JPS58125775A - リン酸基含有耐光性エマルジヨン型感圧接着剤 - Google Patents

リン酸基含有耐光性エマルジヨン型感圧接着剤

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JPS58125775A
JPS58125775A JP797882A JP797882A JPS58125775A JP S58125775 A JPS58125775 A JP S58125775A JP 797882 A JP797882 A JP 797882A JP 797882 A JP797882 A JP 797882A JP S58125775 A JPS58125775 A JP S58125775A
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ester
weight
ethylene
acrylic
emulsion
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JP797882A
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Wataru Shimokawa
渉 下川
Yuji Fukazawa
深沢 裕二
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Hoechst Gosei KK
Original Assignee
Hoechst Gosei KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐光性のすぐれたリン酸基含有エマルジョン型
感圧性接着剤に関する。
近年、感圧性接着剤の分野でも無溶剤型の要望が高まり
、従来圧倒的な割合を占めていた有機浴剤型感圧性接着
剤が水性エマルジョン型に置き換りつつある。
感圧性接着剤に要求される性能、性質は大別して2椙類
に分類され、その一つは一般Gこ粘着性能と呼ばれてい
る粘着力、凝集力、接着力の6要素である。これは感圧
性接着剤としての機能を果すための必須の性質であり、
感圧性接着剤の粘弾性に依存する性質である。
もう一つの性質としては、感圧性接着剤の機能面から見
た性質であり、二次的な性質である。
たとえば貼着されたステッカ−やラベルが長期間貼って
置かれても変色しないことが要求されたりするよう(こ
、ラベル、ステッカ−などが使用される条件下で要求さ
れるもので、樹j箔の粘弾性以外の性質である。
感圧性接着剤に要求される一次性能である粘着性能のう
ち、粘着力とは被着体への瞬間的な濡れを示す要素であ
り、凝集力とは耐クリープ性を、接着力とは剥離抵抗を
示ず要素である。
そして、粘着力は感圧性接着剤自身の表面張力と、その
粘性流動とGこよる被着体への続れに依存する物理鰍で
あり、接着力は被有体に接合した後、引き剥すとき昏こ
消費される感圧性接着剤樹脂の仕事鼠であり、これも粘
性流動に依存する物理以である。
凝集力もまた感圧性接着剤樹脂の粘性流動に依存する物
理城である。
しかして、このように粘性項に依存する粘着力と接着力
は、一般に凝集力と反比例関係になっている。そして、
感圧性接着剤においては、これら6つの要素のバランス
がとれていなければならない。
しかし、このようなバランスのとれた感圧性接着剤は従
来知られていなかった。
さらに、近年被着対象物としてプラスチック製品が増加
し、その中でも安全、衛生、廉価の点でポリエチレン、
ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂製品が大半
を占めてきたため、ポリスチレン、ポリエステル、ボり
塩化ビニルなどに比べて、格段に粘着接着性のわるいポ
リオレフィンに対してもすぐれた粘着接着力をもつ高性
能の感圧性接着剤の出現が望まれ、感圧性接着剤の解決
しなければならない問題がさらに増えた。ポリオレフィ
ン系樹脂は低エネルギー衣血になっているので、これら
を粘着接着させる感圧性接着剤は、表面張力と粘性流動
に基づく濡れを十分大きくしなければならないが、アク
リル系エマルジョン型感圧性接着剤では、濡れを大きく
するように設計すると凝集力が低下してしまい、逆に凝
集力を大きくすると濡れが小さくなるという欠点があり
、単加俸の組合せを工夫する程度では解決できない問題
であった。
一方、感圧性接着剤は、主としてシリコーン樹脂などで
処理した剥離紙に塗工し、乾燥後光の表面に上質洋白紙
、プラスチックフィルムなどの基材を圧着して粘着原紙
を製造するの(こ用いられている。
粘着原紙にはプライスラベルや動物の形などが印刷され
、その形状に沿って切り込みが入れられ、動物の形など
複雑な形の場合は、余分の部分を°゛カス取“′と称し
て高速で剥ぎ取り、粘着ラベル、シール、ステッカ−な
どの製品とされる。
この切り込みは基材と、感圧性接着剤層のみを切り、剥
離紙は切らないよう(こ刃物を入れるのであるが、感圧
性接着剤の凝集力が弱いと、−江切り離なした感圧性接
着剤層が再び隣り同志接層してしまい、°°カス取り′
のときに残さなければならない動物の形などの部分も一
緒に剥がしてしまったり、プライスラベルを貼着機で貼
着するとき、隣りのラベルまで剥がしてしまったりする
ことになる。
それを防ぐため、たとえば凝集力の強いアクリル系エマ
ルジョン型感圧性接着剤を用いれば、1血圧性液着剤層
の切れ(1111切れという)がよいので゛°カス取り
”はうまくいくが、粘着力と接着力が不十分となる。
従って、粘着接着性に乏しい被着体に対する粘着力と接
着力が強いばかりでなく凝集力が大きく、糊切れのよい
感圧性接着剤が必要となってきた。
感圧性接着剤の3つの性能のうち、接着力を向上させる
ためには、粘着附与剤樹脂やエラストマーなどをブレン
ドすることが知られている。
これは粘着性を示す共重合樹脂ベースにより被着体への
濡れをもたせ、ブレンド樹脂によって感圧性接着剤層の
引張り応力を向上させ、感圧性接着剤の破断までの仕事
社を高めることにより剥離強度を高めようとするもので
ある。
一方、アクリル系エマルジョン型感圧性接着剤には上記
粘着性能レベルを極めて高くする要望に加えて、粘着ラ
