JPS58134082A - 2−アルキル−4−アミノ−5−ホルミルピリミジンの製法 - Google Patents

2−アルキル−4−アミノ−5−ホルミルピリミジンの製法

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JPS58134082A
JPS58134082A JP1550482A JP1550482A JPS58134082A JP S58134082 A JPS58134082 A JP S58134082A JP 1550482 A JP1550482 A JP 1550482A JP 1550482 A JP1550482 A JP 1550482A JP S58134082 A JPS58134082 A JP S58134082A
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JP
Japan
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amino
alkyl
formylpyrimidine
acid
compound
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JP1550482A
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JPS626707B2 (ja
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Kozo Fujii
藤井 宏三
Keigo Nishihira
西平 圭吾
Hiroyuki Sawada
沢田 博之
Hideji Tanaka
秀二 田中
Mamoru Nakai
衛 中井
Hiroshi Yoshida
浩 吉田
Teruhiko Inoue
輝比古 井上
Kiyoshi Omori
潔 大森
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2−アルキル−4−アミノ−5−ホルミルピ
リミジンの新規製法に関するものである。
2−アルキル−4−アミノ−5−ホルミルピリミジンは
9例えば還元アミン化することに−よって。
ビタミンB1の合成中間体とし°て重要な化合物である
。2−アルキル−4−アミノ−5−アミンメチルピリミ
ジンに変換することができる。
従来、2−アルキル−4−アミノ−5−ホルミルピリミ
ジンの製法としてChem、 Ber、 106374
3(1973)に9次の方法が開示されている。
tf2−アルキル−4,6−ジクロロ−5=ホルミルピ
リミジンをアンモニアと反応させ、得られる2−アルキ
ル−4−アミノ−5−ホルミル−6−クロロピリミジン
を水素と反応させ、目的物の2−アルキル−4−アミノ
−5−ホルミルピリミジンを得る。この方法では2反応
工程が長く゛複雑であり、出発原料の2−アルキル−4
,6−ジクロロ−5−ホルミルピリミジンの合成が容易
でない。
などの欠点を有している。
また別法として、  C,A、旦立7809(1956
)に、2−アルキル−4−アミノ−5−シアノピリミジ
ンを原料とし、希塩酸水溶液中でパラジウム触媒の存在
下に、水素と反応させ、2−アルキル−4−アミノ−5
−ホルミルピリミジンを製造する方法が提案されている
。この方法では、目的物の収率が極めて低く、シかも目
的物の精製のために一旦ニッケルとの錯体を形成させた
後、塩分群を行なうなど後処理が煩雑である。など工業
的に問題点を有している。
本発明者らは、これらの実情に鑑み、2−アルキル−4
−アミノ−5−ホルミルピリミジンの工業的有利な製法
を確立するこよを目的として鋭意研究を行なった。
その結果、一般式(I) 〔ただし、(I)式におけるR1.  R2およびR3
は。
同一または相異なる低級アルキル基を示す。〕で表わさ
れる2−アルキル−4−アミノ−5−ジアルコキシメチ
ルピリミジンを、酸の存在下に加水分解すれば、極めて
工業的有利に。
一般式(n) 〔ただし、(■)式におけるR1は、低級アルキル基を
示す。〕で表わされる。2−アルキル−4−アミノ−5
−ホルミルピリミジ/を製造することができることを知
見し1本発明を完成するに到った。
本発明の原料である。前記一般式(1)で表わされる2
−アルキル−4−アミノ−5−ジアルコキシメチルピリ
ミジンにおける RI、  R2およびR3はメチル、
エチヘ、プロピルおよびブチルなどの低級アルキル基、
大、i−げることが刀きる。これらR1,−R2および
R3は、苓て同一の基であってもよく、一部同一の基で
あってもよく、さらには全て別々の基であることもでき
る。これら本発明における原料は9例えば2−ジアルコ
キシメチル−3,3−ジアルコキシプロパンニトリルあ
るいは2−アルコキシメチレン−3,3−ジアルコキシ
プロパンニトリルと、アセトアミジン、プロピオアミジ
