JPS58122949A - 農業用被覆フイルム - Google Patents

農業用被覆フイルム

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JPS58122949A
JPS58122949A JP645682A JP645682A JPS58122949A JP S58122949 A JPS58122949 A JP S58122949A JP 645682 A JP645682 A JP 645682A JP 645682 A JP645682 A JP 645682A JP S58122949 A JPS58122949 A JP S58122949A
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JP
Japan
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film
vinyl acetate
parts
weight
ethylene
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JP645682A
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JPS648655B2 (ja
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Fumio Nishitani
文男 西谷
Koji Ueda
植田 孝司
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とし、
流滴性及び熱融着防止性のすぐれた農業用被覆フィルム
に関する。
エチレン−酢酸ビニル共重合体製フィルムは耐衡撃性、
保温性等がすぐれ、厘埃が付着しに<<、使用後の焼却
が容易なので野菜栽培用のトンネル、ハウス、カーテン
、ブドウ棚被横等農業用被横フィルムとして使用されて
いるが、農業用被覆フィルムとして要求される流滴性と
熱融着防止性の両性能がすぐれたものはなかった。
本発明は上記欠点に鑑み、流滴性と熱融着性の両性能が
共にすぐれたエチレン−fnn酸二ニル共重合体主成分
とする農業用被覆フィルムを提供せんとしてなされたも
のであって、その要旨ハエチレンー酢酸ビニル共重合体
100重量部に対し、アイオノマー樹脂0.1〜5N量
部、界面活性剤05〜3重緻部及び熱融着防止剤0.0
3〜3爪針部が添加されていることを特徴とする農業用
被秒フィルムに存する。
本発明に用いられるエチレン−酢酸ビニル共重合体とし
ては、フィルムに製膜できて農業用被覆フィルムとして
用い得るものであり、酢酸ビニル合計が5〜20重旨チ
、メルトインデックスが01〜10のものが好ましい。
酢酸ビニル金倉が511f%以下のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ではポリエチレンと組成が近似しているため
保温性が悪くまた熱融着が起りにくく熱融着防止剤を添
加する必要性が少なく、耐酸ビニル含1が20チ以上で
は保温性1よいが高価で融着を起こしやすく農業用被覆
フィルムに適していないのでおる。またメルトインデッ
クスが0.1よシ小さくても10より大きくてもフィル
ムへの成形性が悪くなる。
本発明で用いられるアイオノマー樹脂としては分子間に
金属イオン架橋構造を有するものであり、例えばナトリ
ウムイオンタイプ、唾鉛イイオンタイプのものが少緻の
配合で流滴性を向上できるので好ましい。そしてアイオ
ノマー樹脂は前記エチレン−酢酸ビニル共重合体100
重置部に対し、0.1〜5重量部添加される。
アイオノマー樹脂の配合割合が01重量部よシ少ないと
界面活性剤の種類や量をどのように選択しても流滴持続
性を顕著に向上させることができない。まだアイオノマ
ー樹脂の配合割合が5屯敗部よシ多くなると多量の界面
活性剤を配合しなければ被覆フィルムを農業用ハウスや
トンネルハウスとして使用する始めの数ケ月間における
流滴性(いわゆる初期流滴性)が急くなる。即ちアイオ
ノマー樹脂の配合割合が適当であると界面活性剤の配合
量はオレフィン系樹脂100重量部に対して()5〜3
重量部で初期流滴性が損われずしかも十分な流滴持続性
が生じるが、アイオノマー樹脂の配合割合が5重量部を
超えると急激に初期流滴性が悪くなるのである0 したがって、この初期流滴性を出すためには界面活性剤
を3重皿部より多量に配合しなければなら々いことKな
って、被覆フィルムが高価になるばかりでなく、フィル
