JPS58130340A - カラ−像記録装置及び記録方法並びにそれに使用するフィルム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野： 本発明は、カラー像を記録するためのプロット装置、方
法及びそのためのフィルムに関する。更に詳細に述べる
と、本発明は非可視性輻射エネルギー、すなわち輻射エ
ネルギー源はフタクルの可視波長領域の外側に位置する
輻射エネルギーを使用し、それにより、日光の下におい
てもプロットする事ができるフオットプロット装置及び
方法並びにそのためのフィルムに関するものである。本
明細書において、日光という用語は、自然光及び光学装
置の助けを借りない裸眼で対象物を見る事ができる光量
レベルにおける人工光を含むものである。

従来技術： 感光表面にカラーのグラフィック像をプロットするため
の方法は、ウェッブスター及びラルソンに与えられた米
国特許第４．２４９．８０７号に記載されている。この
特許においては、異なる又は可変カラーコンポーネント
を有する輻射エネルギービームなフィルムの感光表面上
に照射する光学的露出ヘッドを有しているフオットプロ
ット装置を採用している。感光表面を形成する種々の感
光乳剤層は、照射されたビームのカラー要素を記録する
。

装置、すなわちフオットプロツター内の駆動モーターは
、上記ビームによって発生せしめられた輻射エネルギー
のスポットをフィルム表面上で移動させ、ビームのカラ
ー快素に従ってフィルムを露出する。

典型的には、フオットプロツターに使用されるカラーフ
ィルムは、照射されたビームの色彩カラー要素を記録す
るため、６層の感光乳剤層を含んでいる。色彩ビームは
すべて、ビーム内の原色を重ね合わせることによって作
り出される。すなわち、赤、青、黄色光を種々の割合で
混ぜ合せるこ：とによって作り出すことができる。そし
てフィル１ム内の２層の感光乳剤層の各々は、上記６色
の原色の１つをそれぞれ記録するようになされている。

従来のカラーフィルムを用いたプロット操作は、可視光
線スはフタクルの赤、青、及び黄色光要素によって感光
乳剤層が露出されることを防止するため、光のしＲルの
低い部屋内で行なわなければならなかった。光のレベル
の低い環境内でプロット操作を行なうことは、オはレー
タ−が見にくいという欠点を有していた。更に、プロッ
ト操作が行なわれている間、外部の光が不注意によって
さしこむようなことがないように、プロット操作のため
の特別な暗室を設け、その出入りを制御しなければなら
なかった。又暗室の状態がよくない場合には、フィルム
は特別な取り扱いをうけなければならない。

従って、本発明の概略的な目的は、日光のもと、すなわ
ち、光のある環境内においてカラー像を記録するための
フィルム、及びかかる環境内において、上記フィルム上
にプロットを行なうための方法、及び装置を提供するこ
とである。

発明の眠要： “本発明は、フオットプロット方法及び装置、ならびに
日光下、即ち光のある環境内において、カラー像を記録
するための感光性フィルムに関するものである。本発明
にかかるフィルムは、相互に積み重ねられた多数の感光
乳剤層を有するシート材料を含んでいる。感光乳剤層の
各々は、非可視性輻射エネルギーの所定の波長にのみ感
光し、且つ、各感光乳剤層が、感光する波長は各々異な
っている。たとえば、かかる波長は、輻射エネルギース
ペクタクルの紫外線領域内に存在する。露出された時、
輻射エネルギーに感光される各感光乳剤層は、他の感光
乳剤層とは異なる識別可能な色彩を作り出すように現像
される。好ましい実施態様においては、６層の感光乳剤
層が設けられており、且つ、該感光乳剤層によって作り
出される相異なる鍼別可能な色彩は、光の６原色である
赤、青及び黄色から成つそいる。

