JPS5812648B2 - ジキヘツドノ セイゾウホウホウ - Google Patents
ジキヘツドノ セイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS5812648B2 JPS5812648B2 JP1556275A JP1556275A JPS5812648B2 JP S5812648 B2 JPS5812648 B2 JP S5812648B2 JP 1556275 A JP1556275 A JP 1556275A JP 1556275 A JP1556275 A JP 1556275A JP S5812648 B2 JPS5812648 B2 JP S5812648B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- head
- core
- shaped conductor
- conductor
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- Expired
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- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は強磁性酸化物磁性材料を用いた磁気ヘッドの製
造方法に係り、原料粉末の焼結時に、磁.気空隙および
巻線を形成することにより製造工程を大幅に減らすとと
もに製造容易ならしめることにより、価格低減および歩
留りの向上をはかるものである。
造方法に係り、原料粉末の焼結時に、磁.気空隙および
巻線を形成することにより製造工程を大幅に減らすとと
もに製造容易ならしめることにより、価格低減および歩
留りの向上をはかるものである。
近年の磁気記録技術の発展は目ざましく、さらに高密度
,高性能化あるいは高信頼化の努力がなされている。
,高性能化あるいは高信頼化の努力がなされている。
磁気記録の心臓部をなす磁気ヘッドについても上記の方
向で、コア材料,製造方法などの研究開発が進められて
きた。
向で、コア材料,製造方法などの研究開発が進められて
きた。
その中の1つにフエライトヘッドがある。
これは優れた特徴を数多く有しているが、なかでも耐摩
耗性が大きく、記録媒体との摺動に強いという点で、幅
広く用いられている。
耗性が大きく、記録媒体との摺動に強いという点で、幅
広く用いられている。
しかしフエライトヘッド特有の製造上の問題もあり、こ
れに起因する特性上の問題もある。
れに起因する特性上の問題もある。
従来のフエライトヘッドは第1図のような構造である。
同図において、1,1′はチツプコア片であり、2個の
直方体のフエライトブロックの一側面に磁心窓2,2′
を形成する為に溝加工を施こし、この面を鏡面研磨し、
両者を突合せて、磁気キャップ3をガラスで形成する。
直方体のフエライトブロックの一側面に磁心窓2,2′
を形成する為に溝加工を施こし、この面を鏡面研磨し、
両者を突合せて、磁気キャップ3をガラスで形成する。
次に後部突合せ部を切断除去し、この面を鏡面研磨する
。
。
このチツプコア4に対しあらかじめ巻線5を施こしたU
字型バツクコア6を突合せてヘッド7とする。
字型バツクコア6を突合せてヘッド7とする。
このような従来の構造では、チツプコア4とバツクコア
6の突合せ面に空隙8が生じる。
6の突合せ面に空隙8が生じる。
この空隙8は、トラック幅が狭くなる、すなわち突合せ
断面積が小さくなってくると、この空隙の大小がヘッド
特性に大きく影響し、特に高密度の多素子狭トラックヘ
ッドにおいては素子間のばらつきが大きな問題となる。
断面積が小さくなってくると、この空隙の大小がヘッド
特性に大きく影響し、特に高密度の多素子狭トラックヘ
ッドにおいては素子間のばらつきが大きな問題となる。
又、フエライト部の加工において、切断,研削,研磨な
どの工程が数多くあり、一方、磁気ギャップを形成する
ための高温処理は磁気ギャップの寸法精度,ガラスの溶
融温度,雰囲気など処理条件のコントロールが難かしか
ったり、時間がかかるなどの問題があった。
どの工程が数多くあり、一方、磁気ギャップを形成する
ための高温処理は磁気ギャップの寸法精度,ガラスの溶
融温度,雰囲気など処理条件のコントロールが難かしか
ったり、時間がかかるなどの問題があった。
さらに、チツプコアとバツクコアの突合せ不良による歩
留りの低下という問題もあった。
留りの低下という問題もあった。
また、上述のような従来の製造方法に起因する欠点のた
め、価格の大幅な低下が望めないという問題もあった。
め、価格の大幅な低下が望めないという問題もあった。
本発明は、上述したような欠点を解決した新しい磁気ヘ
ッドの製造方法を提供するものである。
ッドの製造方法を提供するものである。
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
第2図において、11,11’,11“・・・は下部1
2,12′・・・が肉厚になっているU字型導体である
。
2,12′・・・が肉厚になっているU字型導体である
。
導体11と導体11′の隣接する側板14,14’の間
には絶縁板15が挿入されている。
には絶縁板15が挿入されている。
その他の導体間でも同様である。
導体11.11’,11“・・・の底面のほぼ中央に非
磁性スペーサ16が垂直に各底面に接して置かれている
。
磁性スペーサ16が垂直に各底面に接して置かれている
。
ここで、導体11、絶縁板15、スペーサ16として用
いられるものは、後述する強磁性酸化物磁性材料、例え
ばMn−Zn フエライトの材料粉末の焼結時にこれと
反応しない高温でも安定なものが使われる。
いられるものは、後述する強磁性酸化物磁性材料、例え
ばMn−Zn フエライトの材料粉末の焼結時にこれと
反応しない高温でも安定なものが使われる。
例えば、導体としては白金,絶縁板としてはフオルステ
ライトの薄板,スペーサとしては、フオルステライトの
超極薄板あるいは白金箔などが用いられる。
ライトの薄板,スペーサとしては、フオルステライトの
超極薄板あるいは白金箔などが用いられる。
次に、このブロックを強磁性酸化物磁性材料粉末中に埋
め込んで第3図の17で示す形状に加圧成型し、その後
昇温して粉末原料を焼結させる。
め込んで第3図の17で示す形状に加圧成型し、その後
昇温して粉末原料を焼結させる。
この焼結ブロック18のa面での断面図を第4図に示す
。
。
