JPS6260896A - カチオン電着塗装方法 - Google Patents
カチオン電着塗装方法Info
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- JPS6260896A JPS6260896A JP20049685A JP20049685A JPS6260896A JP S6260896 A JPS6260896 A JP S6260896A JP 20049685 A JP20049685 A JP 20049685A JP 20049685 A JP20049685 A JP 20049685A JP S6260896 A JPS6260896 A JP S6260896A
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- liquid
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- pump
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はカチオン電着塗装方法に関し、より詳細には、
該塗装において循環、供給或いは攪拌用として用いられ
るポンプのシールを有効に行なうことかり能なカチオン
電着塗装方法に関する。
該塗装において循環、供給或いは攪拌用として用いられ
るポンプのシールを有効に行なうことかり能なカチオン
電着塗装方法に関する。
従来技術
一般に電着塗装として、導電性基質から成る被塗装物品
を、塗料液槽内の塗料液中に浸清し、この塗料液槽内に
隔膜電極を設け、該電極を陽極及び物品を陰極として、
隔膜電極と物品との間に電圧を印加して物品の塗装を行
なう、所謂カチオン電着塗装方法が知られている。
を、塗料液槽内の塗料液中に浸清し、この塗料液槽内に
隔膜電極を設け、該電極を陽極及び物品を陰極として、
隔膜電極と物品との間に電圧を印加して物品の塗装を行
なう、所謂カチオン電着塗装方法が知られている。
この様な電着塗装方法においては、塗装、洗浄73B;
nA’:t、n)ArP、jL=wt、5−r−19i
TF〒石上−へシ七l/IJ攪拌用として各種のポンプ
が使用されており、このグランド部のシールはグランド
バッキングや種々のメカニカルシールによっている。
nA’:t、n)ArP、jL=wt、5−r−19i
TF〒石上−へシ七l/IJ攪拌用として各種のポンプ
が使用されており、このグランド部のシールはグランド
バッキングや種々のメカニカルシールによっている。
然しながら、電着用の塗装液中には、多量の水、樹脂、
溶剤の外に着色乃至は防錆の目的でカーボンブラック、
酸化鉄等の着色顔料や種々のクロム酸塩系防錆顔料算が
含有されており、これらの顔料粒子等の固形分がシール
材やポンプのシャフトを傷つけ、前記グランド部のシー
ルを困難にし、またポンプの寿命を著しく短かくしてい
る。従って、電着塗装の分野においては、このようなシ
ール材或いはポンプ・シャフトの損耗を防止するために
、格別の保守を必要としたり、或いはグランド部の損耗
によって、塗料液が漏洩して損失する等、改りされるべ
き問題点が多い。
溶剤の外に着色乃至は防錆の目的でカーボンブラック、
酸化鉄等の着色顔料や種々のクロム酸塩系防錆顔料算が
含有されており、これらの顔料粒子等の固形分がシール
材やポンプのシャフトを傷つけ、前記グランド部のシー
ルを困難にし、またポンプの寿命を著しく短かくしてい
る。従って、電着塗装の分野においては、このようなシ
ール材或いはポンプ・シャフトの損耗を防止するために
、格別の保守を必要としたり、或いはグランド部の損耗
によって、塗料液が漏洩して損失する等、改りされるべ
き問題点が多い。
この様な電着塗装方法におけるポンプのシール方法とし
て、本出願人は、」過工程における塗料液のろ液を該ポ
ンプのシール液として用いることを先に提案したが(特
公昭57−13639号公報参照)、所謂カチオン電着
塗装方法においては、隔膜電極内において循環供給され
る極液の一部をポンプのシール液として使用する場合に
は。
て、本出願人は、」過工程における塗料液のろ液を該ポ
ンプのシール液として用いることを先に提案したが(特
公昭57−13639号公報参照)、所謂カチオン電着
塗装方法においては、隔膜電極内において循環供給され
る極液の一部をポンプのシール液として使用する場合に
は。
更に優れた効果が得られることを見出した。
発明の目的
即ち本発明の目的は、カチオン電着塗装方法において、
各工程において使用されるポンプのシールが有効に行な
われる電着塗装方法を提供するにある。
各工程において使用されるポンプのシールが有効に行な
われる電着塗装方法を提供するにある。
本発明の他の目的は、主著塗料液の劣化や急激な組成変
化を実質的にもたらすことなしに、電着塗装において使