本発明にかかるカラーフィルム上にプロットする装置は
、一体的なコンポーネントとしてカラーフィルムを含ん
でいる。上記プロット装置は、更にカラーフィルムを広
げる支持表面と、フィルムの感光乳剤層の少なくとも１
つを感光させる輻射エネルギー源と、そして、輻射エネ
ルギー源から発射された輻射エネルギーを光軸にそって
通過させ、且つフィルム表面上のスポット上を照射する
ための手段を含んでいる。支持手段は、輻射エネルギー
源及びプロジエク、夕手段とを支持しており、従って光
軸は支持表面に対してほぼ直角となる。

駆動手段は、フィルムとスポットを相互に相対的ニ移動
し、所望の軌跡に従ってフィルム上の種々の地点を露出
する。

本発明の他の実施例においては、輻射エネルギー源は、
フィルムのすべての感光乳剤層を感光することができ、
且つ上記プロット装置は、更にビーム径路内に支持され
、所望の感光乳剤層のみが感光されるように所定の波長
のみを通す波長フィルターを含んでいる。

本発明の他の実施例においては、プロット装置は、それ
ぞれ異なる感光乳剤層を感光することができる複数の輻
射エネルギー源を有してなり、且つ少なくとも２色のプ
ロットが形成されるように、上記輻射エネルギー源を別
々に光路に一致するように移動させる手段を含んでいる
。

本発明に係るプロット方法は、プロット操作において、
本発明にかかるカラーフィルムを用いる。

本発明にかかるプロット方法の一実施例においては、感
光乳剤層のすべてを感光することができる波長を有する
輻射エネルギービームな、カラーフィルム表面方向に照
射し、且つカラービームにフィルターをかけ、それによ
り、現像された時、ある特定の色彩を作り出すことがで
き所定の感光乳剤層のみを感光する工程を含んでいる。

輻射エネルギービームは、フィルム表面上にスポットと
して照射され、且つ該ビームとカラーフィルムとは相互
に相対的に移動せしめられ、所定のカラー像を形成する
軌跡に従って異なる種々の点において感光乳剤層を感光
する。更に、−波長フィルターは感光される感光乳剤層
を変えるため、ときより変更せしめられ、従って、現像
された時、多色のカラー像のプロットが作り出される。

本発明方法の第２の実施例においては、異なる輻射エネ
ルギービームをカラーフィルム表面に向って、選択的に
照射し、感光乳剤層を異なる敬及び異なる程度感光する
工程を含んでいる。各ビームは、フィルム表面上をスポ
ットとして照射し、且つ該スポットとカラーフィルムと
は相互に相対的に移動させ、それにより多色刷りのカラ
ー像を形成する所定の軌跡に従って、異なる位置におい
て各感光乳剤層を感光させる。

好ましい実施例： 以下図面を用いて本発明にか〜るフオットプロツターに
ついて詳細に説明する。

第１図は、本発明にかかるフィルムＦ上に、一本発明の
方法によってグラフィック的な清報を与えるプロットを
記録するための全体的に番号１０で示され−た自動−］
御フオットプロツターを図示している。フオットプロツ
タ−１０は、感光性輻射工ネルギービームを発生し、且
つ該ビームをフィルム表面上にスポット１５として露出
するための光学手段を有する写真露光機、すなわち写真
機ヘッド１２を有している。本発明にかかるフィルムＦ
は、写真機ヘッド１２の下側の可動テーブル１４の平坦
な作業表面上に固定位置決めされている。

フィルムを有するテーブルは、写真機ヘット９とテーブ
ルの間に挿着されたＸ軸上−ター１６によって、図示さ
れたＸ座標方向に写真機ヘットゝ１２に対して相対的に
移動可能になっている。同様に、テーブルは、Ｙ軸上−
ター１８によって、図示されたＸ座標方向にヘッドに対
して相対的に移動可能となっている。Ｘ方向及びＹ方向
の運動は、フオットプロツターのマスター制御器２０に
蓄えられたプロットプログラムによって決められている
。

