JPS58123900A - 電着被塗物の水洗方法 - Google Patents

電着被塗物の水洗方法

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JPS58123900A
JPS58123900A JP675082A JP675082A JPS58123900A JP S58123900 A JPS58123900 A JP S58123900A JP 675082 A JP675082 A JP 675082A JP 675082 A JP675082 A JP 675082A JP S58123900 A JPS58123900 A JP S58123900A
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JP
Japan
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washing
filtrate
tank
deionized water
water
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Pending
Application number
JP675082A
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English (en)
Inventor
Sadao Higuchi
樋口 定夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電着被塗物の水洗方法、詳しくはカチオン性
電着資料浴により電着塗装された被塗物の水洗方法に関
する。
近時カチオン性電着塗料を用いた電II塗装方法が多用
されていることは周知のとおりであるが、電着槽中に建
浴される電W塗料の固形分濃度がアニオン性電着塗料浴
に比較して高いため、被塗物に形成された電着*Sに単
に付着して持ち出される前記固形分と、被塗物の袋状構
・造物内に残留するM着塗料浴に含まれる固形分とが増
大するという問題がある。この問題を解消するため、従
来からアニオン性電着塗躾に対して行なわれていたとこ
ろの電着塗料浴を限外濾過して得られる濾過液を用いた
閏回路洗浄工稈、すなわち電着被塗物を前記限外濾過液
を用いてスプレー洗浄し、該洗浄液を電着浴に戻すとい
う工程を採用してもなお電着塗料の回収が充分に行なわ
れず、該閉回路水洗二り程の後段に設ける非回収水洗層
からの廃水中に含まれる塗料固形分の濃度およびC0D
(化学的M素要求暖)か増大するという問題点がある。
−b、該非回収水洗槽における廃水量を規Illすると
井回収水洗区で循環使用される水洗水中の塗料部幅が増
大し、電肴塗II(垂直面)に濃いスジ状のタレ跡が発
生するという欠点があった。
本発明は叙」−の点に鑑みてなされたものであり、ての
目的とするところは前記の問題点および欠点を解消する
にあり、その特徴はカチオン性電着塗料浴によりfi着
塗装されて出浴した電着被塗物を、前記電着塗料浴を限
外濾過処理に供した濾過液によりスプレー洗浄し、該ス
プレー洗浄された被塗物を浸漬洗浄槽に収納された前記
濾過液に浸漬して浸漬洗浄し、該浸漬洗浄された被塗物
を水洗槽に収納された脱オン水に浸漬して水洗し、該水
洗された被塗物を非回収水洗槽に収納された水洗水に浸
漬して浸漬水洗するとともに前記浸漬洗浄に供された濾
過液の一部を前記スプレー洗浄に供された濾過液と混合
して電着浴i混合して電着浴にffi環し、かつ前記水
洗に供された脱イオン水の一部を電着浴に送流し、該送
流量に応じて脱イオン水を水洗槽に補給して該水洗槽に
収納された脱イオン水中に含まれる前記カチオン性l!
着塗料の固形分濃度を管理するようにした電着被塗物の
水洗方法である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図面
は本発明の一実施例を示すもので、内面を合成樹脂等の
電気絶縁材料でライニング1された電着槽2内に収納し
たカチオン性電着塗料浴3中に、隔膜室4内に収納され
たステンレス銅製陽極板5を浸漬し、この陽極板5を直
流電源装置6 ・の+側端子7と導電II8により結線
する。一方、バスパー9を前記直流電源装置6の一側端
子10と導電線11により結線する。オーバーヘッドコ
ンベヤ12によりハンガー13に懸吊されて搬送される
被塗物14は、前記カチオン性電着塗料浴3中に陰極と
