JPS58124650A - 複合フイルム - Google Patents

複合フイルム

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Publication number
JPS58124650A
JPS58124650A JP57005875A JP587582A JPS58124650A JP S58124650 A JPS58124650 A JP S58124650A JP 57005875 A JP57005875 A JP 57005875A JP 587582 A JP587582 A JP 587582A JP S58124650 A JPS58124650 A JP S58124650A
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JP
Japan
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composite film
polyamide resin
water absorption
resin
absorption rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP57005875A
Other languages
English (en)
Inventor
竹内 久太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、深゛絞り成形に適した複合フィルムに関する
ものである。更に絆しくは、深絞シ成形性に優れ、包装
体のフランジ部分のカールがない包装体となる複合フィ
ルムに関するものである。
ここで言う、深絞り成形包装とは、例えは、叛 大森曽械工業(株)製のFV−600番シリーズのよう
な成形機を使用して、スライスハム勢を真空包装するこ
とを言う。
従来より、包装体のフランジ部分のカールが少ない複合
フィルムとしては、種々の構成のものが提示されてきた
。しかし、いろいろの環境条件(湿度、温度等)のもと
に、包装体が置かれた場合には、カールの防止は、まだ
まだ不十分であった。例えは、包装体を高湿度の環境か
ら、低湿度の環境へ移動させると、カールの発生があっ
た。これらの複合フィルムのカール防止効果に対する基
本的な技術思想は、複合フィルム中に含まれる層の中で
、特にポリアミド樹脂に代表されるように、吸湿性が高
く、吸湿や脱湿による寸法変化の大きい樹脂を、何らか
の方法で、環境からの、特に、水分の影響を少なくする
ように、層構成を考えるということであったため、いく
ぶんのカール防止効果はあったが、やはり環境の影響を
受けさるを得なかった。
包装体のフランジ部分のカールの発生は、フタ材(例え
ば、一般によく使用されているOPP/にコートセロフ
ァン/シール鳩という構成のものなど)と、成形される
底材としての複合フィルムとの寸法変化のバランスによ
っている訳であり、この寸法変化に与える環境の影響、
特に、湿度の影響が大きいため、この影響の防止を基本
として、カール防止が考えられてきた。
しかし、前述したように、カール防止効果にも限界があ
ったため、更にカール防止効果の優れ九複合フィルムに
ついて鋭意研究した結果、下記に述べる複合フィルムが
、種々の環境条件下でも、嵐好なカール防止効果を発揮
することを見い出し、本発明を完成したものである。
本発明の複合フィルムは、ポリアミド樹脂の中でも、そ
の平衡吸水率(20℃、水中での飽和吸水率)が、4チ
以下であるポリアミド樹脂を使用する層構成をもつこと
を特長とした複合フィルムである。 前述のように、湿
度の影響を防ぐことでカール防止効果を期待することに
は限界があることから、しかも、複合フィルム中に、ポ
リアミド樹脂を、耐ピンホール性醇の効果のために必要
であることから、種々のポリアミド樹脂を検討した結果
、平衡吸水率が4%以下のポリアミド樹脂を使用すれば
、良好なカール防止効果が得られたものである。
ポリアミド樹脂は、その非晶領域に存在するアミド基が
、水分子との間に水素結合を形成するため、一般のポリ
アミド樹脂(ナイロン−6、ナイロン−66、ナイロン
−6とナイロン−66との共重合体など)では、平衡吸
水率が大きい。
ポリアミド樹脂のアミド基密度が小さくなれば平衡吸水
率が小さくなり、4チ以下のものでは、環境(湿度)の
変化に対して、良好なカール防止効果が得られた。
ポリアミド樹脂の平衡吸水率は表1に示したものであり
、吸水率に幅があるのは、その結晶化度によるものであ
る。
平衡吸水率の異なるポリアミド樹脂を使用し、種々の構
成をもつ複合フィルムを作製し、得られ九複合フィルム
を底材として深絞り成形し、スライスハムを包装した包
装体の7ランジ部分のカール性を比較したものが、表−
2であシ、種々の構成において、4%以下の平衡吸水率
をもつような壷金フィルムは、カール防止効果の良好な
ものである。もちろん、必要に応じて、従来からとられ
ているような技術思想であるポリアミド樹脂層を環境の
影響から守るための処通をとることは生じてくるし、カ
ール防止効果が高くなることは言うまでもないこととな
る。
表−2の複合フィルムのカール防止効果をみると、種々
の複合フィルムの構成による差よりポリアミド樹脂の差
が明らかにカール防止効果に寄与していることがわかる
この複合フィルムは、共押出法、ドライラミネーシ四ン
法等によって作製することができ、11!−2で示し層
構成は、基本的なものであシ、層間に種々の接着層が入
ることもある。
更にバリヤー性、剛性等が必要ならば、バリヤ一層、ハ
ード層を設ければ各々目的に応じた複合フィルムが得ら
れる。
複合フィルム構成の中で、シール性樹脂としては、一般
のポリオレフィン(例えはPK%EVA )やアイオノ
マー樹脂が用いられる。
バリヤー性樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合
体のケン化物(例えば、クラン(株)製「エバール」)
や、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)が用いられる。東
に、ハード樹脂としては、引張弾性率が120〜400
瞳/■2で吸湿率0.4チ以下の剛性ある機脂(例えば
、硬質PVC、GP −PS、Hl−PS、BS%AS
、ABS、腺仏樹脂)が用いられる。
表−1、ポリアミド樹脂の平衡吸水率 *CH鷹基/ C0NH基の比 **20℃水中での飽和値(s)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シール性樹脂場、ボリアはド樹脂層を含む、少なくとも
    二層以上の層構成をもつ複合フィルムにおいて、鋏ポリ
    アミド樹脂層のポリアミド樹脂が、平衡吸水率が4%以
    下であることを特徴とした、カール防止効果の優れた、
    深絞り成形用複合フィルム。
JP57005875A 1982-01-20 1982-01-20 複合フイルム Pending JPS58124650A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005088344A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Ube Ind Ltd ポリアミド多層フィルム

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JPS5425979A (en) * 1977-07-29 1979-02-27 Mitsubishi Chem Ind Ltd Preparation of multi-layer film
JPS5447776A (en) * 1977-09-22 1979-04-14 Gunze Kk Clear gas barrier laminated film of no curling and manufacture thereof

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