プロット操作中、制御器２０はプログラムを読み取り、
アナログ式又はデジタル式モーター命令信号を発生する
。この命令信号は、Ｘモーター駆動器２２及びＹ帷モー
ター駆動器２４によってそれぞれモーター１６．１８に
伝達される。

もちろん、写真機ヘッド及びフィルムＦとの相対運動は
、フィルム及びテーブル１４を固定しておき、写真機ヘ
ット９を移動する事によっても達成される。又写真機ヘ
ッドは、チー、／ル及びフィル１ムな他方の座標方向に
移動させつつ、テーブルに対して相対的に一方の座標方
向に移動する事もできる。上述した運動発生手段の各々
は、フィルムＦとフィルムの感光表面上に露出された輻
射エネルギーのスポットとの相対運動を発生するもので
ある。

第４図を参照すると、本発明にか振るフィルムＦは、１
枚のシート材料４０と該シート材料に積み重ねられ且つ
それに接着された複数の写真感光乳剤層４２．４４．４
６とから構成されている。シート材料４０は、フィルム
の基礎すなわちベース層を提供する種々の材料の１つか
ら選ぶ事ができるが、繊維性の紙から作られたものが好
ましい。現像されたフィルム内の各色は、スはフタクル
、すなわち感光乳剤を露出する非可視性のスはフタクル
とは相違する可視スペクタクルに属する。３っの感光乳
剤内に含まれる結合染料が、各々色彩の３原色又はフィ
ルムのネガの場合においてはそれらの補色に対応する場
合においては、現像されたフィルムは可視ス２クタクル
内のすべての色彩を含むカラー像を写し出す。

か〜るカラーフィルムを使用した場合、使用者は、非可
視スペクタクルの種々の領域内から露出用の輻射エネル
ギーを選択し、日光の下でフィルムを露出する事によっ
て、フィルムが現像された時可視スペクタクル内のカラ
ー像を作り出す事ができる。係るプロセスは、フォット
プロッターの如き計算器制御された露出装置によって極
めて容易に行なわれる。カ弓るフォットプロッターニお
いては、色彩の選択及びフィルムの位置決めは、露出プ
ログラムに関連させて機械制御せしめられる。

赤、青及び黄色からなる重ね合わせて用いる６種類の原
色は、種々の割合で混合する事によって可視スペクタク
ル内のすべての色彩を作る事ができるため、本発明の好
ましい実施例においてはフィルムＦは３層の感光乳剤層
からなり且つ、感光乳剤層によって、感光され且つ現像
されて製造される分離可能な色彩は、赤、青及び黄色か
ら構成される。

フィルムＦ上にカラー像を実際に作り出す事は、フィル
ムを直接現像する事、又はフィルムのネガから焼き付は
用紙にプリントする工程を含むプロセスによって達成さ
れる。こ〜で「現像」〆いう用語は、直接的な現像プロ
セス又はプリント工程を含むプロセスのいずれかによっ
てカラー像を作り出す事を含むものである。

第１図に図示されたフォントプロッター中においては、
写真機ヘット９１２は、それより輻射エネルギービーム
が発生される紫外線ランプ等の輻射エネルギー源３０を
含んでいる。図示された輻射エネルギー源は、複数の波
長からなる非可視輻射エネルギーを含む広範囲のビーム
を発射している。

感光乳剤層は、それぞれの波長の非可視輻射エネルギー
に感光する。輻射エネルギー源から発射された輻射エネ
ルギーは、輻射エネルギー源と作業テーブル１４との間
の光学軸６２にほぼ沿って通過する。輻射エネルギー源
から放射状に発射せしめられた輻射エネルギーは、作業
テーブルに向かって運動する際、凸レンズ４８及び対物
レンズ４９を通って移動する。レンズ４８及び４９は、
輻射エネルギーを平行にし、且つフィルム表面上のスポ
ット１５上に集中させる。