用される各種ポンプにおけるシール材やシャフトの損耗
或いは塗料液の漏洩が有効に解消し得るカチオン電着塗
装方法を提供するにある。
化を実質的にもたらすことなしに、電着塗装において使
用される各種ポンプにおけるシール材やシャフトの損耗
或いは塗料液の漏洩が有効に解消し得るカチオン電着塗
装方法を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、隔膜電極内に循環供給される
極液の−・部を各種ポンプのシール液として使用するカ
チオン電着塗装方法を提供するにある。
極液の−・部を各種ポンプのシール液として使用するカ
チオン電着塗装方法を提供するにある。
発1月の構成
本発明によれば、(A)導電性の被塗装物品を塗料液槽
中に侵漬し、塗料液槽内に設けられている隔膜電極と物
品との間に電圧を印加し、前記液槽内の塗料をポンプで
循環乃至攪拌させながら物品の塗装を行なう塗装工程、
(B)隔膜電極内の極液を循環供給する工程、 (C
)該塗装工程にて形成された塗膜面に付着する余剰塗料
を除去する洗浄工程、(D)前記塗装工程における塗料
液或いは前記洗浄工程にて回収余剰塗料含有洗浄液の少
なくとも一部を超j過膜乃至は逆浸透膜等の透過膜に導
いてψ過液とC縮された塗料液とに分離するデ過工程、
とから成るカチオン電着塗装方法において、前記各工程
において循環、供給若しくは攪拌用として用いられてい
る少なくとも何れかのポンプに、前記隔膜電極内に循環
供給する極液の一部を、グランドシール或いはメカニカ
ルシールのフラッシングに使用するシール液として供給
することを特徴とするカチオン電X塗装方法が提供され
る。
中に侵漬し、塗料液槽内に設けられている隔膜電極と物
品との間に電圧を印加し、前記液槽内の塗料をポンプで
循環乃至攪拌させながら物品の塗装を行なう塗装工程、
(B)隔膜電極内の極液を循環供給する工程、 (C
)該塗装工程にて形成された塗膜面に付着する余剰塗料
を除去する洗浄工程、(D)前記塗装工程における塗料
液或いは前記洗浄工程にて回収余剰塗料含有洗浄液の少
なくとも一部を超j過膜乃至は逆浸透膜等の透過膜に導
いてψ過液とC縮された塗料液とに分離するデ過工程、
とから成るカチオン電着塗装方法において、前記各工程
において循環、供給若しくは攪拌用として用いられてい
る少なくとも何れかのポンプに、前記隔膜電極内に循環
供給する極液の一部を、グランドシール或いはメカニカ
ルシールのフラッシングに使用するシール液として供給
することを特徴とするカチオン電X塗装方法が提供され
る。
発明の好適態様
本発明方法において、導電性の被塗装物品としては全屈
から成る任意の物品が使用される。かかる物品としては
、連続した帯状の金属板;金属素線又は撚り線7或いは
、棒、板、パイプ等の成形品:車輌、電気機器、建材、
家具等の部品や組立品を使用することができる。
から成る任意の物品が使用される。かかる物品としては
、連続した帯状の金属板;金属素線又は撚り線7或いは
、棒、板、パイプ等の成形品:車輌、電気機器、建材、
家具等の部品や組立品を使用することができる。
また本発明方法において使用する塗料液としては、例え
ば第4級アンモニウム基の様なカチオンを形成する基を
有する樹脂、酢酸、ギ酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ
酸等の中和剤乃至安定剤、その他各種溶剤、顔料、界面
活性剤、電解質塩類等を含み、所謂カチオン塗料と呼ば
れているものが使用される。
ば第4級アンモニウム基の様なカチオンを形成する基を
有する樹脂、酢酸、ギ酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ
酸等の中和剤乃至安定剤、その他各種溶剤、顔料、界面
活性剤、電解質塩類等を含み、所謂カチオン塗料と呼ば
れているものが使用される。
本発明によれば、塗料液槽中に隔1t!2電極を設け、
該液槽中に前述した導電性被塗装物品を浸清し、隔膜電
極を陽極とし、被塗装物品を陰極として電圧を印加して
カチオン電着塗装を行なう、この場合、前記液槽内の塗
料液をポンプで循環乃至攪拌しながら両極間に通電が行
なわれる。
該液槽中に前述した導電性被塗装物品を浸清し、隔膜電
極を陽極とし、被塗装物品を陰極として電圧を印加して
カチオン電着塗装を行なう、この場合、前記液槽内の塗
料液をポンプで循環乃至攪拌しながら両極間に通電が行
なわれる。
印加される電圧は一般的に茸って50乃至300ポルト
であり、電流は物品の面i1d謙2当たりl乃至15ア
ンペアのオーダーである。
であり、電流は物品の面i1d謙2当たりl乃至15ア
ンペアのオーダーである。
物品の浸漬、通電、搬送は、所謂スリッパ−争ディップ
方式でも、或いはタクト方式の何れでもよく、また連続
した物品の場合には、連続した金属板や金属線を、塗料
液槽中に連続的に供給する任意の方式を採用し得る。塗
