JPS5812114Y2 - 接点式液面計 - Google Patents

接点式液面計

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Publication number
JPS5812114Y2
JPS5812114Y2 JP4509979U JP4509979U JPS5812114Y2 JP S5812114 Y2 JPS5812114 Y2 JP S5812114Y2 JP 4509979 U JP4509979 U JP 4509979U JP 4509979 U JP4509979 U JP 4509979U JP S5812114 Y2 JPS5812114 Y2 JP S5812114Y2
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JP
Japan
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container
liquid level
wire
detection piece
conductive
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Expired
Application number
JP4509979U
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English (en)
Other versions
JPS55145325U (ja
Inventor
穂積久士
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、容器の側壁を通して挿入し容器内の導電性
液体の液位測定を行うことのできる接点式液面計に関す
る。
従来より、高速増殖炉の冷却材として使用される液体ナ
トリウム等の導電性液体の液位測定には、接点式の液面
計が用いられている。
第1図は従来の接点式液面計を用いて導電性容器1内の
液体ナトリウム2の液位測定を行っている状態を示すも
のである。
この液面計は外周囲にフランジ3を有する絶縁筒4と、
この絶縁筒4に挿通された導電性の検出棒5と、この検
出棒5に取り付けた端子6と前記容器1の上板1aとを
接続する検出計7とから構成され、検出棒5を前記上板
1aに設けられた透孔1bを通して容器1内へ垂直下方
に挿入することにより、液位の測定をすることができる
すなわち、フランジ3の下面から検出棒5の下端までの
距離を所定寸法に設定しておき、フランジ3を前記上板
1aの上面に当てるようにすれば、検出棒5が液面に接
触すると前記端子6と上板1aとが短絡するので、この
短絡状態を検出計7で検出することによって、液体ナト
リウム2の液位を測定することができるのである。
ところで、液体ナトリウム2の液位を広範囲に亘って測
定するには多数の液面計を使用すればよく、このために
は容器1の上板1aのみに限らず、側壁にも検出棒挿入
用の透孔を設けることが望まれるのであるが、第1図に
示す従来の液面計のように検出棒5が直線状であると、
側壁に設けられる透孔は検出棒5を斜めに挿入するため
に大きくしなければならない。
しかし透孔を大きくすると容器1内の気密性を保ち難く
なる不具合が生ずるのである。
したがって、従来の液面計では容器1の上面スペースに
より検出棒5の挿入本数が制限され、液位の測定範囲が
制限されてしまうという問題があった。
また、容器1の上板1aと検出棒5とは絶縁筒4で絶縁
されているが、容器1の上板1aにはナトリウム2の蒸
気が付着し易いので検出棒5を上方から挿入した場合に
は、この絶縁筒4の表面にナトリウム蒸気が付着して検
出棒5が液面に接触していないにも拘わらず検出棒5と
上板1aとが短絡状態となり誤検出を生じる等の欠点も
あった。
本考案はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、導電性液体の液位を測定するに
際し、容器1の側壁に大きな透孔をあけることなくその
側壁を通して挿入することを可能にし、これによって容
器の上面スペースに限定されることなく広範囲に亘って
液位測定をすることができ、しかも導電性液体の蒸気付
着等による誤検出を防止できる接点式液面計を提供する
ことにある。
以下、この考案に係わる接点式液面計の構成を第2図及
び第3図に示す実施例に基づいて説明する。
第2図は接点式液面計10の使用状態を示す断面図、第
3図は同液面計10の要部を拡大して示す断面図である
この液面計10は絶縁筒11と、この絶縁筒11に進退
自在に挿通した導性のワイヤ12と、このワイヤ12の
一端に接続した導電性の検出片13と、この検出片13
と前記絶縁筒11との間にて前記ワイヤ12を進退自在
に挿通させた接続筒14a、〜、14gと、検出計7と
を具備して構成されている。
絶縁筒11の一端(前記検出片13側)には、両端面が
90の交角をもつ絶縁性の継手15が、その一端を下方
へ向けて固着されている。
なお、この継手15及び各接続筒14a、〜、14gは
下端中央部に凸部を有し、また各接続筒14a、〜、1
4g及び検出片13の上端中央部には、上方の継手15
又は接続筒14a、〜、14gの凸部に嵌合する凹部を
有している。
また、上記絶縁筒11の外周囲には取付板16が突設さ
れ、この取付板16の周縁部には複数のボルト孔16a
が等間隔に穿かれている。
また、上記取付板16の一側面(前記検出片13と反対
側の面)には比較的大きな筒体17が前記絶縁筒11を
囲むように取り付けてあり、この筒体17の開口端側を
閉放する端板17aの中心孔17bの縁部には、円筒状
のホイール18が回転自在に取り付けられている。
このホイール18の外周面には−・ンドル19が取り付
けられ、またホイール18の内周を一部小径にしてその
部分にねじ部18aを設け、このねじ部18aには、移
動筒20の外周のねじ部20aを螺合させている。
そして、上記移動筒20は前記ホイール18の回転によ
る上記ねじ18a、20aの作用により軸方向(矢印X
l−X2方向)に進退移動される。
また、前記移動筒20には中心に導電性の検出棒21を
固着した絶縁筒22が固着されている。
そして、上記検出棒21の内方端には前記ワイヤ12の
他端が接続され、同検出棒21の外方端には円板状の端
子23a 、23bが接続されている。
また、前記移動筒20は内方端外周にフランジ24を有
し、このフランジ24と前記取付板16との間にはベロ
ーズ25が前記絶縁筒11,22の各端部を囲むように
取り付けてあり、前記絶縁筒11の一端がこのベローズ
25、取付板16、フランジ24、絶縁筒22及び検出
棒21により閉塞されている。
