JPS58128222A - 圧延材の巻取方法 - Google Patents

圧延材の巻取方法

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JPS58128222A
JPS58128222A JP1044882A JP1044882A JPS58128222A JP S58128222 A JPS58128222 A JP S58128222A JP 1044882 A JP1044882 A JP 1044882A JP 1044882 A JP1044882 A JP 1044882A JP S58128222 A JPS58128222 A JP S58128222A
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JP
Japan
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rolled material
winding
roll
bending roll
arithmetic unit
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JP1044882A
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English (en)
Inventor
Toshiro Okabe
岡部 俊郎
Takayuki Naoi
直井 孝之
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C47/00Winding-up, coiling or winding-off metal wire, metal band or other flexible metal material characterised by features relevant to metal processing only
    • B21C47/02Winding-up or coiling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、圧延材の巻取方法に関するもので、トぐに
テレスコープ抑制に著効のあるベンディング圧下量調節
手段の採用によって、有利に巻取る方法についての提案
である。
第1図はホットスリップミルにおける巻取装置。
2示すもの゛で、圧延材lは仕上圧延alt2で圧延さ
れたのちホットランテーブルδ上を走行した後、巻取装
置(以下コイラという)4のマンドレル5によって巻取
られコイル6となる。この巻取りに当って重要なことは
マンドレル5への巻取りを圧延材1のエツジ部が不揃い
を起すことなく、かつ緩み企生じさせることなく行うこ
とである。第2図はその巻形状を示すもので、(b)図
はコイル6の断面が揃っている望ましい巻形状になった
例を示、1、し、(C)図はテレスコープと呼ぶ巻取り
不良を起している例である。巻取りに当りテレスコープ
が発生すると、その部分が塑性変形して圧延材を板幅方
向に曲げたり、また板厚の薄いものでは巻取り後のハン
ドリングでエツジ部を損傷して品質不良1を招きやすい
欠点が見られた。
かかるテレスコープ発生の原因とその対策としては、 (1)  マンドレルへの圧延材巻付不良・・・ラッパ
ーロールの適正な設定と圧延材の後方張力の適正な設定
により解消できる。
(2)  巻取り前の圧延材の板幅方向への曲り・・・
圧延の調整で解消する。
(8)  マンドレルの拡大力不足によってマンドレル
が縮み、巻取り中のコイルが板幅方向へ移動す゛る・・
・マンドレル拡大力のパワーアップ、あるいは巻取り張
力不足でテレスコープが発生しない範囲で圧延材の巻取
り張力を適正に制限することで解消できる。
(4)機械の精度不良による板幅方向振動、平行度1″
不良・・・機械の保守管理により解消する。
その他にテレスコープ発生の原因として上述のものとは
異なり容易に解決が難しいものがある。即ち、(5) 
 コイル巻取り張力が弱いために巻きが緩んで、コイル
巻取点で圧延材が板幅方向へ移動したり゛ζビンチロー
ルへの係り合いが悪いときに同じ板幅方向への移動が起
ることが挙げられる。
一般に、コイル巻取張力は圧延材尾端が仕上圧延機に噛
み込まれている状態では十分確保できる。
一方、仕上圧延機を抜けた圧延材1の場合は巻取パ装置
4に付帯させて設置した上ビンチロール7お。
よび下ビンチロール8で該圧延材1を挾むことにより巻
取張力を得ているが、ピンチロール7.8のみでは十分
な巻取張力が確保できないときがある。それは1g8図
に示すように、上ピンチロール7と下ピンチロール8は
15°〜200程1fのオフセット角θがつけられてい
るためピンチロール出側での圧延材lの急激な進行方向
の変化と圧延材の剛性により、そして圧延材が高速で運
動するための遠心力により、ピンチロール7.8の入側
で圧、、。
延材1が大きく持ち上げられる現象を生じる。ピンチロ
ール入側で圧延材1が大きく持ち上げられると、圧延材
プロフィルのピンチロール部曲率半径ρが大きくなり、
圧延材lの下ピンチロール8への巻付状態が悪くなり、
その結果圧延材の板幅。
方向への移動が発生しやすくなるのである。
こうした現象に対処するのに、従来圧延材板幅方向セン
タリングを第1図に示すサイドガイド9により行ってい
るが、サイドガイド9の機械精度、開度設定か内情であ
り十分な効果全得るには至っていないのが実情である。
その他、圧延材の板幅方向移動抑制ならびにコイル巻取
張力を確保する装置として、第4図に示すベンディング
ロール10が提供されている。このベンディングロール
10は、支点Bを中心として回転運動をすることにより
、圧延材lを下向きに押圧して圧下する形式のものであ
る。
要するに、このベンディングロールを用いるテレスコー
プの抑制機構は次のように考えられる。
(I)  ベンディングロール10を採用すると圧延材
、1゜カヘンティングロール10とピンチロール7゜8
とマンドレル5との8点支持となるから、ベンディング
ロール10部トヒンチロール7,8部での圧延材1のプ
ロフィルの曲率半径が小さくなりロールへの巻付状態を
良くする。そのた1めペンテイングロール10とピンチ
ロール7゜8の反力が大きくなり板幅方向の摩擦力を大
きくできるから、圧延材lが板幅方向に移動しないよう
になる。
(拍  ベンディングロール10とピンチロール71.
