JP2510982Y2 - 管路曲率測定装置 - Google Patents

管路曲率測定装置

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JP2510982Y2 JP1990091581U JP9158190U JP2510982Y2 JP 2510982 Y2 JP2510982 Y2 JP 2510982Y2 JP 1990091581 U JP1990091581 U JP 1990091581U JP 9158190 U JP9158190 U JP 9158190U JP 2510982 Y2 JP2510982 Y2 JP 2510982Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば地中に埋設された管路内に挿入する
ことにより、曲がり角や折れ角を測定する場合に使用す
る管路曲率測定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の管路曲率測定装置には、エンコーダや
ポテンショメータの組み合わせによって前後プローグの
曲がりを検出する装置,ユニバーサルジョイントによる
曲がり角をエンコーダによって検出する装置,テレビカ
メラによって管内径の変化量をモニタによって検出する
装置あるいはレーザによって前方プローグのターゲット
に後方プローグから放射してターゲット座標から曲がり
を検出する装置が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、従来の管路曲率測定装置においては、何れ
も大型であるため、小口径の被測定管路内に挿入するこ
とができず、測定対象となる管路が限定されていた。ま
た、装置本体にケーブルを挿通させることができないた
め、例えば被測定管路が地中に埋設されている場合等に
他の測定装置と併用することができず、同一の被測定管
路に対して種々色々な測定を行うことができないという
問題があった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、大
小口径の被測定管路の曲率を測定することができると共
に、同一の管路に対して種々色々な測定を行うことがで
きる管路曲率測定装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る管路曲率測定装置は、折曲変形による電
圧変化によって角度を検出するチューブセンサを内蔵す
るフレキシブルチューブと、このフレキシブルチューブ
によって連結されかつ各々が互いに同心状に配設されケ
ーブルが挿通される前後2つの筒体と、これら各筒体の
外周面に配設され軸線方向に間隔をもって並列する2つ
のスプリング受けとを備え、これら両スプリング受けの
うち一方のスプリング受けを固定子によって構成すると
ともに、他方のスプリング受けを前記筒体の軸線方向に
進退する可動子によって構成し、この可動子と前記固定
子との間にスプリングを弾装し、このスプリングの付勢
力によって被測定管路の内周面に圧接する複数の略への
字状に形成された摺動片を前記筒体の周囲に各端部の取
付位置を交互に相異させて配設し、これら摺動片は一端
部が前記筒体の外周面に固定され、かつ他端部が前記可
動子に固定されているものである。
〔作用〕
本考案においては、被測定管路の曲率測定時に被測定
管路の内径が大きい場合に可動子がスプリングの付勢力
によって固定子から離間する方向に移動し、一方被測定
管路の内径が小さい場合には可動子がスプリングの付勢
力に抗して固定子に接近する方向に移動することにな
る。
〔実施例〕
以下、本発明の構成等を図に示す実施例によって詳細
に説明する。
第1図,第2図および第3図は本発明に係る管路曲率
測定装置を示す断面図と平面図と正面図、第4図は同じ
く本考案における管路曲率測定装置のセンサ微調整用の
ねじ部分を示す断面図、第5図は第1図のV−V線断面
図である。同図において、符号1で示すものはプローグ
連結用のフレキシブルチューブで、内部には発光素子
(図示せず)および受光素子(図示せず)を有し折曲変
形による電圧変化によって角度を検出するチューブセン
サ2が収納されている。3および4は筒体としての前後
2つのプローグで、前記フレキシブルチューブ1によっ
て連結され、かつ各々が互いに同心状に配設されてお
