JPS58128399A - ジヒドロウリジン誘導体ならびにその用途 - Google Patents

ジヒドロウリジン誘導体ならびにその用途

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JPS58128399A
JPS58128399A JP1206482A JP1206482A JPS58128399A JP S58128399 A JPS58128399 A JP S58128399A JP 1206482 A JP1206482 A JP 1206482A JP 1206482 A JP1206482 A JP 1206482A JP S58128399 A JPS58128399 A JP S58128399A
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JP
Japan
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cancers
fluoro
carbon atoms
alkoxy
formula
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JP1206482A
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Takao Takahara
高原 孝郎
Nobusato Hisanaga
久永 順郷
Toshihiko Kono
河野 俊彦
Mutsumi Tanikado
谷門 睦
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ジヒドロウリジン誘導体およびその用途に関
し、更に詳しくはtraris−6−アルコキシ−5−
フルオロ−5,6−シヒドロー51−0−アシルウリジ
ンおよび抗腫瘍剤としこの用途に関する。
ある種のジヒドロウリジン類は、特公昭41−1894
5号公報に記載されている。
本発明者らは、新規ジヒドロウリジン誘導体を開発すべ
く鋭意研究を重ねた結果、該公報には開示のない新規誘
導体および公知ならびに新規ジヒドロウリジン誘導体の
立体異性体を製造、分離することに成功し、さらにこれ
ら新規異性体は従来抗腫瘍剤として用いられているテガ
フールなどに比較してすぐれた抗腫瘍活性を有すること
を見い出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、式: 〔式中、RIは炭素数2〜10の脂肪族アシル基丑たは
芳香族アシル基、R2は炭素数1〜20の飽和または不
飽和アルキル基を表わす。〕で示されるcrans−6
−アルコキシ−5−フルオロ−5,6−シヒドロー5′
−〇−アシルウリジンおよび化合物[’I)を有効成分
とする抗腫瘍剤に存する。
式〔工〕中、5および6位の結合噸および・・・は単に
トランス体を表示するのみであって、化合物CI〕はd
−およびl一体庁らびにセラミ体を包含する。
式〔1〕のピリジン骨核上の6位にあるアルコキシ基C
−0R2)のアルキル基については、炭素数の増加に従
って化学的安定性が増加する。奸才しい炭素数は1〜2
0である。飽和アルキル基の具体例としては、メチリレ
、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘ
プチル、オクチノペノニル1.デシル、ドデシル、ヘキ
ザデシル、オクタデシルなどが挙げられ、こわ、らは直
鎖杖捷たは分枝状であってよい。不飽和アルギル基の具
体例としては、これらE’l応する不飽和基が挙げられ
る。
リボース上の51位にあるアシル基(R1)は、出発物
質の選択により定まるが、好ましい炭素数は2〜10で
ある。具体例としては、アセチル、プロピオニル、ブチ
リル、ペンタノイル、ヘプタノイル、ヘプタノイル、オ
クタノイル、ノナノイル、デカノイル、ベンゾイル、ナ
フトイルなどが挙げられる。
本発明の化合物rI]は、たとえば式:(3) 〔式中、R+は前記と同意義。〕 で示される化合物を出発物質として昭和57年1月27
日出願の特許願(発明の名称:ウリジン誘導体の製法お
よびウリジン誘導体)に添付の明細書に記載された製法
によって製造し、カラムクロマトグラフィにより立体異
性体を分離して得ることができる。
本発明の化合物〔■〕は、各種腫瘍、特に固形癌、たと
えば消化器癌、肺癌、乳癌などに対してすぐれた作用を
有する。
本発明の化合物〔■〕は、21および31vC水酸基を
有しているため、水に溶解し易い。抗腫瘍剤に製剤する
場合、所望により既知の薬理学的に許容される担体、賦
形剤、希釈剤などと混合し、自体〔4) 既知の製剤化方法により種々の剤層に製造される。
投与は、経口捷たは非経口のいずれでも安全に行うこと
ができる。投与量は、腫瘍の種類、患者の状態などによ
り、医師の処方に従って定めなければならないが、通常
成人患者に対し、5〜300m17 / kL;! /
日、好ましくは10〜200ft1g/A:q/日の割
合で膜力する。1だ、1日の投力量は1回または数回に
わけて投与することができる。
さらに、本発明の化合物〔■〕は、既、知の抗腫瘍剤と
組み合わせて用いることもできる。
次に実施例を示し本発明を具体的に説明する。
実施例1 攪拌器、冷却器、ガス吹込口およびl晶度計を備えた容
量200 mlのダイフロン〔商標、ダイキン工業株式
会社)樹脂製フラスコ中で51−0−アセチルウリジン
30gを氷酢酸100耐に溶解し、室温下、これにフッ
素/窒素混合ガス(フッ素20%)を流量50 ynl
/ minで1時間吹き込んだ。
薄層クロマトグラフィ Cシリカゲルプレート60F2
54.(メルク社)5XioGffiクロoホルム:メ
タノール−5=1)で出発物質が消費されたことを確認
し、紫外吸収の消失から5,6−飽和化合物である5−
フルオロ−6−アセトキシ−51−〇−アセチルウリジ
ンの生成を認めた。
氷酢酸溶液50m1を室温で減圧乾固して無定形の5−
フルオロ−6−アセトキシ−51−〇−アセチルウリジ
ン1.FMを得た。IH−NMR(d4−MeOI−I
;TMSi外部標準)δ= 2.12 ppm (OC