8の反力全天きくして板長さ方向の摩擦力を大。
きくすることで、コイルの巻取張力を確保する。
以上説明したようにピンチロール入側に圧延材を下向き
に圧下するベンディングロールを設置してテレスコープ
を抑制しながら巻取る方法が効果的な方法と知られてい
るが、従来テレスコープを抑制する最も効果的なベンデ
ィングロール圧下量(Δh)がどの程度であるかについ
ての定量的な研究はなされていない。この点、従来はわ
ずかに同じベンディングロール圧下量Δhを設定しても
、。
圧延材の降伏応力の違いおよび板厚の違いによってテレ
スコープ抑制効果に差があり、同一コイルにおAでもコ
イル外巻部および巻取中の圧延材の尾端が仕上圧延機を
抜けた後に巻取られた部分にはテレスコープの発生が多
いことが定性的に知ら。
れていただけである。
そこで本発明は、テレスコープ抑制に最も効果のあるベ
ンディングロール圧下量がどの程度とかいう定量的な把
握を通じて巻取りをコントロールするようにして、従来
の上述したような問題点をヴ服するようにしたのである
。その構成の要旨は、。
ピンチロール入側に圧延材を下向きに圧下するベンディ
ングロールを設置してテレスコープ抑制下に巻取る方法
において、圧延材巻取中のベンディングロール反力F2
、ピンチロール反力F3および。
コイル巻取張力T3を検出し、それらの各検出値から次
式:即ちα= (F2 十F3) X−’で表わされる
巻形状評価指数αを算出し、圧延材巻取りの各段階にお
ける該指数αが、常に最大テレスコープ量減少効果の臨
界値になるようにベンディングロー1.。
ル圧下量を調節しつ゛つ巻取ることを特徴とする圧延材
の巻取方法にある。以下に本発明の構成の詳細を説明す
る。
まずベンディングロールの使用によるコイラー内での圧
延材の変形過程全解析するために、数学1モデルを作成
し数値解析を行った。以下に述べるベンディングロール
圧下量Δhは、第5図に示すようにパスラインからの押
込量ΔSと板厚tとの合計で、Δh=Δs十t・・・(
1)で表わさnる。第6図に解析モデルを示す。この図
を説明すると、テ、。
−プルローラー3による支点を01ベンデイングロール
10による支点をDl ビンチロール7と8による支点
(これには第6図((転)に示すようにEとE′がある
が簡易にするためにその1方のみをとる)をEとし、コ
イル6による支点をFとして、単純化したものが第6図
ら)のモデルである。なお図中の支点りと支点Fは、そ
れぞれベンディングロール圧下量とコイル径により任意
に設定する。
各支点での反力は全て集中荷重として考え、テーブルロ
ーラー8による支点Cの反力をFl、ベンディング0−
71/10による支点りの反力をF2ピンチロール7゜
8による支点Eの反力をF3、コイル6による支点Fの
反力をF4とする。μは圧延材とロール間の摩擦係数で
あり、μ地とμF3はそれぞれベンディ、ングロールに
よる支点りとビンチロールによる支点Eにて付加さnる
張力となる。
T1はテーブルローラ部張力、F3はコイル巻取張力で
ある。Mlはテーブルローラ部での圧延材曲げモーメン
)%M4はコイル巻取部での圧延材の曲げモーメントチ
アル。QおXi、Yi(i=114)は各支点のX座標
とy座標である。
該モデルを使った数値解析は、第6図に示す圧1延材を
第7図に示すように、各支点0 、 D、E 、 Fに
よって8個の領域に分割して計算したものである。各領
域の左右両端には曲げモーメントと力が作用するが、力
は第7図に示すようにX方向の力とX方向の力に分割し
て考えることができる。分割した各々の領域で、繰返し
曲げによる加工履歴(温度の影響は降伏応力を変えるこ
とにより加味している)を考慮して求めた任意の位置で
の曲げモーメントと、支点反力から求まるその位置での
)・・曲げモーメントが一致するという条件のもとに進
め、入側より順に各領域ごとに圧延材のプロフィルを求
