JPS58128344A - カルボン酸エステルおよびそれを有効成分とする殺虫剤 - Google Patents

カルボン酸エステルおよびそれを有効成分とする殺虫剤

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JPS58128344A
JPS58128344A JP57012127A JP1212782A JPS58128344A JP S58128344 A JPS58128344 A JP S58128344A JP 57012127 A JP57012127 A JP 57012127A JP 1212782 A JP1212782 A JP 1212782A JP S58128344 A JPS58128344 A JP S58128344A
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憲忠 松尾
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Toshihiko Yano
俊彦 矢野
Nobushige Itaya
信重 板谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記一般式(I)で示されろ新規なカルボン酸
エステル、その製造法およびそれを有効成分として含有
する殺虫、殺ダニ剤に関するものである。
CH3CH3 〔式中、Xは一般式(II) 、 (tω、 (lv)
、 (v) 、 (vt) 。
(Vll) 、 (■)または式(【X)(m    
  (至)       (■)M        (
Vl)      (VU)(■)(IX) C式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、メチル基、2
−プロペニル基、2−プロピニル基、ベンジル基、2−
シクロペンテニル−1−イル基、またはテニル基を表わ
し、R2は水素原子、エチニル基、シアノ基または1−
プロピニル基を表わし、mは1〜5で示される整数を表
わす。 2は酸素原子、イオウ原子また骨+ 置砿を表わす。R3およびR4はメチル基または共に末
端で結合してテトラメチレン鎖を表わす。 R5は水素
原子またはメチル基を表わし、R5が水素原子の時、R
6はベンジル基、1−ブテン−8−イル基または1−ブ
チン−8−イル基を表わし、R5がメチル基の時、R6
はエチル基、2−プロペニル基、3−クロo−2+プロ
ペニル基または2−プロピニル基を表わす。R7は2−
プロペニル基または2−プロピニル基を表わす。R8は
水素原子またはメチル基を表わし、R9は一般式R13
−CH=C−または15 R14−C3C−で表わされる基(ここにR13は炭を
数が1〜3のアルキル基、2−プロペニル基、2−プロ
ピニル基またはベンジル基ヲ表わし、R14は水素原子
、炭素数・が1〜8のアルキル基、2−プロペニル基、
2−プロピニル基またはベンジル基を表わす。R15は
水素原子またはメチル基を表わす。)を表わす。
RIGは水素原子、ハロゲン原子、メチル基または2−
プロペニル基を表わし、Aは酸素原子または式−〇H2
−で示される基を表わす。
R11は水素原子Iたはフッ素原子を表わし、または窒
素原子を表わし、Yは酸素原子、イオウ原子、式−CJ
(2−または−NB−で示される基を表わす。) で示される基を表わす。
Eは塩素原子、フッ素原子、臭素原子または水素原子を
表わし、nは1〜4の整数を表わす。tはθ〜2の整数
を表わし、Lが1の時Wは酸素原子を表わし、tが2の
時、Wは式CH2−で示される基を表わす。〕 本発明者らは、優れた殺虫、殺ダニ活性を有する化合物
を開発する目的で研究を重ねた結果、前記一般式(1)
で示される本発明化合物、特にその置換基Xが−・般式
(■)で示されろ化合物、さらにその中でもYが酸素原
子、Dが式CHで示される基、兄が塩素原子、フッ素原
子または水素原子を表わす化合物が、1.殺虫効力、殺
ダニ効力が著しく高く、極めて、速効的である。
2、有機塩素系殺虫剤のような環境残留性はない。
8、人畜に比較的低毒である。 48有機リン剤あるい
はカーバメート剤抵抗性の害虫に対しても卓効を発揮す
る。 等の特性を有することを見出し、本発明を完成し
た。
本発明になる一般式(1)で示されるカルボン酸エステ
ルは新規化合物であり本発明者らによって最初に合成さ
れたものであり、その製法の概略は以[の通りである。
fal  一般式間 〔式中、Jilf 、 ’W 、 1及びnは前述と一
1司じ意味を有する。〕 で、懇、8さハる力ル−ボイシ又はその反応性誘導体と
一般式(XI)            、  717
.、”  ’  X−R19(XI) ’    =〔
式中1、Xは前述と同じ意味を有し1、R19は水酸基
、又はハロゲン原、子 を表わす。〕で示されるアルコ
ールまたはその反応性錦導(18) 体とを必要に応じて適当な溶媒、反応助剤、触媒の存在
ドに反応させることにより得られろ。ここにいう一般式
〇〇のカルボン酸の反応性誘導体としては、酸ハライド
、低級アルキルエステル、などがあげられる。
また、前記一般式fI)において、置換基xが、その置
換基R2がシアノ基である一般式(10または(■)で
示されろ基を表わす場合には、上述の合成法の他に fb)  一般式(X[) X’−CHo    (肌) 〔式中、X′は一般式(X[[l)またハ、(XIV)
(Xl11)        (XIV)(14) じ意味を有する。) で示される基を表わす。〕 で示されるアルデヒドと一般式(xv)CH3CH3 ハロゲン原子を表わす。〕 で示されるカルボン酸ハライドおよヒフ JL/カリ金
属の青酸塩を反応させることによっても得ることができ
る。
さらに、前記一般式+11において、置換基Xが、その
置換基R2が水素原子を表わし、且っDが式CHで示さ
れる基である一般式(■)で示される基を表わす場合に
は前述のFa)の合成法の他に、 (C)  一般式(xvn) RIB 、 R17およびR18はそれぞれ低級アルキ