フィルムＦ上に所望の色彩を作り出す時に必要とされる
乳剤層以外の乳剤層に、輻射エネルギーが露出される事
を防止するため、フィルム表面に照射される前にビーム
はある波長のフィルターを通過せしめられる。第１図を
参照すると、波長フィルターはビーム軸３２に隣接して
設けられたフィルターディスク５０によってビーム光路
内に支持されている。第２図に詳細に図示されている如
く、フィルターディスク５０は、ディスクの円周付近に
円周方向に列をなすように配置された複数の波長のフィ
ルター５２ａ〜５２ｈを含んでいる。

フィルターディスク５０がビーム光路内に位置決めされ
た時、フィルターディスク５０上の各フィルターは、広
範囲のビームにフィルターをかけ、選択された感光乳剤
層を感光する事ができる選択された波長のみをフィルタ
ー表面に照射する。続いてフィルムＦを現像すると、選
択的に感光せしめられた感光乳剤層は所望の色彩を正確
に作り出す事ができる。

波長フィルター５２ａ〜５２ｈの各々は、フィルターデ
スク５０の他のフィルターと相違する波長伝達特性を有
する。理想的には、フィルターデスク５００８つのフィ
ルター５２ａ〜５２ｈの間の異なる伝達特性は、現像さ
れたフィルム内に８色の異なった色彩からなる像を作り
出す手段を提供するため、フィルム内の感光乳剤層内に
８種類の区別可能な組み合わせを露出する事ができるよ
うに選択される。。ディスク５０の例えば５２ａの位置
にはフィルターをまったく設けず、従って黒色又は白色
の像をプロットすべくすべての層が露光される。

第１図に図ボされているように、ディスク５０は、小さ
なサーボモーター５４の駆動シャフトに取り付けられて
おり、従って、ディスク５０の周縁部の１つのフィルタ
ーは、輻射エネルギービーム内に位置する。サーボモー
ター５４は、ディスク゛５０をその中心軸を中心として
回転し、それぞれのフィルターをビーム光軸３２に一致
するように位置決めし、それにより、ビームのその対応
する波長の要素がフィルム表面上を照射するように調節
する。異なる波長伝達特性を有する複数のフィルターと
、サーボモーター５４の適当な作動により、複数の色彩
のプロットが可能となる。

フィルター選択器５６は、マスター制御器２０からの命
令信号に対応してサーボモーター５４を操作するように
制御する。所望のフィルターが所定の位置に位置決めさ
れた時、命令信号が制御器２０から駆動モーター１６．
１８に伝達され、フィルムと非可視性輻射エネルギーの
照射されたスポットとをプロット操作中相互に相対的に
移動せしめる。従って、特定のプロットラインの所望の
色彩は、そのラインの幾何学的形状を形成するデーター
といっしょに制御器内に記録されており、従って各色彩
は、完全に自動化されたプロット・プロセスによって選
択且つ変化せしめられる。露出プロセスは重複して行な
われるため、適当な露出制御を行ないつつフィルム表面
上の同一場所を複数回露出する。それにより露出量を強
めたり、あるいは色彩を混合し更に付加的な色彩を製造
する。

図示された光源は、閃光回路６４によって種々の割合で
周期的に励起され、異なるプロット速度で露出制御を行
なう。閃光回路は、制御器２０からＸ軸上−ター及びＹ
軸上−ター１８に伝達されたモーター命令信号によって
制御される。同一の命令は、フィルムと輻射エネルギー
のスポットとの各座標方向の相対運動を決めるため、Ｘ
軸タッチョメーター回路３５及びＹ軸タッチョメーター
回路３６によってそれぞれ実行される。回路３５及び６
６の出力信号ＥＸとＥｙは、それぞれ速度を表わしてお
り、ピタゴラスの定理に従って合成し相対運動を１葬す
る計算機回路３８に伝達される。