料液槽に収容される塗料液の濃度は、塗装の目的によっ
ても相違するが、一般的に言って、10乃至30%であ
るのがよい。かくして、物品表面上に、厚さ5乃至10
0ルの電着塗膜を形成させることができる。
方式でも、或いはタクト方式の何れでもよく、また連続
した物品の場合には、連続した金属板や金属線を、塗料
液槽中に連続的に供給する任意の方式を採用し得る。塗
料液槽に収容される塗料液の濃度は、塗装の目的によっ
ても相違するが、一般的に言って、10乃至30%であ
るのがよい。かくして、物品表面上に、厚さ5乃至10
0ルの電着塗膜を形成させることができる。
工程(B)
本発明においては、前述した通り、塗料液槽中に隔膜電
極を設ける。
極を設ける。
この隔膜電極は、ステンレス、フェライトカーボン等を
電極とし、この電極を開口部を有する電気絶縁性の隔膜
ボックス内に収納し、且つその開口部にイオン交換膜等
の隔膜を張設し、更に隔膜ボックス内に極液を注入した
ものである。
電極とし、この電極を開口部を有する電気絶縁性の隔膜
ボックス内に収納し、且つその開口部にイオン交換膜等
の隔膜を張設し、更に隔膜ボックス内に極液を注入した
ものである。
この場合、電″B塗装の進行に従い、電極の溶解に′よ
り極液中に陽イオンが発生するが、前記イオン交換膜の
存在によって該陽イオンが塗料液中に侵入することなく
塗装に悪影響を及ぼすことは防止される。
り極液中に陽イオンが発生するが、前記イオン交換膜の
存在によって該陽イオンが塗料液中に侵入することなく
塗装に悪影響を及ぼすことは防止される。
極液としては一般に、酢酸、蟻酸、乳酸、グリコール酸
等の溶液が使用される。
等の溶液が使用される。
また塗料液中には、前述した通り、中和剤乃至は安定剤
として使用されている酢酸等の酸成分が存在するが、電
着塗装の進行に伴って塗料が被塗装物品に付着して塗料
液中から持出される。従って相対的に塗料液中の酢酸等
の濃度が上昇し、塗料液槽中の中和剤等と塗料とのバラ
ンスがくずれ、塗装不良を招くことになる。
として使用されている酢酸等の酸成分が存在するが、電
着塗装の進行に伴って塗料が被塗装物品に付着して塗料
液中から持出される。従って相対的に塗料液中の酢酸等
の濃度が上昇し、塗料液槽中の中和剤等と塗料とのバラ
ンスがくずれ、塗装不良を招くことになる。
而して、酢酸イオン等のアニオンはカチオンイオン交換
膜を通過するため、電着塗装の進行に伴なって極液(半
透膜で区画された隔膜ボックス内部の電極液)中の酢酸
濃度が上昇する。
膜を通過するため、電着塗装の進行に伴なって極液(半
透膜で区画された隔膜ボックス内部の電極液)中の酢酸
濃度が上昇する。
そこで本発明においては、該極液を循環供給し、その電
気伝導度を測定し、極液中の酸濃度が上昇した場合には
適宜純水を補給して極液を稀釈することにより酢酸等の
酸濃度を約1000〜2500ppmのオーダにコント
ロールし、塗料液中の酢酸(中和剤乃至安定剤)とのバ
ランスを保っている。
気伝導度を測定し、極液中の酸濃度が上昇した場合には
適宜純水を補給して極液を稀釈することにより酢酸等の
酸濃度を約1000〜2500ppmのオーダにコント
ロールし、塗料液中の酢酸(中和剤乃至安定剤)とのバ
ランスを保っている。
酢m等の酸濃度が上記範囲を超えた場合には。
適宜水等が補給され、その分増量した極液は系外へ排出
される。排出は、通常中和処理の後行なわれる。
される。排出は、通常中和処理の後行なわれる。
ニーa担拉
このようにして形成される電着塗膜は水に不溶性のもの
であるが、前記被塗装物品が電R塗装を終了して塗料液
槽から出てくるときには、この電着塗膜の表面に塗料液
槽内の塗料が必然的に物理的に付着する。この主著塗膜
表面に物理的に付着した塗料をそのまま加熱すると、色
むら、つやの不均一等の欠点を生じる。
であるが、前記被塗装物品が電R塗装を終了して塗料液
槽から出てくるときには、この電着塗膜の表面に塗料液
槽内の塗料が必然的に物理的に付着する。この主著塗膜
表面に物理的に付着した塗料をそのまま加熱すると、色
むら、つやの不均一等の欠点を生じる。
従って、電着塗膜が形成された被塗装物品は、塗料液か
ら引き揚げた後、洗滌域において、電着塗膜に物理的に
付着して持出される余剰塗料液を件?aL?ヒ11艶土
+ス ル銚I4 ル遺繍出L(曹玲鯖物品を浸漬する
ろ、或いは洗滌液の噴霧に被塗装物品を曝すことにより
行われる。被塗装物品に付着して洗滌域に持ち去られる
塗料の1は、゛物品の。
ら引き揚げた後、洗滌域において、電着塗膜に物理的に
付着して持出される余剰塗料液を件?aL?ヒ11艶土
+ス ル銚I4 ル遺繍出L(曹玲鯖物品を浸漬する
ろ、或いは洗滌液の噴霧に被塗装物品を曝すことにより
行われる。被塗装物品に付着して洗滌域に持ち去られる
塗料の1は、゛物品の。
譲状によっても著しく相違するが、構造の単純な −物
