JPS5813368Y2 - 計器のダイヤル回転トルク調整装置 - Google Patents

計器のダイヤル回転トルク調整装置

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Publication number
JPS5813368Y2
JPS5813368Y2 JP1978161234U JP16123478U JPS5813368Y2 JP S5813368 Y2 JPS5813368 Y2 JP S5813368Y2 JP 1978161234 U JP1978161234 U JP 1978161234U JP 16123478 U JP16123478 U JP 16123478U JP S5813368 Y2 JPS5813368 Y2 JP S5813368Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
legs
rotary shaft
clip
rotation torque
instrument
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978161234U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5578218U (ja
Inventor
今井昇
小島健一
中西康隆
飯田信宏
Original Assignee
株式会社山武
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社山武 filed Critical 株式会社山武
Priority to JP1978161234U priority Critical patent/JPS5813368Y2/ja
Publication of JPS5578218U publication Critical patent/JPS5578218U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5813368Y2 publication Critical patent/JPS5813368Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、設定ダイヤルの回転トルクを所定の値に調
整するために計器に設けられるダイヤル回転トルク調整
装置に関するものである。
ポテンショメータのような回転ダイヤルを備えた計器に
おいて、その回転トルクが小さ過ぎた場合には、不用意
な接触あるいは振動などによって設定点がずれてしまう
という不都合が起りやすい。
このような不都合を防止する目的で回転ダイヤルの回転
トルクを大きくする手段として、回転シャフトとともに
回転する摺動部材を固定側の摺動面に圧接させることが
行われている。
しかしこの構造では、摺動部材の加工精度が低いと、回
転シャフトに対する偏心あるいは傾きが生じ、製品間で
回転トルクが一定とならない。
また簡単な構造のものでは、両端で固定されたばね線の
中央部を回転シャフトの周面に圧接させることも行われ
ているが、回転シャフトにはその先端に取付けられる回
転ノブとの間の回転を防止するためにカット部が形成さ
れているために、ばね線の接触位置がカット部に近いと
、使用中にばね線がカット部に落ち込んでしまう。
この考案は、回転シャフトに対して常に一定の回転トル
クを与えることができる構造の簡単な、そして組立ても
容易な回転トルク調整装置を提供することを目的として
いる。
以下にこの考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図および第2図において符号1は計器の前面に取付
けられる計器マスクを示し、この計器マスク1に、回転
シャフト21を有するポテンショメータ2が取付けられ
ている。
計器マスク1は、この例ではほぼ正方形をなす板状の前
面部の中央から背面側に突出する有底円筒状の支持部1
1とを有し、この支持部11の底壁に設けた透孔内にね
じ部22を螺合させることによってポテンショメータ2
は計器マスク1に対して所定の位置に固定されている。
そしてこの状態で回転シャフト21の先端部は、その基
端部を残して軸方向に延びるカット部21aを有してい
て、この先端部にダイヤルを備えた回転ノブ3が取外し
可能に装着されるようになっている。
この回転ノブ3は、中心部にボス31を有する円板状の
もので、はぼ9字形の横断面を有する透孔内に回転シャ
フト21を挿入することによって、回転シャフト21に
相互に回転しない状態で取付けられる。
さらに回転シャフト21に基端部には、カット部21a
が設けられていない円形断面を有する部分において、回
転シャフト21に所定の回転トルクを付与するためのク
リップ4が装着されている。
このクリップ4は、第3図に詳細に示すように、所望の
線径の弾性線材を折曲げることによって構成されたもの
で、線材をその長さ方向のほぼ中央部で折曲げることに
よって形成された一対の脚部41および42と、折曲げ
部を脚部41,42に対してほぼ直角に起立させた起立
部43とからなっている。
脚部41,42は、相互に平行な方向に延びているが、
その中央部で両者間に適当な間隔を形成するように反対
方向に屈曲している。
この屈曲部間の間隔は、この部分を通して回転シャフト
21が挿通されたときに、回転シャフト21を両側から
挾みつけるような値に選ばれている。
また一方の脚部41は、他方の脚部42よりも長く、そ
の長さは、クリップ4が回転シャフト21に所定の位置
に装着された状態で、支持部11に形成された軸方向に
延びるスリット12内に突入し得る値になっている。
さらに起立部43は、クリップ4が所定の位置に装着さ
れた状態で、回転ノブ3のボス部31の外周面に沿って
延びる。
このような構成の装置において、クリップ4は、一対の
脚部41および42間で回転シャフト21を挾みつける