また、前記接続筒14a、〜。14gはそれぞれ同径円
筒状の絶縁物からなるもので、前記移動筒20の外方向
(矢印X2方向)への移動により前記検出片13と継手
15との間に挾まれて、検出片13の下端面を水平方向
にかつ予め設定された高さ位置に保持する。
一方接点式液面計10を取り付ける導電性の容器1は、
その側壁に透孔1Cが穿かれている。
そして、接点式液面計10は次のようにして使用される
普ず、容器1への取付は時には前記ノ・ンドル19を一
方向に回してホイール18を回転し移動筒20を内方向
(矢印X1方向)へ移動させておく。
これによって前記ワイヤが弛み前記検出片13及び接続
筒14a、〜、14gは自由な状態となる。
そして、検出片13及び接続筒14a。〜、14gを透
孔1cを通して容器1内へ挿入し前記フランジ16をボ
ルト等により容器1の外側面に気密に固定し、絶縁筒1
1を容器1の側面に対し垂直に固定する。
次に、・・ンドル19を他方向へ回して移動筒20を外
方向(矢印X2方向)へ移動させ検出片13はワイヤ1
2に引かれて上昇し、この検出片13と継手15とで接
続筒14a。
〜、14gを挾むようになり、検出片13は下方向かつ
予め定められた検出高さ位置に固定される。
さらに、前記端子23a 、23b間と容器1の上板1
aとの間に検出計7を接続することによって、容器1内
の液体ナトリウム2の液位測定を行うことができる。
すなわち、液体ナトリウム2の液面が検出片13の検出
位置より低い場合、前記検出計7の検出端は非導通状態
となっているが、液体す) IJウム2の液面が上昇し
検出片13の検出位置に達すると、上記液面が検出片1
3の下面に接触し、このとき前記検出端は検出棒21、
ワイヤ12、検出片13及び液体ナトリウム2を介して
短絡状態となる。
この短絡状態を検出計7で検出することによって、液体
ナトリウム2の液位が測定される。
また、絶縁筒11、継手13及び接続筒14a、〜、1
4g等は容器1の側壁に配置されるので、従来の液面計
はど液体ナトリウム2の蒸気が付着することがなく、万
一付着した場合でも・・ンドル19を回して移動筒20
を移動させワイヤ12を緩めたり引いたりすることによ
り接続筒14a、〜、14g等に衝撃による振動を生じ
させ、これらに付着した蒸気を容易に除去することがで
きる。
以上、実施例に基づいて説明したように、本考案によれ
ば、容器1への取付時にはワイヤ12を弛め検出片13
及び接続筒14a、〜、14gを自由な状態にすること
によって、絶縁筒11を容器1の側壁に垂直に挿入する
ことができ、挿入後ワイヤ12を引くことによって検出
可能な状態に組立てることができる。
したがって、容器1の上面空間に制限されることなく、
多数の液面計を使用して広範囲に亘って液位測定を行う
ことができ、またワイヤ12の弛張操作により検出片1
3及び接続筒14a、〜、14gを移動させ接続筒14
a。
〜、14gに付着した液体ナトリウム2の蒸気を容易に
落とすことができ誤検出を防止することができる。
さらに、接続筒14a、〜、14gの数を適宜増減する
ことにより、測定液位を変化させることができる等の利
点がある。
なお、この考案は上述した実施例に限定されるものでは
ない。
例えば、前記接続筒の個数は7個に限らず、1個又は複
数個でもよい。
また、接続筒の軸方向長さや形状等は仕様に応じて適宜
定めればよいのは勿1論である。
さらに、前記移動装置は使用時に前記ワイヤを引張って
釦くことができるものならよい。
また、本考案の液面計は液体ナトリウムの液位測定に限
らず、水銀その他の導電性液体の液位測定に広く適用す
ることができる。
要するにこの考案は、その要旨を逸脱しない範囲で、種
々変形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の接点式液面計の概略を示す断面図、第2
図及び第3図はこの考案の一実施例を示すもので第2図
は液面計の使用状態を示す断面図、第3図は同液面計の
要部を示す断面図である。 1・・・容器、1a・・・上板、Ib、1c・・・透孔
、2・・・液体ナトリウム、7・・・検出計、11・・
・絶縁筒、12・・・ワイヤ、13・・・検出片、14
a〜14g・・・接続筒、15・・・継手、17・・・
筒体、18・・・ホイール、20・・・移動筒、21・
・・検出棒、22・・・絶縁筒、25・・・ベローズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性の容器の側壁に設けられた透孔内に配置して容器
    内外を連通ずる絶縁筒と、この絶縁筒に進退自在に挿通
    した導電性のワイヤと、このワイヤの一端に接続されて
    前記容器内に導入される導電性の検出片と、この検出片
    と前記絶縁筒との間にて前記ワイヤを進退自在に挿通さ
    せ前記ワイヤが外方向に引かれると前記検出片と絶縁筒
    との間に挾まれて前記検出片を所定の方向及び高さ位置
    に保持する1又は複数の接続筒と、前記ワイヤと容器と
    の間に接続され前記検出片と容器との短絡状態を検出す
    る検出計とを具備したことを特徴とする接点式液面計。
JP4509979U 1979-04-05 1979-04-05 接点式液面計 Expired JPS5812114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4509979U JPS5812114Y2 (ja) 1979-04-05 1979-04-05 接点式液面計

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JP4509979U JPS5812114Y2 (ja) 1979-04-05 1979-04-05 接点式液面計

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Publication Number Publication Date
JPS55145325U JPS55145325U (ja) 1980-10-18
JPS5812114Y2 true JPS5812114Y2 (ja) 1983-03-08

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ID=28922701

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JP4509979U Expired JPS5812114Y2 (ja) 1979-04-05 1979-04-05 接点式液面計

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