品から複雑な物品にわたって、一般に新鮮な塗料を使用
し、消費する量の10乃至50%にも達−する。本発明
によれば、この被塗装物品と共に持出される余剰塗料の
殆んど全てを洗滌により除去する。
品から複雑な物品にわたって、一般に新鮮な塗料を使用
し、消費する量の10乃至50%にも達−する。本発明
によれば、この被塗装物品と共に持出される余剰塗料の
殆んど全てを洗滌により除去する。
工程(D)
しかして、この洗滌工程にて回収される余剰塗料含有洗
滌液には塗料成分が稀釈された形で含有されており、一
方、塗料液槽内の塗料液も電着塗装の進行に伴なって、
塗料液の固形分の稀釈化が進むことになる。
滌液には塗料成分が稀釈された形で含有されており、一
方、塗料液槽内の塗料液も電着塗装の進行に伴なって、
塗料液の固形分の稀釈化が進むことになる。
本発明においては、この様な電M塗装工程における塗料
液或いは前記洗浄工程において回収される余剰塗料含有
洗浄液の少なくとも一部をaJ過膜乃至は逆浸透膜等を
用いた装置に導いて濾過液と濃縮された塗料液とに分離
する。
液或いは前記洗浄工程において回収される余剰塗料含有
洗浄液の少なくとも一部をaJ過膜乃至は逆浸透膜等を
用いた装置に導いて濾過液と濃縮された塗料液とに分離
する。
濃縮された塗料液は再使用に供せられる。
本発明において、超f過膜を用いた装置としては、塩類
、溶剤或いは分解樹脂分子の如き低分子物質を透過し得
る特定の透過膜、即ち厚さ0.1乃至10ミクロンの比
較的密度の高いセルロース系、ポリアミド系又はポリス
ルフォン系等の透過一層と、これを支持し且つ高い浸透
性を有する海綿状の厚さ20乃至1oooミクロンの補
助層とから成る超テ過透過膜を用いたチューブラタイプ
又は透過膜と支持層(多孔性シート)とをスパイラル状
に巻き込んだスパイラルタイプ、或いは透過膜を中空系
状に加工した中空系タイプ等の任意の超f過装置が使用
される0例えば、このような超j過透過膜を開放管に成
形したものや或いは平板状に集積したもの等を使用し、
この透過膜により包囲された通路に塗料液或いは洗滌液
を加圧下に例えば0.5乃至5 Kg/cm2ゲージの
圧力化に通し、前述した低分子量溶質を含むか過液と塗
料固形分が濃縮された塗料液とに分離するものである。
、溶剤或いは分解樹脂分子の如き低分子物質を透過し得
る特定の透過膜、即ち厚さ0.1乃至10ミクロンの比
較的密度の高いセルロース系、ポリアミド系又はポリス
ルフォン系等の透過一層と、これを支持し且つ高い浸透
性を有する海綿状の厚さ20乃至1oooミクロンの補
助層とから成る超テ過透過膜を用いたチューブラタイプ
又は透過膜と支持層(多孔性シート)とをスパイラル状
に巻き込んだスパイラルタイプ、或いは透過膜を中空系
状に加工した中空系タイプ等の任意の超f過装置が使用
される0例えば、このような超j過透過膜を開放管に成
形したものや或いは平板状に集積したもの等を使用し、
この透過膜により包囲された通路に塗料液或いは洗滌液
を加圧下に例えば0.5乃至5 Kg/cm2ゲージの
圧力化に通し、前述した低分子量溶質を含むか過液と塗
料固形分が濃縮された塗料液とに分離するものである。
また、逆浸透膜を用いた装置としては、塗料液の水のみ
を透過するような選択透過膜を備えた任意の逆浸透装置
が使用され、この選択透過膜で包囲された通路に、塗料
を含有する液を高圧下1例えば30乃至100 Kg/
cm2の加圧下に通すことにより、塩類等の低分子可溶
性成分を含有しない水から成る濾過液と塗料分が濃縮さ
れた液とに分離する。
を透過するような選択透過膜を備えた任意の逆浸透装置
が使用され、この選択透過膜で包囲された通路に、塗料
を含有する液を高圧下1例えば30乃至100 Kg/
cm2の加圧下に通すことにより、塩類等の低分子可溶
性成分を含有しない水から成る濾過液と塗料分が濃縮さ
れた液とに分離する。
本発明において重要な特徴は、前述した工程(B)にお
いて循環供給されている極液の一部をシール液として、
各工程において使用されている循環、供給若しくは攪拌
用の各種ポンプの少なくとも何れかに供給することにあ
る。
いて循環供給されている極液の一部をシール液として、
各工程において使用されている循環、供給若しくは攪拌
用の各種ポンプの少なくとも何れかに供給することにあ
る。
この極液の供給は、それ単独でもよいが、水或いは前記
工程(D)におけるj液で稀釈してポンプに供給するこ
とも可能である。
工程(D)におけるj液で稀釈してポンプに供給するこ
とも可能である。
発明の効果
二の様に極液の一部をメカニカルシールのフラッシング
に用いると、シール面が該極液で満たされることになり
、塗料中の固形分でシール面が損傷を受けることがなく
、ポンプの消耗やシール部からの塗料液漏れを防止して
円滑な電着操作が可能となる。
に用いると、シール面が該極液で満たされることになり
、塗料中の固形分でシール面が損傷を受けることがなく
