JPS58124576A - 米粒の胴割粒選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は米粒の胴割粒選別装置に関する。

近時の稲作作業の機械化に伴い、収穫後の籾乾燥にも乾
燥機が用いられるが、乾燥機は天候に左右されることな
く、一定条件でしかも能率よく乾燥作業できるが、ＩＩ
Ｏ温度・乾減率が高くなると胴割粒が多発することＫな
る。

本発明は上記の胴割粒を高率的に検出して選別するため
に１その樋底面に透明部を設けた流穀樋を緩傾斜状に装
架し、前記透明部の上下位置に光電検出装置の光源と受
光素子をほぼ対向状に配置すると共に、前記流穀樋の機
端から線状に流下する穀粒の流下軌跡に対面して選別用
エゼクタ装置を配設するととＫより、前記流穀樋の透明
部を通過する穀粒に光源から照射してその透過光線の光
量を受光素子によりて受光し、その光量変化によりて胴
割粒を検出すると共に′、その検出信号によ抄前記エゼ
クタ装置を作動して流下軌跡を流下する前記胴割粒を選
別するようにし、以って胴割粒の混入しない良質の精選
穀粒（米粒）を確実に、かつ円滑迅速に量産する高率的
な装置を開発して提供せんとするものである。

本発明を実施例図に′）いて説明する。第１図および第
２図において、符号（１）は箱形機枠で、該機枠（１）
内部に縦走状Ｋ１１粒を流動する送穀用条溝（２）を設
は九振動送穀樋（３）を横架状に設置し、その排出側Ｋ
ｌ１粒を一列状に流下する流穀用条溝（４）を設は要領
斜状の流穀樋（５）を連設し、該流穀樋（５）はその流
穀用条溝（４）Ｋ胴割粒検出用透明部（６）を設け、該
透明部（６）の上下位置に光源（７）と受光素子から成
る受光装置（８）をほぼ対向状に配置して光電検出装置
（９）となし、前記透明部（６）を通過する米粒の透過
光線によって胴割粒を検出するように形成しである。

また、前記振動送穀樋（３）は、その側部に振動傾斜送
穀樋（１０）を並列して横架状に配置し、該傾斜送穀樋
（ｌＯ）はその低位側受入部の上部に供給ホッパー（１
１）を設けると共に、該橋面に籾粒を誘導する案内壁（
１２）を立設し、前記送穀用条傾斜送穀樋（１０）の高
位側の一側に設けた排穀口（１４）を相互に連結して一
体的に形成しである。

また前記受光装置（８）は、２条のオプティカルファイ
バ（１５）　（１６）の−側端をそれぞれ光学レンズ（
１７）　（１７）を介して前記透明部（６）に臨設する
と共に、その他端側に１対の受光素子（１８）　（１９
）を設け、また各受光素子（１８）　（１９）は導線に
よって制御回路（２０）を介して機枠（１）上部のデジ
タル表示器（２１）に連結する。また前記流穀樋（５）
の機端から線状に流下する籾粒の流下軌跡（４）に対面
して選別用エゼクタ装置（２２）を設け、第１図は、前
記エゼクタ装置が、噴射ノズル（２Ｂ）を備えた噴風装
置（２４）によって形成されると共に、前記ノズル（２
８）の開閉弁（２５）を前記制御回路（２ｏ）に連結し
である。

（２６）は胴割面のない整粒籾を収集する集穀筒、（２
７）は流下軌跡（Ａ）から離脱した胴割粒の受樋に設け
た排出口である。

上述の構成であるから、供給ホッパー（１１）から振動
傾斜送穀樋（ｌＯ）に流下する籾粒は、該送穀樋（１０
）の振動作用によりて橋面高位側に上部されて排穀口（
１４）から振動送穀樋（８）の条溝（２）に流入すると
共に１該送穀樋（８）の振動作用によって前記条溝（２
）に縦走状に配列して流動し、また該籾粒は流穀樋（５
）の条溝（４）を急流状に流下走行して透明部（６）を
それぞれ通過する。該透明部（６）に位置する籾粒は、
下部の光線（７）から照射され籾粒前後両側部のそれぞ
れの透過光線の光量を各受光素子（１８）　（１９）が
受光して制御回路（２０）に送信し、その光量変化によ
りて胴割粒を検出すると共に、その検出信号により噴射
ノズＡ　（２８）の開閉弁（２５）を作動して流下軌跡
（Ａ）を流下する前記胴割粒をその都度噴射し、前記軌
跡（４）を離脱した胴割粒は受樋に流下して排出口（２
７）から機外に排出され、また胴割面のない整粒籾は流
下軌跡（Ａ）を流下し集穀筒（２６）を介して機外に取
出される。また胴割粒比率を検出する場合は、制御回路
（２０）の出力側をデジタル表示器（２１）に切替して
接続すると、任意の所定穀粒数に対する胴割粒数の比率
が簡単に表示される。

