JPS58134860A - ４ピ−スガセット袋及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −２− この発明は物品の包装に使用７るガセット袋及びその製
造方法に関するものである。

従来使用されているガセッ１−袋は、第１図に示すよう
に、正面２、背面３、左右の側面４．５を備えて筒状を
構成し、左右の側面４，５にはひだ６が折畳んで設けら
れており、使用に際してはこのびだ６を伸ばすと内容積
が大きくなるように構成されている。正面２、背面３、
左右の側面４．５は一枚の素材を折目線７を境として折
曲げて構成し、素材の両端部は背面側でシールして背シ
ール８を形成し、折曲げて背面３に重ねている。

しかるにこのように構成されたガセット＃１は、立体的
形状を保持するための強度が小さく、したがつ′ＣＣ流
動物粉状物を収容して立体形状で貯蔵や陳列、展示をす
ることができない。また、背シール８が胴部背面上にあ
るために外観を損い、任意の印刷デザインを施す場合の
障害となっている。

さらに、構成材料が一体であるために、正面２、背面３
、左右の側面４．５のそれぞれについて目的に合せて包
材構成を任意に選択して組合せるこ−３− とができない不便がある。しがも、このガセッ１〜袋を
飲食物用の包装容器として使用する場合は、内容物をガ
セット袋内に充填密封したのちに、湯殺菌やレトルト殺
菌等の、湯や蒸気を使った高温殺菌によって殺菌するの
であるが、その際の水滴が背シールの折目の間に残るた
め、乾燥に長時間を要するという問題も生じており、こ
れらの点についてガセット袋の改良が望まれている。

この発明は、上記のごとき事情に鑑みてなされたもので
あって、背シールを持たず、したがって外観が良好で任
意の印刷デザインの選択に支障をきたすことなく、かつ
、殺菌後の乾燥時間を短くすることができ、しかも正面
、背面、左もの側面のそれぞれに、目的に応じた包材構
成を任意に選択して組合せることができ、さらに構造強
度を′大きくして立体形状で内容物を収容することがで
きる４ピ一スガセツト袋及びそのｉ！ｊＭ方法を提供す
ることを目的とするものである。

この目的に対応し−【この発明の４ピースがセット袋は
、正面片、背面片、右側面片及び左側面片−４− の４片を備え、右側面片及び左側面片にはひだが形成さ
れているガセッ１−袋であって、８片はそれぞれの側端
部において隣合う他の片とシールされていることを特徴
とする。

また、この発明の４ピ一スガセツト袋の製造方法は、そ
れぞれの側端部において隣合う他の片とシールされてい
る正面片、背面片、ひだを有する右側面片及びひだを有
づる左側面片の４片を備えるガセット袋を製造する方法
であって、対向し並行する長尺の正面片用素材と長尺の
背面片用素材の間に、それぞれひだを構成するべき折目
線を境として折畳まれた長尺の右側面片用素材とｔＭ”
側面片用素材を、イれぞれの側端部が正面片用素材若し
くは背面片用素材の側端部に対応しかつ折目線が内側に
なるように位置させた状態で、シール工程において、正
面片用素材、背面片用素材、右側面片用素材及び右側面
片用素材を、それぞ対応する側端部においてシールし、
かつ底端部をシールし、次いでカッティング工程におい
て底端部近傍でカッティングすることを特徴とづる。

−５− 以下この発明の詳細を一実施例を示す図面について説明
する。

第２図、第３図、第４図、第５図、′ｉ８６図、第７図
及び第８図において、１１は４ピ一スガセツト袋である
。４ピ一スガセツト袋１１は正面片１２、背面片１３、
右側面片１４及び左側面片１５の４ピースからなり、右
側面片１４及び左側面片１５にはひた１６が形成されて
いる。第８図に示すように、正面片１２は長方形をなし
、右側端１７、左側端１８、及び下側端１９の内側には
接着しるが形成されている。また背面片１３は正面片１
２と同形状をなし、右側端２１、左側端２２及び下側端
２３の内側に接着しるが形成されている。

