Vsiが高電位となり、スイッチ25がオン状
態になり、トランジスタ25の内部インピーダンスが低
下して第1表示素子8が点灯し、高周波側への同調ずれ
が表示される。
さらに、同調操作を行ない、FM復調回路4の直流出力
電圧Vdが、第3図のh点を通過して他方の電圧比較器
17の非反転入力端子子に印加されて〜・る高周波側基
準電圧Vdhより大きくなると、第2の電圧比較器17
の出力が反転して低電位となり、第1表示素子8の表示
が消え、このとき、一方の電圧比較器16の出力が高電
位に保持され続けるため、第2論理回路210両入力端
の入力信号が共に低電位となって第2論理回路21の出
力が高電位になるとともに、IF倍信号強度がさらに強
くなるため、検出信号が一層高電位になってトランジス
タ25の内部インピーダンスが一層低下し、第2表示素
子9が明るく発光して同調許容範囲の良好な同調状態で
あることを表示する0 そして、同調つまみ(図示せず)をさらに操作し−FM
復調回路4の直流出力電圧Vdが第3図の1点を通過し
て一方の電圧比較器16の非反転入力端子−トに印加さ
れている低周波側基準電圧Vdlより大きくなると、一
方の電圧比較器16の出力が低電位となり、第2論理回
路21の出力が反転して低電位となり、第2表示素子9
の表示が消えるとともに、第1論理回路20の出力が高
電位となるため、第3表示素子10が発光して低、・側
への同調ずれを表示する。
なお、IF倍信号強度が最適同調状態のときより低下す
るため、検出信号の電位が低下してトランジスタ25の
内部インピーダンスが最適同調状態のときより高インピ
ーダンスになる。
そして、同調つまみをさらに操作していくと、FM復調
回路4の直流出力電圧Vdが、第3図りd点を通過して
低周波1則基準電圧■dlより小さくなるとともに、検
1゛1回路5からの検出信号Vsiが低電位となってト
ランジスタ25がオフ状態になり、第3表示素子10の
表示も消える。
また、中間周波数IFが前述とは逆に低い餌から高い測
に変化するよう同調操作した場合は、各表示素子8,9
,10が第3表示素子10.第2表示素子9および第1
表示素子8の順序で発光し。
その動作は前述と全く同様である。
したがって。1F信号の強弱の検出信号VsiとFM復
調回路4の直流出力電圧Vdとにより各表示素子8,9
゜10を選択的に点灯するとともに明るさを変化させて
同調状態を表示するため、同調状態の表示機能とシグナ
ルメータの機能とを持たせることができ、最適同調点を
、容易にかつ迅速に見つけることができる。
なお、検出回路5にスイッチを設け、IF倍信号強度が
所定の強度以上になったときに、検出回路5から一定の
高電位に保持された検出信号■Siを出力するようにし
、・/グナルメータの機能を選択的に離脱させることも
できる。
また、前記実施例では1表示素子8,9,10としてL
EDを用いた場合について説明したが、螢光表示管を用
〜・てもよく、その場合は、プレート電極を判別回路り
の各出力端子01 t 02 t 03に接続すると
ともに、グリッドを検出回路5に接続すればよ(・。
以上のように、この考案の同調表示装置によると、2個
の電圧比較器を用いて、復調回路などの8字特性の直流
出力電圧にもとづき、2個以上の表示素子を選択的に点
灯させ、同調状態を表示することかでき、構成を大幅に
簡素化することができるとともに、インピーダンス可変
素子を設けたことにより、IF倍信号どの強度を検出し
てその強度が一定強度以上になったときのみ表示素子を
点灯させて誤点灯を防止し、かつ、強度に従って点灯す
る表示素子の明るさを変化させる構成であるから、同調
操作を容易にかつ迅速に行なうことができ、さらに、蓄
電池を消費しなく、ポータプル型のF’Mラジオ受信機
等に適用して顕著な効果を得る。
しかも、最適同調点の表示は、性能上の面から設定され
た同調許容範囲を示すため、使用者に不要な心理的不安
感を与えることもない。
また、電子式の表示装置であるから、ラジオ受信機に適
用してチューニングメータを固体電子化し。
かつ小型にすることができ、デザイン面の自由度が高め
られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の同調表示装置をFMラジオ受信機に適
用した場合の1実施例を示し、第1図はブロック図、第
2図は要部結線図、第3図は中間周波数とFM復調回路
の直流出力電圧の関係図である。 4・・・・・・復調回路、8,9,10・・・・・・表
示素子、16.17・・・・・・電圧比較器、20,2
1・・・・・・論理回路、25・・・・・・インピーダ
ンス可変素子、D・・・・・・判別回路、01.02
y03・・・・・・判別回路の出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の入力端子に同調許容範囲の高周波側基準電圧が印
    加されるとともに他方の入力端子にラジオ受信機々どの
    復調回路などの8字特性の直流出力電圧がFEI]77
    aされる一方の電圧比較器と、一方の入力端子に前記同
    調許容範囲の低周波側基準電圧が印加されるとともに他
    方の入力端子に前記直流出力電圧が印加される他方の電
    圧比較器と、前記両電圧比較器の出力を論理演算し同調
    状態に従って複数個の出力端子それぞれから表示信号を
    選択的に出力する判別回路と、前記判別回路の各出力端
    子それぞれに一端が接続されたLEDなどの複数の表示
    素子と、該各表示素子の他端に直列に接続されIP信号
    などの強度の検出信号により内部インピーダンスが変化
    するインピーダンス可変素子とを備えた同調表示装置。
JP1978126422U 1978-09-13 1978-09-13 同調表示装置 Expired JPS5813613Y2 (ja)

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JPS5542495U JPS5542495U (ja) 1980-03-19
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