JPS605440Y2 - 管内通信用アンテナ - Google Patents
管内通信用アンテナInfo
- Publication number
- JPS605440Y2 JPS605440Y2 JP7573777U JP7573777U JPS605440Y2 JP S605440 Y2 JPS605440 Y2 JP S605440Y2 JP 7573777 U JP7573777 U JP 7573777U JP 7573777 U JP7573777 U JP 7573777U JP S605440 Y2 JPS605440 Y2 JP S605440Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- antenna
- pipe
- gas
- measuring device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は管内通信用アンテナに関するものである。
管内通信用アンテナは、ガス導管のような気体輸送管を
電波伝送の導波管として用いるために、気体輸送管内に
電波信号を送り込んだり、電波信号を受けたりするもの
である。
電波伝送の導波管として用いるために、気体輸送管内に
電波信号を送り込んだり、電波信号を受けたりするもの
である。
この種のアンテナは、有効放射部を気体輸送管の管横断
面の中央近傍に位置決めするために、気体輸送管内に深
く挿入される。
面の中央近傍に位置決めするために、気体輸送管内に深
く挿入される。
その結果、アンテナの導体は、管内気流に抗した状態で
電波の送受を行なうため、その導体を太くして機械的強
度を大きくしである。
電波の送受を行なうため、その導体を太くして機械的強
度を大きくしである。
ところで、気体輸送管内の気体の温度、圧力および流量
等の物理量の測定は、従来から気体輸送管にノズル孔を
設け、管内気体をノズル孔から取出して測定していた。
等の物理量の測定は、従来から気体輸送管にノズル孔を
設け、管内気体をノズル孔から取出して測定していた。
しかしながら、アンテナ導体を中空にしてそのなかに物
理量測定装置を内蔵させ、このアンテナ導体をノズル孔
に挿入して管内気体の物理量の測定できれば、アンテナ
導体挿入孔を別個に設ける必要がなくなる。
理量測定装置を内蔵させ、このアンテナ導体をノズル孔
に挿入して管内気体の物理量の測定できれば、アンテナ
導体挿入孔を別個に設ける必要がなくなる。
したがって、この考案の目的は、ノズル孔を利用して管
内気体の物理量の測定ができる管内通信用アンテナを提
供することである。
内気体の物理量の測定ができる管内通信用アンテナを提
供することである。
この考案の一実施例を第1図に示す。
図において、管内通信用の同軸形アンテナの中心導体1
の外側に管状導体2,3がそれぞれ同心的に配置され、
管状導体3の上端鍔部にキャップ4が固定されている。
の外側に管状導体2,3がそれぞれ同心的に配置され、
管状導体3の上端鍔部にキャップ4が固定されている。
中心導体1は、内部が中空になっていて、そこにシース
状の温度測定器5が配挿されている。
状の温度測定器5が配挿されている。
管状導体2,3のそれぞれの下端内周には、高周波絶縁
リング6.7がねじ止めされ、管状導体3の中途部内周
に短絡リング8がねじ止めされている。
リング6.7がねじ止めされ、管状導体3の中途部内周
に短絡リング8がねじ止めされている。
この場合、高周波絶縁リング6.7は、導体1,2の間
および導体2,3の間に管内気体が侵入しないように密
封する機能も有している。
および導体2,3の間に管内気体が侵入しないように密
封する機能も有している。
導体プラグ9は、中心導体1の上端面の凹部に嵌合され
ねじ止めされている。
ねじ止めされている。
この中心導体1の上端外周面には、高周波絶縁チューブ
10および導体リング11が絶縁スリーブ付ノックピン
12により固定されている。
10および導体リング11が絶縁スリーブ付ノックピン
12により固定されている。
この導体リング11の外周面下端にはおねじ部が形成さ
れていて、そのおねじ部が管状導体2の上端内周に形成
されためねじ部に螺入している。
れていて、そのおねじ部が管状導体2の上端内周に形成
されためねじ部に螺入している。
中心導体1の中空部に配挿されたシース状の温度測定器