して浸漬され、ハンガー13に取付けられた集電子15
・、により両極間に通電される。
オーバーヘッドコンベヤ12により塗料浴中に浸漬され
てカチオン性電着塗装を施された被塗物14は、該塗料
浴3より引き上げられてオーバー、!ロー悄16上で液
切りされかつ第1濾液スプレー洗浄区17で後述する限
外濾過液を第1洗浄用t!液電n槽19内からポンプ2
0により導管308経てライザー18のノズル18aよ
りスプレーしC洗浄される。この第1濾液スプレー洗浄
区17で、被塗物14上の電着塗膜に単に付着して持・
(1された浴固形分は洗浄水側に移行する。
第1洗浄濾液貯槽19内の固形分を含有した洗:p水は
、ポンプ20で導管21を経て電着槽2にIyiられ、
また、オーバーフロ一槽16内の電@塗1M浴は、S巻
ポンプ46で導管47を経て限外濾過処理装@22に送
られ、例えばIJFc−10000番(米国アブコア社
製)II相当品を装着した限外濾過膜により限外濾過に
供される。尚第1洗・ヤ用濾液貯槽19内に塗料固形分
を含んだ濾液を直接電着槽2に返還する方法に代えて該
濾液を図1の限外濾液装置により濾過(濃縮側をii電
着槽、濾過側を貯槽19に送流させるようにしてもよい
限外濾過処理されて過剰の水分、有機溶剤、中和剤、塗
料の分解により生成する低分子樹脂、各種の夾雑イオン
が取除かれて濃縮されたカチオン性電着塗料浴は、導管
23により電着槽2へ循環される。限外濾過処理により
得られる限外濾過液は、導管24により限外濾過液貯槽
25に送られて貯蔵され、ついで渦巻ポンプ26により
導管27゜37を経て、後述する濾液浸漬洗浄槽44に
送られる。なお、スタート時には、この他に導管27a
 、27b 、27cを経てそれぞれ第1洗浄用濾液貯
槽19、第2洗浄用濾液貯槽28および第3洗浄用濾液
貯槽34にも送られる。
第111液スプレー洗浄区17において、前記のように
スプレー洗浄された被塗物14は第2濾液スプレー洗浄
区31に搬送されて、第2洗浄用瀘液貯槽28からポン
プ29および導管32を軽でライザー33のノズル33
aよりスプレーされる限外濾過液により洗浄される。該
限外濾過液の一部は導管32aにより第1洗浄用濾液貯
[19へ送られる。さらに被塗物14は第3濾液スプレ
ー洗浄浴38には搬送されて、第3洗浄用濾液貯槽34
からポンプ35および導管36を軽てライザ−40のノ
ズル40aよりスプレーされる限外濾過液により洗浄さ
れる。該限外濾液の一部は、導管41により第2洗浄用
濾液貯槽19へ送られる。
このようにして洗浄された被塗物14の表面に11着し
ている浴固形分はある程度まで除去されるか、袋状構造
部内等にはなお電着浴液が残留しているので濾液浸漬洗
浄区43に搬送し、波源浸漬洗浄槽44内の限外濾過液
45中に被塗物14の少なくとも一部分を浸漬して主と
して袋状構造部の洗浄を行なう。この濾液浸漬洗浄によ
りスプレー水洗によっては除去不能であった被塗物を構
成する袋状構造部、例えば自動車車体のサイドシル内部
、ドア袋内等に残留するカチオン竹筒1!塗料浴を前記
限外濾過液45に移行できるとともに内板面に形成され
たカチオン性電着塗躾上に単に付柄している高固形分の
付着塗膜を浸漬洗浄する。
このようにして被塗物14の洗浄に供された限外濾過液
の一部は、ポンプ39および導管42により第3洗浄用
濾液貯槽34へ送られる。
このようにして限外濾過液で浸漬洗浄された被塗物14
は、なお固形分を付着しているので、脱イオン水浸漬水
流計46に搬送され、脱イオン水洗槽47内の脱イオン
水48中に浸漬されて水洗される。また脱イオン水浸漬
水流計46においては、上水は上水供給管49から脱イ
オン水製造装@50に供給されて脱イオン処理を行なっ
たのち、脱イオン水貯槽51に貯蔵され、必要量だけポ
ンプ52および導管53を軽で前記脱イオン水洗槽47
に送られる。しかして、脱イオン水による浸漬水洗によ
り塗料弁等の固形分が該脱イオン水中に蓄積してくるの
で、その一部はポンプ54および導管55にまり抜き出
して貯槽56に送られる。
この固形分を含有する脱イオン水57はポンプ58およ
び導管59を軽で貯槽56より抜き出され、導管60を
経て電着槽2へ送られ、また一部は必要により分岐導管
61により、例えば図示しない塗料補給装置へ送られg
。このように固形分を含有する脱イオン水を適宜抜き出
すことにより脱イオン水貯槽51内の脱イオン水中に含
まれるカチオン性電着塗料浴の固形分濃度を管理するこ
とがCきる。
説イオン水洗された被塗物14は、非回収水浸)V水流