めて行く。これらの分割した領域は、両端において幾何
学的連続性および力学的釣合条件を満たすように隣り合
う領域と接続することによつ1゜て、もとの連続した圧
延材プロフィルとする。
本解析結果より、上記ベンディングロール使用によるテ
レスコープ抑制に効果のあるその適性圧下量Δhを定量
化した指数α(以下巻形状評価指数という)を(2)式
により導入した。
α=(F2+F3)・σt−□−(2)F2 i圧延材
単位幅当りピンチロール反力F3 i圧延材単位幅当り
ビンチロール反力σt;コイル巻取部における圧延材引
張応力3 σt=  j    −(8) F3 i圧延材単位幅当りコイル巻取張力t ;板厚 反力F2 、 F3が大きければ、ベンディングロール
10部とビンチロール7.8部での板幅方向摩擦力が大
きくなり、圧延材の板幅方向への移動が抑制される。ま
た巻取張力が大きければ、コイル6を緩みなく巻取るこ
とができるからコイル巻取点で圧延材1を板幅方向に移
動させることなく巻取ること可能になる。よって(2)
式で示した巻形状評価指数αは、圧延材1の板幅方向へ
の移動抑制効果とコイル巻取張力の効果を総合的に表わ
すものであり、この巻形状評価指数αが大きい程テレス
コープの発生が抑制されることになる。
次に、上記指数αを実際の装置に適用する場合の方法に
ついて説明する。第1に第4図に示すぺ1/デイングロ
ール圧力検出装[11によってベンディングロール全反
力r”2′と、ピンチロール圧力検出装置12によって
ピンチロール全反力F3′を検出し、下記する(4)式
にエリ圧延材単位幅当りロール反力F2 、 F3を求
める。
b      b b;板幅 そして、同第4図に示すマンドレル駆動モーター・・1
8の醒流11界磁束Φとコイル径dより、下記(5)式
によってコイル全巻取張力T3′を求める。
KF iモーターを含む駆動系において固有の値 1゜
そして、下記(6)式および(3)式よりコイル巻取部
における圧延材引張応力σtを求める。
b;板幅 σt= −−一−(8) を 最後に上記のF2 + F3 、σtの実測値より、下
記(2)7式を使用して該巻形状評価〜指数αを求めて
巻取装置をコントロールしていくのである。
3 α= (F2 十F3 ) X −−−−(h5’を 一般的に言ってベンディングロールのテレスコープ抑制
効果に影響を与える圧延条件としては、圧延材の成分と
巻取温度の違いによる圧延材の降伏応力の違い、板厚の
違A5巻取中のコイル径の1・・違いおよび巻取中の圧
延材の尾端が仕上圧延機を抜けているかどうかによる後
方張力(第6図に示す圧延材に作用する張力Tl )の
有無が考えらnる。
以上のことを参考にして上記巻形状評価指数αの数学モ
デルによる計算値を、コイル径d  、C1・    
2 d3+ d、 + d5の場合について第8図に示し喪
。コイル径d工、d3.d5のものについては実測値も
示す。コイル径は第9図に示すように、コイル逆方1 向に厚さΔdで5等分し、各分割部の中心径をそれぞれ
cll、 (12,(13,d41 d5rd工〈d2
〈d3〈、。
d  <d  )とした。なお圧延材の降伏応力と板厚
5 は全て同じとしてコイル径d1 + d2け圧延材の尾
端部あるいは中間部が圧延中である。またコイル径a3
 、 d4 + d5は圧延材の尾端が仕上圧延機を抜
けている状態である。
な含、数学モデルによる計算i=にあっては、図中実線
のものが圧延材の尾端が仕上圧延機を抜けて後方張力(
第6図に示す圧延材に作用する張力Tl )のない場合
であり、コイル径d工、d2.d3゜cl  、(1で
示す。また図中の破線は、圧延材の尾1゜4    5 端が圧延中で後方張力′のある場合であり、コイル径d
′1.d′2として表示したものである。−万、実測値
にあっては、コイル径d1で後方張力があり、a31 
a5で後方張力がないのは上記計算値の場合と同じであ
る。
