JPS58127850A - 低比重無機質材構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は低比重および軽量無機質材を構造材として用
いる外壁耐火・断熱型の低層簡易鋼管無機質材構造であ
る。

従来低比重無機質材は圧縮と剪断などの強度に乏しく構
造材として用いるのに難点がある。

この発明は引張の耐力も分担する圧縮軸材を内蔵する低
比重無機質材耐力壁を主体として架構体を構成すること
を目的とする。

この発明の実施例を図面に基いて説明すれば次の通りで
ある。

けい酸カルシウム系（気泡、石綿、ガラス繊維、パーラ
イトなどの混入）または気泡コンクリート、炭酸マグネ
シウムなどの低比重無機質材は流し込み成形によるオー
トクレーブ養生（組立てパネル）または常温常圧養生（
軽量プレキャスト板、および現場打ち）により製造また
は築造する。

この際壁に内蔵する筋違い材Ｆおよび補強材（メツシュ
鉄筋、ラスなど）Ｊは防錆処理とする。

ピン節点架構の軸組とパネル組立てまたは現場打込みに
よる耐力壁と床などとの組合わせとして扱う本構造は耐
力壁を低比重、床および形鋼がりようＥ、Ｅ’の被覆・
充てん材を軽量無機質材とすることを原則とする。

剛 耐力壁に内蔵する筋違い鋼材は剛性を考慮して圧縮抵抗
を主体とし引張側筋違いはその補足と考えると共にパネ
ル組立てとした場合の鋼材を挿入する接合部空洞などは
被覆・充てん材（プラスチック系または軽量無機質材）
１１，１２を充てんする。防水性に乏しい無機質材は表
面強化成形および捏水処理を施すと共に仕上げ防水とす
る。

屋根、床などは充分な強度をもつ本質系工法または軽量
無機質材造とするが木質系床（梁床、ジョイス・・ト、
デツキタイプなど）、また、組立床（気泡、空洞、軽量
などのコンクリート系）で水平剛性を期待しない構造の
場合は周辺の梁、がりようを剛にして水平筋違を用いる
。

この発明は以上説明したように耐火、耐久、断熱、軽量
、耐凍結、耐水などの特性と木材と同等以上の調湿と加
工性能を活用する無機質材構造であり、圧縮軸材内蔵の
耐力壁を主体とするピン節点架構となることから設計の
自由度もだかまり設計および施工も簡明となる。

【図面の簡単な説明】

図は圧縮軸材にパネルの補強も兼ねる軽量情調と鋼管を
用いる組立て形式とした実施例である。 第１図はパネルリスト、第２図は筋違いパネル断面、第
３図はパネル割付け、第４図は矩形断面、第５図は軸材
支持機構である。 Ａ：基本パネル、Ｂ：軸材補足パネル、Ｃ：筋違いパネ
ル、Ｄ；隅パネル、Ｅ：がりよう１、Ｅ′：がりよう２
、Ｆ：筋違い、Ｇ：低比重パネル、■ Ｈ二軽量無機質材、＋：重量無機質材、Ｊ：補強材、Ｋ
：補足材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　連続する形鋼がりようを頂部に設ける耐力壁に圧縮
   軸材を内蔵して緊結・定着し、かつ被覆および充てんす
   ることにより架構体構成の主体とする低比重無機質材構
   造 ２　耐力壁をパネル組立てまたは現場打込み工法とする
   特許請求の範囲第１項記載に係る低比重無機質材構造 ３　床などを木質系または軽量無機質材構造とする特許
   請求の範囲第１項記載に係る低比重無機質材構造 ４　耐力壁に内蔵する圧縮軸材を形鋼または鋼管とする
   特許請求の範囲第１，２項記載に係る低比重無機質材構
   造