右側面片１４は細長の長方形をなし、中央部上下方向に
ひだ１６を構成プる折目線２５が形成され、かつ、右側
端２６、左側端２７、下側端２８に接着しるが形成され
ている。左側面片１５は右側面片１４と同形状の長方形
をなし、中央部上下方向にひた１６を構成する折目線２
５が形成され、がっ、右側端２９、左側端３１、下側端
３２に接着−６− しろが形成されている。そして、８片はそれぞれの側端
部において接着しろを利用し−Ｃ１ｌｊ１合う他の片と
シールされている。

Ｊなわら、正面片１２の右側端１７と右側面片１４の左
側端２７とが接着シールされてシール部分１０ａが形成
され、右側面片１４の右側＠２６と背面片１３の左側端
２２とが接着シールされてシール部分１０ｂが形成され
、背面片１３の右側端２１と左側面片１５の左側端３１
とが接着シールされてシール部分１００が形成され、左
側面片１５の右側端２９と正面片１２の左側端１８とが
接着シールされてシール部分１０ｄが形成される。

したがって、４本のシール部分１０ａ、１０ｂ。

１０ｃ、１０ｄが隣合う８片１２．１３．１４、及び１
５の間に１木ずつ形成される。また、下端は各面方がそ
れぞれの接着しろを利用して協働して接着シールされ、
密封されている。

このように構成された４ピ一スガセツト袋１１は、第２
図に示すごとく、ひだ１６を構成する折目線２５を現に
して左右の肉片１５．１４を折畳んで−７− 場合には、第３図、第４図、第５図、第６図に承りよう
にひだ１６を開いて内容積を大きくして使用する。その
場合に、その内容物が粉体や流動物のごとき定形を持た
ないものであっても、ガセット袋の四隅に直立するシー
ル部分１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、１０ｄが補強材として
機能するのでガセット袋はΩ一体形状を保つｌＪままの
状態で内容物を保持することができる。また、この立体
形状を採った状態においては、シール部分は四隅の離隔
した位置にあって、いずれの片とも折重ならないから、
内容物として飲食物などを充填密封したのらに殺菌にｈ
鳴ノだ場合でも、水滴がシール部分と８片との間隙に入
り込むことがなく、したがつ″Ｃ殺菌後の乾燥を短時間
で行うことができる。

しかも、シール部分が四隅にあって８片−［に位置しな
いから、８片については任意の印刷デザインを施すこと
ができ、印刷デザインの選択にシール部分が障害となる
ことはない。しかも、この４ピ一スガセツト袋は８片が
それぞれ別体で構成され＝　　８　− ているから、それぞれの片について目的に応じたｆｉ、
材を採用りることができ、旬月構成の組合せが容易であ
る。

次に以上述べた４ピ一スガゼツト袋の製造方法についで
説明する。

第９図には、４ピ一スガセツト袋の製造工程が示されて
いる。すなわら、一本のロールシート４１から繰り出さ
れ、かつ、カッター４２でカッティングされて構成され
た長尺の正面片用素材４３と長尺の背面片用素材４４を
対向させ、かつ、並行させ、かつ、その間に、長尺の右
側面片用素材４５と右側面片用索材４６を差入れる。ど
の場合に右側面片用索材４５と右側面片用索材４６はそ
れぞれ前記ひた１６を構成するべき折目線２５を境とし
て折畳まれ、第９図＜ｂ　＞に示すように、それぞれの
側端部２６ａ　、２７ａ　、２９ａ　、３１ａが正面片
用素材４３及び背面片用索材４４の側端部１７ａ　１．
１８ａ　、２１ａ　、２２ａに対応しかつ前記折目線２
５が内側になるように位置させる。

この状態において、シール工程にかけ、正面片用−〇　
　　　− 素材４３、背面片用索材４４、右側面片用索材４５及び
右側面片用索材４６をそれぞ対応する側端部においてシ
ールし、かつ底端部をシールする。

シールの順序としては特に制限はないが、例えば第６図
（Ｃ）に示すように、まず、正面片用素材４３の左右側
端部１７ａ、１８ａと右側面片用素材４５の側端部２７
ａ及び左側面ハ用素祠４６の側端部２９ａとをシールし
く上シール）、次に背面片用素材４４の左右側端部２１
ａ　、２２ａと右側面片用素材４５の側端部２６ａ及び
右側面片用索材４６の側端部３１ａとをシールしく一■
・シール）最後に、底端部をシールする（底シール）。