ル基を表わし、Qはハロゲン原子を表わす。) で示される有機第4級アンモニウム塩ト一般式(XVI
II) CH3CH3 で示されるカルボン酸のアルカリ金属塩とを反応させる
ことによっても得ることができる。
次に本発明におけるカルボン酸エステルの製法を標準操
作法にて説明する。
(合成法A)  アルコールとカルボン酸ハライドとの
反応による方法 一般式(xx) X−OH(XX) C式中、Xは前述と同じ意味を有する。〕で示されるア
ルコールと一般式(XV)CH3CH3 〔式中、Q、 、 iV 、 B 、 Lおよびnは前
述と同じ意味を有するっ〕 で示される酸ハライド、好ましくは酸クロライドとを不
活性溶媒(例えばベンゼン、トルエン、ヘキサン、エー
テル等)中、脱酸剤(17) (例えばピリジン、トリエチルアミン等)の存在下に内
温−10C〜ioo℃にて30分間〜24時間反応させ
て目的のエステルを得る。
(合成法B) ハロゲン化メチル化合物とカルボン酸と
の反応 一般式(XXI) 2 〔式中、fj2.R11、R12、D 、 Y 及びQ
は前述と同じ意、味・を有する。〕 で示されるハロゲン化メチル化合物と一般式(x)az
3  CH3 〔式中、兄 、  w、1およびnは前述と同(18) じ意味を有する。〕 で示されるカルボン酸を不活性溶媒(例えば、ベンゼン
、トルエン、アセトン等)中、第三級有機塩基(例えば
トリエチルアミン、トリメチrLtアミン等)を作用さ
せ、カルボン酸を塩とした後、内温−20℃〜100℃
にて30分間〜24時間反応させて目的のエステルを得
る。
(合成法C) アルデヒド、アルカリ金属の青酸塩およ
び酸ハライドとの反応 (G−1) 一般式(XII ) X’ −Cf(O、(X[) 〔式中、X′は前述と同じ意味を有する。〕で示される
アルデヒド、アルカリ金属の青酸塩および一般式(XV
) C式中、E、W、Q、tおよびnは前述と同じ意味を有
する。〕 で示されるカルボン酸ハライドとを不活性溶媒(例えば
ベンゼン、トルエン等)中、触媒(例えばジベンゾ−1
8−クラウン−6、ジシクロへキシル−18−クラウン
−6等)の存在下に内温O℃〜150℃にて30〜20
時間反応させて目的のエステルを得ろ。
(C−2) 上記(C−1)で示しrこものと全く同様の一般式で示
されるアルデヒドとカルボン酸ハライドおよびアルカリ
金属の青酸塩とを水−不活性溶媒(例えばベンゼン、ト
ルエン、ヘキサン等)の2相系で相関移動触媒(例えば
テトラ−n−ブチルアンモニウムプロミド、ベンジルト
リエチルアンモニウムクロリド等)の存在下に内温o℃
〜100℃にて80分〜10時間反応させて目的のエス
テルを得る。
(合成法D) 有機第4級アンモニウム塩とカルボン酸
のアルカリ金属塩との 反応による方法 一般式(XVII) 〔式中、R11、R12、R16、R17、R18。
YおよびQは前述と同じ意味を有する。〕で示されろ有
機第4級アンモニウム塩と一般式(XVIII) 〔式中、K、M、W、zおよびnは前述と同じ意味を有
する。〕 (21) で示されるカルボン酸のアルカリ金属塩とを水−不活性
溶媒(例えばベンゼン、トルエンキシレン等)の二相系
で水分離装置によって水を留去しなから内温80℃〜2
00℃にて80分〜20時間加熱反応させて目的のエス
テルを得る。
(合成法B)  アルコールとカルボン酸の低級アルキ
ルエステルとの反応によ る方法 一般式(xx) X−OH(XX) 〔式中、Xは前述と同じ意味を有する。〕で示されるア
ルコールと一般式(Xml〔式中、m、W、1及びnは
前述と同じ意(22) 味を有し、R20は炭素数1〜2のアルキル基を表わす
。〕 で示されろカルボン酸エステルとを塩基(例えばナトリ
ウムメチラート、ナトリウムエチラート等)の存在下、
不活性溶媒(例えばベンゼン、トルエン、キシレン等)
中、l1iflJ生する低級アルコールを留去しながら
内温50℃〜200℃にて1時間〜20時間加熱反応さ
せて目的のエステルを得る 以上の方法により得られたカルボン酸エステルは必要に
応じてクロマトグラフィー、蒸留等の手段により精製す
ることができろ。
本発明のカルボン酸エステルのアルコール部分を例示す
れば以rの通りであるが、もちろんこれらの例示のみに
限定されるものではない。
1 H2 H3 0゜ (25) 一般式(xX[[I)で示されるアルコール2 (26) *  上記一般式(XXln )で示されろアルコール
の置換基の説明さらに上記標準操作に基いて合成した化
合物を下表に示すがもちろん本発明がこれらの例示のみ
に限定されるものではない。
(29) (80) 本発明エステルおよびカルボン酸部分の製造方法につい
て、以下合成実施例および参考例をあげてさらに詳細に
説明する。
合成実施例1 (合成法A)による化合物(2)の合成乾燥トルエン5
0−にα−シアノ−8−フェノキシベンジル゛rルコー
ル2.25 t (0,,01モル)と2.2−ジメチ
ル−5,,6−ベンゾ−スピロ[2,51オクト−5−
エン−1−カルボン酸クロリド2.49f(0,01モ
ル)を溶解し水冷下にピリジン1.58f(0,02モ
ル)を滴下する。滴下後室滴下に5時間攪拌し反応を完
結させた。反応液を50dの氷水に注ぎ分液しトルエン
層を分取後、5幅塩酸水、飽和型ソウ水、飽和食塩水の
順で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、トルエン
を留去し残留物を酢酸エチル:n−ヘキサン=1:20
を展開i媒としてシリカゲル50fを充てんしたカラム
を流下させ、目的とするエステル8.87?(用いたカ
ルボン酸クロリドに対する理論収量の88L61)を得
た。
合成実施例2 (合成法B)による化合物(4)の合成乾燥アセトン5
0m1にd−シアノ−8−フェノキシベンジルプロミド
2.88f(0,01モル)とトリエチルアミン2.0
2f(0,02モル)とを溶解し、これに水冷下2.2
−ジメチル−5,6−ベンゾ−4−オキサスピロ[2,
4]ヘプト−5−エン−トランス−1−カルボン酸2.