ベル、シール、ステッカ−などを長期間貼って置いても
感圧性接着剤が黄変することがないよう(以下、耐光性
と称す)要望されてきた。
上記、耐光性は透明な被着体Gこ粘着ラベルなどを貼っ
て、背面からも感圧性接着剤が見える用途、たとえば透
明なプラスチックやガラスなどに貼るラベルやステッカ
−では特に厳しく要求される性質である。このような用
途には、たとえば医薬用容器、ウィンドガラス、自動車
などのフロントガラスなど非常に多くのものがある。
これらの用途で感圧性接着剤の耐光性が劣ると、感圧性
接着剤の黄変により標示が見えなくなったり、また商品
の新鮮さのイメージが失われ商品価値が激減してしまう
有機溶剤系感圧性接着剤を含め、接着力、特にポリオレ
フィンへの接着力を向上させた従来の感圧性接着剤は、
接着力を向上させるために粘着附与剤、エラストマー、
エチレン−酢酸ビニル樹脂などを添加しているがこれら
自身の耐光性がよくないためにこれらをブレンドした感
圧性接着剤の耐光性はよくないものであった。
本発明者らは上述の如き困難な課題を究明するにあたり
、感圧性接着剤の粘着性能(こ関して感圧性接着剤樹脂
の凝集力、すなわち耐クリープ性は感圧性接着剤ポリマ
ーの主鎖の流動性に依存し、主鎖の流動性が小さい程耐
クリープ性が大きく、従って凝集力が大きいと考え、ま
た、感圧性接着剤樹脂の濡れ、すなわち被着体と感圧性
接着剤界面との接合は、感圧性接着剤樹脂自身の表面張
力と、感圧性接着剤ポリマーセグメントのミクロブラウ
ン運動と主鎖の流動性に依存するものと考え、主鎖の流
動を小さく押えて、ミクロブラウン運動による効果を大
きくすれば、凝集力を変えないで粘着力および接着力を
向上させることができるのではないかと考えているが、
さらに耐光性の向上について多岐にわたる研究を行なっ
た〇 この結果、本発明者らは(A)特殊な重合組成で乳化重
合してえたアクリル系共重合体エマルジョンに(B)(
イ)エチレンとカルボン酸ビニルエステルを必須単量体
とし、これにアクリル酸エステルおよびヅまたはメタク
リル酸エステル、塩化ビニル、炭素数5〜12の高級カ
ルボン酸ビニルエステルから選んだ1種を共重合させた
多元エチレン系共重合体エマルジョンの少なくとも1種
、および/または(ロ)エチレン−酢酸ビニル共重合体
エマルジョンおよび/または(イ)の多元エチレン、i
共重合体エマルジョンに、アクリル1唆エステルおよび
/またはメタクリル酸エステルを2段重合したアクリル
変性エチレン糸共畢合体エマルジョンから選んだ少なく
とも1種を混合することにより、または、(A)と(B
)とのブレンド樹脂エマルジョンにさらに(0)炭素数
4〜12のアルキル基を有するアクリル酸エステルおよ
び/またはメタクリル酸エステルとジアルキルマレエー
トおよび/またはジアルキルフマレートとカルボン酸ビ
ニルエステルとを必須単量体として共重合したアクリル
ー不飽和2塩基酸ジ主ステル系共重合体エマルジョンを
混合することにより、この課題を解決し本発明を完成し
た。
すなわち本発明の第1の発明は、(A)(イ)炭素数4
〜12のアルキル基を有するアクリル酸エステルおよび
/またはメタクリル酸エステル単量体50〜99.8重
量%、(ロ)リン酸基を含有する共重合性単量体0.1
〜5.0重量%、(ハ)エポキシ基を含有する共重合性
単盪体0.1〜5.0重磁%、に)上記単量体と共重合
する他の単量体0〜49.8重量%からなる単量体混合
物を乳化重合してえられる共重合体エマルジョンを固形
分として40〜95重量部と、(B)(イ)エチレン−
カルボン酸エステル−アクリル酸エステルおよび/また
はメタクリル酸エステルlf合体エマルション、エチレ
ン−カルボン酸ビニルエステル−塩化ビニル共重合体エ
マルジョン、エチレン−酢酸ビニル−炭素数5〜12の
高級カルボン酸ビニルエステル共重合体エマルジョンの
少なくとも1種%および/または(ロ)エチレン−酢酸
ビニル共重合体エマルジョン、エチレン−カルボン酸ビ
ニルエステル−m化ビニル共重合体エマルジョン、エチ
レン−酢酸ビニル−炭素数5〜12の高級カルボン酸ビ
ニルエステル共重合体エマルジョンの少なくとも1種に
、アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エス
テルを2段重合したアクリル変性樹脂エマルジョンから
選んだ1棟または2種以上の樹脂エマルジョンを固形分
で60〜5重量部と、さらに必要があれば(C)炭素数
4〜12のアルキル基を有するアクリル酸エステルおよ
び/またはメタクリル酸エステルと、ジアルキルマレエ
ートおよび/またはジアルキルマレエトト、カルボン酸
ビニルエステルと、所望番こより官能基を有する単量体
および/または2重粘合を2個以上有する単量体を共重
合してえられるアクリルー不飽和2塩基酸ジエステル系
共重合体エマルジョンを固形分で0〜50重社部とを混
合してなる耐光性のすぐれたリン酸基含有エマルジョン
型感圧性接着剤である。
(A)成分は主として、被着対象物に対して儒れをよく
シ、粘着性を与える成分であるが、仏)成分のうちリン
酸基を含有する共重合性単量体とエポキシ基を含有する
共重合性単量体は、糊切れをよくするための凝集力を高
める役目をするものであり、どちらか1つを欠いてもこ
の性質が発揮されないので、本発明の目的を達成するこ
とはできない。
リン酸基を含有する共重合性単量体としては、メタクリ
ロキシエチルフォスフェート、3−クロロ、2−アシツ
ドフオスフオオキシブロビルメタクリレート、ビス(メ
タクリロキシエチル)フォスフェートなどがφげられ、
その使用欺は全単量体に対して0.1〜5.Omi&%
である。
0−1mm%以下では架橋度が小さすぎるため十分な凝
集力かえられず、5.0重社%以上では架倫が進みすぎ
て粘着性が低下する。
エポキシ基を含有する共重合性単量体としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、イタコン酸またはソルビン酸のグ
リシジルエステルの如き不飽和酸のグリシジルエステル
や、了りルグリシジルエーテルの如き不飽和グリシジル
エーテルなどが用いられ、その使用坦は全単量体に対し
て0.1〜5.0重量%である。0.1重量%以下であ
ると、架橋度が不足して十分な凝集力かえられず、5.
