JPS58126149A - 化粧石膏ボ−ドの成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は表面素材を化粧シートとし、しかもこの化粧
シート面に装飾特性の特に優れた化粧凹溝を有する―燃
化粧ボード材としての石膏ボードの提供に係わるもので
ある。

而して従前に於けるこの種の石膏ボード材は概ねボード
原紙を普通紙とし、又ボード表面を平滑端面としたこと
よりして化粧機能は殆ど期待されず多くの断熱、−燃ボ
ード材として使用されてきたものである。

しかし乍ら、か＼るボード材の張込み後に於いて、該ボ
ード面上に化粧処理を施すことは単に化粧処理手間ある
いは化粧材料を多分ｌこ要請されるにとどまらず施工周
辺の汚損、帷燃特性の劣化等を誘起したものである。

又か＼る従前ボード材の張込み面への化粧処理ｌこ於い
ては基本とされるボード材そのものが平滑端面を有する
ことよりして充分な立体面を構成し得ず必ずしも満足し
得る凹凸様の質量感のある化粧面の構成には不向前とさ
れたものである。

又、一部に於いて成形石膏ボードの端面を切削し、予め
凹凸模様を付した後に於いて、この凹凸切削端面に化粧
シート材を張りつける手法が試みられているものである
が、か＼る手法に於いてはボードの切削に多分の作業手
間をｇ！祷されると共にボード原紙の正確な切除を困難
とし「角」の充分に立った凹凸形状を切削成形すること
を田−としたものである。

又、か＼る切削凹凸模様の作出手法に於いては、ボード
原紙が切除される為石膏ボード個有の曲げ強度等が特に
劣弱とされ、これが事後的な化粧シートの張込みをもっ
ては補償しきれない不都合を内包したもＱ）である。

又、か＼る切削凹凸面は、ボード肉質部が露呈している
ものであって、事後的な化粧シートの張込みに際し接着
ボード面が浮き上った粉状の組成とされ、接着効果が極
端に減殺されたものである。

本発明に係る化粧石膏ボードは、か＼る従前ボード材に
於ける不都合に鑑み、時に案出されたものであって、石
膏ボードの成形に際し予め化粧凹溝を連続成形し、表面
シートとボード肉質部との完全な不一一体の状橿に於い
て目的とする化粧ボード材を提供し得たものであって、
事後的な張込みボード面に対する化粧処理を一切不要と
し、卯月的とする化粧壁画等を構成し、該ボード＃特有
の一燃機能等を何等損することのないようにしたもので
ある。

本発明に係る化粧石膏ボードの成形方法は、か＼る＃特
性の合目的々な奏効を期すべく、特にその構成の要旨を
成形石膏ボードに於ける両面又は片面のボード原紙を化
粧シートとし、且つ該成形石膏ボードの硬化前に化粧ボ
ードシート面上より振付はロール等をもって成形石膏ボ
ード面に化粧凹溝を連続条設せしめるようにした点に置
き以下の具体的な実施例と、これ等実施例に附随する相
当の設計変更を予定したものである。

以下本発明に係る成形方法の詳細を図面に示す典型的な
一実施例について説明するに、（１）は成形石膏ボード
であって、硬化前のボード石膏内部（１）　ａと、ボー
ド原紙に相当する化粧シー）　＋１）　ｂと、ボード原
紙（１）Ｃとより構成されたものである。

尚、このボード原紙（１）Ｃをも化粧シート（１）ｂと
することも予定され、特に間仕切等の両面が化粧面であ
ることが＊＊されるボード材として提供されたものであ
る。

ｂ−る硬化前のボード（１）の片面又は両面に種付はロ
ール（２）を転圧彎し、供給ボード（１）画に化粧凹溝
（１）　ｄを条設した帆のであって、第２図の実施例は
、これ等ボード（１）の片面に対する構付は例を示した
ものであ４尚、型付はロール（２）は溝（１）ｄが深い
場合に於いては複数個のロール（２）をもって順次深く
なるように婢（１１ｄ周縁の化粧ジートロ）ｂの切断、
シワヨレ等を確実に防止したものである。

又、か＼る自然な転押圧による溝付けをもって化粧シー
ト（１１ｂに対ぐる無理な引張り力は除かれ、化粧シー
ト（１１ｂの張込み時に於けるシワヨレはσＭ、−ｊ！
に防止されると共に韓ｆｌｌ　ｄ内の化粧シート１１１
　ｂの収縮、膨み出しが確実に防止されたものである。

本発明に係る化粧石膏ボードの伐形方法は叙上に於ける
特長ある構成、就中石膏ボードの成形時ｆこ於いで連続
して溝付けをなすようにしたことにより目的とする化粧
シート端面を有し、しかも化粧凹凸ｄｔｌｌｄを有する
化粧機能の特に顕著な石膏ボードを廉価に提供し噂るも
のである。

又、か＼る成形石膏ボード自体に溝付は成形することよ
りして、シート（１）ｂとボード内部（１）　ａとは一
体的に密青し、重用に伴う剥ＩＩあるいはシートの１ｉ
Ｉみ出しが防１ヒされ、シート１１）　ｂが完全にボー
ド原紙として機能したものである。

又、当然ボードの張込み後に於ける表面化粧処暑が不要
とされ、表面処理に伴う作業手間、表面化粧材等が不快
とされると共に石膏ボードの有するｓＩ畿性がそのま＼
保持されたものである。

又、一般的なボードの成形ライン内に転圧用のを付はロ
ール（２）を組付けることをもって極めて円滑に、連続
して、しかも確実な溝（１）　ｄの型付けがなされたも
のであって化粧石膏ボード材の廉価な提供が約束された
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は半成形状態のボード材の断面図、第２図は型付
はロールによる溝成形を示す断面図、第３図は成形品の
斜視図である。 尚、図中（１）・・・成形石膏ボード、（２）・・・型
付はロールを示したものである。 特許出願人 アイソ・エンジニアリング味式会社 代理人弁理士

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｍ　　成形石膏ボードに於ける両面又は片面のボード原
   紙を化粧シートとし、且つ該成形石膏ボードの硬化前に
   化粧ボードシート面上より型付はロール等をもって成形
   石膏ボード面に化粧凹溝を連続条設せしめろようにした
   ことを特徴とする化粧石膏ボー　ドの成形方法。 （２）前記化粧シートをセルロース系化粧シート、合成
   樹脂化粧シート、これ等の合成化粧シート、これ等の積
   層化粧シート、織ないしは編地としたことを特徴とする
   特許請求の範囲第一項記載に係る化粧石膏ボードの成形
   方法。 （３）前記化粧凹溝の連続条設を、型付はロールに向け
   て成形石膏ボードの連続供給をもってなすようにしたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第一項記載に係る石膏ボ
   ードの成形方法。