ム自身が多量の界面活性剤の配合により白濁して不透明
となるという不都合が生じる。
本発明で用いられる界面活性剤は従来の農業用エチレン
−酢酸ビニル共重合体フィルムに配合されて使用されて
いるものであればいずれでもよく、例えば、−COOH
基、−C00M基、帖は金祠元索)、−8O3H基、−
OH基、−CONi(2基、C00R−0−基、−NH
2基等の親水基を有するもので、ポリエチレングリコー
ルモノステアレート、ポリエチレングリコールジペヘネ
ート等のポリエチレンクリコールアルキルエステル、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオ
キシエチレンノルビタンモノオレート等のソルビタン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレン−y ウIJルエー
テル等のポリオキンエチレン脂5− 肪酸エーテル、グリセリンベヘニルエーテル等のグリセ
リン脂肪酸エーテル、ステアリン酸ジェタノールアミン
等の脂肪酸アルキロールアミン縮金物等が使用される。
そして界面活性剤は前記エチレン−酢酸ビニル共重合体
100重量部に対し05〜3重景部重量される。
界面活性剤の配合割合が05重量部より少ないと長期間
にわたる流滴持続性が生じないし、初期における流滴性
も悪くなる。捷だ3重量部よシ多くなると得られるフィ
ルムが白濁して透明性が悪くなると共にフィルムの強度
が低下し農業用フィルムとして使用できなくなる。
本発明で用いられる熱融着防止剤としてはボリエテVン
ワックス、マイクロワックス等の炭化水素系ワックスや
ステアリン酸カルシウム、2ウリン酸カルシウム等の金
属石けんなどがあげられるが、高級脂肪酸とへキサメチ
ノンジアミンとの縮合反応により得られる一般式R−C
ONH−(CH2)、−NHCO−R’ (式中R,R
’は炭素数8〜29のアルキル基)で表わされるヘキ6
− サ)fレンビスアルキロアミドが好適に使用される。ア
ルキル基(R,It’)の炭素数が7以下では、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体との相容性が悪くブリードアウ
トが早いため、熱融着防止効果の持続性に問題があり、
アルキル基(R。
R′)の炭素数が30以上では、逆にブリードアウトが
遅く、熱融着防止効果が弱い。また、ヘキサメチレンビ
スアルキロアミドの両端のアルキル基(R,R’)の炭
素数は一致している方が熱融着防止効果が大きく好まし
く、ステアリン酸へキサメチルジアミンが好適に使用さ
れる。
本発明においては前記エチレン−酢酸ビニル共重合体1
00重音部に対し熱融着防止剤は、0.03〜3重量部
、好ましくは005〜1重景部添重量合される。熱融着
防止剤の添加量が0.03重量部より少ないと熱融着防
止効果が十分発揮されず、また3重量部より多く添加し
ても添加量に比べそれほど熱融着防止効果は増大せず混
合しにくく成形性が悪くなり、ブリードアウトがひどく
なる等弊害の方が多くなるのである。
本発明における農業用被覆フィルムはエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体に所定量のアイオノマー樹脂、界面活性剤
及び熱融着防止剤を添加混合してフィルム状に成形する
ことによって製されるが、添加混合及び製膜は従来公知
の方法を採用でき、例えばロール混線、タンブラ−混合
後の押出ぺVタイズ等によるマスターバッチ化も容易で
あって、製膜時にマスターバッチを配合することにより
所定の添加量の配合物が得られ、該配合物はインフレー
ション成形法、Tダイ成形法等の押出成形法又はカレン
ダー成形法等によりフィルム状に成形される。
本発明の農業用被覆フィルムの構成は上述の通り、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し、アイオ
ノマー樹脂01〜5重量部、界面活性剤05〜3重量部
及び熱融着防止剤003〜3重葉部が添加されているの
で、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムの有する耐
衝撃性、保温性等がすぐれ、塵埃が付着しにくく、使用
後の焼却が容易であるという長所を失うことなく、流滴
性及び熱融着性がすぐれたフィルムとなっている。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例1〜27、比較例1〜15 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含i:14
