JPH0355078Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355078Y2 JPH0355078Y2 JP1983045445U JP4544583U JPH0355078Y2 JP H0355078 Y2 JPH0355078 Y2 JP H0355078Y2 JP 1983045445 U JP1983045445 U JP 1983045445U JP 4544583 U JP4544583 U JP 4544583U JP H0355078 Y2 JPH0355078 Y2 JP H0355078Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow pipe
- pressure
- tank
- conductive liquid
- electrode
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
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- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 claims 1
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧力の微少変化を連続的に計測でき、
構造が簡単で可燃性ガス雰囲気中でも使用できる
圧力に関する。
構造が簡単で可燃性ガス雰囲気中でも使用できる
圧力に関する。
従来、圧力計の連続測定方法は圧力に感応して
わずかに変位した量を、直接又は機械的に拡大し
例えば可変抵抗器の摺動片の偏移に変換させるこ
とにより、上記圧力を抵抗値変化で検出する方法
や、圧力に感応して形状が変形する素材に歪ゲー
ジを張り圧力を歪ゲージの抵抗値に変換する方法
等があるがこれら従来の圧力計では構造が複雑な
こと（特に変位量の増幅機構を有するものの構造
は極めて複雑である。）、特に摺動部分を有するも
のにあつては雑音が多く、かつ摺動時にアークが
生ずる恐れがあつて可燃性ガスの圧力計測ができ
ない等の欠点がある。
わずかに変位した量を、直接又は機械的に拡大し
例えば可変抵抗器の摺動片の偏移に変換させるこ
とにより、上記圧力を抵抗値変化で検出する方法
や、圧力に感応して形状が変形する素材に歪ゲー
ジを張り圧力を歪ゲージの抵抗値に変換する方法
等があるがこれら従来の圧力計では構造が複雑な
こと（特に変位量の増幅機構を有するものの構造
は極めて複雑である。）、特に摺動部分を有するも
のにあつては雑音が多く、かつ摺動時にアークが
生ずる恐れがあつて可燃性ガスの圧力計測ができ
ない等の欠点がある。
本考案は上記従来の欠点を解消する新規な構造
の圧力計を提案するものである。
の圧力計を提案するものである。
本考案を図面を用いて説明する。図面はいずれ
も本考案の実施例に係る図面で、第１図は実施例
の中央縦断面図、第２図は第１図におけるＢ−Ｂ
断面図である。
も本考案の実施例に係る図面で、第１図は実施例
の中央縦断面図、第２図は第１図におけるＢ−Ｂ
断面図である。
第１図において、タンク１は矢印Ｐの方向に圧
力により形状が弾性的に伸縮する部材で中空状に
形成されており、タンク１の上部には非導電材で
円筒状をした中空パイプ５が当該タンク１の内部
に連通して設けられており、中空パイプ５の先端
部は上記タンク１の内部に導電性液体２（実施例
では水銀）を注入し、空気を抜いたのち密閉され
ており、中空パイプ５の導電性液体２がない内部
４は真空エリアとなつている。また、中空パイプ
５の内部には、当該中空パイプ５の内壁との間に
わずかな間〓の真空エリア４を構成するように中
心柱８が設けられており、この中心柱８はタンク
１の底部に接触しない程度の長さで、中空パイプ
５の上端封止部分で固定されている。
力により形状が弾性的に伸縮する部材で中空状に
形成されており、タンク１の上部には非導電材で
円筒状をした中空パイプ５が当該タンク１の内部
に連通して設けられており、中空パイプ５の先端
部は上記タンク１の内部に導電性液体２（実施例
では水銀）を注入し、空気を抜いたのち密閉され
ており、中空パイプ５の導電性液体２がない内部
４は真空エリアとなつている。また、中空パイプ
５の内部には、当該中空パイプ５の内壁との間に
わずかな間〓の真空エリア４を構成するように中
心柱８が設けられており、この中心柱８はタンク
１の底部に接触しない程度の長さで、中空パイプ
５の上端封止部分で固定されている。
第２図に示すように中空パイプ５の外壁には全
周にわたつて例えば銀メツキされ、電極３が形成
されている。また、中空パイプ５中の導電性液体
２１は当該中空パイプ５の内壁と中心柱８の外周
との間に満たされ、円筒形状となつている。
周にわたつて例えば銀メツキされ、電極３が形成
されている。また、中空パイプ５中の導電性液体
２１は当該中空パイプ５の内壁と中心柱８の外周
との間に満たされ、円筒形状となつている。
以上に構成により、電極３と中空パイプ５の内
部に存在する導電性液体２の円筒柱状部分２１と
を対向する一対の電極とし、中空パイプ５を構成
する非導電材を誘電体とした静電容量が上記中空
パイプ５の部分で形成されており、電極３に接続
された電極リード６とタンク１の側面から内部に
導通した電極リード７とで信号（静電容量）をと
りだしている。
部に存在する導電性液体２の円筒柱状部分２１と
を対向する一対の電極とし、中空パイプ５を構成
する非導電材を誘電体とした静電容量が上記中空
パイプ５の部分で形成されており、電極３に接続
された電極リード６とタンク１の側面から内部に
導通した電極リード７とで信号（静電容量）をと
りだしている。
タンク１は、その周囲の圧力Ｐが変化すると、
その変化に応じてわずかに伸縮（弾性変形）し、
これによつてタンク１内の導電性液体２が中空パ
イプ５内を円筒柱状に上昇し、又は下降する。す
なわち、圧力Ｐの変化に対応して中空パイプ５の
導電性液体円筒柱状部分２１の長さＨが変化し、
この部分に形成されている前記静電容量が圧力Ｐ
に対応した値となるので、当該静電容量を知るこ
とにより、圧力Ｐを測定することができる。この
ようにして作り出された静電容量は適宜な電気信
号に変換され（例えば発信回路と組み合せて周波
数信号に変換する等）、外部に圧力信号として取
り出される。
その変化に応じてわずかに伸縮（弾性変形）し、
これによつてタンク１内の導電性液体２が中空パ
イプ５内を円筒柱状に上昇し、又は下降する。す
なわち、圧力Ｐの変化に対応して中空パイプ５の
導電性液体円筒柱状部分２１の長さＨが変化し、
この部分に形成されている前記静電容量が圧力Ｐ
に対応した値となるので、当該静電容量を知るこ
とにより、圧力Ｐを測定することができる。この
ようにして作り出された静電容量は適宜な電気信
