JPS58121963A - 電子美顔装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、あらゆる皮膚の状態に対拠しうる電子美顔装
置に関する。

最近、各種の低周波電圧を利用する携帯用美顔装置が開
発され、一般家庭にも徐々に普及しつつある。

この種の美顔装置にあっては、常に適切−な低周波電圧
を患部皮膚に供給することが大切である。

すなわち、皮膚には油性と荒性とがあり、両者の電気抵
抗も、そして治療に必要とする低周波電圧も一般的に大
きく違う。また、皮膚に負電圧を印加すると発汗を促し
、逆に正電圧を印加するとこれを抑えることが知られて
いる。

従−て、油性の皮膚に負電圧を印加するとますオを油性
となシ、一方、荒性の皮膚に正電圧を印加すると荒性が
ますます高じることとなる。従って、曳好な美顔効果を
得るため１（は、前者に正電圧を、後者１（負電圧を供
給しなければならない。

本発明は、患者の皮膚の状態に応じて、常に適切な低周
波電圧を供給する装置を提供するものである。

詳しく言えば、本発明は、低周波発振回路の発振出力を
、出力コンデンサーを介して該回路にＩ１１方向及び逆
方向に直続に結合した複数のダイオードからな不整流回
路に導き、得られる正または負の整流出力を切換スイッ
チで切換選択し、いずれ力・の整流出力を取出して保水
性のスポンジロールに印加することを特徴とする電子美
顔装置に関する。

以下、詳細に本発明を説明する。

本発明でいう低周波発振回路とは、低周波正弦波、矩形
波、三角波、またはそれ以外の合成波を発振しうる電子
発振回路であシ、その出力電圧が正負数十ボルトの範囲
内であれば、公知である発振回路の中から適宜使用する
ことができる。例えば、正弦波であれば、各種の自励式
又は他励式発振回路、矩形波や三角波であれば、各種の
間歇発掘回路や弛張発振回路などが有利に使用しうる。

上記発振回路を作動せしめる電源とは、同発振回路を動
作させうるものであれば、その種類を問わない。−毅家
庭内や美容院内に常置して美顔治療を行うのであれば、
安価な商用電源が有利であるが、旅行先等にも携帯して
継続的又は断続的に美顔治療を行うのであれば、電池が
好ましい。

発振回路の発振出力を整流し、正または負の整流出力を
取り出すには、出力コンデンサーを介１−で発振回路に
順方向及び逆方向に複数のダ１″オードを直列接続し、
更に回路内に、例えば１回路、２接点の切換えスイッチ
を挿入して正または狗の整流出力を、例えばダイオード
の両端から取出せばよい。

かくして得られる整流出力を印加する保水性スポンジロ
ールとは、必要にして十分な保水性を有フｆ′１．ｐ、
良いが、電子治療に特有な不快感を極力緩和すべく、そ
の表面加工には十分注意を払うべきである。材質として
は、人工若しくは天然の発泡性３ｐ樹脂が適当である。

保水性スポンジロールに印加する整流電圧は５通常正負
数士ボルトまで、好ましくは正負数ボルトの範囲内で効
果が得られるよう調整すればよい。

本発明による電子美顔装置は、患者の皮膚が油性であっ
ても、荒性であっても、それに応じて適切な低周波電圧
を供給でき、確実な成果を得ることができるのである。

更に、このような機能にも拘わらず、装置自体を極めて
軽量化できるため、どこにでも自由に携帯して継続的若
しくは断続的に本格的な美顔治療を実施しうるのである
。

また、必要に応じて、神経性又は筋肉性の疾患治療に対
して有効に利用されている各種波形の低周波電圧を発振
しうる回路を内蔵し、切換えスイッチ等で、保水性スポ
ンジロールに印加される電圧波形を切換え、美顔治療以
外の電子治療を行いうるようにすることも自由である。

以下、本発明の好ましい実施態様の一例を図示した携帯
用電子美顔装置の実施例で説明する。

第１図は、本発明による携帯用電子美顔装置のブロック
ダイヤグラムを示し、低周波発振回路（１）の出力は端
子から出力コンデンサーＣを介して整流回路に導かれる
。ダイオードＤ□＋Ｄ２は発振回路（１）に順方向及び
逆方向に直列接続されており、正又は負の整流電圧は、
切換えスイッチＳによりダイオードＤ１、Ｄ２０両端か
ら適宜域シ出され、治療器本体（２）、及び保水性スポ
ンジロール（３）に印加される。なお、発振回路（１）
などは治療器本体（２）に内装される。