0重量%以上であると粘着性が低下する。
炭素数4〜12のアルキル基を含有するアクリル酸エス
テルおよびメタクリル酸エステルとしては、ブチルアク
リレート、2−エチルへキシルアクリレート、2−エチ
ルへキシルメタクリレート、オクチルアクリレート、オ
クチルメタクリレート、イソノニルアクリレート、イソ
ノニルメタクリレート、ラウリルアクリレートなどが挙
げられる。その使用鍛は全単量体に対して50〜99.
8重i%である。50重シイを下廻ると粘着性が不十分
となり、 99.8重蓋%以上になるとエポキシ基を含
有する共亀合性単fJt体とリン酸基を含有する共重合
性単量体の配合量が少なくなりすぎ、凝集力が不十分と
なって糊切れがわるくなる。
さらに、前記単量体と共重合する他の単量体を併用する
ことができるが、その量は粘着性が不十分となる恐れが
あるため50重量%以上使用することはできない。使用
しうる共重合性の単量体としては、エチルアクリレート
、メチルメタクリレート、スチレン、アクリロニトリル
、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、α位で分岐した飽
和カルボン酸のビニルエステルなどでアル。
また、N−メチロールアクリルアミド、ヒドロキシ単量
体、ジビニル単量体、ジアリル単量体などの官能性単量
体はO〜5重蓋%の範囲で使用できる。
感圧性接層剤に一次性能である被着対象物に対する投錨
性と接着性を与えるために、粘着附与剤樹脂やエラスト
マーをブレンドすることがあるが、このものの耐光性が
わるいとえられた感圧性接着剤も光によって黄変する。
エチレン−酢酸ビニル二元共重合体エマルジョンもこの
用途に使われるが、耐光性が不十分なので黄変をまぬが
れることはできない。
本発明で使用する(B)成分は、多元エチレン系共重合
体エマルジョンやさらにアクリル単量体を2段重合した
アクリル変性エチレン系共重合体エマルジョンであるが
、これは感圧性接着剤に投錨性と接着性を与えるばかり
でなく、すぐれた耐光性を付与することができる。
(A)成分に対する(B)成分の配合割合は、40重量
部:60重量部〜95重重量=5重量部の範囲であり、
(B〕酸成分60重蓋部以上になると粘着性あるいは凝
集性が損われ、5重量部以下になると投錨性と接着性が
不十分になる。
(B) 成分の説明において、カルボン酸ビニルエステ
ルというのは、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸
ビニル、ピバリン酸ビニル、ラウリル酸ビニル、ベオバ
10(α−位で分岐した炭素数約10の飽和カルボン酸
ビニルエステル/シェル化学社の商品名)などを示す。
また、炭素数5〜12の高級カルボン酸ビニルエステル
というのは、酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、ベオバ1
0などである。
また、アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル
としては、エチル7クリレート、ブチルアクリレート、
ヘキシルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレー
ト、イソノニルアクリレート、ラウリルアクリレート、
メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ヘキシ
ルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、2−エチ
ルへキシルメタクリレート、イソノニルメタクリレート
などが挙げられる。
(B) Its 分のエチレン−カルボン酸ビニルエス
テル−アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸
エステル共重合体としては、エチレン含有量10〜50
重量%、カルボン酸ビニルエステル60〜85重世%、
アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステ
ル5〜50重蓋%のものが用いられ、好ましくはエチレ
ン含有斂10〜65車量%、酢酸ビニA/40〜80重
撤%、アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸
エステル5〜60重蓋%のものがよい。
エチレン含有蓋が10重鴛%以下では接着性が不足し、
50重量%以上では凝集力が不足する。
カルボン酸ビニルエステルが30里jM%以下では凝集
力と接着力のいずれかが不足し、85重M%以上ではア
クリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの配合量
が少なくなりすぎ耐光性が低下する。アクリル酸エステ
ルおよび/またはメタクリル酸エステルが5重量%以下
では耐光性が低下し、50重社%以上では凝集力と接着
力のいずれかが低下する。
エチレン−カルボン酸ビニルエステル−塩化ビニル共重
合体としては、エチレン含有蓋10〜501aft%、
カルボン酸ビニルエステル60〜85重組%、塩化ビニ
ル5〜50重に%のものが用いられるが、好ましくはエ
チレン含有は10〜350〜35重組ビニル40〜80
重量%、塩化ビニル5〜60重組%のものがよい。
エチレン含有量が10重旭%以下では接層性が不足し、
50重シダ以上では凝集力が不足する。
カルボン酸ビニルエステルが60重量%以下では接着性
が低下し、85重量%以上では塩化ビニルの配合量が少
なくなりすぎ耐光性が低下する。
塩化ビニルが5重量%以下では耐光性が低下し、50重
量%以上では接着性が低下する。
エチレン−酢酸ビニル−炭素数5〜12の高級カルボン
酸ビニルエステル共重合体としては、エチレン含有量1
0〜50重j1%、酢酸ビニル60〜85重量%、炭素
数5〜12の高級カルボン酸ビニルエステル5〜50重
量%のものが用いられるが、好ましくは、エチレン10
〜65重量%、酢酸ビニル40〜80重量%、ベオバ1
05〜30重皺%のものがよい。エチレン含有量が10
重量%以下では接着性が不足し、50重量%以上では凝
集性が不足する。酢酸ビニル60重量%以下では凝集性
が不足し、85重社%以上では炭素数5〜12の高級カ
ルボン酸ビニルエステルの配合量が少なすぎて耐光性が
低下する。炭素数5〜12の高級カルボン酸ビニルエス
テルが5ffiit%以下では耐光性が低下し、50重
置%以上では凝集性が低下する。
アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステ
ルを2段重合したアクリル変性エチレン系共11エマル
ジョンとしては、エチレン含有鼠5〜50重繊%、酢酸
ビニル95〜50重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合
体エマルジョンまたは上記したエチレン含有1110−
50重t%のエチレン系三元共重合体エマルジョンの固
形分100重量部に対し、エチルアクリレート、ブチル
アクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、イソ
ノニルアクリレート、ラウリルアクリレート、メチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリ
レート、2−エチルへキシルメタクリレート、イソノニ
ルメタクリレート、ラウリルメタクリレートなどのアク
リル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステルを
1〜500重量但気好ましくは10〜200重敏部2段
装置したものであればよい。
このように2段重合したアクリル変性エチレン系共重合
体エマルジョンを用いると、感圧性接着剤の耐光性をさ
らに改善することができる。
(0)成分のアクリルー不飽和2塩基酸ジエステル系共
重合体エマルジョンは、(B)成分同様被着対象物に対
する投錨性および接着性を与える成分であり、(5))
、(B)および(0)の6成分を混合したものは、こと
にポリオレフィンGこ対する接着性がすぐれている。勿
論、(0ン成分は耐光性に全く悪影響を与えない。
(0)成分の配合割合は0〜50矩蒼部が好ましい。
(0)成分のアクリルー不飽和2塩基酸ジエステル糸共
重合体エマルジョンとは、炭素数4〜12のアルキル基
を有するアクリル酸エステルお・よび/またはメタクリ
ル酸エステルと、ジアルキルマレエートおよび/または
ジアリルフタレートト、カルボン酸ビニルエステルと、
n[望により官能基を有する単量体および/または2重
結合を2個以上有する単量体を共重合してえられる共重
合体エマルジョンであるが、炭素数4〜12のアルキル
基を有するアクリル酸エステルおよび/またはメタクリ
ル酸エステルとしては、ブチル了クリレート、2−エチ
ルへキシルアクリレート、2−エチルへキシルメタクリ
レート、オクチルアクリレート、オクチルメタクリレー
ト、イソノニルアクリレート、イソノニルメタクリレー
トなどが好ましく、その使用量は65〜65重量%が適
当である。651ftit%以上では、(A)成分と混
合してえた感圧性接着剤の凝集力と接層力が十分でなく
、65重蓋%未満では粘着性が損われる。
ジアルキルマレエートおよび/またはシアルA−71/
フマレートとしては、ジブチルマレエート、ジオクチル
マレエート、ジブチルフマレート、ジオクチルフマレー
トなどが好ましく、その使用量は15〜65重M%が適
当である。65出鼠%以上用いると凝集力が不十分とな
り、15本m%未11商では122着力が小十分となる
カルボン酸ビニルエステルとしては、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニルなどが使用されるが
、l!I¥酸ビニルおよびベオバ10が最も好ましい。
カルボン酸ビニルエステルの使用蓋は15〜65重閂%
が適当である。35重態量以上用いると粘着性が損われ
、15重蓋%未満では接層力が不十分となる。
(0)成分には、上記単量体のほかに、官能基を櫓する
単量体および/または2重結合を2個以上有する単量体
を0〜5重社%の範囲で使用することができる。5重量
%以上用いると粘着性が損われることになる。
官能基を有する単量体としては、アクリル酸、イタコン
酸、マレイン酸およびそのハーフェステル、アクリルア
ミドとそのメチロール化物、ヒドロキシエチルアクリレ
ート、ビニルピロリドンなどが好ましい。
2重結合を2個以上有する単量体としては、ジアリルマ
レエート、ジアリルフタレート、ジビニルベンゼン、エ
チレングリコールジメタクリレート、メチレンビスアク
リルアミド、テトラ7リルオキシエタンなどが好ましい
本発明はまた、(A)成分のカルボキシル基とエポキシ
基を含有するアクリル系共重合体として、連鎖移動剤を
存在させて乳化重合してえられた共重合体エマルジョン
(A′)成分を使用する第2の発明にも係わる。
(A′)成分のポリアクリル酸エステル系共重合体エマ
ルジョンを乳化重合で製造する際に、連鎖移動剤を用い
てポリマーの末端基数を増大させ、かつポリマー中にエ
ポキシ基とカルボキシル基を導入して、ポリマー間架橋
を行ない、これに(B)成分の三元エチレン系共重合体
エマルジョンおよび/またはアクリルを2段重合したア
クリル変性エチレン系共重合体エマルジョンを混合する
ことによって、または、さらに所望によりこれに(0)
成分のアクリルー不飽和2塩基filジエステル糸共重
合体エマルジョンを混合することによって、凝集力が高
く、特に高温、高湿度条件下での凝集力を尚<シたまま
、粘着力と接層力をさらに向上させ、しかも耐光性の極
めてすぐれた感圧性接着剤かえられることを解明した。
すなわち本発明は、仮着対象物への濡れ作用を示す(A
′)成分のポリアクリル酸エステル系共重合体を、架橋
性成分を用いて架橋させて巨大な高分子とすることによ
って、凝集力を低下させている主−の流動性を抑制して
凝集力を高め、それによって低下した被着対象物への儒
れ作用を、側鎖(末端基数)を増やすことによって側鎖
のミクロブラウン運動の効果により、被着体への粘着性
を回復させ、(A’)成分に(B)成分および所望によ
り、さらに(0)成分を混合することにより接着性を発
揮させ、(B)成分の多元またはアクリル変性エチレン
系エマルジョンの効果により、きわめてすぐれた耐光性
をもたせた感圧性接着剤を発明したものである。
ここで使用するスチレンへの連鎖移動常数が0.01以
上の連鎖移動剤としては、ドデシルメルカプタン、ラウ
リルメルカプタン、ノルマルブチルメルカプタン、2−
エチルへキシルチオグリフレート、トリクロロブロモメ
タンなどが好適である。
その使用蓋は全単敏体に対して0.01〜10重嵐%が
重量である。10重童%より多いとえられた感圧性接着
剤の凝集力が低下し、0.01重量%より少ないと接着
力が不足する。
本発明で使用する(A)成分、(A’)成分、(B)成
分、(0)成分はいずれも共重合体エマルジョンなので
、常法の乳化重合法によって製造される。
(A)および(I)成分と(0)成分を製造するには、
普通ノニオン系乳化剤とアニオン糸乳化剤を併用し、必
要があれば水溶性保護コロイドを添加して、常圧におい
