JPS58131878A - 管路内観察装置 - Google Patents

管路内観察装置

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JPS58131878A
JPS58131878A JP57015425A JP1542582A JPS58131878A JP S58131878 A JPS58131878 A JP S58131878A JP 57015425 A JP57015425 A JP 57015425A JP 1542582 A JP1542582 A JP 1542582A JP S58131878 A JPS58131878 A JP S58131878A
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pipe
sled
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Kozo Ono
公三 小野
Yoshikazu Nishiwaki
西脇 由和
Koichi Tsuno
浩一 津野
Toru Iwai
岩井 通
Mitsuru Nishikawa
満 西川
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/005Investigating fluid-tightness of structures using pigs or moles

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、管路内観察装置に係る。
管路の内部へテレビカメラを差入れて、管壁の損壊、漏
水箇所等を検査する場合、テレビカメラを管の中心に保
持する事が望ましい。
従来は、テレビカメラに平行な支持量を下方、側方に取
りつけて、管内にテレビカメラを支持するような管内検
査用テレビカメラが用いられていた。 − 第8図は、従来例にかかる管内検査用テレビ力。
メラの斜視図である。
テレビカメラ50は軸方向に長い箱形で、前端に、観察
用検出部51が設けられる。後端からは、ケーブル52
が取出され、地上のテレビ車へつながっている。
テレビカメラ50の底面に固定された斜向きの脚取付座
板53から、2対の脚部材54が延長しており、先端に
水平な支持量55が取付けである。支持量55の前端5
6、後端57は上方に反り」二っている。管内を円滑に
摺動するためである。
このようなテレビカメラは、脚の長さが固定されている
。テレビカメラの観察用検出部51は、対象となる管の
中心軸上にあるのが望ましい。従って、このテレビカメ
ラを用いることのできる管の内径は決定されてしまう。
管の内径が変われば、これに適合するよう脚の長さを変
えなければならない。脚部材54、支持量55などを取
替える必要がある。作業性が悪いという難点があった。
また、管の内径に変動があったり、凹凸や障害物がある
時、テレビカメラ50を円滑に進行させることが難しい
。脚の長さが一定しており、追随性に乏しいからである
この例のように、観察用検出部51が前方を向いたもの
であれば、テレビカメラ50を管内中心軸線上に保持す
るという要求は、さほど強いものではない。しかし、こ
のような検出部51は、管壁が視野の周辺に映しだされ
る構成であるから、管壁の局所的な観察を詳しく行う事
が難しい。
むしろ、観察用検出部は、先端に回転ミラーを設け、軸
線に関して回転し、軸線と垂直な方向の壁面の像を順時
撮像してゆくものが望ましい。このように視野を回転し
てゆく検出部は、管壁を厳密に検査してゆくことができ
る。
また、このように、足が2木のものは、安定性に関して
も不安がある。管の中は平坦でなく、筒形であるから、
転倒する惧れもある。
このため、4本足にした管内検査用テレビカメラも既に
用いられている。
第9図は公知の4本足管内検査テレビカメラの斜視図で
ある。
テレビカメラ60は前端に観察用検出部61を有し、後
端にケーブル62を持つ。周囲には、4組の前脚63、
後脚64が固着しである。脚63 、64の端に′は、
支持量65が固定しである。
4本の足をもっているから、安定性に優れている。
しかし、このようなテレビカメラは、必ずしも管の中心
軸線上に観察用検出部61が位置するように支持するの
が難しい、管の内径によって脚63゜64を取替えなけ
ればならないからである。