OCH3)。
残すの氷酢酸溶液50mftp:メタノール5(1+/
を加え、3日間静竹した後、室温で減圧乾固して薄層ク
ロマトグラフィ分析(前記と同様のプレートおよび展開
液)に付し展開後プレートを200℃で1時間加熱し、
紫外線照射してスポット位置を測定したところ、Rfが
057.055および051である異性体の存在が確認
された。得られた51−0−アセチル−5−フルオロ−
6−メドキシー5.6−ジヒドロウリジンを含む反応液
を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィ〔シリカゲル
(メルク社)70〜230メツシユ、3 Q GI X
 9.6ff2i溶媒:塩化メチレン/メタノール=1
0/1 (容量)〕に付し、流速1gt/minで展開
し、各フラクション8gをとり、同一成分を含むフラク
ションを合してシス体約375 ff+9およびトラン
ス体約200rngをqx−h。I−ランス異性体のk
fと19F−NMR(d4−MeOH、トリフルオロ酢
酸外部標準)の結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1と同様の手順で調製しi5’−0−アセチル−
5−フルオロ−6−アセトキシ−5,6−ジヒドロウリ
ジンの氷酢酸溶液50 mlにn−ヘキサノール50m
4を加え、40℃で3日間攪拌した後、減圧下に溶媒を
留去し、残渣をカラムクロマドグ9 ラフイで精製した。  F−NMR分析(d4−Meo
l(; ) IJフルオロ酢酸外部標準)においてδ=
115.2 ppm、1.29.4 ppmおよび13
0.4 PPmの化学シフトを示す異性体を含む51−
0−アセチル−5−フルオロ−6−ヘキサノキシ−5,
6−シヒドロウリジン1.5gを得た。これを実施例1
と同様にカラムクロマトグラフィにより分離してト(7
) ランス異性体を得た。この異性体のRfおよび19F−
NMRの結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1と同様のフラスコで5′−〇−ヘキサノイルウ
リジン3.0gを氷酢酸100IIItに溶解し、室温
下、これにフッ素/窒素混合ガス(フッ素20%)を流
量60 ml / minで1時間吹き込んだ。
実施例Iと同様の手順で出発物質の消費および5゜6−
飽和化合物の生成を確認した。氷酢酸溶液50m1を室
温で減圧乾固して51−0−ヘキサノイル−5−フルオ
ロ−6−アセトキシ−5,6−シヒドロウリジ:/1.
6gを得た。IH−NMR(d4−MeOH; TMS
i外部標準)δ=2.12ppm  (OCOCH8)
残漫の氷酢酸50 gtにn−ブタノール50m1を加
え、3日間攪拌し、溶媒を留去してカラムクロマトグラ
フィ (シリカゲル(メルク社)70〜230メツシュ
;クロロホルム:メタノール−10=1)においてRE
が0.70.0.65および062である異性体を含む
51−0−ヘキサノイル−5(8) 一フルオロー6−プトキシー5,6−ジヒドロウリジン
1.3gを得た。これを実施例】と同様にカラムクロマ
トグラフィにより分離してトランス異性体を得た。この
異性体のRf と19r−NMItの結果を第1表に示
す。
実施例4 出発物質として51−0−インブチリルウリジンを用い
、メタノールの代りにブタノールを用いる以外は実施例
1の手順を繰り返してtrans −6−プトキンー5
−フルオロ−51−〇−インブチリルー5,6−シヒド
ロウリジンを得た。この異性体のRfおよび19F−N
MRの結果を第1表に示す。
実施例5 メタノールの代りにフリノールを用いる以外は実施例1
0手順を繰シ返して5“−〇−アセチルーtran、s
−6−プトキシー5−フルオロ−5,6−シヒドロウラ
シルを得た。この異性体のREおよび19F−NMRの
結果を第1表に示す。
実施例6 S−180A実験腫瘍を移植したマウスの移植7日目の
腹水(0,05解t/匹)を実験動物(JCL−1(、
R系マウスC日本夕レア株式会社)、1群5匹)の腹腔
内に接種した。実施例5で得た化合物および対照薬剤(
テガフール)を所定濃度になる様に1.5%CMC含有
生理食塩水に懸濁した。
腫瘍細胞接種24時間後から1日1回連続4日間上記懸
濁液(0,2ml/ 209 ’rを腹腔内投与し、一
方、対照群には同量の1.5%CMC含有生理食塩水の
みを腹腔内投与した。
接種7日後に腹水量を測定し、その1部をヘマトクリッ
ト管に採って、1o o o o rpmで遠沈し、T
 P CV (Total Packed Cel I
 Volume )で算出した。薬剤投与群と対照群の
TPCVの比(170%)を求め、T/C=100〜6
6な−、65〜41を+、40〜】1を+十、10〜0
を+++とした。結果を第2表に示す。
捷た、腹腔投与の代りに経口投与により薬剤を投与して
同様の実験を行った。結果を同じく第2表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔式中、R1は炭素数2〜10の脂肪族アシJl/基ま
    たは芳香族アシル基、R2は炭素数1〜20の飽和また
    は不飽和アルキル基を表わす。〕で示されるtrans
    −6−アルコキシ−5−フルオロ−5,6−シヒドロー
    51−〇−アシルウリジン。 HOOH・ 〔式中、klは炭素数2〜10の脂肪族アシル基または
    芳香族アシル基、R2は炭素数1〜20の飽和または不
    飽和アルキル基を表わす。〕で示されるtrans−6
    −アルコキシ−5−フルオロ−5,6−/ヒドロー51
    −0−アシルウリジンを有効成分とする抗腫瘍剤。
JP1206482A 1982-01-28 1982-01-28 ジヒドロウリジン誘導体ならびにその用途 Granted JPS58128399A (ja)

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JPS6260400B2 JPS6260400B2 (ja) 1987-12-16

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