ンあるいはブタノアミジンなどのアミジン類と反応させ
ることにより、容易に合成することができる。
本発明において使用に供される酸としては2例えば塩酸
、硫酸、硝酸、リン酸などの鉱酸やP−トルエンスルホ
ン酸、陽イオン交換樹脂などを挙げることができる。こ
れらの酸は、2−ア盲ルー4−アミノー5−ジアルコキ
シメチルピリミジンに対して、0.5〜20当量、好ま
しくは1〜10当量になるように用いられる。また加水
分解に使用される水の量は、特別制限はないが9通常2
−アルキルー4−アミノー5−ジアルコキシメチルピリ
ミジン1重量部に対し1〜200重量部、好′ましくけ
5〜100重量部用いられる。
加水分解の条件は、原料の濃度、酸量などに応じて適宜
選択されるが2通常、室温〜100°Cの温度で0.1
〜24時間行なうことにより、前記一般式(n)で表わ
される2−アルキル−4−アミノ−5−ホルミルピリミ
ジンを、はぼ定量的に得ることができる。
反応終了後、目的物の2−アルキル−4−アミ°ノー5
−ホルミルピリミジンは2例えばp過、濃縮、抽出、再
結晶などの操作を適宜採用することにより、容易に単離
、精製することができる。
次に1本発明の実施例を挙げる。
実施例1 2−メチル−4−アミノ−5−ジメトキシメチルピリミ
ジン4.60’y(25,1ミリモル)を。
1N−HCt′り0Wleに溶カシ、液温ヲ約45〜5
0°Cに保持し約90分間攪拌した後、室温まで冷却し
た。次いで、  1.’ N −N a OH約3om
eを少しずつ加え中和した後、析出した結晶を戸数し、
水洗後約50°Cで真空乾燥し、白色結晶の2−メチル
−4−アミノ−5−ホルミルピリミジン6.152を得
た。さらにP液を濃縮し、析出してきた結晶を熱湯から
再結晶した後、約so’cで真空乾燥し、白色結晶の2
−メチル−4−アミノ−5−ホルミルピリミジン0.1
5 rを得だ。
2−メチル−4−アミノ−5−ホルミルピリミジンの収
率:96% 実施例2 2−メチル−4−アミノ−5−ジメトキシメチルピリミ
ジンの代りに、2−エチル−4−アミノ−5−ジメトキ
シメチルピリミジン4.935’(25,C1ミ+)モ
ル)を用いた他は、実施例1と同様の操作で実験を行な
った。その結果、2−エチル−4−アミノ−5−ホルミ
ルピリミジン3.661(収率97%)が得、られた。
実施例6 2−メチル−4−アミノ−5−ジメトキシメチルピリミ
ジン4.6of(+s、1ミリモル)を。
I N−H2S O43011!/に溶かし、攪拌下、
液温を室温に6時間保った。反応液を内部標準法により
、液体クロマトグラフィーで定量分析した結果、2−、
腎、。
メチル−4−アミノ−5−ポルミルピリミジンが3.4
2 f (収率:99.5%)生成していることが確認
された。
実施例4゜ 2−メチル−4−アミノ−5−ジメトキシメチルピリミ
ジンに代えて、2−メチル−4−アミノ−5−ジェトキ
シメチルピリミジン5.281i’(25,0ミリモル
)を用いた他は、実施例6と同様の操作で実験を行なっ
た。その結果、2−メチル−4−アミノ−5−ホルミル
ピリミジン6.40?(収率: 99.2%)が得られ
た。
実施例5 2−メチル−4−アミノ−5−ジ−n−ブトキシメチル
ピリミジン6.68S’(25,0ミリモル)をI N
−Hct50 rnlに溶かし、液温を約50〜55°
Cに保持し約1時間攪拌した。反応液を実施例2と同様
にして定量した結果、2−メチル−4−アミノ−5−ホ
ルミルピリミジン3.3 q y (収率:99.0−
%)の生成瀘確認された。
、:1: 特許出願人 1宇部興産株式会社 第1頁の続き 0発 明 者 井上輝比古 宇部市大字小串1978番地の5宇 部興産株式会社中央研究所内 0発 明 者 大森潔 宇部市大字小串1978番地の5宇 部興産株式会社中央研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(1) 〔ただし、(1)式におけるRI、R2およびR3は。 同一または相異なる低級アルキル基を示す。〕で表わさ
    れる2−アルキル−4−アミノ−5−ジアルコキシメチ
    ルビリミシンを、酸の存在下に加水分解することを特徴
    とする。 一般式(旧 〔ただし、(■)式におけるR1は、低級アルキル基を
    示す。〕で表わされる。2−アルキル−4−アミノ−5
    −ホルミルピリミジンの製法。
JP1550482A 1982-02-04 1982-02-04 2−アルキル−4−アミノ−5−ホルミルピリミジンの製法 Granted JPS58134082A (ja)

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JPS626707B2 JPS626707B2 (ja) 1987-02-13

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