観察用検出部が前方を向く、これら従来例にかかるテレ
ビカメラは、必ずしも管の中心軸線−にに観察用検出部
を保持する必要はない。
しかしながら、観察用検出部が側方を向いており、観察
方向を回転させてゆくような型式の観察装置の場合、管
壁の像が正確に伝送されるため、検出部レンズと壁面と
の距離が一定である事が必須の条件となる。
もしも、ミラーを1回転させて内周壁面を観察する時、
レンズ、ミラー等と壁面との距離が変動するとすれば、
常時レンズ位置を調節する必要があるからである。
このように、従来の管内観察用テレビカメラは、対象と
なる管の内径が決っており、汎用性に乏しかった。また
、たとえ、最適の内径を有する管の中へこれらテレビカ
メラを差入れたとしても、管内に凹凸があると、これが
邪魔になって、円滑に管内を進行させることができない
本発明はこのような難点を解決するものである。
本発明にかかる管路内観察装置は、本体を中心として、
少なくとも3本のそりを設け、そりは拡径する方向に常
時弾性力を受けており、かつ、各そりの拡開量は常に同
一になるようにしたものである。
以下、実施例を示す図面によって、本発明の構成、作用
及び効果を説明する。
第1図は、管路検査装置の略構成図である。
本発明の実施例に係る管路内観察装置1は、地中に埋設
された管路2の中へ差入れられて用いられる。地上には
、テレビ車3が停止しており、マンホール4から、ケー
ブル5が降され、管路内観察装置1に接続されている。
第2図は本発明の実施例に係る管路内観察装置1の長手
方向の縦断面図である。第3図は第2図中のI−1断面
を示す。
本体6は管路に平行な円柱形状で、中に光ファ・イバを
有する。光ファイバは、照明光を管路内へ導くための照
明光伝送ファイバと、管路の内壁の像をテレビカメラへ
伝送する画像伝送用イメージファイバとを平行に設けで
ある。また制御用に電力が必要な場合は、制御電力を供
給するための電力線も光ファイバと平行に設け、まとめ
てケーブル5とする。
本体6の前端には開口部があり、ここが観察用検出部7
となる。図示しないが、本体6の中には適当な駆動源が
あって、観察方向を軸中心の周りに回転するようにしで
ある。
本体6の1箇所をリング状の固定ホルダ8及び本体押え
リング9により支持されている。本体押えリング9は、
固定ホルダ8と本体6との間隙へ差込まれており、両者
を緊密に結合する機能を果す。
本体6のより前方には、リング状の可動ホルダ10が本
体6へ嵌込んである。可動ホルダ10の中心には本体通
し穴11が穿たれており、本体6は通し穴11へ単に差
込まれただけであるから、本体6に対し可動ホルダ10
は自由に動きうる。
可動ホルダ10には、中心角が1200をなす3箇所に
、アーム取付座12が形成しである。ここへ、前アーム
13の一端が第1ピン14によって枢支しである。
同様に、固定ホルダ8には、中心角が1200をなす3
箇所に、アーム取付座15が形成しである。アーム取付
座12 、15は三回回転対称位置にあり、かつ対応す
るアーム取付座は、本体6の軸線と平行な直線」−に存
在する。アーム取付座15には後アーム16の一端が第
2ピン17によって枢支しである。
そり18は、管路2の内壁に直接、接触する部材であっ
て、細長い棒状である。そり18の前後2箇所が、前ア
ーム13、後アーム16のそれぞれ端部に於て第3ピン
19、及び第4ピン20によって枢結されている。
そり18は、中心角が120°をなすよう3本設けられ
る。そりと60°の角をなす位置には、3本のホルダ連
結棒21が、固定ホルダ8と可動ホルダ10とを連結す
るよう設けられている。
ホルダ連結棒21の前端は雄螺部22となっており、可
動ホルダ10の雌螺穴23に螺合する。雄螺部221こ
螺込まれたナツト24は、雄螺部22と雌螺穴23の結
合状態を固定する。
ホルダ連結棒21の後方も雄螺部25となっている。
しかし、ホルダ連結棒21は、固定ホルダ8と固着され
ているのではなく、固定ホルダ8の連結棒通し穴26を
単に貫いているだけである。
雄螺部25の後方には、スプリング受はナツト27と、
固定ナツト28が螺合している。固定ナツト28には側
方から止め螺子29が螺入してあり、固定ナツト28が
回転するのを阻止し、固定ナツト28をホルダ連結棒2
1に対し固定する。
固定ホルダ8の連結棒通し穴20の後方と、スプリング
受はナツト27の前方とは凹部が形成してあり、ここへ
、嵌め輪30、嵌め輸31が嵌込んである。