計算機回路３８からの合成速度信号Ｅｖは、閃光回路３
４に伝達され、輻射エネルギー源６０の閃光する割合を
制御するのに用いられる。

フィルムＦ上の輻射エネルギースポット１５の相対速度
に従って閃光の割合を制御する事によって、所望の強さ
の又は所望の一定の露出スタンダードが、スポットの連
続によって又はスポットの軌跡によって作られたライン
に沿って得られる。

例えば、相対運動が速くなった場合、プロットラインに
沿って各ポイントに同一量の輻射エネルギーをフィルム
上に露出するためには、閃光の割合を同一の割合で増加
せしめなけ桟ばならない。もちろん、同一速度で、閃光
する割合を増加させた場合露出量は増大し、閃光する割
合を減少させた場合露出量は減少する。閃光回路及びそ
れに関連する制御についてはリッチとベルタットに与え
られた米国特許第４，１７０，７４５号に完全に記載さ
れている。

第６図を参照すると本発明の他の実施方法を遂行するた
めのプロッターの具体列が図示されている。フィルム上
にスポットを形成するビームの波長エレメントは、異な
る輻射エネルギー源から発射されたビームをそれぞれ別
々に光軸に一致させる事によって変更せしめられる。第
６図に図示されたプロッターにおいて、第１図の実施例
の各構成要素に相当する要素は同一の番号が付されてい
る。

第６図のプロッター７０において、写真機ヘッド乙２は
２つの輻射エネルギー源７４．７６を含んでいる。各エ
ネルギー源は、１又は２以上の感光乳剤層を感光する事
ができる所望の波長の非可視性輻射エネルギーを発射す
る。輻射エネルギー源の所定の波長は他のエネルギー源
の所定の波長と異なっている。２つの輻射エネルギー源
は、固定装置の回転軸６０を中心として回転する事がで
きるように固定装置６２に取り付けられている。

輻射エネルギー源には、反射装置が設けられており、従
っていずれかの輻射エネルギー源が回転されてその最下
位置にきた時、（輻射エネルギー源７６がそのよ５１に
図示されている）、発射された輻射エネルギーは、光軸
３２に添って下方に反射せしめられる。

固定装量６２は、小さなサーボモーター８２の駆動シャ
フト上に取り付けられている。サーボモーター８２は、
固定装置６２を軸６０を中心として回転させ、各輻射エ
ネルギー源をそれぞれ光軸６２に一致するように位置決
めし、それによりビームの所望の波長エレメントがフィ
ルム表面上を照射するようにしている。閃光回路の１本
のＩＪ−ド線６６及び接地線６Ｂは、輻射エネルギー源
の２本の内部リード線６４と契合した時暢射エネルギー
源を光軸３２に一致させ、それにより輻射エネルギー源
を閃光回路に連結させる。輻射エネルギー源７４．７６
は異なる波長を有する輻射エネルギー源−射し、それら
を独立してフィルム表面上に対して発射させるため、２
又は２色以上のプロットが作り出される； 本発明は図示された具体例にもとすいて説明されている
が、本発明の精神を逸脱する事なく種々の変更及び修正
が可能である。例えば、第６図の写真機ヘット４７２は
、２つの輻射エネルギー源な持つように図示されている
が、２つの輻射エネルギー源に限定されるものではない
。むしろ、相互に異なる波長を有する輻射エネルギーを
発射する事ができる任意の複数の輻射エネルギー源を固
定装置６２に取り付け、その数だけの異なる色彩のプロ
ットを作り出す事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるフォットプロッターの概略図で
ある。第２図は第１図のフォットプロツターに用いられ
た波長フィルターディスクの平面図である。 第３図は本発明のフオットプロツターの他の実施例の概
略図である。 第４図は本発明の１実施例に用いられたカラーフィルム
の拡大部分斜視図である。 １０・・・フオットプロツタ　１２・・・ヘッド１６．
１８・・・モータ　　　２０・・・マスタ制御器２２．
２４・・・モータ駆動器　４０・・・シート材料４２．
４４，４６・・・感光乳剤層 ５０・・・フィルターディスク ５２ａ〜５２ｈ・・・波長フィルター