て、高温またはレドックスで重合する。
使用する単量体、すなわち前述の炭素数4〜12のアル
キル基を含有するアクリル酸エステルおよびまたはメタ
クリル酸エステル単量体、リン酸基を含有する共重合性
単敏体、エポキシ基を含有する共重合性単量体、および
必要あればこれらと共重合性の他の単量体は、普通主と
してノニオン系乳化剤と7ニオン系乳化剤を併用して乳
化し、乳化単量体液合液として使用すると有利である。
(A′)成分を製造するには、上記で使用する裏化単皇
体混合液中に適量の連鎖移動剤を混入しておけばよい。
(B)成分のエチレン系共重合体エマルジョンを製造す
るにはオートクレーブを用い、乳化剤としては、アニオ
ン糸界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、水溶性保論コ
ロイドの1種以上を用い、エチレン圧を約10〜100
気圧の下で・常法により乳化共重合する。
樹脂分中のエチレン含量は10〜50重意%で、好まし
くは20〜65重量%の所謂、高エチレン性のエマルジ
ョンが好ましい。
また、とくに乳化剤として、エチレン以外の単量体に対
して0,5〜2.5重量%のアニオン糸界面活性剤、た
とえばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリ
ルスルホン酸ナトリウム、ピールスルホン酸ナトリウム
、および4〜7重it%のノニオン系界面活性剤、たと
えばポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル糸乳
化剤、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロ
ック共重合糸乳化剤、および0・2〜1重社%の水溶性
保護コロイド、たとえばセルロース誘導体、澱粉、デキ
ストリン訴導体、ポリビニルピロリドンなど、とくに望
ましくは平均重合度400〜2500、平均ケン化度8
6〜97モル%のポリビニルアルコールを用いて製造し
たエチレン系共重合体エマルジョンが好ましい。
また、エチレン系共重合体エマルジョンにアクリル酸エ
ステルおよび/またはメタクリル酸で水に乳化した乳化
単量体液として、重合触媒とともに供給して高温または
レドックス重合すればよい。
本発明の耐光性のすぐれた感圧性接着剤には顔料、フィ
ラー、可塑剤、粘着附与剤、増粘剤、pH調整剤、凍結
安定剤、消泡剤、防腐防黴/jlJなどを添加すること
ができる。しかし、耐光性を阻害しないよう留意するこ
とが大切である。
本発明の感圧性接着剤を塗工する基材としては、布、上
質洋白紙、アートコート紙、キャストコート紙、クラフ
ト紙、アルミラミネート紙、ポリエステル、嘔化ビニル
樹脂、アセテート、ポリプロピレン、ポリエチレンなど
のフィルムが使用される。
本発明の感圧性接層剤を用いて粘着シートや粘着フィル
ムを製造するには、普通粘度を約1 、000〜60+
000cpに調整し、ロールコータ−、ドクターコータ
ーなどを用いて基材の布、紙まタハフイルムに転写また
はダイレフトコ−トスればよい。
本発明の感圧性接層剤?用いてつくられた粘着シートや
粘着フィルムは、紙、木材、ガラス、金楓、布、プラス
チックス、果物の表面などに接着でき、とくにポリオレ
フィンに対してはすぐれた性能を発弾する。
次に製造例、実施例および比較例を挙げて本発明を説明
する。
製造例1〔エチレン−カルボン敞ビニルエステルー他の
単組体共重合体エマルジョン (多元エチレン系共重合体エマルジョ ン)の製造〕 攪拌機付きオートクレーブに室温で全単嵐体100重量
部に対し、イオン交換水64重曹部、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム0・9重量部、ホリオキシエチジ
ンノニルフェノールエーテル系乳化剤0.54車崖部、
ゴーセノールGM−14(日本合成化学工業特製、部分
ケン化ポリビニルアルコール)0.18車量部、酢酸0
.06重置部、酢酸ナトリウム0.6重電部およびロン
ガリット0.58重量部からなる水溶液を仕込み、攪拌
下でチッ素およびエチレン置換を行なった。
次に系内温度を50°OGこ加熱し、第1表(B) (
()楠Gこ記載の単量体中エチレン以外の単量体および
6.26重量%の過硫酸アンモニウム水溶液19.4重
置部を同時に4時間にわたって均一に滴下した。
この間の反応温度は50°0に調節し、エチレンを供給
した。重合中のエチレン圧はエチレン共重合比によって
60〜60k y f/c m 2に調節した。えられ
たエマルジョンの固形分濃度は約54%であった。
製造例2〔エチレン/酢酸ビニル共重合体エマルジョン
の製造〕 攪拌機付きのオートクレーブに、イオン交換水7o重i
tmとポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル6
重量部と酢酸ビニル5重量部を仕込み、攪拌して乳化し
、0.5重量部の過硫酸カリウムを含む6.75%の重
合開始剤溶液の10%を添加し、系内温度を70°0に
昇温するとともGこ、エチレンを6Qkp/cm2まで
圧入して、重合を開始し、残り45重量部の酢酸ビニル
と残りの重合開始剤溶液を4時間にわたって均一に滴下
した。
滴下終了後、さらに1時間同温度で熟成して重合を完結
させた。えられたエマルジョンは、固形分濃度50%、
粘度7000Pであり、共重合体中のエチレン含有量は
28重童%であった。
製造例6〔アクリル変性エチレン系共重合体エマルジョ
ンの@造〕 製造例1または製造例2の方法によって作製した第1表
(B)(イ)欄に示す多元エチレン系鉄車合体エマルジ
ョンまたはエチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン
を固形分換算で100重量部を、攪拌機、還流冷却器、
滴下ロートを備えた容器に仕込み、第1表(B)(ロ)
欄に記載された(イ)楠に対応するアクリル酸エステル
および/またはメタクリル酸エステルの所定重量部と、
適量のイオン交換水、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ノールエーテルサルフェート系乳化剤0・5重its、
ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル系乳化剤
0.5重電部とからなる乳化単量体混合液およびターシ
ャリ−ブチルパーオキサイド0.2重量部、ポリオキシ
エチレンノニルフェノールエーテル系乳化剤0.04止
鼠部、イオン交換水2.0重置部からなるラジカル開始
剤分散液と10%並硫酸水素す) IJウム水溶液1.