層62に搬送され、非回収水洗槽63内の1水64中に
浸漬されてさらに水洗される。このノ[回収水浸漬水流
層62において、上水供給管65)より供給された上水
は、被塗物の洗浄に供されたのら、ドレン管66から弁
66aで流量を規制されて排出されて廃水槽67に貯蔵
され、ついで導管68により図示しない廃水系に連結さ
れる。
つぎに、実施例および比較例を挙げて本発明をざらに詳
細に説明する。
実施例1 図面に示す装置を用い、加熱残分18±1%、灰分17
±1%、浴電導度1300±200.czmho /c
m、pH6,5±0.3のカチオン性電着塗料浴(日本
ペイント株式会社製、「パワートップU−30J、熱硬
化エポキシ樹脂系カチオン性電着塗料の水性浴)中に、
被塗物として自動車車体14を浸漬し、ステンレス鋼性
陽極板5を浸漬し、車体14と陽慟板との間に290±
10ボルトの直流電流を3分間通電してカチオン性電普
塗装を行なった。このときの電着特数値は、スローイン
グパワー25CI11(フォード法)およびリン酸塩化
成皮膜の形成されたホワイトボデーに形成された電着塗
装塗膜の平均膜厚く乾燥後)は20μ常であった。
車体14を電着塗料浴3より引下げたのち、第1濾液ス
プレー洗浄区17において第1洗浄用濾液貯槽19から
の限外濾過液でスプレー洗浄し、ついで第2濾液スプレ
ー洗浄区31において第2洗浄用瀘液貯槽28からの限
外濾過液でスプレー洗浄し、さらに第3濾過液スプレー
洗浄区38において第3洗浄用濾液貯[34からの限外
濾過液でスプレー洗浄した。ついで、濾液浸漬洗浄区4
3において濾液浸漬洗浄槽44内の限外濾過液45中に
浸漬して主として袋状構造部の洗浄を行ない、さらに脱
イオン水浸漬水流計46において脱イオン水洗槽47内
の脱イオン水48中に浸漬して洗浄を行なった。ついで
、被塗物14を非回収水浸漬水流層62に搬送し、非回
収水洗槽63内の上水64中に浸漬して洗浄を行なった
。このとさの、各個所の塗料固形分濃度およびCODは
、第1にのとおりであった。
第  1  表 塗料固形分  COD 濃度(%)   (pl)III) 電着塗料浴        18.5   13X 1
04第1洗浄用濾液貯槽内濾液 6.62   5X 
104第2洗浄用縞液貯槽内濾液 2.49   2X
 104第3洗浄用#1′a貯槽内瀘液 1,11  
 1X10’1濾液浸漬洗浄槽内濾液   0,653
  5,000脱イAン水洗槽内脱イオン水0,52 
  3,000ジl°回収水洗槽内の上水   0.3
3    300このようにして水洗した車体の電11
塗膜を175〜180℃、30分間の焼付、、条、、i
!+で焼付けを行なったのち、試験を行なった。こ□の
ようにして得られた電@塗躾の試験結果は、第2表のと
おりであつIζ。
実施例1と同様な方法において、脱イオン水洗槽内脱イ
オン水の塗料固形分濃度を、第2表に示すように変えた
以外は同様な方法を行なったところ、第2表の結果が得
られた。
(以下余白) 本発明方法は、前記のごとき構成を有してなるものであ
るから、つぎのごとき効果を奏し得るものである。すな
わら、従来の限外濾過液を利用した洗浄方法では重体内
の袋状構造物内に残留した電着浴の回収および電着塗膜
に単に付着して浴から持出される付着塗料の回収が充分
に行なわれなかったため、廃水系に総量としてかなりの
浴固形分が持込まれるとともに、これに伴ない廃水系の
COD濃度も上昇するという欠点があり、例えば第1図
において限外濾過液による浸漬水洗槽の後段に直接に工
業用水(上水)による非回収水浸漬水洗槽を設けても3
,0001)I)I11100CODの水洗槽内の工業
用水を直接廃水中に流出させざるを得ず、前記工業用水
中に含まれる浴固形分も濃度としては約0.5%程度で
あっても、総量としてはかなりのものであった。
これに対し、本発明にあっては、カチオン竹筒着塗料浴
により電@塗装されて出浴した電着被塗物を、前記電着
塗料浴を限外濾過処理に供した濾過液によりスプレー洗
浄し、該スプレー洗浄され゛、′、被塗物を浸漬洗浄槽
に収納された前記濾過液に浸漬して浸漬洗浄し、咳浸゛
漬洗浄された被塗物を7・1(洗槽に収納された脱イオ
ン水に浸漬して水洗し、11k +C洗されt;被塗物
を非回収水洗槽に収納された・N沈水に浸漬して浸漬水
洗するとともに前記浸漬)L:pに供された濾過液の一
部を前記スプレー洗浄口供された濾過液と混合して電着
液に循環し、か)前記水洗に供された脱イオン水の一部
を電着浴漕(こ送流し、該送流量に応じて脱イオン水を