第２図は、本装置の発振回路を例示している。

その発振回路における発振波形は、第８図に示すような
矩形波又は正弦波となる。

この発振回路（１）に対し、スイッチＳを接点ａに接続
すると、発振電流は順方向に接続されたダイオードＤ□
を流れ、保水性スポンジロール（３）と治療器本体（２
）間に印加される整流出力は、第ａ図イま念は二の如く
になる。

？（に、スイッチＳを接点Ｃに接続すると発振電流（ｒ
よ逆方向に接続されたダイオードＤ２を流れ、スボン・
′７ｚローノ・（３）と治療器本体＜２１間に印加され
る整流出力は、第３図ハまたはへの如くになる。

皮膚が油性でも荒性でもなく、本装置を一般の電子治療
器として使用するときには、スイッチＳを接点すに接続
する。このとき、スポンジロール（３）に印加される低
周波電圧は、発振出力と同じとなる（第８図の口または
ホ）。

本装置による美顔治療は１次のように行なう。

患部が荒性の場合には、スイッチＳを接点ＣＫ接続して
負の整流出力を供給し、患部の発汗を促す。

一方、患部が油性の場合には接点ａに接続して正の整流
出力を供給し、皮膚の発汗を抑えて美顔を計る。

皮膚が正常の場合には、接点すに接続し１通常の電子治
療器として、低周波電圧の刺激により、皮膚の新陳代謝
を促進するとともに、蓄積されている神経性又は筋肉性
の疲労を緩和させる。

本携帯用美顔装置は、上記のような豊富な機能にも拘わ
らず、極めて軽量であシ、自由に持ち運んで本格的な美
顔治療を容易に行いうるという実益を有する。

本発明において、低周波発振回路の出力を整流して取出
すに際しては、第４図の如くに、発振回路にコンデンサ
ー、ダイオード、スイッチ、抵抗を直列に接続し、整流
出力を抵抗の両端から取出すようにすることもできる。

また、第５図の如くに、発振回路にコンデンサ１−　　
−、ダイオード、スイッチ、保水性スポンジロール、治
療器本体を直列に接続すれば、使用に際して、患部にロ
ールを接触したときにのみ低周波電流が流れるので都合
が良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の美顔装置のプロ・ツクダイヤグラム
。第２図は携帯用美顔装置の回路図。第８図は、本発明
の美顔装置の出力波形図、第４図及び第５図は他の実施
例を示す回路図である。 図中の符号を説明すれば、次の通りである。 ！＋１ｌｒｊ低周波発振回路　　（２）は治療器本体・
３）す保水性スポンジロール　Ｃは出力コンデンサー　
Ｄはダイオード　Ｓはスイ・ンチｔ３図 手続補正書 昭和５７年６月２２日 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、事件の表示 昭和５７年特許願第５７６５号 ２　発明の名称 電子美顔装置 ３、補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 ４、補正の対象 ？１．補正の内容 （１）明細書第１頁第１５行記載の［対処しうる。１を
「対処しうる」に補正します。 （２）明細書第７頁第６行記載の「緩和させる。」の後
に、成文を挿入します。 １本装置は、言わゆるイオントホレーゼを行う・−とも
でき、その際、イオン導入すべき薬物を；（溶液または
アルコール性水溶液とし、保水性スポンジロールに吸収
せしめればよい。イオン導入すべき薬物には、美容に有
効とされている各種のビタミン類などがあり、これらは
１種または２種以上組み合わせて適宜イオン導入するこ
とができる。特に、これまで各種化粧品に配合されてき
たある種のアミノビニル系感光色素、例えば２．２　　
（３−（ｊ−（３−へブチル−４−メチル−２−チアゾ
リン−２−イリデン）エチリデ〉′〕グロピオフエニレ
ン〕ビス〔３−・〜ブチルー４−ノチｐｕチアゾリニウ
ムロアイオダイド”、Ｉ　Ｃｒ熱品名　グラトニンまた
は感光素１．０１号、日本感光色素株式会社製造）は、
本発明の装置により効率よくイオン導入され、シミ、ソ
バカスなどの治療に著効を示す。」

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 低周波発振回路、発振回路用電源、発振回路に直列に接
   続した出力コンデンサー、該発振回路に順方向および逆
   方向に直列接続した複数のダイオード、切換スイッチ及
   び保水性スポンジロールからなり、該発振回路の発振出
   力なダイオードに導いて正または負の整流出刃とし、こ
   れを切換ヌイソチ（（よシ切り換え、正または負の整流
   出力を取シ出して該保水性スポンジロールに印加するこ
   とを特徴とする電子美顔装置。