、ポンプの消耗やシール部からの塗料液漏れを防止して
円滑な電着操作が可能となる。
更に本発明方法の最も顕著な利点は、前記極液中には一
般に酢酸イオンが1000〜2500ppmのオーダー
で含有されているため、ポンプの回転軸やシール面等に
付着した塗料固形分等を溶解除去するという作用を有し
ており、かくしてシール面の損傷やポンプの消耗が極め
て有効に防止されるのである。
般に酢酸イオンが1000〜2500ppmのオーダー
で含有されているため、ポンプの回転軸やシール面等に
付着した塗料固形分等を溶解除去するという作用を有し
ており、かくしてシール面の損傷やポンプの消耗が極め
て有効に防止されるのである。
更にこの様な極液をシール液として使用することによっ
て、塗料液の劣化や塗料組成の実質的な変動を有効に防
止できると共に、所謂クローズドサーキットによる電着
塗装が可能となる。
て、塗料液の劣化や塗料組成の実質的な変動を有効に防
止できると共に、所謂クローズドサーキットによる電着
塗装が可能となる。
即ち、シール部から塗料液中に混入する極液の量は極〈
少量であり、又、極液は排出と純水の補給の繰返しによ
り常に濃度が管理されているので、塗料中に混入する極
液中には金属の陽イオン等が塗料液に悪影響を及ぼす程
度には含有されて訟以−j″ k4−、融ノ+ソ鳥、に
面纜紳女鵬纜W竺rrslギム子物質が水溶液の形で含
有されているにすぎない、のみならず、これらの酢酸イ
オン等は、むしろ塗料液の安定性を増加させるものであ
るから、−この極液が塗料液中に混入しても塗料液を劣
化させたり、或いは液組成を実質的に変動させることは
ない。
少量であり、又、極液は排出と純水の補給の繰返しによ
り常に濃度が管理されているので、塗料中に混入する極
液中には金属の陽イオン等が塗料液に悪影響を及ぼす程
度には含有されて訟以−j″ k4−、融ノ+ソ鳥、に
面纜紳女鵬纜W竺rrslギム子物質が水溶液の形で含
有されているにすぎない、のみならず、これらの酢酸イ
オン等は、むしろ塗料液の安定性を増加させるものであ
るから、−この極液が塗料液中に混入しても塗料液を劣
化させたり、或いは液組成を実質的に変動させることは
ない。
従って、安定したカチオン電着塗装が可能となる。
本発明において、塗料液循環乃至攪拌用ポンプとしては
、グランドシール或いはメカニカルシール等の軸封部を
備えた任意のポンプ、例えば種々のうず巻きポンプや、
回転羽根ポンプ、尚車ポンプ、ねじポンプ等の回転ポン
プ或いはパイプラインミキサー等の循環攪拌ポンプ等が
使用され、且つその軸封の適当な例は、特許庁編産業別
審査基準「メカニカルシール」 (発明協会発行)に記
載されている。
、グランドシール或いはメカニカルシール等の軸封部を
備えた任意のポンプ、例えば種々のうず巻きポンプや、
回転羽根ポンプ、尚車ポンプ、ねじポンプ等の回転ポン
プ或いはパイプラインミキサー等の循環攪拌ポンプ等が
使用され、且つその軸封の適当な例は、特許庁編産業別
審査基準「メカニカルシール」 (発明協会発行)に記
載されている。
本発明を以下添付図面に示す具体例に基づいて詳廁に説
明する。
明する。
実施例
本発明の塗装方法を好適に実施するだめの装置を示す第
1図において、被塗装物品1の搬送路2に沿って全体と
してAで示される塗装域と、全体としてBで示される洗
浄域が設けられる。
1図において、被塗装物品1の搬送路2に沿って全体と
してAで示される塗装域と、全体としてBで示される洗
浄域が設けられる。
塗装域Aは、隔膜電極70を備えた塗料液槽3、該塗料
液槽3内の塗料液4中に被塗装物品1を浸漬し搬送する
ための物品支持搬送機構C1及び物品と電極との間に電
圧を印加するための給電機構りから成る。被塗装物品1
は、搬送機構Cにより絶縁部材5を介してハンガー6で
吊下げられ、電源7のマイナス側に接続された給電レー
ル8kをハンガー6に取付けられた集電子(図示せず)
が摺動してマイナスの電圧が印加される。、電源7のプ
ラス端子は、前記隔膜電極70内の電極71に接続され
る。
液槽3内の塗料液4中に被塗装物品1を浸漬し搬送する
ための物品支持搬送機構C1及び物品と電極との間に電
圧を印加するための給電機構りから成る。被塗装物品1
は、搬送機構Cにより絶縁部材5を介してハンガー6で
吊下げられ、電源7のマイナス側に接続された給電レー
ル8kをハンガー6に取付けられた集電子(図示せず)
が摺動してマイナスの電圧が印加される。、電源7のプ
ラス端子は、前記隔膜電極70内の電極71に接続され
る。
好適には、塗料液槽3に隣接して、補助槽9を設け、塗
料液槽3の塗料液4は、両槽の仕切壁10Lを補助槽内
に溢流し、塗料液上の泡やガスが補助槽9で除去される
ようにする。補助槽9に溢流した塗料液は、塗料液循環
経蕗11を経て、塗料液槽3内に′fJ環される様にす
る。添付図面に示す4Jii様においてはかかる循環経