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　シート材料と上記シート材料に積み重ねられ
   且つそれに接着された複数の感光乳剤層とからなるカラ
   ー像を記録するためのフィルムにおいて、各感光乳剤層
   が所定の波長の非可視性輻射エネルギーに露出された時
   のみ感光するようにされてなり； 各感光乳剤層の所定の波長は他の乳剤層の所定の波長と
   異なっており；そして、 感光輻射エネルギーに露出された時、各感光乳剤層は、
   他の感光乳剤層とは違った識別可能な色彩を作り出すこ
   とができるように現像可能とされでなるフィルム。 （２、特許請求の範囲第１項に記載のフィルムにおいて
   、 ６層の感光乳剤層が設けられ、且つ識別可能な色彩が赤
   、青及び黄色であるようにされてなるフィルム。 （３）　　カラー像を記録するための装置において、シ
   ート材料と該シート材料上に積み重ねられ且つそれに接
   着された複数の感光乳剤層とを含むカラーフィルムであ
   って、各感光乳剤層は所定の波長の輻射エネルギーの露
   出によってのみ感光されるようになされており、各感光
   乳剤の所定の波長は他の感光乳剤の所定の波長と相違し
   ており、且つ各感光乳剤層は、感光輻射エネルギーに露
   出された時他の感光乳剤層とは相違する識別可能な色彩
   を作り出すように現像可能とされてなるフィルム；上記
   カラーフィルムを広げて載せる支持表面；上記カラーフ
   ィルムの上記感光乳剤層をそれぞれ感光する複数の波長
   を含む輻射エネルギー源；上記輻射エネルギー源から発
   射された輻射エネルギーを光軸にそって通過させ、上記
   フィルム表面上にスポットを写し出すプロジェクタ−；
   上記光軸が上記支持表面に対してほぼ垂直となるよう・
   に上記輻射エネルギー源及びプロジェクタ−を指示する
   ための支持手段；そして、上記フィルムと上記スポット
   とを相互に相対的に運動させ、所望のプログラムに従っ
   てフィルムの所望の位置を露出するようにしたモーター
   ；を含んで構成されてなり、上記輻射エネルギー源（３
   ０，７４，７６）は、所望の波長を有する非可視性輻射
   エネルギーを発射し、且つ上記カラーフィルムの感光乳
   剤層（４２，４４，４６）は、上記輻射エネルギー源か
   らの上記所定の波長を有する非可視性輻射エネルギーの
   露出のみにそれぞれ感光するようＫされてなるカラー像
   記録装置。 （４）特許請求の範囲第３項に記載のカラー像記録装置
   において、 上記輻射エネルギー源は、複数の感光乳剤層を、それぞ
   れ感光する複数の波長を有する輻射エネルギーを発射し
   ； 上記記録装置は、更に 上記輻射エネルギービームから１グループの非可視波長
   の輻射エネルギーをフィルターを通して通過させるため
   、輻射エネルギービームの径路中に支持されたフィルタ
   ー（５２ｂ〜５２ｈ）を含んで・なり、それによって、
   選択された感光乳剤層は上記フィルターを通されたビー
   ムによって感光され、現像された時、特定の色彩を作り
   出す事ができるようにされてなるカラー像記録装置。 （５）特許請求の範囲第３項に記載のカラー像記録装置
   において、 上記輻射エネルギーの輻射エネルギー源（７６）は、１
   つの感光乳剤層に感光されるある波長の輻射エネルギー
   を発射するための第１の輻射エネルギー源から構成され
   てなり； 上記フィルムの少なくとも１層の感光乳剤層が感光する
   波長を含む上記輻射エネルギー源支持手段に取り付けら
   れた付加的な、非可視輻射エネルギー源７４が設けられ
   、上記付加的輻射エネルギー源の波長が感光する感光乳