スプリング32は、ホルダ連結棒21の周囲で、かつ、
嵌め輸30と嵌め輸31の間へ予め装入されている。ス
プリング32は、固定ホルダ8に対し、スプリング受は
ナツト27を後方へ、より離隔する方向へ常時弾圧して
いる。
つまり、スプリング32は、可動ホルダ10を固定ホル
ダ8の方へ引寄せる弾性力を生じているのである。なお
、このような目的のため3本のホルダ連結棒をすべて内
側に含むようなスプリングを1個だけ用いてもよい。
固定ホルダ8の前方で、ホルダ連結棒21の雄螺部25
には、ストップナツト33が螺着しである。止め螺子3
4は、ストッパナツト33の位置を固定する。
ストッパナツト33は、スプリング32の伸びのストロ
ークを規定する。
ここには図示しないが、可動ホルダ10、又は固定ホル
ダ8には、適当な牽引機構、例えばワイヤ等が前方から
、及び後方から取付けられており、牽引されて、管路の
中を管路内観察装置1は進退するようにする。
以上の構成に於て、その作用を説明する。
管路内観察装置1を管路の外へ出した状態では、スプリ
ング32が伸び、ストッパナツト33が固定ホルダ8の
前面に当った位置にホルダ連結棒21が止まっている。
可動ホルダ10は、固定ホルダ8に最も近い位置にあり
、第1ピン14、第2ピント7の間隔が第3ピン19、
第4ピン20の間隔に近くなる。
すると、前アーム13、及び後アーム16は起頭する。
従って、そり18は外方へ拡開した状態にある。
管路の中へ差入れる時は、ホルダ連結棒21を前へ一杯
に押込み、可動ホルダ10を前方へ移動させる。前アー
ム13、後アーム16はそれぞれ倒れて、そり18は、
内方へ引寄せられる。第2図に於て一点鎖線で示す状態
となる。
このまま、管路へ管路内観察装置1を差入れて、ホルダ
連結棒21を離す。スプリング32が弾性復元力により
延びるから、可動ホルダ10は後方へ引寄せられる。前
アーム13及び後アーム16は起頭する。
そり18は外側拡開し、管路2の内壁面に当る。
そり18が管路2壁面に当った状態で、管路内観察装置
1は安定に静止できる。そり18は、本体6の周囲に3
つあり、そり18の本体6の中心からの変位量はすべて
等しい。従って、本体6の中心は、管路2の中心に一致
する。本体6の中心から、3つのそり18の外面までの
距離が等しく、円周上の異なる3本から等距離にある点
は円の中心であるからである。
そり18は、弾性力によって管路2へ押しつけられてい
るだけであるから、ワイヤ(図示せず)などの牽引機構
で前後へ引張れば、そりと管壁との摩擦力に打勝って、
管路内観察装置1を前後へ動かす事ができる。
運動している間も、本体6は常に管路2の中心軸線上に
ある。
管路2が同一内径でなく、拡径し、あるいは縮径する場
合があるとする。この場合、そり18は管壁の傾きに適
合するよう傾くことができる。
そり18、固定ホルダ8、可動ホルダ10及び前アーム
13、後アーム16は、−辺(第1ピン14と第2ピン
17の間)を可変とする四辺形である。従って、これの
みでは形状が定まらない。管壁によって四辺形の形状が
決定される。ゆえに、管路が縮少あるいは拡大していて
も、この傾きに応じてそり18は傾き、常に円滑に管路
2内を進行できる。
しかも、このように、傾斜のある管内を進行している間
も、本体6は管路の中心軸線上にある。
管路内に凹凸や邪魔物があっても、そり18は内方へ変
位し、滞ることなく通過してゆくことができる。
本発明に於て、そりの数は3個以上であれば適当に決定
できる。そりは、本体の周りに、3回対称の他に4回対
称、5回対称・・・・・の位置に設けても良い。さらに
軸方向に関していえば、軸方向に1つとは限らず、2木
、3本としてもさしつかえない。
一般にm回対称で、軸方向にn段設けるとすると、そり
の総数Nは N = m n             (1)で与
えられる。
第2図、第3図の例は、m = 3、n−1の場合であ
る。m 、 nには、不等式 %式%(2) (3) 第4図は、6本のそりを用いる例を示す断面図である。
つまり、m = 3、n = 2の実施例を示す。
本体6に対し、中央に固定ホルダ35、前方に前可動ホ
ルダ36、後方に後可動ホルダ37が設けられる。
前可動ホルダ36と固定ホルダ35の間には、前そり3
8を第1アーム40、第2アーム41を介して支持して
いる。
固定ホルダ35と後可動ホルダ37の間には、後そり3
9が、第3アーム42と第4アーム43によって支持さ
れる。
