JPS5812411Y2 - 電磁石装置 - Google Patents

電磁石装置

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JPS5812411Y2
JPS5812411Y2 JP12140077U JP12140077U JPS5812411Y2 JP S5812411 Y2 JPS5812411 Y2 JP S5812411Y2 JP 12140077 U JP12140077 U JP 12140077U JP 12140077 U JP12140077 U JP 12140077U JP S5812411 Y2 JPS5812411 Y2 JP S5812411Y2
Authority
JP
Japan
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magnetic shielding
shielding plate
boss
yoke
recess
Prior art date
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JP12140077U
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JPS5447060U (ja
Inventor
博愛 中村
Original Assignee
オムロン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁石装置、とくに鉄心とヨークとの間に取付
けられる遮磁板のカシメ構造に関するものである。
従来の電磁石装置においては、第1図に示すごとく、ハ
トメ形状の遮磁板1を鉄心2のボス部3に取付け、この
ボス部3をヨーク4の孔5に嵌入してその突出端を叩き
潰すごとくカシメることにより、鉄心2とヨーク4とを
遮磁板1を介して一体化して、電磁石装置への通電を断
ったときに鉄心2とヨーク4との間に流れようとする残
留磁束を遮断して、遮磁効果が向上するようにしている
ところが、上記のごとき方法でカシメると、遮磁板1に
亀裂が生じやすく、遮磁効果が損われるとともに、鉄心
2のボス部3をカシメるに当って非常に大きなカシメカ
を必要とするため、作業性が悪いという欠点がある。
本考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたもので、遮磁
板の遮磁効果を何ら損うことなく、かつカシメ作業も容
易な電磁石装置を提供することを目的とする。
以下、本考案を添付図面に示す実施例にしたがって説明
する。
第2図、第3図において、10はヨーク、12は非透磁
性金属からなる遮磁板、16は鉄心で、上記ヨーク10
に穿設された孔11に遮磁板12の円筒部13が嵌合し
、該円筒部13の内部に鉄心16のボス部17が嵌合す
る。
このとき、遮磁板12の内周端部14はボス部17の端
面に穿設された円孔18に嵌め入れられる。
上記のごとくヨーク10と遮磁板12と鉄心16とを互
いに嵌合させたのち、略円錐形のポンチPにてボス部1
7の円孔18を押し拡げるようにカシメる。
これによって、鉄心16とヨーク10とが一体化される
とともに、遮磁板12の円筒部13および外周部15は
ヨーク10とボス部17とで挟着され、かつ内周端部1
4は円孔18内面に圧着するため、カシメた際に遮磁板
12が拡がってもボス部17から剥れる心配ばな、<1
、かつ亀裂も生じない。
第4図は本考案″あ他の実施例を示し、鉄心20のボス
部21に溝22を設け、該溝22に遮磁板23の内壁部
24を嵌め入れ、これをヨーク10に嵌合させ上記溝2
2を両側芳に押し拡げるようにカシメるものである。
□以上の説明で明らかなように、本考案によれば、
遮磁板を鉄心のボス部に被嵌するとともにボス部に設け
た凹部に遮磁板の一部を嵌め入れ、上記凹部を押し拡げ
る、ようにカシメたことにより、遮磁板はヨークの孔と
ボス部とで挟着され、かつ遮磁板の一部がボス部の凹部
に圧着する。
したがって、従来のごとく単にボス部を叩き潰したもの
とは異なす、遮磁板に亀裂が発生したり捲れる心配がな
く、遮磁効果が損われない。
また、カシメ作業はボス部の凹部を押し拡げるだけでよ
いため、大きなカシメカは不要となり、カシメたときに
鉄心が傾いたり、変形したりする心配もない。
なお、上記第1実施例のごとくボス部に円孔を設けた場
合には、カシメたときに上記ボス部が均一に外方へ拡が
るため、鉄心に狂いがなく電磁石の特性上好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁石装置の一部断面図、第2図は本考
案にかかる電磁石装置のヨーク、遮磁板および鉄心の分
解斜視図、第3図はその組入んだ状態の一部断面図、第
4図は本考案の他の実施例の遮磁板と鉄心との斜視図で
゛ある。 10・・・・・・ヨーク、11・・・・・・孔、12・
・・・・・遮磁板、14・・・・・・内周端部、16・
・・・・・鉄心、17・・・・・・ボス部、18・・・
・・・円孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)鉄心先端のボス部に遮磁板を取付け、このボス部
    をヨークの孔に嵌入してその突出端をカシメることによ
    り、鉄心とヨークとを遮磁板を介して一体化するように
    した電磁石装置において、上記ボス部の端面に凹部を設
    け、ボス部に遮磁板を被嵌するとともに上記凹部に遮磁
    板の一部を嵌め入れ、上記凹部を押し拡げるようにカシ
    メたことを特徴とする電磁石装置。
  2. (2)上記凹部を円孔とし、遮磁板の内周端部を上記円
    孔に嵌め入れたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の電磁石装置。
JP12140077U 1977-09-08 1977-09-08 電磁石装置 Expired JPS5812411Y2 (ja)

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JP12140077U JPS5812411Y2 (ja) 1977-09-08 1977-09-08 電磁石装置

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JP12140077U JPS5812411Y2 (ja) 1977-09-08 1977-09-08 電磁石装置

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JPS5447060U JPS5447060U (ja) 1979-04-02
JPS5812411Y2 true JPS5812411Y2 (ja) 1983-03-09

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