8重は部を均一に2時間にわたって供給した。
さらに1時間攪拌をつづけて重合を完結させた。えられ
たエマルジョンの固形分濃度は約50%であった。
製造例4〔アクリル−2塩基酸ジエステル系共重合体エ
マルジョンの製法〕 攪拌機、温度計、還流冷却器、滴下ロートを有する容器
中にイオン交換水100重量部、ポリオキシエチレンア
ルキルフェノールエーテル糸乳化剤6重皿部、平均ケン
化度87〜89モル%、重合度1400のポリビニルア
ルコール3重り部、過硫酸カリウム0.5*皿部を仕込
み、攪拌しながら80°0になったら、第1表(0) 
I’l#に記載の単量体組成の割合で混合した単量体混
合液の10%を添加して重合を開始し、ついで系内温度
を80°Cに保って残りの単量体混合液を5時間にわた
って均一に滴下した。えられたエマルジョンの固形分濃
度は約50%であった。
実施例1 イ)攪拌機、温度計、還流冷却器、滴下ロートを有する
容器中にイオン交換水57重量部、ポリ老キシエチレン
ノニルフェノールエーテル1.0重量部を仕込み、攪拌
しながら昇温し、60°0になったとき2−エチルへキ
シルアクリレート98.7重量部、メタクリロキシエチ
ルフォスフェート1.0重量部、グリシジルメタクリレ
ート0.6重風部、ホリオキシエチジンフルキルフェノ
ールエーテルサルフエート糸乳化剤2.0重量部、ポリ
オキシエチレンノニルフェノールエーテル1.0重量部
、イオン交換水65重斑部からなる乳化単量体混合液の
10%量を添加した。ついで糸内湿j斐を65°aに昇
温し、過硫酸カリウム0.4重量部とイオン交換水9.
6重量部からなる4%ラジカル重合開始剤水浴液の10
%量を滴下し、重合を開始させた。60分間経過後、乳
化単量体混合液の残り90%蓋と4%ラジカル重合開始
剤水溶敲の残り90%社を連続で4時間にわたって均一
に供給した。さらGこ1時間攪拌を続けて月1合を完結
させ、10%アンモニア水4.5重旭部を添加してpH
wMatを行なった。えられたエマルジョンの固形分濃
度は49%、粘度は6.0OOoPであった。
口)ついで製造例1の方法により、第1表CB) ((
)欄の実施例1(こ対応する単量体組成で製造したエチ
レン−酢酸ビニル−メチルメタクリレート共重合体エマ
ルジョンを固形分mh比で15%混合し、増粘剤を用い
て、固形分11UIffi49%・粘度10.000o
PGこ調整 し た。
実施例2 イ)実施例1と同様の重合容器にイオン交換水57m1
s、ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル1.
0重蓋部を仕込み、攪拌しながら昇温し、60°0にな
ったとき、ブチルアクリレートq6.6京置部、メタク
リロキシエチルフォスフニー ) 6.0重量部、グリ
シジルメタクリレート0.4重量部、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェノールエーテルサルフエー) 、1乳化
剤2.01重量部、ポリオキシエチレンノニルフェノー
ルエーテル1.0重蓋部、スチレンに対する連鎖移動定
Ill 10.78の2−エチルへキシルチオグリコレ
−) (2−EHTGトイウ)0.05重Ms、イオン
交換水65重量部からなる乳化単量体混合液の10%蓋
を添加した。
ついで系内温度65匍に昇温し、過硫酸カリウム0.4
重量部とイオン交換水9.6重量部からなる4%ラジカ
ル重合開始剤水溶液の10%蓋を滴下し、重合を開始さ
せた。
60分間経過後、乳化単量体混合液の残り90%量と、
4%ラジカル重合開始剤水溶液の残り90%量を連続で
4時間にわたって均一に供給した。
さらに1時間攪拌を続けて重合を完結させ、10%アン
モニア水4.5重量部を添加してpHM整を行なった。
えられたエマルジョンの固形分濃度は50重M%、粘度
は2+0OocPであった。
口)ついで製造例1の方法により、第1表(B)(イ)
個の実施例2に対応する単量体組成で製造したエチレン
−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体エマルジョンを固形
分重量比で15%混合し、増粘剤を用いて、固形分濃度
50%、粘度10’、000C]lこ調整した。
実施例3〜5 実施例1〜2に準じて第1表の組成で感圧性接着剤用エ
マルジョンを作製した。
実施例6 第1表(A)欄の実施例6に対応する単量体組成で、実
施例1に準じて製造したアクリル系共重合体エマルジョ
ンに、製造例乙の方法で第1表(B)欄の実施例6に対
応する単量体組成で製造したアクリル変性エチレン−酢
酸ビニル共厘合体エマルジョンを固形分重量比で15%
混合し、増粘剤を用いて、固形分濃度50%、粘度10
+000aPに調整した。
実施例7 第1表(A)欄の実施例7に対応する単量体組成で・実
施例2に準じて製造したアクリル系共重合体エマルジョ
ンと、第1表(B) 掴の実施例7に対応する単量体組
成で、製造例乙の方法に準じて製造したアクリル変性エ
チレン−酢酸ビニルー塩化ビニル共重合体エマルジョン
と、第1表(C)@の実施例7に対応する単量体組成で
製造例4の方法に準じて製造したアクリルー不飽和2塩
基酸ジエステル系共重合体エマルジョンとを、固形分重
量比で70:10 :20の割合で混合し、増粘剤を用
いて固形分濃度50%、粘度10+000cPに調整し
た。
実施例8〜11 実施例6〜7に準じて第1表の組成で感圧性接着剤用エ
マルジョンを作製した。
比較例1 実施例1において、口)のエチレン−酢酸ビニル−メチ
ルメタクリレート共重合体エマルジョンを混合しない、
イ)だけのアクリル系共重合体エマルジョン。
比較例2 第1表(A)欄の比較例2に対応する単量体組成(実施
例1の対応する組成からメタクリロキシエチルフォスフ
ェートを削除した組成)で実施例1に準じて製造したア
クリル系共重合体エマルジョンに、第1表(B)欄の比
較例2昏こ対応する単量体組成で製造例1に準じて製造
したエチレン−酢酸ビニル−メチルメタクリレート共重
合体エマルジョンを固形分重量比で15%、粘度10 
+000oPに調整した。
比較例6 第1表(A)欄の比較例6に対応する単量体組成(実施
例1に対応する組成からグリシジルメタクリレートを削
除した組成)で実施例1に準じて製造したアクリル系共
重合体エマルジョンに、第1表(B)欄の比較例乙に対
応する単量体組成で製造例1に準じて製造したエチレン
−酢酸ビニル−メチルメタクリレート共重合体エマルジ
ョンを固形分重量比で15%混合し、増粘剤を用いて、
固形分濃度50%、粘度10 + 000cPに調整し
た。