第8図において、コイル径が異なってもベンディングロ
ール圧下量Δhを変(すれば、常に同じテレスコープ抑
制効果のための巻形状評価指数αを得ることが可能であ
ることが判る。また、この第8図からベンディングロー
ル圧下量Δhが同じ。
であれば、コイル径が増大するに従って巻形状評。
価指数αの値が小さくなってテレスコープ抑制効果が低
下することが判るが、これは実機における経験的事実と
一致する。
従って、巻取中のコイル径の増大に応じてベンディング
ロール圧下量Δhを次第に大きくして行けば良いという
不発明の知見が得られるものである。
もつとも同じコイル径dl 、 (12であっても、後
方張力の有る場合と無い場合では異なるので、例1えば
圧延材尾端が仕上圧延機を抜けて後方張力が無くなった
ときにベンディングロール圧下量を大きくすれば、張力
のある場合と同じテレスコープ抑制効果を得ることが可
能である。
第10図は巻形状評価指数αの数学モデルによ。
る計算値の例を板厚t1 r t21 t31 t41
 t5について、実測値の例を板厚t工h t3+ t
5の場合について示す。板厚は、t工〈t2〈t3〈t
4〈t5であり、降伏応力は全て同じである。該指数α
は各板厚とも第9図に示すコイル径d3における本ので
あり、圧延材尾端は仕上圧延機を抜けているものの例で
ある。この第1O図の結果から、同じテレスコープ抑制
効果を表わす巻形状評価指数を得るためには、板厚の薄
いもの程ベンディングロール圧下量Δhを大きくすれば
良いことがわかった。
次に、第12図に該巻形状評価指数αの実測値とテレス
コープの実測値の関係を、板厚1 .1  。
3 t1コイル径d  +d  、d のものについて示す
5              l     3   
 5テレスコープは第11図に示すように、各分割幅Δ
d内での最大テレスコープ酸で表わした。第11図1′
□は第2図(a)で示したと同じ断面を示すものであり
、エツジ不揃の最大−縫を最大テレスコープ量とする。
この第12図より、該巻形状評価指数αを大きくしても
ある一定の限度で最大テレスコープ量が減少しなくなる
ことがわかる。この最大テレスコープ□の減少量が収束
して限界に達する該指数の値を第12図に示すようにα
とすると、第8−1第1θ図に示す関係より、常に該巻
形状評価指数αの値が臨界値α となるように、板厚の
変化、巻取中のコイル径の変化、圧延材の尾端が仕上圧
延機に・噛み込ま几ているかどうか等巻取環境の変化に
より、ベンディングロール圧下量Δhを変更すれば、常
にテレスコープが最も望ましい状態に抑制されるという
本発明の所期する効果が得られる。
なお、第8図、第10図から判るように巻形状評価指数
αの値が大きくなるとベンディングロール圧下量Δhも
大きくなるが、該圧下1オΔhe大きくしてもテレスコ
ープの発生が臨界に達して必ずしも減少しないのは、以
下の理由によるものと考えられる。すなわち、第4図に
破線で示すようGこ、ベンディングロール10の圧下量
が大きすぎると、圧延材1′の剛性によりその出側で圧
延材1が持ち上げられることにより、該ピンチロール部
での圧延材プロフィルの曲率半径が大きくなって、ピン
チロール8への巻付状態が悪くなるためである。
最大テレスコープ量減少効果の臨界に達する点の上記指
数α*は、各圧延材の成分あるいは巻取温度の違いに基
づく降伏応力(剛性)の差によって決る。
以上説明したように本発明は、最大テレスコープ量減少
効果には限界があるという新規知見にもとづいて、巻取
りの各段階の前記巻形状評価指数αを常に効果が臨界に
なる値に維持するベンディングロール圧下量Δhを付与
しつつ巻取る点に特色がある。
以下に本発明の実施例について説明する。まず、上述し
た方法にもとづき、最大テレスコープ量減少効果が臨界
値を示す値αを、各圧延材の代表的種類求め、(7)式
を決定する こうして求めたαにもとづいて、第14図に示すフロー