   剤１−は、第１の輻射エネルギー源の波長が感光する感
   光乳剤層と異なるようになされており；そ・して、 少なくとも２色からなるプロットが作り出されるように
   、上記第１の及び付加的な輻射エネルギー源をそれぞれ
   上記光軸に一致させるようにする固定装置（６２）を含
   んでなるカラー像記録装置。 （６）　　カラー像をプロットする方法において、感光
   表面と、該感光表面の下側に立置する複数の感光乳剤層
   であって、各感光乳剤層は、所定の波長を有する輻射エ
   ネルギーのみに感光するようになされており、各感光乳
   剤層の所望の波長と他の感光乳剤層の所定の波長と異な
   るようになされており、そして各感光乳剤層は、フィル
   ムの感光された部分が現像された時識別可能な色彩を作
   り出すようにされてなる複数の感光乳剤層とを含むカラ
   ーフィルムを提供する工程；上記フィルムの感光乳剤層
   の少なくとも１層に感光する波長を含み、それにより上
   記フィルムが現像された時特定の色彩を作り出すように
   してなる輻射エネルギービームな発生する工程；上記フ
   ィルムを日光の下７″露出しつつ上記カラーフィルムの
   表面上にあるスポットに輻射エネルギービームな照射す
   る工程； 上記非０■視法横射エネルギービームと上記カラーフィ
   ルムとを相互に相対的に運動させ、それにより、上記ス
   ポットを上記フィルム表面の異なった位置に移動し、所
   望の所定の色彩に対して定められたプロットに従って６
   異なった地点でそれぞれ感光乳剤層を感光し、且つその
   後上記フィルムを現像し上記感光乳剤層内の感光された
   各場所においてカラー染料を形成し、それにより可視プ
   ロットを製造する工程；　を含んでなるカラー像プロッ
   ト方法において、 上記カラーフィルムの感光乳剤層が、非可視性輻射エネ
   ルギーのある波長に感光するようにされてなり、且つ上
   記輻射エネルギーを発生する工程が、上記フィルムが現
   像された時、上記感光乳剤層の１つがある特定の色彩を
   作り出すべく感光する波長を有する非可視性の輻射エネ
   ルギービームを発生する工程よりなるカラー像プロット
   方法。 （力　特許請求の範囲第６項に記載のプロット方法にお
   いて、 上記感光乳剤層の他の層に感光し、現像された時、上記
   特定の色彩とは相違するある色彩を作り出す事グできる
   波長を有する上記ビーム内の他の非可視性輻射エネルギ
   ーを発生させる工程；上記フィルムを日光の下で゛露出
   しつつカラーフィルム表面上のスポットに上記他のビー
   ムを照射する工程；そして、 上記第２の輻射エネルギービームと上記カラーフィルム
   とを相互に相対的に移動させ、それにより、上記スポッ
   トが上記フィルム表面上の異なる点を移動し、第２のカ
   ラー像を作り出すプロットのプログラムに従って異なる
   点において他のキー感光乳剤層を感光する工程； を含んでなるプロット方法。 （８）特許請求の範囲第７項に記載のプ・ロット方法に
   おいて、 上記１つのビームを発生させる工程及び第２のビームを
   発生する工程が、異なる２つの輻射エネルギー源（７４
   ，７６）からビームを発射する工程であるようにされて
   なるプロット方法。 （９）特許請求の範囲第７項に記載のプロット方法にお
   いて、 上記１つのビーＪ、を発生する工程及び上記第２のビー
   ムを発生する工程が、単１の輻射エネルギー源からの複
   数の波長を有する非可視性輻射エネルギーを有する広範
   囲ビームを発生し、且つ上記広範囲ビームより、他のビ
   ームとは相違する異なる波長の輻射エネルギーをフィル
   ターを掛けて通す工程からなるようにされてなるプロッ
   ト方法。