比較例4 第1表(A)欄の比較例4&こ対応する単量体組成(実
施例1の(A)と同じ組成)で実施例1に準じて製造し
たアクリル系共重合体エマルジョンに、第1表(B)欄
の比較例4に対応する単量体組成(本発明で使用する(
B)成分ではなくエチレン−酢酸ビニル二元共重合体エ
マルジョン)で製造例2に準じて製造した共重合体エマ
ルジョンを固形分重量比で15%混合し、増粘剤を用い
て、固形分濃度50%、粘度10+0ODcPに調整し
た。
比較試験 実施例1〜11でえられた感圧性接着剤用エマルジョン
と比較例1〜4でえられた共重合体エマルジョンについ
て、粘着力、凝集力(耐熱比較)、凝集力(耐湿比較)
、接着力(対ステンレス、対ポリエチレン)の粘着性能
試験、および糊切れ、耐光性を試験した。
その結果は第2表および第6表のとおりであった。
試験法は次のどとし。
試料の作成:剥離紙Gこ実施例および比較例でエタエマ
ルジョンを乾燥塗布層力25±5μmになるように塗布
し、110°0.2分間熱風循環乾燥機で乾燥したのち
、上質紙に転写して試料を作成した。
粘着力の測定: J、DOW法に準じ、傾斜角60゜の
斜面に長さiQcmの試料を貼りつけ、斜面上方100
mの位置より直径X/62インチの大きさのスチールボ
ールをころがし、試料上で停止する最大径のボールの大
きさXで表示した。
凝集力の測定:J工5R6253に規定する#280の
耐水研磨紙でみがいたSUS 504のステンレス鋼板
に、試料のラップ面積が25×25mm2になるように
貼りつけ、2に、ローラーを1往復して圧着した。
これをそれぞれ40°0×8%RH,7Q°C×8%R
H,4Q°0×65%R1(の算囲気下で1kFの静傭
重を試料(こかけ60分後のずれの長さくmm)、また
はずり落ちる時間(分)を測定した。
接着力の測定:J工5R6256に規定する#28oの
耐水研磨紙でみがいたSUS 604のステンレスm板
およびポリエチレン板(JIS K6768に規定する
方法でγ。” 45dyn/am )に対する剥離力(
f/25mm)を・圧着24時間後、20°0.65%
RH、剥離速度6001TlrrV/m1r1の条件下
で測定した。
糊切れ試験:1)試料の−LlR紙と粘着剤面にカッタ
ーで切り込みを入れ、10枚重ねて2枚のガラス板の間
にはさみ、40°0×65%曲雰囲気下で、試料Gこ2
01/am”の荷重を加えて放置した。24時間経過後
試料を取出し、切り込みを入れた粘海剤面が再結合して
いるかどうかを定性的Gこ判定した。
判定は、再結合を認められないものを ○、わずかに認められるものを△、はっきりと再結合が
認められるものを×とした。
耐光性試験 JIS DO205に準じて、サンシャインカーボンウ
エザオメーターを用いて、試料の促進耐光試験を行なっ
た。試料の粘着面(こ100時間照射後取出し、変色度
を下記により判定した。
O:はとんど黄変せず ×:黄変あり 註  2−EHA:2−エチルへキシルアクリレートB
A ニブチルアクリレート MAOEP  :メタクリロキシエチルフオスフエート
502APPMA: 6−クロロ、2−アシツドフオス
フオオキシプロビルメタクリレート GMA  ニゲリシジルメタクリレートMMA :メチ
ルメタクリレート St :スチレン 2−IHTG:2−エチルへキシチオグリコレートE 
:エチレン 7Ac:酢酸ビニル VOI  :環化ビニル DOM  ニジオクチルマレエート VeoVa10  :ベオパ10(シェル化学社の商品
名)EA:エチルアクリレート DAM  :ジアリルマレエート 試験結果から明らかなように、(B)成分を混合しない
ばあいは、比較例1に示す如く接着性が不十分で、粘着
物性バランスがわるい。
久)成分のうち、リン酸基含有単量体あるいはエポキシ
基を含有する単量体のどちらか一方が欠けると、比較例
2〜乙に示す如く、凝集力が不十分で粘着物性バランス
がわるく、横切れもわるい。
(B)成分としてエチレン−酢酸ビニルニ元共重合体エ
マルジョンを使用すると、比較例4の叩く耐光性がわる
い。
これに対し実施例1〜11は粘着性能バランス、糊切れ
、耐光性の全ての点で優れていることがわかる。
Iぐ乞−; 545−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の仏)と(B)と(0)を混合してなる1〕ン
    酸基含有耐光性工マルジヨン型感圧接着剤。 仏)(イ)炭素原子数4〜12の アルキル基を有する アクリル酸エステル および/またはメタ クリル酸エステル単 量体          50〜99.8重%(ロ)リ
    ン酸基を含有する 共重合性単量体    0.1〜5.0重に%(ハ)エ
    ポキシ基を含有す る共重合性単量体、0.1〜5.0M%に)上記単量体
    と共重合 する他の単量体   0〜49.8 kit%からなる
    単量体混合物を乳化重合してえられるアクリル系共重合
    体エマルジョンを固形分として 40〜95重量部 (B)(イ)エチレン10〜50重量%、カルボン酸ビ
    ニルエステル60〜85mm%、アクリル酸エステルお
    よび/またはメタクリル敞エステル5〜50重緻%を共
    重合した共重合体エマルジョンと、 エチレン10〜50重量%、カルボン酸ビニルエステル
    60〜85重i1%、塩化ビニル5〜50重置%を共重
    合した共重合体エマルジョンと、 エチレン10〜50車僅%、酢酸ビニル60〜85重#
    に%、炭素原子数5〜12の高級カルボン酸ビニルエス
    テル5〜50 嵐it%を共重合した共重合体エマルジ
    ョンの群から選ばれた少なくとも1梱、およyまたは (ロ)エチレン5〜50ffiJit%、酢酸ビニル9
    5〜50車M%を共重合した共重合体エマルジョンと、 エチレン10〜50重に%、カルボン酸ビニルニスTル
    60〜asffim%1ljlヒ=ル5〜50重蓋%を
    共重合した共重合体エマルジョンと〜 エチレン10〜50旭量%、酢酸ビニル60〜85重量
    %、炭素原子数5〜12の高級カルボン酸ビニルエステ
    ル5〜50重量%を共重合した共重合体エマルジョンの
    群から選ばれた少なくとも1柚に、アクリル酸エステル
    および/またはメタクリル酸エステルを2段重合したア
    クリル変性エチレン系共重合体エマルジョンから選んだ
    少なくとも1柚 ノ共重合体エマルジョンを固形分として60〜5重h1
    部 (0)アクリル酸エステルおよ び/またはメタクリル酸 エステル         65〜655〜65重量キ