水洗漕に補給して該水洗槽内に収納された脱イオン水中
に含まれる前記カチオン竹筒着塗料浴の固形分11度を
管理するようにした電着被塗物の水洗方法であるから、
非回収浸漬水流層から廃水系に放出されるカチオン竹筒
着塗料固形分は、総量として惨く僅かにすることができ
たとともに、前記塗料固形分の濃度としても、例えば実
施例にみられるように 0.33%であり、CODとし
ても300ppmでぶ)る。
また、脱イオン水による浸漬水流層において、該浸漬水
洗槽に収納される脱イオン水の固形分濃度を所定値以下
に管理することによりカチオン竹筒肴塗膜に特有な′I
Ii着塗膜の肌不良(実施例1にあっては塗料のタレ跡
)を無くすることができる。
さらに、実施例に示すように、脱イオン水による浸漬水
流層から、固形分を含んだ脱イオン水をほぼ直接的に電
着槽に返還することにより、限外濾液による浸漬洗浄槽
に収納された限外濾過液中の酸含有量を低下させること
がない。したがって、限外濾過液の有する良好な洗浄効
果を充分に活用することができるようになった。また、
前記のように若干の限外濾液が脱イオン水中にも被塗物
車体とともに持込まれるので、貯槽にはプロペラ攪拌機
を設けて槽内脱イオン水を攪拌するので、塗料固形分が
凝集しつつ沈澱することが防止できた。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一実施例を示す概略工程図である。 2・・・電着槽、 3・・・カチオン竹筒着塗刺浴、5
・・・陽極板、 12・・・オーバーヘッドコンベヤ、
14・・・被塗物、 17.31.38・・・濾液スプ
レー洗浄区、 18.33.40・・・ライザー、?2
・・・限外濾過処理装置、 43・・・濾液浸漬水洗1
東、 44・・・濾液浸漬洗浄槽、 46・・・脱イオ
ン水浸漬水流層、 47・・・脱イオン水洗槽、5・、
O・・・脱イオン水WA造装置、 62・・・非回収水
浸i?+水洗区流層63・・・非回収水洗槽。 1″]み飛出願人     日産自動巾株式会社493

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カチオン性電@塗料浴により電着塗装されて出浴した電
    着被塗物を、前記電着塗料浴を限外濾過始理に供した濾
    過液によりスプレー洗浄し、該スプレー洗浄された被塗
    物を浸漬洗浄層に収納された前記濾過液に浸漬して浸漬
    洗浄し、該浸漬洗浄された被塗物を水洗層に収納された
    脱イオン水に浸漬して水洗し、該水洗され仁被塗物を非
    回収水洗層に収納された水洗水に浸漬して浸漬水洗する
    とと−も−に前記浸漬洗浄に供された濾過液の一部を前
    記スプレー洗浄に供された濾過液と混合して電偶液に循
    環し、かつ前記水洗に供された脱イオン水の一部を電着
    浴槽に送流し、該送流量に応じてボ(イオン水を水洗槽
    に補給して該水洗槽に収納された脱イオン水中に含まれ
    る前記カチオン性電着→、′料浴の固形分濃喰を管埋す
    るようにした電着液4′物の水洗方法。
JP675082A 1982-01-21 1982-01-21 電着被塗物の水洗方法 Pending JPS58123900A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6260896A (ja) * 1985-09-12 1987-03-17 Trinity Ind Corp カチオン電着塗装方法
US7211182B2 (en) * 2003-09-23 2007-05-01 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for producing coatings on electrically conductive substrates by cathodic electrodeposition coating
JP2008024960A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Parker Engineering Kk 塗装前処理装置及び電着塗装装置
JP2018172712A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 マツダ株式会社 電着塗装方法

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