路は1回路のみ示されているが、一般には複数の循環経
路が採用されよう。
料液槽3の塗料液4は、両槽の仕切壁10Lを補助槽内
に溢流し、塗料液上の泡やガスが補助槽9で除去される
ようにする。補助槽9に溢流した塗料液は、塗料液循環
経蕗11を経て、塗料液槽3内に′fJ環される様にす
る。添付図面に示す4Jii様においてはかかる循環経
路は1回路のみ示されているが、一般には複数の循環経
路が採用されよう。
第1図に示す具体例においては、塗料液槽3の内部の塗
料組成を一様にし且つ平均に攪拌を行なうために、補助
槽9からの塗料液を塗料液槽3内に循環する循環経路1
1が設けられるものであり、この循環経路11には塗料
液循環攪拌用ポンプ12およびライザー13が設けられ
ている。
料組成を一様にし且つ平均に攪拌を行なうために、補助
槽9からの塗料液を塗料液槽3内に循環する循環経路1
1が設けられるものであり、この循環経路11には塗料
液循環攪拌用ポンプ12およびライザー13が設けられ
ている。
循環経路11の途中には経路を分岐して、塗料液を補給
するための補給槽14および補給塗料攪拌ポンプ15を
設けることができる。塗料液槽3に補助槽9を付設する
代りに、塗料液を塗料液槽13の上部から取り出し、底
部に循環する様にしても勿論よい。
するための補給槽14および補給塗料攪拌ポンプ15を
設けることができる。塗料液槽3に補助槽9を付設する
代りに、塗料液を塗料液槽13の上部から取り出し、底
部に循環する様にしても勿論よい。
塗装域Aの搬出側に近接して且つ搬送路2に沿って、被
塗装物品の電着塗装面に付着する余剰塗料を除去するた
めの洗滌域Bが設けられる。第1図において、この洗滌
域Bは、本実施例の場合。
塗装物品の電着塗装面に付着する余剰塗料を除去するた
めの洗滌域Bが設けられる。第1図において、この洗滌
域Bは、本実施例の場合。
塗装物品の搬送方向に直列に配置された第一の洗滌域E
と第二の洗滌域Fとから成っている。この場合、第一の
洗滌域Eは、余剰塗料含有洗滌液16を収容する液槽1
7から成り、電着塗装域Aからの電着塗装終了物品は、
ハンガー6により支持搬送されて洗滌液16に浸漬され
、先ず第一次洗滌される。次いで塗装物品は洗滌液16
からひきEげられ、第二の洗滌域Fにおいて、ノズル1
8.19からのスプレーシャワーを浴せられて洗滌操作
を終了する。液槽17内の余剰塗料含有液16は、その
底部から配管20を経て抜き出されて、ポンプ21によ
りスプレー管22から被塗装物品1の予備洗浄のため噴
霧されて補助槽9に循環される。
と第二の洗滌域Fとから成っている。この場合、第一の
洗滌域Eは、余剰塗料含有洗滌液16を収容する液槽1
7から成り、電着塗装域Aからの電着塗装終了物品は、
ハンガー6により支持搬送されて洗滌液16に浸漬され
、先ず第一次洗滌される。次いで塗装物品は洗滌液16
からひきEげられ、第二の洗滌域Fにおいて、ノズル1
8.19からのスプレーシャワーを浴せられて洗滌操作
を終了する。液槽17内の余剰塗料含有液16は、その
底部から配管20を経て抜き出されて、ポンプ21によ
りスプレー管22から被塗装物品1の予備洗浄のため噴
霧されて補助槽9に循環される。
塗料液槽3又は補助槽9に連なる超−過装置23が設け
られる。即ち、補助槽9の底部から塗料を抜き出して超
ろ過装置23に導く配管24が設けられ、配管24に接
続されるポンプ25により補助槽9内の塗料液を超が過
装置23の高圧側にイIFjへす六− 、−の、tiJ
Sn ′A枯署23で4峯嘘七台ト譬過液26は液溜
27に貯留され、一方濃縮された塗料液は配管28を経
て塗料液槽3に循環される。液溜27内の濾過液26は
配管29及び−過−−液送ボンプ3−0を経て、第二の
洗浄域Fのスプレーノズル18に送られ、被塗装物品の
第二次洗浄に使用される。
られる。即ち、補助槽9の底部から塗料を抜き出して超
ろ過装置23に導く配管24が設けられ、配管24に接
続されるポンプ25により補助槽9内の塗料液を超が過
装置23の高圧側にイIFjへす六− 、−の、tiJ
Sn ′A枯署23で4峯嘘七台ト譬過液26は液溜
27に貯留され、一方濃縮された塗料液は配管28を経
て塗料液槽3に循環される。液溜27内の濾過液26は
配管29及び−過−−液送ボンプ3−0を経て、第二の
洗浄域Fのスプレーノズル18に送られ、被塗装物品の
第二次洗浄に使用される。
また余剰塗料含有洗浄液回収槽17には、これに連なる
a7過装置31が設けられる。
a7過装置31が設けられる。
即ち、洗浄液回収槽17の底部から余剰塗料含有洗浄液
16を抜き出して、超j過装置31に導く配管32が設
けられ、配管32に接続されるポンプ33により、余剰
塗料含有洗浄液16を超か過装置31の塗料通路側(高
圧側)に供給する。
16を抜き出して、超j過装置31に導く配管32が設
けられ、配管32に接続されるポンプ33により、余剰