特許請求の範囲第（２）項のものは、前記エゼクタ装置
が、米粒に衝突する回転翼車（２８）または衝撃片をパ
ルスモータ（８０）によりて作動するようにした衝撃装
置（８１）であるから、前記制御回路（２ｏ）の胴割粒
の検出信号によりてパルスモータ（ａＯ）が作動して回
転翼車（２８）を回転し、その翼片が流下軌跡（Ａ）上
の胴割粒に衝突するので、尖鋭な固体翼片により瞬時に
胴割粒が飛散して選別され、噴射ノズル（２８）のよう
に噴出する風束の幅が波数して過分な粒子を分離するこ
となく、その選別確率を大幅に増大できる効果がある。

前記パルスモータ（ａＯ）は、一方向に限らず往復回動
させる場合もあり、該モータ（８０）の軸部に単一の翼
片から成る衝撃片（剖を軸着して使用する場合もある。

また前記光電検出装置（９）は、第８図に示すように、
単一の受光素子（８１）から成る受光装置（８尋を流穀
樋（５）の上部に、また光源（７）を流穀樋（５）の下
部にそれぞれ配設し、単一の受光素子（３１）　Ｋより
籾粒全体の透過光線をカウント状に粒面を走査して検出
し、その粒子全面の光量変化によって胴割粒を検出する
ことになる。

このように本発明の米粒の胴割粒検出装置は、胴割粒の
検出作用の自動化を完成して検出作業の省力化を達成す
ると共に、その胴割粒の噴射または衝撃による選別作用
の併用実施を可能にして選別作業能率を大幅に除土でき
、常に、胴λ 開校のない良質の精選米粒を確実に、かつ円滑迅速に量
産できる等の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例図である。第１図は本装置の側断
面図、第２図はその流穀樋の平面図、第８図は別実施例
の一部拡大側断面図、第４図はその回転翼車の平面図、
第５図はその衝撃片の平面図である。 １・・・箱形機枠　　　　　２・・・送穀用条溝８・・
・振動送穀樋　　　　４・・・流穀用条溝５・・・流穀
樋　　　　　　　６・・・胴割粒検出用透明部７・・・
光　源　　　　　　８．８Ａ−・・受光装置９−・・光
電検出装置　　　１０・・・振動傾斜送穀樋１１・・・
供給ホッパー　　　１２・・・案内壁１８・・・穀粒流
入口　　　　１４・・・排穀口１５．１６・・・オプテ
ィカル・ファイバー　１７・・・光学レンズ１８．１９
・・・受光素子　　　　２０・・・制御回路２１・・・
デジタル表示器　　　２２・・・選別用エゼクタ装置２
８・・・噴射ノズル　　　　２４・・・噴風装置２５・
・・開閉弁　　　　　　２６・・・集穀前２７・・・排
出口　　　　　　２８・・・回転翼車２９・・・ｗ撃片
　　　　　　ａｏ・・・パルスモータ８１・・・受光素
子 特許出願人 第１図 第２図 第　５　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）、その樋底面に透明部を設は九流穀樋を緩傾斜状
   に装架し、前記透明部の上下位置に光電検出装置の光源
   と受光素子をほぼ対向状に配置すると共に、前記流穀樋
   の米粒がその機端から流出する流下軌跡に対面して選別
   用エゼクタ装置を配設し、前記流穀樋の透明部を通過す
   る米粒の透過光線を受光してその受光量の変化によって
   胴割粒を検出すると共に、その検出信号によりて選別用
   エゼクタ装置を作動して前記胴割粒を） 選別するよ４うにした米粒の胴割粒選別装置。
2. （２）、前記エゼクタ装置が噴射ノズルを備えた噴風装
   置である特許請求の範囲第（１）項記載の米粒の胴割粒
   選別装置。
3. （３）、前記エゼクタ装置が、米粒に衝突する回転翼車
   または衝撃片をパルスモータによって作動するようにし
   た衝撃装置である特許請求の範囲第（１）項記載の米粒
   の胴割粒選別装置。