18f(0,01モル)を乾燥アセトン30−の溶液と
して5分間で滴下した。その後室温で24時間攪拌し反
応を完結型ソウ水、飽和食塩水の順で洗浄し減圧下に酢
酸エチルを留去して残留清秋物を得た。この粗エステル
を酢酸エチ・ル:n−ヘキサン=1=20を展開溶媒と
□してシリカゲル709(83) を充てんしたカラムを流下させ目的とするエステル8.
80t(用いたカルボン酸に対する理論収量の80.6
4)を無色油状物質として合成実施例3 (合成法C−2)による化合物(12)の”合成青酸ソ
ーダ0.49f(10ミリモル)およびベンジルトリエ
チルアンモニウムクロリド0、069 (0,25ミリ
モル)を5−の水に溶かし、これに攪拌上室温にて4−
フルオロ−8−フェノキシベンズアルデヒF1.08f
(5ミリモル)、2′、2−ジメチノi−4’、5−ベ
ンゾスピロ[2,8]−4−ヘキセン−1−カルボン酸
クロリド1.169(5,25ミリ間攪拌し反応を完□
結する。その後反応液は飽和食塩水で洗浄し、熱水硫酸
ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去し得られた粗エステ
ル(84) を6Ofのシリカゲルを充てんしたカラムを合成実施例
4 (合成法D)による化合物(14)の合成4−フルオロ
−8−フェノキシベンジルトリエチルアンモニウムフC
!εド8.82f(0,01モル)と2.2−ジメチル
−4,5−ベンゾスピロ[2,8]−4−ヘキセン−1
−カルボン酸ナトリウム2.24f((101モル)を
水20−およびキシレン50−からなる混合溶液に加え
る。攪拌下、加熱し水分離装置によって水を留去しなか
ら内温110℃にて8時間反芯を続ける。反応完結後冷
却し、水、2優塩酸水、飽和1ソウ水、飽和食塩水の順
で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去し粗
エステルを得た。これをシリカゲル50g!を充てんし
たカラムを流下させ(展開溶媒:酢酸エチル:n−ヘキ
サン=に15)精製し、目的とするエステル3.18f
(用いたカルボン酸ナトリウムに対する理合成実施例5 (合成法E)による化合物(5)の合成5−ベンジル7
ランー8−イルメタノール1.88f(0,01モル)
と2.2−ジメチル−4,5−ベンゾスピロ[2,8]
−4−ヘキセン−1−カルボン酸エチルエステル2.8
゜f(0,01モル)とを70dの乾燥トルエンに溶か
しナトリウムエチラート0.1tを触媒として添加し、
50ロチフロン回転バント精留塔に装置して加熱攪拌し
た。精留塔上部からトルエンと共沸して留出するエタノ
ールを除去した。冷却後50fの冷水に注加して分液し
た。有機層をとり、溶媒を減圧下に留去して粗エステル
を得た。次いで活性アルミナ100fを充てんしたカラ
ムにて酢酸エチル:n−ヘキサン−1:20を展開溶媒
として流rさせ、目的とするエステル2.54f(用い
たエチルエステルに対する理論収量の68,2優)を得
た。 nるs、o 1.570B合成実施例6 (合成法A)による化1合物(7)の合成2−メチル−
8−プロパルギル−4−オキソ−2−シクロペンテン−
1−オール1.5゜f(0,01モル)と乾燥ピリジン
1.589(0,02モル)を乾燥トルエン8o−にと
かし、氷冷rに2.2−ジメチル−4,5−ベンゾスピ
ロ[2,8]−4−ヘキセン−1−カルホン酸りO’I
 F 2 、21 ? (0,01モル)を乾燥トルエ
ン10−に溶かした液を5分間で滴下した。その後室温
下に一昼夜攪拌を続け、氷水にあけた。トルエン層を分
取し、水層をトルエンで1回抽出しトルエン層をあわせ
8憾塩酸水、飽和1ソウ水、飽和食塩水の順で(87) 洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧ドに溶媒
を留去し、粗エステルを得た。
ついでシリカゲル80rを充てんしたカラムをn−ヘキ
サン:酢酸エチル=15 : 1ヲ展開溶媒として流下
させ、目的とするエステル2.81 t ’r 4’4
た。(用いたカルボン酸クロリドに対する理論収量の8
4.24) 合成実施例7 (合成法B)による化合物(1)の合成合成実施例2に