塗料含有洗浄液16を超か過装置31の塗料通路側(高
圧側)に供給する。
かくして、洗浄液中の含水される水や塗料中の低分子成
分はaZ過膜を透過して、」液34として、液溜35に
排出される。
分はaZ過膜を透過して、」液34として、液溜35に
排出される。
一方、洗浄液中の塗料固形分が濃縮された液は、塗料液
と混合すればヒ分再使用可能であり、配管36を通して
補助槽9に濃縮された形で循環される0回収された濾過
液34は、配管37及びデ過液送液ポンプ38を経て、
第二の洗浄域Fのスプレーノズル19に送られる。
と混合すればヒ分再使用可能であり、配管36を通して
補助槽9に濃縮された形で循環される0回収された濾過
液34は、配管37及びデ過液送液ポンプ38を経て、
第二の洗浄域Fのスプレーノズル19に送られる。
塗料液槽3内に設けられた隔膜電極の循環工程を示す第
2図を参照して、ステンレス、フェライトカーボン等の
電極71と、該電極71を収納し、且つ極液72が注入
される電気絶縁性の隔膜ボックス73と、該隔膜ボック
ス73の被塗装物1と対向した開口部に張設され塗料液
4と電極71とを区切るイオン交換膜等あ隔膜74とか
ら成る。この隔Jl!74としては、それ自体公知のイ
オン交換膜1例えばポリプロピレン等の繊維にポリスチ
レンジビニル等のカチオン樹脂をホットプレスして一体
成形したイオン交換II!等が使用される。
2図を参照して、ステンレス、フェライトカーボン等の
電極71と、該電極71を収納し、且つ極液72が注入
される電気絶縁性の隔膜ボックス73と、該隔膜ボック
ス73の被塗装物1と対向した開口部に張設され塗料液
4と電極71とを区切るイオン交換膜等あ隔膜74とか
ら成る。この隔Jl!74としては、それ自体公知のイ
オン交換膜1例えばポリプロピレン等の繊維にポリスチ
レンジビニル等のカチオン樹脂をホットプレスして一体
成形したイオン交換II!等が使用される。
本発明において、隔膜電極70内の極液72は、循環ポ
ンプ75を介して循環供給されるが、電離変針76によ
り極液72の電離度、即ち電気伝導度を測定し、極液7
2中の酸濃度が上昇した場合には配管77から純水を極
液タンク78内に供給して極液72を稀釈することによ
り極液72中の酢酸等の中和剤の濃度がコントロールさ
れる。酢酸濃度が一定値以丘となった時には、適宜純水
が補給され、その分増量した極液は配管79から中和剤
を供給混入して中和処理されて系外へ排出される。この
酪酸濃度は、前述した通り、一般に1000〜2500
ppmc7)オーダーに濃度コントロールされる。
ンプ75を介して循環供給されるが、電離変針76によ
り極液72の電離度、即ち電気伝導度を測定し、極液7
2中の酸濃度が上昇した場合には配管77から純水を極
液タンク78内に供給して極液72を稀釈することによ
り極液72中の酢酸等の中和剤の濃度がコントロールさ
れる。酢酸濃度が一定値以丘となった時には、適宜純水
が補給され、その分増量した極液は配管79から中和剤
を供給混入して中和処理されて系外へ排出される。この
酪酸濃度は、前述した通り、一般に1000〜2500
ppmc7)オーダーに濃度コントロールされる。
本発明において重要な特徴は、この極液72の一部が各
工程において使用するポンプのフラッシングに使用する
シール液として使用されることである。
工程において使用するポンプのフラッシングに使用する
シール液として使用されることである。
即ち、ポンプ39及び配管40を介して、1核極液の一
部はシール液として各工程の循環乃至攪拌用ポンプ12
,15,21,25,30,33゜38.39に供給さ
れる。前述した様に極液中にはi ooo〜2500
ppmの酢酸が含まれているため、これをシール液とし
て用いることにより、ポンプの回転軸等に付着した塗料
固形分を有効に洗浄除去することができ、シール面の損
傷やポンプの消耗が有効に防止される。しかもこの様な
効果は、塗料液の組成変化や劣化を生ずることなく達成
されるものである。
部はシール液として各工程の循環乃至攪拌用ポンプ12
,15,21,25,30,33゜38.39に供給さ
れる。前述した様に極液中にはi ooo〜2500
ppmの酢酸が含まれているため、これをシール液とし
て用いることにより、ポンプの回転軸等に付着した塗料
固形分を有効に洗浄除去することができ、シール面の損
傷やポンプの消耗が有効に防止される。しかもこの様な
効果は、塗料液の組成変化や劣化を生ずることなく達成
されるものである。
尚、第1図においては、1個の隔膜電極70についての
み極液の循環を行なっているが、これは全ての隔膜電極
70について行なわれているものである。
み極液の循環を行なっているが、これは全ての隔膜電極
70について行なわれているものである。
またこの極液は純水を配管80から補給し、稀釈してシ
ール液として用いることもでき、更に超か過装置23.