り、各プローグ内部には例えばパイプカメラ付き管路内
洗浄装置(図示せず)のケーブル(図示せず)が挿通す
るケーブルスペース5,6が形成されている。また、これ
ら両プローグ3,4内には、前記チューブセンサ2の各端
部を保持する小筒7,8が収納されている。これら小筒7,8
のうち一方の小筒7は前記前方プローグ3に保持されて
おり、他方の小筒8は前記後方プローグ4に前記チュー
ブセンサ2の位置を左右上下に微調整するねじ9〜11を
介して保持されている。12および13はプローグ軸線方向
に間隔をもって並列する2つのスプリング受けで、各々
が前記前方プローグ3の外周面と前記後方プローグ4の
外周面に配設されている。これら両スプリング受け12,1
3のうち一方のスプリング受け12は前記パイプカメラ付
き管路内洗浄装置(図示せず)に対する接続部となる固
定子によって構成されており、他方のスプリング受け13
は前記プローグ3,4の軸線方向に進退する可動子によっ
て構成されている。14は圧縮用のコイルスプリングで、
前記各プローグ3,4の周囲に配設され、かつ前記両スプ
リング受け12,13間に弾装されている。15および16は前
記プローグ3,4を被測定管路(図示せず)内の中心線上
に維持する複数の摺動片で、全体が略へ字状に形成され
た弾性片からなり、前記両プローグ3,4の周囲に各端部
の取付位置を交互に相異させて配設されている。これら
両摺動片15,16は一端部が前記プローグ3,4の外周面に固
定され、かつ他端部が前記スプリング受け13に固定され
ている。17は圧縮用のコイルスプリングで、前記フレキ
シブルチューブ1の周囲に配設され、かつ前記両プロー
グ3,4間に弾装されている。
このように構成された管路曲率測定装置による被測定
管路の曲率測定時には、被測定管路(図示せず)の内径
が大きい場合にスプリング受け13がコイルスプリング14
の付勢力によってスプリング受け12から離間する方向に
移動し、一方被測定管路(図示せず)の内径が小さい場
合にスプリング受け13がコイルスプリング14の付勢力に
抗してスプリング受け12に接近する方向に移動すること
になる。このとき、コイルスプリング14の付勢力は、被
測定管路(図示せず)の内周面に摺動片15,16を圧接す
る方向に作用する。
したがって、本実施例においては、例えばエンコーダ
やポテンショメータの組み合わせによって前後のプロー
グの曲がりを検出する装置等のように大型化せず、大口
径の被測定管路の曲率のみならず小口径の被測定管路
(例えば内径が75mmの管路)の曲率を測定することがで
きる。
また、本実施例においては、前後プローグ3,4にケー
ブル(図示せず)を挿通させることができるから、被測
定管路(図示せず)が地中に埋設されている場合等に例
えばパイプカメラ付き管路内洗浄装置(図示せず)等他
の測定装置と併用することができ、同一の管路に対して
種々色々な測定を行うことができる。
さらに、本実施例においては、被測定管路(図示せ
ず)の曲がり部を通過中にチューブセンサ2の電圧変化
量を角度に変換して曲率を測定することができるから、
電圧変化量の検出時に測定結果を知ることができる。
因に、本実施例において、前後2つのプローグ3,4が
被測定管路(図示せず)内の曲がり部を通過する場合の
曲率測定は、次に示すようにして行われる。すなわち、
被測定管路(図示せず)の曲がり部を通過する時に前後
プローグ3,4の軸線が交差するが、この際チューブセン
サ2の発光素子(図示せず)から受光素子(図示せず)
に放射される光量が変化し、この変化量に応じて電圧が
変化するため、この電圧変化によって角度に変換し曲率
を測定することができるのである。このとき、両プロー
グ3,4は、摺動片15,16によって被測定管路(図示せず)
の中心軸線上に位置付けられている。
また、本実施例における管路曲率測定装置は、例えば
第6図に示すようにして使用される。同図において、符
号21はパイプカメラ付管路内洗浄装置、22は管路曲率測
定装置、23は管路曲率測定装置用のコントロール装置、
24は被測定管路、25はマンホール、26は吸引装置、27は
高圧水吐出装置、28はパイプカメラコントロール装置で
ある。ここで、管路曲率測定装置22からの信号は地上の
コントロール装置23に出力される。
なお、本実施例においては、摺動片15,16を4個ずつ
使用する例を示したが、本発明はこれに限定されるもの
でないことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、折曲変形による
電圧変化によって角度を検出するチューブセンサを内蔵
するフレキシブルチューブと、このフレキシブルチュー
ブによって連結されかつ各々が互いに同心状に配設され
た前後2つの筒体と、これら各筒体の外周面に配設され
軸線方向に間隔をもって並列する2つのスプリング受け
とを備え、これらスプリング受けのうち一方のスプリン
グ受けを固定子によって構成すると共に、他方のスプリ
ング受けを筒体の軸線方向に進退する可動子によって構
成し、この可動子と固定子との間にスプリングを弾装
し、このスプリングの付勢力によって被測定管路の内周
面に圧接する複数の摺動片を筒体の周囲に配設し、これ
ら摺動片は一端部が筒体の外周面に固定され、かつ他端
部が可動子に固定されているので、被測定管路の曲率測
定時に被測定管路の内径が大きい場合には可動子がスプ
リングの付勢力によって固定子から離間する方向に移動
し、一方被測定管路の内径が小さい場合にはスプリング
の付勢力に抗して可動子が固定子に接近する方向に移動
することになる。したがって、例えばエンコーダやポテ
ンショメータの組み合わせによって前後プローグの曲が
りを検出する装置等のように大型化せず、大口径の被測
定管路の曲率のみならず小口径の被測定管路の曲率を測
定することができる。しかも、摺動片は略への字状に形
成され筒体の周囲に各端部の取付位置を交互に相異させ
て配設されていることにより、管路の形状に沿って変位
する摺動片の折曲部が筒体の前後2箇所において管路に
当接するので、筒体の中心軸が管路の中心軸に対して精
度よく合致し、このため管路の曲率の測定を高精度に行
うことができる。また、前後の筒体にケーブルを挿通さ
せることができるから、被測定管路が地中に埋設されて
いる場合等に例えばパイプカメラ付き管路内洗浄装置等
他の測定装置と併用することができ、同一の管路に対し
て種々色々な測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図および第3図は本発明に係る管路曲率測
定装置を示す断面図と平面図と正面図、第4図は同じく
本発明における管路曲率測定装置のセンサ微調整用のね
じ部分を示す断面図、第5図は第1図のIV-IV線断面
図、第6図は使用例を示す概略図である。 1……フレキシブルチューブ、2……チューブセンサ、
3,4……プローグ、12,13……スプリング受け、14……コ
イルスプリング、15,16……摺動片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】折曲変形による電圧変化によって角度を検
    出するチューブセンサを内蔵するフレキシブルチューブ
    と、このフレキシブルチューブによって連結されかつ各
    々が互いに同心状に配設されケーブルが挿通される前後
    2つの筒体と、これら各筒体の外周面に配設され軸線方
    向に間隔をもって並列する2つのスプリング受けとを備
    え、これら両スプリング受けのうち一方のスプリング受
    けを固定子によって構成するとともに、他方のスプリン
    グ受けを前記筒体の軸線方向に進退する可動子によって
    構成し、この可動子と前記固定子との間にスプリングを
    弾装し、このスプリングの付勢力によって被測定管路の
    内周面に圧接する複数の略への字状に形成された摺動片
    を前記筒体の周囲に各端部の取付位置を交互に相異させ
    て配設し、これら摺動片は一端部が前記筒体の外周面に
    固定され、かつ他端部が前記可動子に固定されているこ
    とを特徴とする管路曲率測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6370107A (ja) * 1986-09-12 1988-03-30 Tokyo Denshi Kogyo Kk 管内検査装置
JPS63265107A (ja) * 1987-04-23 1988-11-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自走式管路線形計測装置

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