号に変換され（例えば発信回路と組み合せて周波
数信号に変換する等）、外部に圧力信号として取
り出される。
以上に構成に於いて、中空パイプ５内に形成さ
れる円筒形状の真空エリア４は、中心柱８が存在
することにより中空パイプ５の径が太くてもわず
かな間〓に形成できる。従つて圧力の微少変化に
対しても導電性液体２の当該真空エリア４内の移
動量が多くなり、かつ中空パイプの径を太くする
ことによつて電極３の面積および当該電極３と対
向する電極となる導電性液体円筒柱状部分２１の
面積とを大きくすることができるため、圧力変化
を静電容量の大きな変化で取り出すことができ、
感度が極めて良好な圧力計が得られる。
れる円筒形状の真空エリア４は、中心柱８が存在
することにより中空パイプ５の径が太くてもわず
かな間〓に形成できる。従つて圧力の微少変化に
対しても導電性液体２の当該真空エリア４内の移
動量が多くなり、かつ中空パイプの径を太くする
ことによつて電極３の面積および当該電極３と対
向する電極となる導電性液体円筒柱状部分２１の
面積とを大きくすることができるため、圧力変化
を静電容量の大きな変化で取り出すことができ、
感度が極めて良好な圧力計が得られる。
本実施例に於いて、タンク１の周囲温度の変化
による当該タンク１及び導電性液体２の膨張、収
縮は材質上さけえないので、本実施例による圧力
計を用いた圧力測定では周囲温度を別に測定し、
前述した静電容量を補正して圧力を算出する必要
があるが、当該周囲温度変化による補正は本考案
とは直接に関係しないので詳細には述べない。
による当該タンク１及び導電性液体２の膨張、収
縮は材質上さけえないので、本実施例による圧力
計を用いた圧力測定では周囲温度を別に測定し、
前述した静電容量を補正して圧力を算出する必要
があるが、当該周囲温度変化による補正は本考案
とは直接に関係しないので詳細には述べない。
以上詳細に説明したように、本考案によれば、
極めて簡単な構造で圧力変化に伴う静電容量変化
を大きくすることができ、しかも構造が密閉形で
かつ機械的摺動部分を必要としないので、雑音が
少なく、可燃性ガス雰囲気内でも使用できる高感
度な圧力計が得られるという極めて大きな効果が
得られる。
極めて簡単な構造で圧力変化に伴う静電容量変化
を大きくすることができ、しかも構造が密閉形で
かつ機械的摺動部分を必要としないので、雑音が
少なく、可燃性ガス雰囲気内でも使用できる高感
度な圧力計が得られるという極めて大きな効果が
得られる。
図面はいずれも本考案を説明するためのもの
で、第１図は実施例の中央縦断面図、第２図は第
１図に於けるＢ−Ｂ断面図である。 １……タンク、２……導電性液体、３……電
極、５……中空パイプ、８……中心柱。
で、第１図は実施例の中央縦断面図、第２図は第
１図に於けるＢ−Ｂ断面図である。 １……タンク、２……導電性液体、３……電
極、５……中空パイプ、８……中心柱。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 圧力に感応して伸縮するタンクと当該タンク
の内部に連通して設けられた非導電材の中空パ
イプと、該中空パイプの外壁に密着して設けら
れた電極と、該中空パイプの内壁との間に少間
〓を形成して当該中空パイプの中心部に設けら
れた中心柱と、上記タンク内に封入された導電
性液体とでなり、上記中空パイプを誘電体と
し、上記電極と上記導電性液体との間で得られ
る静電容量で圧力を知るようにしたことを特徴
とする圧力計。 ２ 導電性液体を水銀とした実用新案登録請求の
範囲第１項に記載の圧力計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4544583U JPS59151132U (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 圧力計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4544583U JPS59151132U (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 圧力計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59151132U JPS59151132U (ja) | 1984-10-09 |
| JPH0355078Y2 true JPH0355078Y2 (ja) | 1991-12-06 |
Family
ID=30175961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4544583U Granted JPS59151132U (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 圧力計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59151132U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103868640B (zh) * | 2012-12-16 | 2016-12-28 | 何永 | 双微数字流体压力计 |
| CN104180850B (zh) * | 2013-05-24 | 2017-02-08 | 何永 | 微型压力温度湿度智能表 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4969177A (ja) * | 1972-09-08 | 1974-07-04 | ||
| JPS5347880B2 (ja) * | 1972-06-28 | 1978-12-23 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5115374U (ja) * | 1974-07-23 | 1976-02-04 | ||
| JPS5347880U (ja) * | 1976-09-28 | 1978-04-22 |
-
1983
- 1983-03-29 JP JP4544583U patent/JPS59151132U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5347880B2 (ja) * | 1972-06-28 | 1978-12-23 | ||
| JPS4969177A (ja) * | 1972-09-08 | 1974-07-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59151132U (ja) | 1984-10-09 |
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