JPS581238B2 - めっき異形鋼線よりなる集束体の製造方法 - Google Patents
めっき異形鋼線よりなる集束体の製造方法Info
- Publication number
- JPS581238B2 JPS581238B2 JP52133851A JP13385177A JPS581238B2 JP S581238 B2 JPS581238 B2 JP S581238B2 JP 52133851 A JP52133851 A JP 52133851A JP 13385177 A JP13385177 A JP 13385177A JP S581238 B2 JPS581238 B2 JP S581238B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bundle
- wire
- plated
- manufacturing
- strands
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0693—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core having a strand configuration
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2001—Wires or filaments
- D07B2201/2002—Wires or filaments characterised by their cross-sectional shape
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2001—Wires or filaments
- D07B2201/201—Wires or filaments characterised by a coating
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Metal Extraction Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はめつき異形線よりなる耐蝕性の優れた集束体の
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
従来に於いては、１本の鋼線の耐蝕性を向上させる方法
として亜鉛めっきが施されている。
として亜鉛めっきが施されている。
亜鉛めっき鋼線を製造するには線材を熱処理した後、総
断面減少率が約８０係に於て、冷間伸線した素線を亜鉛
めっきする方法が実施されている。
断面減少率が約８０係に於て、冷間伸線した素線を亜鉛
めっきする方法が実施されている。
しかじ線径が大きく、且つ強度の高い亜鉛めっき鋼線を
製造するには線材径が太くなるため、熱処理、伸線、め
っき等の製造設備が大型化し、経済的でなくなる。
製造するには線材径が太くなるため、熱処理、伸線、め
っき等の製造設備が大型化し、経済的でなくなる。
此の為に小径の複数本の亜鉛めっき鋼線をパラレルに集
束したり、或は撚り合せて造られた集束体が一般に使用
されている。
束したり、或は撚り合せて造られた集束体が一般に使用
されている。
これらのいずれの場合に於いても集束体の外接円の直径
で計算した計算断面積（以下見掛けの断面積という。
で計算した計算断面積（以下見掛けの断面積という。
）に対して構成素線の断面積の総知（以下有効断面積と
いう。
いう。
）が少ない。即ち空隙率が大きく所望の切断荷重を得る
には外径が大きな集束体が必要となる。
には外径が大きな集束体が必要となる。
此の様な集束体を、例えば構造物に使用する場合は、そ
の付帯設備も大型化が必要になる。
の付帯設備も大型化が必要になる。
而して見掛けの断面積と有効断面積との差を少なくする
方法として、亜鉛めっき鋼線を複数本撚り合せたものを
、その外周面が略円形になるように圧縮成形する方法が
開発されてきているが、この方法に於いては、圧縮成形
後の集束体の外周面は圧縮成形装置との接触や素線の変
形等によりめっき層が薄くなり（第７図に於いて示す様
に素線１１の外周面のめっき層１６が薄くなっている）
、又素線の変形度合のきつい部分ではめつき層に微細な
クラツクが発生し易い、此の様なめつき層の薄層化やク
ラツクの発生は、圧縮成形法に於いては避け難く、これ
らの現象は外観上及び耐蝕性に対して好ましくない。
方法として、亜鉛めっき鋼線を複数本撚り合せたものを
、その外周面が略円形になるように圧縮成形する方法が
開発されてきているが、この方法に於いては、圧縮成形
後の集束体の外周面は圧縮成形装置との接触や素線の変
形等によりめっき層が薄くなり（第７図に於いて示す様
に素線１１の外周面のめっき層１６が薄くなっている）
、又素線の変形度合のきつい部分ではめつき層に微細な
クラツクが発生し易い、此の様なめつき層の薄層化やク
ラツクの発生は、圧縮成形法に於いては避け難く、これ
らの現象は外観上及び耐蝕性に対して好ましくない。
本発明は以上の欠陥を改良するために開発されたもので
、強度が高く、しかも耐蝕性に優れた集束体の製造方法
を提供することを目的としたものである。