ことによって、回転シャフト21に対して所定の回転摩
擦を有するとともに、自身の回転は、一方の脚部41が
スリット12内で支持部11と係合することによって阻
止されている。
したがってクリップ4が回転シャフト21を挾みつける
力の大きさを、たとえばクリップ4を構成している線材
の線径によって選択することにより、回転シャフト21
に対して所望の一定な回転トルクを与えることができる
またクリップ4の移動もしくは傾きは、脚部41.42
とねじ部22との接触、脚部41とスリット12底面と
の接触。
および起立部43とボス部31との接触によって効果的
に規制されているので、これらの関係が適当に設定され
ていれば、脚部41または42がカット部21aに落込
むような事態は起らない。
さらにクリップ4の装着操作もきわめて簡単である。
たとえば回転ノブ3を取外した状態で、まず脚部41お
よび42間に回転シャフト21が挿入されるようにクリ
ップ4を押込み、この過程で脚部41の先端をスリット
12内に突入させる。
このとき、脚部41および42がいずれもカット部21
aと一致しない状態(たとえば第1図の状態)であれは
、クリップ4は所定の位置までそのまま押込むことがで
きる。
しかし脚部41または42のいずれか一方がカット部1
2aに落込んでいる場合には、まずクリップ4をカット
部12aの基端の位置まで押込み、ついで回転シャフト
21を任意の方向に約90度だけ回転させてカット部1
2aを脚部41または42と係合しない位置に移動させ
たのちにクリップ4を所定の位置まで押込めばよい。
なお上記の実施例では、ポテンショメータの回転シャフ
トの回転トルクを調整する場合を示したが、少なくとも
一部に円形断面の部分を有するものであれは、どのよう
な回転シャフトにも適用し得ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による回転トルク調整装置
を備えた計器の一部の正面図、第2図は第1図のA−A
線における断面図、第3図は同装置に用いられたクリッ
プの斜視図である。 1・・・・・・計器マスク、11・・・・・・支持!1
2・・・・・・スリット、2・・・・・・ポテンショメ
ータ、21・・・・・・回転シャフト、21a・・・・
・・カット部、22・・・・・・ねじ部、3・・・・・
・ノブ、31・・・・・・ボス部、4・・・・・・クリ
ップ、4L42・・・・・・脚部、43・・・・・・起
立部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器マスクの後方に延びる円筒状の支持部の中心に位置
    し、かつ先端部に軸方向に延びるカット部を設けた回転
    シャフトに取付けられた回転ノブと、上記計器マスクお
    よび回転シャフト間に設けた弾性線材からなるクリップ
    とを備え、上記クリップは、相互に対向する一対の脚部
    と、この脚部と一体的に連なり、かつ上記脚部に対して
    ほぼ直角に起立する起立部とを有し、上記脚部間に上記
    回転シャフトを挿通した状態で、上記脚部の一方は、上
    記回転シャフトの軸心を中心として回転しないようにそ
    の先端で上記計器マスクと係合し、かつ上記起立部は、
    上記支持部内で上記回転ノブのボス部外周面に沿って延
    び、さらに上記ボス部の先端は上記回転シャフトのカッ
    ト部の基端部に達していることを特徴とする計器のダイ
    ヤル回転トルク調整装置。
JP1978161234U 1978-11-22 1978-11-22 計器のダイヤル回転トルク調整装置 Expired JPS5813368Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978161234U JPS5813368Y2 (ja) 1978-11-22 1978-11-22 計器のダイヤル回転トルク調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978161234U JPS5813368Y2 (ja) 1978-11-22 1978-11-22 計器のダイヤル回転トルク調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5578218U JPS5578218U (ja) 1980-05-29
JPS5813368Y2 true JPS5813368Y2 (ja) 1983-03-15

Family

ID=29155760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978161234U Expired JPS5813368Y2 (ja) 1978-11-22 1978-11-22 計器のダイヤル回転トルク調整装置

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JP (1) JPS5813368Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4420209Y1 (ja) * 1967-02-15 1969-08-29
JPS539814U (ja) * 1971-12-20 1978-01-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4420209Y1 (ja) * 1967-02-15 1969-08-29
JPS539814U (ja) * 1971-12-20 1978-01-27

Also Published As

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JPS5578218U (ja) 1980-05-29

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