おいて2,2−ジメチル−5,6−ベンゾ−4−オキサ
スピロ〔2,4〕ヘプト−5−エン−トランス−1−カ
ルボン酸2.18fのかワリに2,2−ジメチル−4,
5−ベンゾスピロ[2,8]−4−へキセイー1−カル
ボン酸2.02fを用いた以外は合成実施例2と同様の
方法により目的とするエステル8.659(用いたカル
ボン酸に対する理論収量の89.8優)を得た。弓” 
1.5872(88) 参考例12.2−ジメチル−5,6−ベンゾ−4−オキ
サ−スピロ[2,tlヘ プト−5−エン−1−カルボン酸の 合成 2−(1−メチル−1−ヒドロキシエチル)−2,8−
ジヒドロベンゾフランの合成2−(1−メチル−1−ヒ
ドロキシエチル)ベンゾフランio、afをエタノール
200mgに溶解し104ハラジウムカーボン1.11
を加え常圧、室温下に水素ガスを吹き込む。
6時間後に水素の吸収が停止したことを確認して反応完
結とし、ろ過し、減圧ドにエタノールを留去し、残渣を
減圧Fに蒸留し目的物6.86fを得た。
bp、78〜b NMRデータ(CDCt3 、 TMS )δ1.2 
 (8H、1 δ1,4  (BE  、  III)δ8.11(2
)(、a) δ4.55(LH、d(1) 2−イソプロピリデン−2,8−ジヒドロベンゾフラン
の合成 2−(1−メチル−1−ヒドロキシエチル)−2,8−
−ジヒドロベンゾフラン6.6fを乾燥ピリジン40−
に溶解し、これに氷冷下にオキシ塩化リンIL88rf
t10分間で滴下した。
滴下後室温にて2時間攪拌し、氷水にあけた。
エーテルを加えて有機層を分取し、さらに水層をエーテ
ル501ntで2回抽出し、エーテル層をあわせ54塩
酸水、飽和型ソウ水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、目的
とする2−イソプロピリデン−2,8−ジヒドロベンゾ
フラン5.72を得た。この粗生成物は目的物の他に2
−イソプロピルベンゾフラン、2−イソプロペニル−2
,8−ジヒドロベン弓 シフランおよび他の骨定不能の少量の不純物を多数含ん
でいるが、目的物が不安定であることから精製せずに次
の反応へ進んだ。
2.2−ジメチル−4−オキサ−5,6−ペンゾスビロ
C2,4〕ヘプト−5−エン−1−カルボン酸エチルエ
ステルの合成 粗2−イソプロピリデン−2,8−ジヒドロベンゾフラ
ン4.Ofをキシレン1OTntに溶解し、これに銅粉
1fを加え、エチルジアゾアセテ−1−8fを120℃
10分間で滴下した。その後同温度で10分間攪拌し、
冷却した後銅粉を炉別し、減圧下に溶媒を留去した。
残渣をシリカゲル(メルクArt 7784 )200
tを充てんしたカラムを流下させ(展開溶媒:n−ヘキ
サン:酢酸エチル=lO:1)薄層クロマトグラフィー
(T、L、C)上でRt440.5〜0.一部分(展開
溶媒:n−ヘキサン:酢酸エチル=a : t )を分
取する。
得られた部分を濃縮し、メタノール60ゴ、水2ゴ、水
酸化カリウム10.29からなる溶液に加え、室温下に
24時間攪拌し、加水分解を行なう。反応後、減圧下に
メタノールを留去し、残渣に水とエーテルを加えて分液
し、エーテル層はすてる。水層をIO係塩酸水で酸析し
酢酸エチルで抽出する。有機層を水で2回洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し粗カ
ルボン酸1.32を得た。これを乾燥DMFIQd、)
リエチルアεン8f、臭化エチル6fでもってエステル
化し、粗エチルエステル1.4fをロー□バーカラム(
サイズB)でもって精製し、(展開溶&;n−ヘキサン
:酢酸エチル=100:1)目的とするエチルエステル
0.8tを得た。
本方法にて得られたカルボン酸エステルはシス体であり
、ジアゾ化をn−ヘキサン溶媒中、f釦式で示されろ有
機銅錯体を用い60℃で行ない、同様の精製を行なうと
トランスNMRデータ(cDc4’l 、 TMS  
)シス体       トランス体 δ1.20  (3H,s)   δ1−80  (g
H,s)δ1.50  (8H,θ)  δ1.48 
 (8H,1δB、GO(1)1.(1)   61.