ホルダ連結棒21は、固定ホルダ35の通し穴26を突
き抜けるだけで、前可動ホルダ36と後可動ホルダ37
とを互に接近するようにスプリング32が設けられてい
る。
前可動ホルダ36が後方へ引張られるから、第1アーム
40、第2アーム41が起頭し、そり38は外方へ拡開
する。
後可動ホルダ37が前方へ押されるので、第3アーム4
2、第4アーム43が起頭し、後そり39は外方へ拡開
する。
こうして、前そり38、後そり39は管壁に押えつけら
れる。本体6は管路の中心に保持される。
これらの点は、第2図、第3図の実施例と同じである。
そりを前後に2本設けると、管路の内径の変化する場所
に於て、より安定に本体を支持する事ができる。
以上に述べた実施例では、2以上のホルダを本体のまわ
りにとりつけ、ホルダ相互の距離を減少する方向にスプ
リングが設けられていた。そして、スプリング力によっ
てそりが外側へ拡開するようになっていた。
しかし、スプリングは、ホルダ相互の距離を増大させる
方向に設けても差支えない。第5図はそのような実施例
を示す略図である。
ホルダ44 、45及びそり46、第1アーム47、第
2アーム48よりなり、ホルダ44 、45の間にはス
プリング49があって、ホルダ44 、45を互に離隔
する方向に働いている。ホルダ44 、45のピンD、
Cと、そり46上のピンA、Bを較べると、最初、CD
間の方がA1間より狭くなっている。すると、スプリン
グ49によって、そり46は外方へ拡開するわけである
第6図は、ホルダとアーム、そりのなす四辺形の略図で
ある。点A、Bはそりとアームを枢結するピンを表す。
点C,Dは、アームと、それぞれのホルダを枢結するピ
ンを表す。
a、bは、アームのピン間距離、Lはそりのピン間距離
で、これらは定数である。ホルダのピン間距離(CD 
) xは変数となる。
先に述べたように、四辺形は底辺を固定しても形がなお
定まらないから、CDが固定されていてもABは任意に
動きうる。管壁に辺A 13が密合するために、a +
 X + b + L間に特別の条件を必要としない。
つまり、aは必ずしもbに等しくなくて良い。
スプリング力Fの方向は、点C,Dを接近させ方向の時
を正と定義する。
すると点C,D間の距離Xの変域(X)がL以上であれ
ば、Fは正であればよい。変域(X)が1、以下であれ
ば、Fは負であればよいことになる。
つまり、 (t)  L < (x)のとき   F>0(II)
  L > (X)のとき   F<0とする。ARが
CDに平行という条件を課して、ABとCDの距離【を
求めると、 但し、 y = x −L              (5)
である。
そりが管壁に及ぼす垂直抗力をNとし、スプリングの弾
性力をFとすると、仮想仕事の原理から、N dt =
−F dx          (7)という関係が成
立する。
この式(4)〜(7)から、FとNの比を求めうる。
簡単のため、 a = b              (8)とする
。また、スプリング力Fは、スプリングの延び(+Y+
定数)に比例する。これはフックの法則の成立する範囲
で正しい。
すると、 dF = k dy             (0)
但し、kは比例定数(バネ定数)である。(9)式を積
分すると、 p=k(y+γ0)01 となる。yoは正の定数で、スプリングの端点の止め位
置に依存する。この例では、スプリング受はナツト27
、固定ナツト28を調節することにより変化させること
のできるパラメータとなっている。
これらの式から垂直抗力Nは で与えられる。
y−0というのは、第6図に於て、辺ADと辺BCが平
行となる時であり、ABCDが長方形をなす時である。
この時、そりは最も大きく外側へ2  拡開している。
当然y−0まで一杯に使うことは好ましくないので、y
の変域は (1)o<y<21   (第2図、第4図)(LAX
<L+28 ) 又は (11)  −22< Y < O(第5図)(L−2
1<X<L) とする。
0◇式かられかるように、そりが管壁を押す力は、そり
が拡いている程大きい。つまり狭い管に対しては、弱い
力でそりは管壁に押しつけられる。太い管に対しては、
強い力で管壁に押しつけられるわけである。
01)式はy=Qの極限で発散する。つまり前、後アー
ムが軸線と垂直になり、そりが拡ききった時に、垂直抗
力Nが発散する。
先述したように、y=Qを避けて使うが、これに近い変
域で使用される場合、垂直抗力Nの、管径による変化が