底端部のシールが終了したのち、カッティング」−程に
おいて底端部近傍でカッティングして、第２図に示した
４ピ一スカヒツト袋１１を得る。

以上の説明から明らかな通り、この発明によれば背シー
ルを持たず、したがって外観が良好で任意の印刷デザイ
ンの選択に支障をきたづことなく、かつ、殺菌後の乾燥
時間を短くすることができ、しかも正面、背面、左右の
側面のそれぞれに、目−１０＝ 的に応じた包材構成を任意に選択して組合せることがで
き、さらに構造強度を大きくして立体形状で内容物を収
容することができる４ピ一スガセツト袋を得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のガセット袋を示す斜視説明図、第２図は
この発明の一実施例に係わる４ピ一スガセツト袋を示す
斜視説明図、第３図は４ピ一スガ廿ツト袋の開いた状態
を示す斜視説明図、第４図は４ピ一スガセツト袋の開い
た状態の平面図、第５図は４ピ一スガセツト袋の開いた
状態の底面図、第６図は第４図におけるＡ−Ａ部所面図
、第７図は４ビ一玉ガセツト袋の８片を示す斜視部分図
、第８図は４ピ一スガセツト袋の８片を示す正面図、及
び第９図は４ピ一スガセツト袋の製造工程を示す説明図
である。 −１１− １０ａ、１０ｂ、１０ｃ、　１０ｄ・・・シール部分１
１・・・４ピ一スガセツト袋　　１２・・・正面片１３
・・・背面片　　１４・・・右側面片　　　１５・・・
左側面片　　１６・・・ひだ　　２５・・・折目線特許
出願人　　　東　　洋　　製　　罐　　株　　式　　会
　　社代理人弁理士　　　　　　　　　川　井　治　男
−１２− 第１図 第２図 ３ 第４図 第５図 第６図 ５ 第７図 手　続　？市　Ｊ、Ｆ　　書（方式） １．事件の表示 昭和５７年　特許願　第　１２２６４　　号２、発明の
名称 ４ピ一スガセツト袋及びその製造方法 ３、補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 代表者　　高　碕　芳　部 ４、代理人　　〒１０１ ６、補正の対象 願書、及び明細書 ７、補正の内容 −鼾Ａ−

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）正面片、背面片、右側面片及び左側面片の４片を
   備え、前記右側面片及び前記左側面片にはひだが形成さ
   れているガセット袋であって、前記台片はそれぞれの側
   端部において隣合う他の片とシールされていることを特
   徴とづる４ピ一スガセツト袋。
2. （２）それぞれの側端部において隣合う他の片とシール
   されている正面片、背面片、ひだを有する右側面片及び
   ひだを有する左側面片の４片を備えるガセット袋を製造
   する方法であって、対向し並行する長尺の正面片用素材
   と長尺の背面片用素材の間に、それぞれ前記ひだを構成
   するべき折目線を境として折畳まれた長尺の右側面片用
   素材と右側面片用素材をそれぞれの側端部が前記正面片
   用−１− 素材若しくは背面片用素材の側端部に対応しかつ前記折
   目線が内側になるように位置させた状態で、シール工程
   において、前記正面片用素材、背面片用素材、右側面片
   用素材及び右側面片用素材をそれぞ対応する側端部にお
   いてシールし、かつ底端部をシールし、次いＣカッティ
   ング工程において前記底一部近傍でカッティングするこ
   とを特徴とづる４ピ一スガセツト袋の製造方法。
3. （３）前記シール工程におけるシールは、まず、前記正
   面片用素材若しくは前記背面片用素材のうちの一方と前
   記右側面片用素材及び前記右側面片用素材を対応してい
   る側端部においてシールし、次いで前記正面片用素材若
   しくは前記背面片用素材のうちの他方と前記右側面片用
   素材及び前記右側面片用素材を対′応している側端部に
   おいてシールし、次いで前記底端部をシールすることを
   特徴とする特許請求の範囲第２項記載の４ピ一スガセツ
   ト袋の製造方法。