31におけるか液26.34を補給し稀釈して用いるこ
ともできる。
ール液として用いることもでき、更に超か過装置23.
31におけるか液26.34を補給し稀釈して用いるこ
ともできる。
尚、ポンプのフラッシングに必要なシール液の量は、ポ
ンプの種類や容量によっても相違するが、一般的に言っ
て、ポンプ1基当り約17/sinのオーダーで上ので
ある。
ンプの種類や容量によっても相違するが、一般的に言っ
て、ポンプ1基当り約17/sinのオーダーで上ので
ある。
かくして本発明によれば、カチオン電着塗装が閉回路で
円滑に行ない得る。
円滑に行ない得る。
第1図は1本発明方法を好適に実施するための一具体例
を示す工程図。 riS2[ml±、縄妨の循信丁尺の−、碗ル云すVl
1w弧る。 Aは塗装域、Bは洗浄域、Cは搬送機構、Dは給電機構
、Eは−・次洗浄域、Fは二次洗浄域、−1は被塗装物
偏、3は塗料液槽、4は塗料液、9は補助槽、12は塗
料液循環攪拌用ポンプ。 15は補給塗料攪拌ポンプ、16は余剰塗料含有洗n1
液、17は洗浄液槽、23.31は超j過装置又は逆浸
透装置、21.25.30,33.及び38は塗料液、
洗浄域又は」過液循環乃至供給用ポンプ、39ハ極液供
給ポンプ、40は極液供給配管、70は隔膜電極、72
は極液、75は極液循環供給ポンプ、76は電離変針を
示す。
を示す工程図。 riS2[ml±、縄妨の循信丁尺の−、碗ル云すVl
1w弧る。 Aは塗装域、Bは洗浄域、Cは搬送機構、Dは給電機構
、Eは−・次洗浄域、Fは二次洗浄域、−1は被塗装物
偏、3は塗料液槽、4は塗料液、9は補助槽、12は塗
料液循環攪拌用ポンプ。 15は補給塗料攪拌ポンプ、16は余剰塗料含有洗n1
液、17は洗浄液槽、23.31は超j過装置又は逆浸
透装置、21.25.30,33.及び38は塗料液、
洗浄域又は」過液循環乃至供給用ポンプ、39ハ極液供
給ポンプ、40は極液供給配管、70は隔膜電極、72
は極液、75は極液循環供給ポンプ、76は電離変針を
示す。
Claims (1)
- (1)(A)導電性の被塗装物品を塗料液槽中に浸漬し
、塗料液槽内に設けられている隔膜電極と物品との間に
電圧を印加し、前記液槽内の塗料をポンプで循環乃至攪
拌させながら物品の塗装を行なう塗装工程、 (B)隔膜電極内の極液を循環供給する工程、 (C)該塗装工程にて形成された塗膜面に付着する余剰
塗料を除去する洗浄工程、 (D)前記塗装工程における塗料液或いは前記洗浄工程
にて回収余剰塗料含有洗浄液の少なくとも一部を超ろ過
膜乃至は逆浸透膜等の透過膜に導いてろ過液と濃縮され
た塗料液とに分離するろ過工程、 とから成るカチオン電着塗装方法において、前記各工程
において循環、供給若しくは攪拌用として用いられてい
る少なくとも何れかのポンプに、前記隔膜電極内に循環
供給する極液の一部を、グランドシール或いはメカニカ
ルシールのフラッシングに使用するシール液として供給
することを特徴とするカチオン電着塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20049685A JPS6260896A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | カチオン電着塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20049685A JPS6260896A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | カチオン電着塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6260896A true JPS6260896A (ja) | 1987-03-17 |
Family
ID=16425284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20049685A Pending JPS6260896A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | カチオン電着塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6260896A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05770U (ja) * | 1991-06-24 | 1993-01-08 | 日本ペイントプラント・エンジニアリング株式会社 | 電着塗装用電極板 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5597498A (en) * | 1979-01-19 | 1980-07-24 | Mazda Motor Corp | Dipping and water washing system for electrodeposition coating |
JPS58123900A (ja) * | 1982-01-21 | 1983-07-23 | Nissan Motor Co Ltd | 電着被塗物の水洗方法 |
JPS59173295A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-10-01 | Shinto Paint Co Ltd | 電着塗装方法 |
-
1985
- 1985-09-12 JP JP20049685A patent/JPS6260896A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5597498A (en) * | 1979-01-19 | 1980-07-24 | Mazda Motor Corp | Dipping and water washing system for electrodeposition coating |
JPS58123900A (ja) * | 1982-01-21 | 1983-07-23 | Nissan Motor Co Ltd | 電着被塗物の水洗方法 |
JPS59173295A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-10-01 | Shinto Paint Co Ltd | 電着塗装方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05770U (ja) * | 1991-06-24 | 1993-01-08 | 日本ペイントプラント・エンジニアリング株式会社 | 電着塗装用電極板 |
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