、強度が高く、しかも耐蝕性に優れた集束体の製造方法
を提供することを目的としたものである。
次に図面に基づいて本発明について説明する。
先づ横断面が円形の鋼素線１の複数本を撚り器２を通し
撚り合せて集束体３を形成し、その集束体３をタイス又
はローラーダイス等の圧縮成形装置４によって集束体３
の外周面を構成する各素線１が特定の外形をなすように
圧縮成形し、次にこの圧縮成形された集束体３を構成し
ている変形素線５をほぐして夫夫の素線５に分離する。
撚り合せて集束体３を形成し、その集束体３をタイス又
はローラーダイス等の圧縮成形装置４によって集束体３
の外周面を構成する各素線１が特定の外形をなすように
圧縮成形し、次にこの圧縮成形された集束体３を構成し
ている変形素線５をほぐして夫夫の素線５に分離する。
この様にして得られた変形素線５は第４図に示す様に横
断面が略扇状異形で全体としてはゆるやかな螺旋状をし
ている。
断面が略扇状異形で全体としてはゆるやかな螺旋状をし
ている。
この変形素線５に電気亜鉛めっき或は溶融亜鉛めっき等
を施し、変形素線５表面に均一なめっき層６を形成し、
このめっきを施した変形素線５を再び撚り器２に通して
撚り合せて集束体を構成するもので、この場合圧縮成形
装置４を通す場合もあり、又通さない場合もある。
を施し、変形素線５表面に均一なめっき層６を形成し、
このめっきを施した変形素線５を再び撚り器２に通して
撚り合せて集束体を構成するもので、この場合圧縮成形
装置４を通す場合もあり、又通さない場合もある。
尚第２図Ｂ、第３図Ｂ及び第５図Ｂに示す様に芯線７が
必要な集束体に於いては、最初に圧縮成形された集束体
の芯線７にめっきを施して、これをその侭使用すること
もあり、又やや径の大きな芯線にめっきを施して使用す
ることもある。
必要な集束体に於いては、最初に圧縮成形された集束体
の芯線７にめっきを施して、これをその侭使用すること
もあり、又やや径の大きな芯線にめっきを施して使用す
ることもある。
以上の様に本発明は予め集束体に撚り合わされ且つ圧縮
成形された変形素線をほぐしてその変形素線にめっき層
を施し、このめっき層を施した変形素線を再び撚り合せ
て集束体を製造する方法であるから、従来のこの種の集
束体の様に最初からめっきを施した丸鋼線を使用して撚
り合せ、圧縮成形したものでなく、予め圧縮成形された
変形素線にめっきを施し、これらの素線を撚り合せたも
のであるため、再び撚り器に通して撚る場合にも予め螺
旋状に変形されているため素線には殆んど力を加える必
要がなく、従ってめっき層には何ら摩擦や変形を与えら
れることがなく集束体に構成することが出来、従来の集
束体の外周面のめつき層が薄層化したり、又変形のきつ
い個所でめっき層に微細なクラツクが生じたりする欠点
は本発明によって解消され、均一なめつき層を有し且つ
クラツクのない強度の高い安定した耐蝕性の良好な集束
体を提供出来、現在の設備で製造出来る等極めて著しい
効果を有するものである。
成形された変形素線をほぐしてその変形素線にめっき層
を施し、このめっき層を施した変形素線を再び撚り合せ
て集束体を製造する方法であるから、従来のこの種の集
束体の様に最初からめっきを施した丸鋼線を使用して撚
り合せ、圧縮成形したものでなく、予め圧縮成形された
変形素線にめっきを施し、これらの素線を撚り合せたも
のであるため、再び撚り器に通して撚る場合にも予め螺
旋状に変形されているため素線には殆んど力を加える必
要がなく、従ってめっき層には何ら摩擦や変形を与えら
れることがなく集束体に構成することが出来、従来の集
束体の外周面のめつき層が薄層化したり、又変形のきつ
い個所でめっき層に微細なクラツクが生じたりする欠点
は本発明によって解消され、均一なめつき層を有し且つ
クラツクのない強度の高い安定した耐蝕性の良好な集束
体を提供出来、現在の設備で製造出来る等極めて著しい
効果を有するものである。
第１図は本発明の第１の工程を示す説明図、第２図は第
１図のＣ，Ｃ線に沿うての断面図で、Ａは芯線のない集
束体を示し、Ｂは芯線のある集束体を示す、第３図は第
１図のＤ，Ｄ線に沿うての断面図で、Ａは芯線のない集
束体を示し、Ｂは芯のある集束体を示す、第４図は第３
図Ｂに示す素線の斜面図、第５図は完成品の横断面図を
示し、Ａは芯線のない集束体を示し、Ｂは芯線のある集
束体を示す、第６図は第５図Ｂの素線の断面拡大図、第
７図は従来の集束体の素線の断面拡大図。 １・・・・・・丸鋼素線、３・・・・・・集束体、５・
・・・・・変形素線、６・・・・・・めっき層。
１図のＣ，Ｃ線に沿うての断面図で、Ａは芯線のない集
束体を示し、Ｂは芯線のある集束体を示す、第３図は第
１図のＤ，Ｄ線に沿うての断面図で、Ａは芯線のない集
束体を示し、Ｂは芯のある集束体を示す、第４図は第３
図Ｂに示す素線の斜面図、第５図は完成品の横断面図を
示し、Ａは芯線のない集束体を示し、Ｂは芯線のある集
束体を示す、第６図は第５図Ｂの素線の断面拡大図、第
７図は従来の集束体の素線の断面拡大図。 １・・・・・・丸鋼素線、３・・・・・・集束体、５・
・・・・・変形素線、６・・・・・・めっき層。
Claims (1)
- １ 複数本の丸鋼素線を撚り合せ夫々の素線に変形を附
与しつつ集束体を形成し、該集束体の外周面を構成する