    ルマレエートお よび/またはジアルキル フマレート         15〜655〜65重量
    ン酸ビニルエステル  15〜40 fi1m%官能基
    を有する単量体お よび/または2重結合を 2個以上有する単量体    0〜5.o、* m%を
    共重合してえられるアクリルー不飽和2塩基酸ジエステ
    ル系共重合体エマルジョンを固形分で 0〜50重量部。 2 1(A)(ロ)のリン酸基を含有する共重合性単量
    体が、メタクリロキシエチルフォスフェート、6−クロ
    ロ、2−アシッドフオスフオオキシプロビルメタクリレ
    ート、ビス(メタクリロキシエチル)フォスフェートか
    ら選ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第1項
    記載のリン酷基含有耐光性エマルジョン型感圧接着剤。 31(A)(ハ)のエポキシ基を含有する共重合性単量
    体が、不飽和酸グリシジルエステルおよび/または不飽
    和グリシジルエーテル単量体である特許請求の範囲第1
    項記載のリン酸基含有耐光性エマルジョン型感圧接着剤
    。 4 下記の(A′)と(B)と(0)を混合してなるリ
    ン酸基含有耐光性エマルジョン型感圧接着剤。 (A′×イ)炭素原子数4〜12のア ルキル基を有するアク リル酸エステルおよ優′ またはメタクリル酸エ ステル単量体      50〜99.8頗%(ロ)リ
    ン酸基を含有する共 重合性単量体      0.1〜5.0重量%(ハ)
    エポキシ基をき有する 共重合性単量体     0.1〜5.01iJt%に
    )上記単量体と共重合す る他の単量体       0〜49.8組Iからなる
    単量体混合物を連鎖移動剤の存在下に乳化重合してえら
    れるアクリル系共重合体エマルジョンを固形分として 40〜95重社部 (B)(イ)エチレン10〜50重皿%、カルボン酸ビ
    ニルエステル60〜85mm%、アクリル酸エステルお
    よび/またはメタクリル酸エステル5〜50創0を共重
    合した共重合体エマルジョンと、 エチレン10〜50重置%、カルボン酸ビニルエステル
    60〜85重量%、塩化ビニル5〜50重量%を共重合
    した共重合体エマルジョンと、 エチレン10〜50重社%、酢酸ビニル60〜85本皿
    %、炭素原子数5〜12の尚級カルボン酸ビニルエステ
    ル5〜50重嵐%を共重合した共重合体エマルジョンの
    群から選ばれた少なくとも1柚、およ7または (ロ)エチレン5〜50重蓋%、酢酸ビニシワ5〜50
    重鼠%を共重合した共重合体エマルジョンと、 エチレン10〜50nfi1%、カルボン酸ビニルエス
    テル30〜85mjt%、m化ビニル5〜50重皺%を
    共重合した共重合体エマルジョンと、 エチレン10〜501目、酢醗ビニル 30〜85重量%、炭素原子数5〜12の高級カルボン
    酸ビニルエステル5〜50重量%を共重合した共重合体
    エマルジョンの群から選ばれた少なくとも1柿に、アク
    リル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステルを
    2段重合したアクリル変性エチレン系共重合体エマルジ
    ョンから選んだ少なくとも1柚 の共重合体エマルジョンを固形分として60〜5M量部 (0)アクリル酸エステルおよ び/またはメタクリル酸 エステル          65〜65顯1ジアルキ
    ルマレエートお よび/またはジアルキル フマレート15〜65重量% カルボン酸ビニルエステル  15〜4ohm%官能基
    を有する単量体お よび/または2重結合を 2個以上有する屯琺体   0〜s−omzを共重合し
    てえられるアクリルー不飽和2塩基酸ジエステル系共工
    1r合体エマルジョンを固形分で 0〜50重量部。 5 4(A’)の連鎖移動剤が、スチレンへの連鎖移動
    定数が0.01以上の連鎖移動剤であって、全単量体に
    対して0.01〜10重量%用いる特許請求の範囲第4
    項記載のリン酸基含有耐光性エマルジョン型感圧接着剤
    。 6 4(A’)(ロ)のリン酸基を含有する共重合性単
    鼠体が、メタクリロキシエチルフォスフェート、3−ク
    ロロ、2−アシツドフオスフオオキシプロビルメタクリ
    レート、ビス(メタクリロキシエチル)フォスフェート
    から選ばれた少なくとも1種である特許請求の範囲第4
    項記載のリン酸基含有耐光性エマルジョン型感圧接着剤
    。 7 4(A’)(ハ)のエポキシ基を含有する共重合性
    単蹴体が、不飽和酸グリシジルエステルおよ改または不
    飽和グリシジルエーテル単量体である特許請求の範囲第
    4項記載のリン酸基含有耐光性エマルジョン型感圧接着
    剤。
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JPS58125775A true JPS58125775A (ja) 1983-07-26

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ID=11680533

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP797882A Pending JPS58125775A (ja) 1982-01-20 1982-01-20 リン酸基含有耐光性エマルジヨン型感圧接着剤

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JP (1) JPS58125775A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6134083A (ja) * 1984-07-25 1986-02-18 Kuraray Co Ltd 接着剤
JPH05148467A (ja) * 1991-04-10 1993-06-15 Air Prod And Chem Inc 酢酸ビニル/エチレン/アクリレート共重合体水性エマルジヨンを含む粘着性の感圧接着剤組成物
JPH05156222A (ja) * 1991-12-03 1993-06-22 Saiden Kagaku Kk アルカリ可溶型粘着剤組成物

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