に従って巻取りを制御する。以下第14図について説明
する。
15は仕上圧延機2、ホットランテーブル8、コイラ4
を含めたミルライン全体を制御する計算機である。演算
装置16は計算機15より圧延材の巻取温度θ、圧延材
の成分の入力を受け、ここでは省略する所足の方法によ
り降伏応力σyを計算する。演算装置17は演算装置1
6より降伏応力σyを入力し、下に示す(8)式により
降伏応力の代表値σy*を求める。
INT;整数(integer ) 演算装N18は演算装fW17よりσy*を入力し1(
7)式により臨界値指数α*を求める。
6IL′JIt装置21は計算機15よりコイル径dを
、マンドレル態動モーター8より電流11界磁束Φを入
力して(5)式によりコイル全巻取張力T3′を求める
。演算制御装置27は演算装置21よりコイル全巻取張
力T3 / を入力して圧延材先端部のマンドレル5へ
の巻付を検出し、ベンディングロール圧力検出装置11
よりベンディングロール全反力F 、/を入力し、ベン
ディングロールが圧延材に接触するまでベンディングロ
ールを圧下する。
演算装置19は計算機15より板幅すを、ベンディング
ロール圧力検出装#11よりベンディングロール全反力
F′を入力し、(4)式により圧延材単位幅当りベンデ
ィングロール反力F2を求める。
演算装置20は計算機15より板幅すを、ピンチロール
圧力検出装置12よりピンチロール全反力F3/ y、
入力し、(4)式により圧延材単位幅当りピンチロール
反力F3を求める。
演算装置22は計算機15より板幅b?、演算装置21
よりコイル全巻取張力T 3/を入力し、(6)式によ
り圧延材単位幅当り巻取張力T3を求める。
演算装置28は計算機15より板厚tを、演算装置22
より圧延材単位幅当り巻取張力T3E入力し、(3)式
により圧延材引張応力σtを求める。演算装置24は演
算装置19より圧延材単位幅当りベンディングロール反
力F2を、演算装置20より圧延材単位幅当りピンチロ
ール反力F3を、演算装M28より圧延材引張応力σt
を入力し、(2)式により指数αを求める。演算装置2
5は演痺装トθ18より制御の目標となる指数α本を入
力し、演算装置24よりコイル巻取中の指数αを入力し
、表1の関係でベンディングロール操作信号Sを比較演
算装置26に出力する。
1表、1) 比較演算装置26では演算装M25よりベンディングロ
ール操作信号Sを入力し、ベンディングロール圧下駆動
装置14より現在の圧下位箸ΔSを入力し、ΔSが圧下
位置の制限値ΔS*を越えた場合にはベンディングロー
ルを圧下する操作信号を遮断するように操作信号Sを処
理した操作信号S′を圧下駆動装置1.4に出力して、
ベンディングロールを制御する。
なお演算装置25における表・1の制御には、フィード
バック制御において一般的に用いられる不感帯が設定さ
れることはいうまでもない。
こうした実施した結果では、各コイルとも内巻部から外
巻部までテレスコープのない良好な巻形状のものが得ら
れた。
次に本発明の効果を第13図で説明する。図の縦軸に示
す最大テレスコープ量は、第11図に示したところのエ
ッジ不揃いの最大量であり、内巻部から外巻部まで全体
を測足したものである。ケース璽はベンディングロール
を使用しない場合、ケース■は本発明によらず゛圧延材
の降伏応力、板厚、巻取中のコイル径変化、圧延材の尾
端が仕上圧延機に噛み込まれているかどうかにががゎら
ず一定の圧下量Δhでベンディングロールを使用した場
合、ケース璽は本発明により圧延材の降伏応力、板厚、
巻取中のコイル径変化、圧延材が仕上圧延機に噛み込ま
れているがどうかに応じてベンディングロール圧下量を
変化した場合である。各ケースとも20コイルの平均値
である。ベンディングロールを使用するだけでも大きな
テレスコープ抑制効果があるが、本発明にもとづいて巻
(形状評価指数αを上記した効果が臨界に達するように