図中19は焼結した強磁性酸化物磁性材料である。
次に、第5図に示すように、焼結ブロック18の下部の
不要な強磁性酸化物材料部分20を除去し、この部分を
ガラスなどで埋める。
不要な強磁性酸化物材料部分20を除去し、この部分を
ガラスなどで埋める。
絶縁板15は導体11より両側にはみ出ているが、これ
は図からも明らかなように各素子のへッドコアを分離す
るためのものである。
は図からも明らかなように各素子のへッドコアを分離す
るためのものである。
このようにすると焼結された磁性材料がコア,導体11
が巻線,絶縁板16がスペーサとなる多素子の磁気ヘッ
ドが形成される。
が巻線,絶縁板16がスペーサとなる多素子の磁気ヘッ
ドが形成される。
ここで、導体11の下部12がへッドコアの磁心窓を形
成するが、必要に応じて任意の形状とすることもできる
。
成するが、必要に応じて任意の形状とすることもできる
。
又、第5図の不要な強磁性酸化物材料部分の除去におい
て、除去幅を変えることによって、任意のトラック幅を
得ることができる。
て、除去幅を変えることによって、任意のトラック幅を
得ることができる。
第6図には3素子の場合の磁気ヘッドの外観図を示す。
上記実施例において、一般にフエライトなどは固有抵抗
が高いので、導体とへッドコアとの絶縁は不要である。
が高いので、導体とへッドコアとの絶縁は不要である。
又、粉末原料の焼結温度が低い場合には、導体として白
金などの貴金属を用いることはなく、酸化皮膜を施こし
た銅などが用いられる。
金などの貴金属を用いることはなく、酸化皮膜を施こし
た銅などが用いられる。
又、第7図の21は、比較的磁気空隙が太きいヘッドに
用いられる非磁性スペーサの一例を示したものである。
用いられる非磁性スペーサの一例を示したものである。
以上のように本発明によれば、ヘッドコア材料の焼結時
に、巻線、磁気空隙を形成することにより、従来の製法
に比べ大幅な工程数の減少をはかることができ、しかも
従来のヘッドのようなチツプコアとバツクコアの突合せ
がないので、特性の劣化がなく、とくにばらつ今の少な
い多素子ヘッドを経済的にしかも容易に製造できる、す
なわち量産性に富んだ製造方法である。
に、巻線、磁気空隙を形成することにより、従来の製法
に比べ大幅な工程数の減少をはかることができ、しかも
従来のヘッドのようなチツプコアとバツクコアの突合せ
がないので、特性の劣化がなく、とくにばらつ今の少な
い多素子ヘッドを経済的にしかも容易に製造できる、す
なわち量産性に富んだ製造方法である。
第1図は従来のヘッド構造を示す平面図、第2図〜第6
図は本発明の方法の一例を示すもので、第2図、第3図
は導体ブロックの斜視図、第4図、第5図は磁性体を焼
結した状態の断面図、第6図は3素子の場合の斜視図、
第7図は本発明に用いる非磁性スペーサの他の例を示す
斜視図である。 11・・・・・・V字型導体、15・・・・・・絶縁板
、16・・・・・・非磁性スペーサ、19・・・・・・
強磁性酸化物磁性材料。
図は本発明の方法の一例を示すもので、第2図、第3図
は導体ブロックの斜視図、第4図、第5図は磁性体を焼
結した状態の断面図、第6図は3素子の場合の斜視図、
第7図は本発明に用いる非磁性スペーサの他の例を示す
斜視図である。 11・・・・・・V字型導体、15・・・・・・絶縁板
、16・・・・・・非磁性スペーサ、19・・・・・・
強磁性酸化物磁性材料。
Claims (1)
- 1 焼結時に強磁性酸化物磁性材料粉末と反応しないU
字型導体と、このU字型導体の底面のほぼ中央に、その
厚み方向が前記U字型導体の両側面および底面に平行と
なるように置かれた、焼結時に前記粉末と反応しない非
磁性スペーサを、前記粉末中に埋め込み、前記粉末を加
圧成型した後、4昇温させて焼結し、前記U字型導体お
よび非磁性スペーサでそれぞれ巻線および磁気空隙を形
成するとともに、前記焼結された強磁性酸化物で、前記
U字型導体の底部部分を磁心窓としたヘッドコアを形成
するようにして、磁気空隙を有するヘツ,ドコアおよび
巻線を同時に作成することを特徴とする磁気ヘッドの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1556275A JPS5812648B2 (ja) | 1975-02-05 | 1975-02-05 | ジキヘツドノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1556275A JPS5812648B2 (ja) | 1975-02-05 | 1975-02-05 | ジキヘツドノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5189717A JPS5189717A (en) | 1976-08-06 |
JPS5812648B2 true JPS5812648B2 (ja) | 1983-03-09 |
Family
ID=11892182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1556275A Expired JPS5812648B2 (ja) | 1975-02-05 | 1975-02-05 | ジキヘツドノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812648B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11399107B2 (en) | 2018-06-13 | 2022-07-26 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Display system |
-
1975
- 1975-02-05 JP JP1556275A patent/JPS5812648B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11399107B2 (en) | 2018-06-13 | 2022-07-26 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Display system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5189717A (en) | 1976-08-06 |
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