90  (IH,s)δ8.48  (LH,ti) 
 δ8.80  (IH,a)δ4.05  (2H,
’i)  δ8.75  (IH,a)δ6.6〜’1
.2 (4H、m )   δ6.6〜7.2 (4H
、m )2.2−ジメチル−5,6−ベンゾ−4−オキ
サ−スピロ[2,4]ヘプト−5−エン−1−トランス
−カルボン酸の合成 5.6−ベンゾ−2,2−ジメチル−4−オキサスピロ
[2,4]ヘプト−5−エン−1−トランスカルボン酸
エチルエステル870■を10憾水酸化カリウム・メタ
ノール溶液にとかし室温下に24時間攪拌した。次いで
減圧下にエタノールを留去し、水とエーテルを加え分液
した後、水層を104塩酸水で酸析し、これを酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を水で2回洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後減圧下に溶媒を留去し、粗カルボン酸6
80■を得た。
m、1)144.6℃ (不純物20憾混入)(未補正
) NMRデータ(CDcL3 、、TMS)δ 1.41
  (811,1 δ 1.48  (8H,B) 21.81  (IH,8) δ 8.80  (IH,a) δ 8.76  (In、a) δ 6.7〜7.4 (4H、m ) 参考例25.6−ベンゾ−2,2−ジメチルスピロ[2
,5]オクト−5−エンカルボン酸の合成 2−(1−メチル−1−ヒドロキシエチル)−テトラリ
ンの合成 乾燥エーテル1’00m、金属マグネシウム4.769
.ヨウ化メチル27.8 B yから調製したヨウ化メ
チルマグネシウムの溶液にテトラリン−2−カルボン酸
エチルエステル10.O2を乾燥エーテル50−に溶解
した液を室温下に滴ドした。その後還流下に8時間反応
を続は冷却し、冷塩化アンモン水にあけ、分液した。水
層は、エーテルで2回抽出し、ニー・チル層をあわせ飽
和食塩水で2回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、減圧下に溶媒を留去し、目的とする化合物9.01f
を得た。
NMRデータ(CDC73、TMS )8 1.24 
 (6H,8) δ 2.4 (1〜2.95 (4H、、m )δ 7
.00  (4)1,8”1 2−イソプロピリデンテトラリンの合成2−(1−メチ
ル−1−ヒドロキシエチル)テトラリン5.Ofを乾燥
ピリジン80−に溶かし、これに水冷下オキシ塩化リン
8.12fを5分間で滴下した。その1後室温にて2時
間攪拌し、反応を完結させた。反応液を氷水にあけエー
テルを加え分液し、水層をエーテルで2回抽出しエーテ
ル層をあわせて5係塩酸(45) 水、飽和型ソウ水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後減圧下に溶媒を留去し、目的物4
゜Ofを得た(不純物としての2−イソプロペニルテト
ラリンが約80〜40憾含有)。
5.6−ベンゾ−2,2−ジメチルスピロ[2,5]オ
クト−5−エン−1−カルボン酸エチルエステルの合成 2−イソプロピリデンテトラリン5.6tに銅粉0,5
fを加え、100℃に加熱し、これにジアゾ酢酸エチル
448tを滴下した。同温度で15分間反応を続けた後
冷却し、ろ過した。ろ液をシリカゲル2009(メルク
Art77B4’lをつめたカラムを流下させ(展開溶
媒:n−ベキサン:酢酸エチル=20:1)、T、L、
 C上Rf0.6〜0.8(展開溶媒:n−へキサソ:
酢酸エチル=5 : 1 )の部分を集め8.579の
油状物を得た。これをローバーカラム(サイズC)でさ
、らに精製しく展開溶媒:n−ヘキサン:酢酸エチル=
’100:1)、(46) 目的物0.82を得た。
NMRデータ(CDCza 、 TMS )8 1.0
〜1.4(9H,m) δ 1.5〜1.1 (7H、m ) δ 8.8〜4.2 (2H、)X2 )δ 7.04
   (4H,8) 5.6−ベンゾ−2,2−ジメチルスピロ[2,5]オ
クト−5−エンカルボン酸の合成 5.6−ベンゾ−2,2−ジメチルスピロル溶液20−
にとかし、2昼夜攪拌した。次に減圧下にメタノールを
留去し、水とエーテルを加え分液した。水層を10係塩
酸水で酸析し、酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を水
で2回洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下
に溶媒を留去し目的物0.6fを得た。
NMRデータ(C1)C23、TMS )δ 1.25
〜1.40 (6H、m )a  160〜1.15(
7H,m) δ 7.10      (4H,1 参考例8 2.2−ジメチル−4,5−ベンゾスピロ[
2,8]−4−ヘキセン−1−カルボン酸の合成 1−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)ベンゾシク
ロブテンの合成 ベンゾシクロブテンカルボン酸メチルエステル2.Of
を乾燥エーテル10tdに溶かした液を窒素雰囲気下、
室温下に、マグネシウム1.2fとヨウ化メチル7.0
1fから調製したヨウ化メチルマグネシウムのエーテル
溶液に10分間で滴下する。
室温下に一昼夜攪拌を続けた後、反応液を冷やした塩化
アンモニ′ウム水溶液にあけ、分液した。水層をエーテ
ルで2回抽出し、エーテル層をあわせ、飽和食塩水で2
回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶
媒を留去し、残渣として1.89Fの粗生成物を得た。
NMRデータ(’ CDCza 、 TMS )δ 1
.29  (8H,s) δ 1.87  (3H,θ) δ 8.08  (2H,d) δ 8.55  (LH,d[l J  6.98〜7.85 (4H、m )゛ 1−イ
ソプロピリデンベンゾシクロブテンの合成 1−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)ベンゾシク
ロブテン1.78fを乾燥ピリジン30−にとかし室温
下にオキシ塩化リン8.872を5分間で滴下した。
その後室温Fに一昼夜攪拌し、反応液を8係冷塩酸水に
あけた。エーテルを加えて分液し、水層をさらにエーテ
ルで2回抽出し、エーテル層をあわせ飽和型ソウ水、飽
和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、(49) 減圧下に溶媒を留去し、残渣として、目的物とl−イソ
プロペニルベンゾシクロブテンの混合物1.50j’を
得た。このものは精製す゛ることなく次の反応へ進んだ
2.2−ジメチル−4,5−ベンゾスピロ[2,81−
4−ヘキセン−1−カルボン酸メチルエステルの合成 粗1−イソプロピリデンベンゾシクロブテン1.5fに
0,1fの銅粉を加え100℃に加熱する。これにジア
ゾ酢酸エチル2.4gを5分間で滴下する。同温度で1
0分間反応を続け、室温まで冷却し、銅粉を戸別した後
、反応液法シリカψル80fを充てんしたカラムを流下
させた(展開溶媒:n−ヘキサン:酢酸エチル層 得られた約11の油状物を10係水酸化カリウム−メタ
ノール溶液101ntで加水分解した。次いで、この反
応物に水とエーテルを加え分液し、エーテル層はすてる
。水層を酸析した後、酢酸エチルで抽出し、酸性部とし
て<5oi′ 0.62の油状物を得た。このものをジアゾメタンでメ
チルエステルとしローパーカラムCサイズB)を流下さ
せ(展開溶媒:n−ヘキサン:酢酸エチル=100:1
)目的とするメチルエステル0.25fを得た。(シス
、トランス混合物) NMRデータ(CDC63、TMS )δ 1.80〜
1.41 (6H、m )δ 1.95.  δ 1.