ベンディングロール圧下量Δhを順次に調整していけば
さらに大きなテレスコープ抑制効果のあることがわかる
【図面の簡単な説明】
第1図はホットストリップミルラインの路線図、 第2図はコイルの斜視図(a)とA−A矢視部の断面図
cb) 、 (c)、 第8図は枠取装置の路線図、 第4図はベンディングロールを具える巻取り装置の路線
図、 第5図はベンディングロール圧下量と押込み量との関係
を示す説明図、 筆6図の(a) 、 (b)、ならびに第7図は計算モ
デルの模式図、 第8図はコイル径をパラメータとする巻形状評価指数と
ベンディングロール圧下量との関係を示すグラフ、 第9図はコイル径の説明図、 第101凶は板厚をパラメータとする巻形状評価指数と
ベンディングロール圧下量との関係?示すグラフ、 第11図は最大テレスコープ量の説明図、第12図は最
大テレスコープ歇と巻形状評価指数との関係を示すグラ
フ、 第18図は本発明の効果を示すグラフ、第14図は本発
明実施例の制御フローのブロック図である。 ■・・・圧延材、2・・・仕上圧延機、8・・・ホット
ランチ−フル、4・・・コイン、5・・・マンドレル、
6・・・コイル、7・・・上ヒンチロール、8…下ピン
チロール、9・・・サイドガイド、10・・・ペンディ
ング口・−ル、11・・・圧力検出装置、12・・・圧
力検出装置、18、・・マンドレル駆動モータ、■4・
・・ベンディングロール圧下装置、15・・・計算機、
16,17,18゜19.20,2]、、22.28,
24.25・・・演算装置、26・・・比較演算装置、
27・・・演算制御装置。 第1図 第2図 ’a)i)、   <c; 119− 第7図 第8図 120− 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L ピンチロール入側に圧延材を下向きに圧下するベン
    ディングロールを設置してテレスコープの発生を抑制し
    て巻取る方法において、圧延材巻取中のベンディングロ
    ール反力F2、ヒンチロール反力F3およびコイル巻取
    張力T3を噴出し、それらの各検出値から下記式で表わ
    される巻形状評価指数αを算出し、圧延材巻取りの各段
    階における該指数αが、常に最大テレスコープ量減少効
    果の臨界値になるようにベンディングロール圧下量を調
    節しつつ巻取ることを特徴とする圧延材の巻取方法。 記 α”(F2+F3)X−バー(式中のtは板厚)
JP1044882A 1982-01-26 1982-01-26 圧延材の巻取方法 Pending JPS58128222A (ja)

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JPS58128222A true JPS58128222A (ja) 1983-07-30

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JP1044882A Pending JPS58128222A (ja) 1982-01-26 1982-01-26 圧延材の巻取方法

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JP (1) JPS58128222A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103084428A (zh) * 2013-01-14 2013-05-08 燕山大学 冷轧钢卷心型卷缺陷治理方法
JP2016074023A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 Jfeスチール株式会社 巻取装置

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