大きくなる。
もちろんyO−0とすれば、この発散を抑える事ができ
る。これはスプリングがのび切って自然長になった時、
そりが最外方位置にある、という条件である。
また、管路の径は変動してもよく、さまざまな管に対し
て使用可能であるが、その範囲は、アームの長さの2倍
の範囲である。
そこで、アームを交叉させてそりを弾性支持するように
してもよい。
第7図はそのような実施例を示す概略図である。
このようにアームを交叉させるものであれば、アームの
長さaをより長くとる事ができる。したがって管路の内
径の異なるものに対し、広い適用性をもっている。
しかも09式に於て、この場合、発散の起るy−〇の近
傍を使わない。管径の変化に対し、垂直抗力Nの変動が
少い。
ただし、この場合 y = x 十L           αのでyを定
義する。辺AnとCDの距離(の少さい領域で使うので
、01)式をEによって書換えると、となる。アーム長
さaは大きいので、03式はLの小さい時、垂直抗力N
がほぼ【に比例することになる。
従って、アームを交叉させるものは、垂直抗力Nの変動
が少い。しかも、アームが長くできるから、適応管径の
範囲が広い。
第7図に於て、簡単のため、ホルダ連結棒やスプリング
は図示していないが、もちろん2つのホルダを連結する
ホルダ連結棒が用いられており、スプリングは2つのホ
ルダを接近させる方向へ弾性力を及ぼしている。
このように、アーム2本を交叉させるものは、本体と管
路とが必ずしも平行である事が保証されないような疑い
が起りうるかも知れない。
しかしながらそうではなく、第2図〜第5図に表わされ
た非交叉のものと全く、事情は変らない。
本体と管路とは必ず平行である。平行であるから、本体
は常に管路の中心に保持される。
もちろん、このような事は、単に幾何学的に証明できる
ものではなく、第2図〜第6図の台形タイプの場合でも
(アーム非交叉)、第7図のアーム交叉型の場合でも、
曲げモーメントのっりあいから、力学的に、本体と管路
の平行性が導出できるのである。
この実施例では、本体6の中には、直接画像伝送のため
のイメージファイバと、照明光伝送用のライトガイドと
を設けてあり、かつ観察用検出部は回転するようになっ
ている。従って、管路内の状態を詳細に観察する事がで
きる。
従って、本体6はケーブルそのもので置換える事もでき
る。ケーブルに充分な剛性があれば、これは可能である
しかしながら、本発明の特徴は、そりで、弾性的に、本
体を管路の中心に保持するところにあるのであって、観
察用検出部の機構は任意である。
観察用検出部は、第8図、第9図に示す従来のテレビカ
メラのようであっても差支えない。すなわち、これは直
接画像を伝送するのでなく、画像を電気信号に変換して
、電線ケーブルの中を伝送する。この場合は、本体の中
に電源回路、光電変換装置等を含んでいる。
本発明によれば、管路内を観察する装置の検出部、本体
を常に管路の中心軸線に一致する位置に保持できる。
管路の内径が変っても、アームが回動し、そりが拡開あ
るいは縮閉するから、等しく適用する事ができる。
1本の管路内で、管径が変動していても、これに追随し
て、そりが拡縮する。
管路内に障害物があった場合、そりを縮閉して通過する
ことができるので、円滑に進退する事ができる。
このように有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の管路内観察装置を用いる管路検査装置
の略構成図。 第2図は本発明の実施例に係る管路内観察装置1の長手
方向縦断面図。 第3図は第2図中の■−■断面図。 第4図は6本のそりを用いる実施例の縦断面図。 第5図はホルダ相互の距離を増大させる方向へスプリン
グを設けた他の実施例を示す略断面図。 第6図はホルダ、アーム、そりのなす四辺形の路線図。 第7図は交叉したアームによってそりを支持する他の実
施例の略断面図。 第8図は固定された2本足を有する従来例に係る管内検
査用テレビカメラの斜視図。 第9図は固定された4本足を有する従来例に係る管内検