98(IJθ)J  8.68.a  8.65(8H
,S)δ 7.00〜7.40 (4H、m )2.2
−ジメチル−4,5−ベンゾスピロ[2,8]−4−ヘ
キセン−1−カルボン酸の合成 2.2−ジメチル−4,5−ベンゾスピロ[2,8]−
4−ヘキセン−1−カルボン酸メチルエステル0.2f
を10係水酸化カリウムメタノール溶液10−にとかし
、60℃で6時間加熱攪拌を続けその後室温ドに一昼夜
攪拌をつづけた。
エーテル層はすてる。水層を10qb塩酸水で酸析し、
酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で8回洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧−ドに溶媒を留
去し、目的とするカルボン酸o、 t a rを得た。
NbRデータ(CDC63、TMi3)a  1.28
〜1.40(6H,m)δ 1.91.  δ 1.9
5(IH,1δ 8.00〜3.60 (2H、m ”
1δ 7.00〜7J 5 (4H,m ’)一般式(
I>で示されろ本発明化合物を殺虫、殺ダニ剤として調
整するに当っては、従来のピレスロイド系殺虫剤と同様
に、一般殺虫剤用希釈助剤を用いて、当業技術者の熟知
する方法によって乳剤、水利剤、粉剤、粒剤、油剤、エ
アゾール、加熱燻蒸剤(蚊取線香、電気蚊取等)、フォ
ッギング等の煙霧剤、非加熱燻蒸剤、毒餌等の任意の剤
型に調製でき、所要に応じた形態で、活性成分と担体と
を用いて各種の用途に供しうるう 一般に、実際的な使用の場合、殺虫組成物中の活性化合
物を0,01〜90重量係含有する製剤が使用される。
さらにピレスロイド用共力剤であるα−〔2−(2−ブ
トキシエトオキシ)エトオキシ]−4,5−メチレンジ
オキシ−2−プロピルトルエン(ビペロニルブトキサイ
ド)、オクタクロロジプロピルエーテル(8−421)
、おヨヒ、その他の既知の共力剤と混合使用することに
よって、その殺虫効力を増強することもできる。
なお、必要であれば、上記剤型に酸化防止剤あるいは紫
外線吸収剤たとえばBHT 、 BHAのようなフェノ
ール誘導体、ビス フェノール誘導体! ?、: i、
tフェニル−α−ナフチルアミン、フェニル−β−す7
チルアミン、フェネチジンとア七トンの縮合物等のアリ
ールアミン類あるいはベンゾフェノン系化合物類を安定
剤として適量加えることによって、より効果の安定した
組成(53) 物を得ろことができる、 また、他の生理活性物質、たとえばアレスリン(d、t
−(8−アリル−2−メチル−2−シクロペンテン−4
−オン−1−イル)クリサンセメート)、テトラメスリ
ン(N−(8,4゜5.6−チトラハイ\ドロ7タルイ
εド)−メチルクリサンセメート)、フェノスリン(8
−フェノキシベンジルd、t−シス、トランス−クリサ
ンセメート)およびこれらのd−トランス第−菊eエス
テル、d−シス、トランス第一菊酸エステルあるいは除
虫菊エキス、d−アレスo o :/ (7) a −
トランス第−菊酸またはd−シス。
トランスg−菊aエステル、7エンバレレート(α−シ
アノ−m−フェノキシベンジル ■−イソプロピルーp
−クロロフェニルアセテート)およびその他既知のピレ
スロイド系化合物のほか、フェニトロチオン(0,0−
ジメチル−〇−(8−メチル−4−ニトロフェニル)ホ
スポロチオエート)、サイアノアオス(0−(4−シア
ノフェニル)0.O−ジメチルホスホロチ(54) オエート)、ジクロルボス(0−(2,2−ジクロロビ
ニル)0,0−ジメチルホスフェート)などの有機リン
系殺虫剤、カルバリル(1−ナフチルN−メチルカーバ
メート)、MPMC(8,4−ジメチルフェニルN−メ
チルカーバメート)などのカーバメート系殺虫剤、その
他の殺虫剤、あるいは殺菌剤、殺線虫剤、殺ダニ剤除草
剤、植物生長調整剤、肥料、BT剤、BM剤等の微生物
農薬、昆虫ホルモン剤その他の農薬等と混合することに
よってさらに効力のすぐれた多目的組成物を作ることも
でき、それらの配合による効力の相乗効果も期待できる
つぎに本発明殺虫、殺ダニ剤の調製および効果を製剤例
および試験例をもって説明する。
製剤例1  油 剤 本発明化合物(1)、(3)、+4)、(7)〜(9)
の各々0、1部を各々白灯油に溶解し、全体を100部
とすれば、各々の油剤を得る。
製剤例2  乳 剤 本発明化合物+1)〜(18)の各々20m、それらに
、各々乳化剤(ツルポール8005X(東邦化学登録商
標名))10部、キシレン70部を加え、これらをよく
攪拌混合すれば各々の乳剤を得る。
製剤例8  エアゾール 下記の表に示す所定量の活性成分とテトラメスリンまた
はレスメスリンをキシレンおよび脱臭灯油に混合溶解し
、エアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付けた後
、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)を加圧
充填すればエアゾールを得る。
製剤例4  水和剤 本発明化合物(11、(4)の各々10部に乳化剤(ツ
ルポール5029−0(東邦化学登録商標名))5部を
よく混合し、300メツシュ珪藻±85部を加え 潰器
中にて充分攪拌混合すれば各々の水和剤を得るう 製剤例5 粉 剤 本発明化合物(1)の0.5部を適当量のアセトンに溶
解し、300メツシュタルク99,5部を加え、充分攪
拌混合した後、アセトンを蒸発除去すれば粉剤を得る。
製剤例6 蚊取線香 本発明化合物(1) 0.6 tをメタノール20m1
に溶解し、蚊取線香用担体(タブ粉:粕粉:木粉を8:
5:1の割合で混合)99.4fと均一に攪拌混合し、
メタノールを蒸散させた後、水150−を加え、充分練
り合せたものを成型乾燥すれば蚊取線香を得る。
(57) かくして得られた本発明組成物の殺虫殺ダニ効果は以−
Fのとおりである。
試験例1 イエバエに対する殺虫効果(濾紙接触法によ
る) 直径5.53のポリエチレンカップの底に同大のρ紙を
敷く。製剤例2で示した方法により得られた乳剤の水に
よる希釈液(500ppm )相当)0.74を濾紙の
上に滴下する。
餌としてシヨ糖80111IfPP紙上に入れる。その
中にイエバエ雌成虫10頭を放ち、フタをして48時間
後にその生死を調査し死虫率を求めた。(2反復) (58) 試験例2 イエバエに対する殺虫効果 本発明化合物および対照化合物をアセトンで所定の濃度
に希釈し、その0.5μL をマイクロシリンジにてイ
エバエ雌成虫の胸部背板に滴下した。餌を与え、24時
間後に生死を調査し、各薬量はおける死生率からLD5
Q(504致死薬量)を計算した。
■)特公@46−21478号公報に記載の化合物。
21  USP 8,885,176 号に記載の化合
物。
8)特開昭58−112881号公報に記載の化合物。
A)特開昭51−105040号公報に記載の化合物。
試験例3 ツマグロヨコバイに対する殺虫効力製剤例2
で示した処法によ、す、下記の本発明化合物の20優乳
剤を調整し、水で4000倍に希釈した液(50ppm
相当)を180−プラスチックカップ植え播種1力月の
イネに、ターンテーブル上で15fnt/2カツプ散布
する。風乾後金網端で覆い、カーバメイト抵抗性ツマグ
ロヨコバイ成虫を約15頭放飼する。
24時間後に生死を調査する。また残効性を調べるため
散布8日後と7日後にも同様に成虫し、それぞれ24時
間後に生死を調査した。
(2反復) (61) *対照例  1−ナフチル−N−メチルカーバメイト5
0優wpの2000倍液 (250ppm相当)。
**対照例   2−セカンダリブチルフェニル−N−
メチルカーバメイト25係乳剤 の1000倍液(250ppm相当) 試験例4  ハスモンヨトウに対する殺虫効力製剤例2
に示した処法によって得られた下記本発明化合物および
対照化合物の乳剤の水’   (62) による所定濃度希釈液2−を15fのハスモンヨトウ用
人工飼料にしみこませ、直径11αのポリエチレノカソ
プに入れる。その中にハスモンヨトウ8令幼虫を10頭
放ら、24時間後に生死を調介し、rJC56値(中央
致死濃度)を求めた。(4反復) 1)特公昭46−21478号公報に記載の化合物2)
特開昭51−105040号公報に記載の化合物試験例
5  ニセナミハダニに対する防除効果播[5日後の鉢
植えツルナシインゲン4葉に1葉あたり10頭のニセナ
ミハダニ雌成虫を寄生させ、27℃恒温室で保管する。
6日後、製剤例2と同様にして得られた乳剤を水で有効
成分500 ppmに希釈した薬液をターンテーブル上
で1鉢あたり10−散布する。
8日後、植物」−〇ニセナミハダニ雌成虫を数えろ。
効果判定基準は −tt−を葉に雌成虫が0〜9頭寄生しでぃろ+410
〜30頭 −31頭以ヒ とした。その結果は−[のようである。
※  N’−(2−メチル−4−クロルフェニル)−N
、N−ジメチルホルムアミシフ50%乳4Jの1000
倍希釈液使用 試験例6  イエバエおよびアカイエカ成虫に対する効
力(70cm )  のガラス箱内にイエバエ成虫及び
アカイエカ雌成虫をそれぞれ10頭ずつ放ち、製剤例1
によって得られた各油剤の0.5−をスプレーし、lO
分間降F噴霧に曝露する。この間に一定時間おぎにそれ
ぞれのノックダウン虫数を調べ、KTs。
値(504ノックダウン時間)を求め、さらに翌日に生
死を調査した。
(65) 1)特開昭51−105040号公報に記載の化合物 2)はとんどノックダウンしなかったため死去率は調査