各素線が特定の外形をなすように圧縮成形する工程と、
これらの構成素線をほぐして夫々の素線に分離せしめる
工程と、ほぐされた夫夫の単独の螺旋状の変形素線にめ
っきを施す工程と、夫々のめつき素線を再び撚り合せる
工程とから成ることを特徴とするめつき異形鋼線よりな
る集束体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52133851A JPS581238B2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | めっき異形鋼線よりなる集束体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52133851A JPS581238B2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | めっき異形鋼線よりなる集束体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5468437A JPS5468437A (en) | 1979-06-01 |
| JPS581238B2 true JPS581238B2 (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=15114506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52133851A Expired JPS581238B2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | めっき異形鋼線よりなる集束体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581238B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4914902A (en) * | 1989-03-14 | 1990-04-10 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | High strength cored cords |
| JP2746764B2 (ja) * | 1991-02-20 | 1998-05-06 | 不二精工株式会社 | ビードワイヤ |
-
1977
- 1977-11-07 JP JP52133851A patent/JPS581238B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5468437A (en) | 1979-06-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6140589A (en) | Multi-wire SZ and helical stranded conductor and method of forming same | |
| JP2022058941A5 (ja) | ||
| US3444684A (en) | Method of forming a multi-strand cable | |
| US3383704A (en) | Multistrand cable | |
| JPS581238B2 (ja) | めっき異形鋼線よりなる集束体の製造方法 | |
| JP4783348B2 (ja) | 平角成形撚線及び平角成形撚線の製造方法 | |
| KR20160083085A (ko) | 연선된 컨덕터들 및 연선된 컨덕터들을 제조하기 위한 방법 | |
| JPS6040645B2 (ja) | 円形圧縮導体製造法 | |
| JPS5913279Y2 (ja) | スチ−ルコ−ド | |
| JPS6037767Y2 (ja) | 架空送電線 | |
| JPS609987A (ja) | ワイヤロ−プおよびその製造方法 | |
| JP6602498B1 (ja) | 撚線導体 | |
| JP6895196B1 (ja) | 撚線導体 | |
| JPH06108388A (ja) | 異形線ストランドロープの製造方法 | |
| JP4200663B2 (ja) | 酸化物超電導線材の製造方法 | |
| JP2561317Y2 (ja) | 防蝕性ワイヤロープ | |
| JPS5833616Y2 (ja) | アルミハイデンセン | |
| JPS606475Y2 (ja) | スチ−ルコ−ド | |
| RU2003115475A (ru) | Способ изготовления двухслойных витых проволочных изделий | |
| JP2002348790A (ja) | めっき撚り線およびこのめっき撚り線の製造方法 | |
| JPS626288B2 (ja) | ||
| JPS63149030A (ja) | ワイヤロ−プの製造法 | |
| JPS6414195U (ja) | ||
| JPS6096340A (ja) | 準同心集合撚り線の製造方法 | |
| JPH03226924A (ja) | Ｓｎコート撚線の製造方法 |