重量%、メルトインデックス1,4)1001t’11
部に対しポリオキシエチレンソルビタンモノステアレー
ト (界面活性剤)5重量部奢添加しロール混練してマ
スターバッチ(ト)を作製した。
上記エチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対し
ステアリン酸へキサメチレンジアミン(熱融着防止剤)
5重量部を添加しロール混練してマスターバッチ03)
を作製した。
上記エチレン−酢酸ビニル共重合体にアイオノマー樹脂
(ナトリウムタイプ、三井ポリケミカル社製、商品名ハ
イミツク1601 )と上記マスターバッチ囚及び(B
)を添加混合して第1表に示す組成の配合物を得、Tダ
イの設置された押出機に供給し、180℃で押出して厚
さ01間=9− のフィルムを得た。
得られたフィルムを使用して圃場に小型のトンネルハウ
ス(30閏X 50 amの容器に水を入れその上にフ
ィルムをトンネル状に被覆したもの)付着状態を観察し
た。水滴の付着状態は被覆したフィルムの全面に全く水
滴が付着しないものt=rOJ、フィルムの約10%の
面積に水滴が付着したもの・を「○」、フィルムの約3
0チの面積に水滴が付着したものを「△」、それ以上水
滴が付着したものを「×」と判定し、結果を第1表に示
した。
又得られたフィルムを5 X 30 ((1!l11)
の大巻さに切断して試料を作製し、該試料を2枚重ね合
せ、2Kgのロールで押圧した後、ギヤーオーブンに供
給し、30分間加熱後20℃に冷却し、剥離強度を測定
した。ギヤーオープンは86〜106℃の間で2℃間隔
に設定しく温度精度±0.5℃)、剥離強度が200 
f / 50 tm巾以上になる温度を10− 融着温度とし結果を第1表に示した。
父上記フィルムの自然条件下におdる熱融着性を見るた
め、rl】30α長さ300−のフィルムを直径5側の
ロール状にまるめ滋賀県野洲郡野洲町に設置した農業用
ビニルハウス内の地面に昭和56年4月27日から同年
6月30日まで放置し、手で剥離し3段階評価し、結果
を第1表に示した。軽く剥離できるものをrOJ、剥離
できるが抵抗があるものを「Δ」、剥離できず無理すれ
ば破断するものを「×」と判定した。
しA1保ち 11− 第1表 第1表の続き 実施例28〜36、比較例16〜21 界面活性剤としてペンタエリスリトールモノステアレー
トを使用し、熱融着防止剤として人〒で1ノIAB)t
bVンハを使用した以外は実施例1で行ったと同様にし
てマスターパッチを作製し、第2表に示す組成の配合物
を作製し、フィルムを作製し、流滴性及び熱融着性を測
定し結果を第2表に示した。
第  2  表 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者 藤 沼 基 利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 エチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対
    し、アイオノマー樹脂01〜5重1L界面活性剤05〜
    3重量部及び熱融着防1F、剤003〜3重蓋部が添加
    されていることを特徴とする農業用被覆フィルム。 2、 アイオノマー樹脂がナトリウムイオンタイプのも
    のである特許請求の範囲第1項記載の農業用被覆フィル
    ム。 3、 熱融着防止剤が高級脂肪酸とへキサメチレンジア
    ミンとの縮合反応により得られる一般式l(−C0NH
    −(C)12)6−NHCO−R’ (式中R,R’は
    炭素数8〜29のアルキル基)で表わされるヘキサメチ
    レンビスアルキロアミドである特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の農業用被覆フィルム。 4、 ヘキサメチレンビスアルキロアミドがステアリン
    酸へキサメチレンジアミンでおる特許請求の範囲第3項
    記載の農業用被覆フィルム。
JP645682A 1982-01-18 1982-01-18 農業用被覆フイルム Granted JPS58122949A (ja)

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JPS5452156A (en) * 1977-09-30 1979-04-24 Sekisui Chem Co Ltd Agricultural covering film

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