査用テレビカメラの斜視図。 1 ・・・管路内観察装置 2 ・・・・管   路 3・・・・テレビ車 4・・ マンホール 5  ケーブル 6・・本  体 7 ・観察用検出部 8  固定ホルダ 9 ・・ 本体押えリング 10  ・可動ホルダ 11  ・本体通し穴 12   アーム取付座 13  ・・前アーム 14・・・第1ピン 15・・ アーム取付座 16・・・後アーム 17・・・・第2ピン 18・・・そ  リ 19・・第3ピン 20・・・・第4ピン 21・・・・ホルダ連結棒 22・・雄螺部 23・・・・雌 螺 穴 24・・・す ッ ト 25・雄螺部 26  ・連結棒通し穴 27・・・スプリング受はナツト 28 ・・・固定ナツト 29  ・・止め螺子 30 、31   ・何代  め 輸 32  ・スプリング 33・・ ストッパナツト 34  止め螺子 35・・・・・固定ホルダ 36・・・・・前可動ホルダ 37   後可動ホルダ 38・・・前そり 39    後  そ  リ 40、〜,43・・・・ア − ム 44 、45・・・ホ ル ダ 46    そ      リ 47 、48・・・アーム 49・・・・スプリング A、B   そりとアームの枢着点 C,D  ・・・アームとホルダの枢着点F ・・・・
・スプリングによるホルダ間の弾性力N ・・・・そり
が管路壁面に及ぼす垂直抗力I、・ AB間距離(定数
) a 、、=、−A D間距離(定数) b・・ BC間距離(定数) X・・・・・CD間距離(変数) 発  明  者        小  野  公  三
面  脇  由  和 津  野  浩  − 岩  井     通 西  川     満

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)観察用検出部を先端に具え画像の伝送、照明光の
    伝送、制御電力の供給のためのケーブルを有する本体と
    、本体の周囲に固着された固定ホルダと、本体に対し軸
    方向に動きうる、  よう本体の周囲に設′けられた可
    動ホルダと、固定ホルダ及び可動ホルダの外周に半径方
    向に回動しうるよう枢支された3組以上のアームと、固
    定ホルダと可動ホルダの対応するアームの先端に枢支さ
    れる3本以上のそりと、固定ホルダと可動ホルダを相互
    の距離を可変とするように連結したホルダ連結棒と、そ
    りが拡開する方向へ力を及ぼすよう固定ホルダと可動ホ
    ルダ間に弾性力を与える弾性機構とよりなる事を特徴と
    する管路内観察装置。
  2. (2)  そりを支持する2つのアームは交叉しておら
    ず、可動ホルダ、固定ホルダとアームの枢着点である第
    1ピン、第2ピンの間隔Xの変域(X)が、そりとアー
    ムの枢着点の間隔I、よりも長くなるように規定され、
    弾性機構は可動ホルダと固定ホルダを接近させる方向へ
    弾圧することとした特許請求の範囲第(1)項記載の管
    路内観察装置。
  3. (3)  そりを支持する2つのアームは交叉しておら
    ず、可動ホルダ、固定ホルダとアームの枢着点である第
    1ピン、第2ピンの間隔Xの変域(X)が、そりとアー
    ムの枢着点の間隔I、よりも短かくなるように規定され
    、弾性機構は可動ホルダと固定ホルダを離隔させる方向
    へ弾圧することとした特許請求の範囲第(1)項記載の
    管路内観察装置。
  4. (4)  そりを支持する2つのアームは交叉しており
    、弾性機構は可動ホルダと固定ホルダを接近させる方向
    へ弾圧することとした特許請求の範囲第(1)項記載の
    管路内観察装置。
  5. (5)  そりは本体軸のまわりにm回回転対称で、か
    つ軸方向にn段設けられている特許請求の範囲第(1)
    項記載の管路内観察装置。
  6. (6)3回回転対称位置にそりが設けられ、軸方向には
    1段だけであり、合計3本のそりを有する特許請求の範
    囲第(5)項記載の管路内観察装置。
  7. (7)3回回転対称位置lこそりがあり、かつ軸方向に
    2段設けられ、合計6本のそりを有する特許請求の範囲
    第(5)項記載の管路内観察装置。
  8. (8)弾性機構が、ホルダ連結棒へ差入れたスプリング
    である特許請求の範囲第(1)項記載の管路内観察装置
  9. (9)本体の中には、直接画像伝送用のイメージファイ
    バと、照明光伝送用のライトガイドを有する特許請求の
    範囲第(1)項記載の管路内観察装置。 01  観察用検出部の視野は本体軸を中心として回転
    するようにした特許請求の範囲第(1)項記載の管路内
    観察装置。
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