できなかった。
(66完)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  一般式fI) 〔式中、X Jt一般式(IQ%(III)、(■)、
    V)、M)、(■)、(■)または式(IX) (10([0)       (EV)(■)    
              (■)(式中、FLlは水素原子
    、ハロゲン原子、メチル基、2−プロペニル基、2−プ
    ロピニル基、ベンジル基、2−シクロペンテニル、−1
    −イル基、またはテニル基を表わし、R2は水素原子、
    エチ勾し基、シアノ基または1−プロピニル基を表わし
    、mは1〜5で°  示され°る整数を表わす。2は酸
    素原子、イ末 R4はメチル基または共に◆端で結合してテトラメチレ
    ン鎖を表わす。R5は水素原子またはメチル基を表わし
    、R5が水素原子の時R6j、tベンジル基、l−ブテ
    ン−8−イル基または1−ブチン−8−イル基を表わし
    、R5がメチル基の時、R6はエチル基、2−プロペニ
    ル基、8−クロロ−2−フロベニル基または2−プロピ
    ニル基を表わす。R7は2−プロペニル基マたは2−プ
    ロピニル基を表わす。R8は水素原子またはメチル基を
    表わし、R9は一般式RJ3−CH,,,C−または苛
    ト15 基またはベンジル基を表わし、R14は水素原子、炭素
    数が1〜8のアルキル基、2−基を表わす。)を表わす
    。R10は水素原子、ハロゲン原子、メチル基または2
    −プロペニル基を表わし、Aは酸素原子または式−CH
    2−で示される基を表わす。R11は水素原子またはフ
    ッ素原子を表わし、R,I2は水は窒素原子を表わし、
    Yは酸素原子、イオウ原子、式−〇H2−または−NH
    −で示される基を表わす。) で示される基を表わす。 Eは塩素原子、フッ素原子、臭素原子または水素原子を
    表わし、nは1〜4の整数を表わす。tは0〜2の整数
    を表わし、tが1の時Wは酸素原子を表わし、tが2の
    時、Wは式−CH2−で示される基を表わす。〕で示さ
    れるカルボン酸エステル。 (2)  一般式(X) 〔式中、W 、 n 、 Wおよびtは特許請求の範囲
    第1項に記載と同じ意味を有する。〕で示されるカルボ
    ン酸またはその反応性誘導体と一般式(XI) X−RL9   (XI) 〔式中、Xは特許請求の範囲第1項に記載と同じ意味を
    有し、R19は水酸基またはハロゲン原子を表わす。〕 で示されるアルコールまたはその反応性誘導体とを反応
    させることを特徴とする一般式fI)〔式中、X、B、
    n、Wおよびtは前述と同じ意味を有する。〕 で示されるカルボン酸エステルの製造法。 (8)  一般式(■) xl−CHOOllN) 〔式中、X′は一般式(’X1l13または(XIV)
    R12R11 (Xm)(XIV) ひ゛ aDは特許請求の範囲第1項に記載に同じ意味を有する
    。) で示される基を表わす。〕 で示されるアルデヒドト一般式(Xv)〔式中、R3,
    n、Wおよびtは特許請求の範囲第1項に記載と同じ意
    味を有し、Qはハロゲン原子を表わす。〕 で示されるカルボン酸ハライドおよびアルカリ金属の青
    酸塩を反応させることを特徴とする一般式(XvI) 〔式中、X’、V、n、Wおよびtは前述(6) と同じ意味を有する。〕 で示されるカルボン酸エステルの製造法。 (4)  一般式(XVII ) R12R11 〔式中、R11、R12およびYは特許請求の範囲第1
    項に記載と同じ意味を表わす。 R16+Ftty  およびR18はそれぞれ低級アル
    キル基を表わし、Qはハロゲン原子を表わす。〕 で示される有機第4級アンモニウム塩と一般式(XWI
    ) 〔式中、Ff;n、Wおよびtは特許請求の範囲第1項
    に記載と同じ意味を有し、Mはアルカリ金属を表わす。 〕 で示されるカルボン酸のアルカリ金属塩とを反応させる
    ことを特徴とする一般式(XIK)〔式中、R11、R
    12、Y 、K 、 n 、Wオヨびtは前述と同じ意
    味を有する。〕 で示されるカルボン酸エステルの製造法。 (5)  一般式(1) 〔式中、x、gl′n1wおよびtは特許請求の範囲第
    1項に記載と同じ意味を表わt〕で示されるカルボン酸
    エステルを有効成分として含有することを特徴とする殺
    虫、殺ダニ剤。
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