5の上端は、中心導体1および管状導体2の上部に設け
られた貫通孔13.14およびキャップ4の周胴部に設
けられた貫通孔15を挿通してアンテナの外部に導出さ
れる。
5の上端は、中心導体1および管状導体2の上部に設け
られた貫通孔13.14およびキャップ4の周胴部に設
けられた貫通孔15を挿通してアンテナの外部に導出さ
れる。
貫迦孔13〜15には、絶縁パツキン16が配設されて
いて、温度測定器5が管状導体2.3と直接接触しない
ようになっている。
いて、温度測定器5が管状導体2.3と直接接触しない
ようになっている。
これはつぎの理由による。
すなわち、°中心導体1は、管状導体2,3およびキャ
ップ4と電気的に絶縁する必要があるが、温度測定器5
は外周面が絶縁されていないため、これが管状導体2,
3と直接接触すると、中心導体1の絶縁性が確保されな
くなるからである。
ップ4と電気的に絶縁する必要があるが、温度測定器5
は外周面が絶縁されていないため、これが管状導体2,
3と直接接触すると、中心導体1の絶縁性が確保されな
くなるからである。
この同軸形アンテナは、第2図に示すように、輸送管1
6aのノズル16bに最外周の管状導体4の外側脚を挿
入固定して取付けられる。
6aのノズル16bに最外周の管状導体4の外側脚を挿
入固定して取付けられる。
このとき、中心導体1、管状導体2,3および短絡リン
グ8は、使用電波の管内波長をλgとすると、それぞれ
輸送管16aに対して直角方向に入9/4の間隔を保つ
ように配置される。
グ8は、使用電波の管内波長をλgとすると、それぞれ
輸送管16aに対して直角方向に入9/4の間隔を保つ
ように配置される。
そして、中心導体1と管状導体2の境界付近がほぼ輸送
管16aの中心軸16c上に位置するように、挿入され
る。
管16aの中心軸16c上に位置するように、挿入され
る。
その結果、温度測定器5は、温度測定のために充分な深
さで輸送管16aに挿入されることになり、輸送管16
aの管内気体の温度を正確に測定することができる。
さで輸送管16aに挿入されることになり、輸送管16
aの管内気体の温度を正確に測定することができる。
なお、この場合、アンテナの信号送受機能を損わない範
囲内でアンテナ挿入深さを調節して、温度測定器5を一
層好ましい位置に設定することもできる。
囲内でアンテナ挿入深さを調節して、温度測定器5を一
層好ましい位置に設定することもできる。
この考案の他の実施例を第3図ないし第5図に示す。
この同軸形アンテナは、第1図の中心導体1の下端の周
胴部に管内気体の流れる方向に沿って複数の貫通孔17
を設けるとともに、シース状の温度測定器5に代えて熱
線流量計18を用いている。
胴部に管内気体の流れる方向に沿って複数の貫通孔17
を設けるとともに、シース状の温度測定器5に代えて熱
線流量計18を用いている。
そして、熱線流量計18の検知部18aを中心導体1の
下端の貫通孔17形成部分に位置決めして検知部18a
が直接管内気体に曝されるようにしている。
下端の貫通孔17形成部分に位置決めして検知部18a
が直接管内気体に曝されるようにしている。
この検知部18aの熱線は、固定用の枠体19で保護固
定されている。
定されている。
また、中心導体1の内部上端と熱線流速計18のリード
線20の外周部の間には硬質ガラス21および絶縁充填
物22が充填されて気密構造になっていて、中心導体1
の内部に侵入した管内気体が管内導体2〜3およびキャ
ップ4内に拡散しないようになっている。
線20の外周部の間には硬質ガラス21および絶縁充填
物22が充填されて気密構造になっていて、中心導体1
の内部に侵入した管内気体が管内導体2〜3およびキャ
ップ4内に拡散しないようになっている。
それ以外の部分は第1図と同じであり、同一部分に同一
符号を付している。
符号を付している。
なお、実施例は、同軸形アンテナについて説明したが、
この考案は、他の管内通信用アンテナ、たとえば円筒ス
ロットアンテナ等に適用することもできる。
この考案は、他の管内通信用アンテナ、たとえば円筒ス
ロットアンテナ等に適用することもできる。
また、実施例は、中空の中心導体1に温度測定器5等を
配設しているが、この中心導体1を管内気体の熱量、組
成分析サンプリング管として用いることもできる。
配設しているが、この中心導体1を管内気体の熱量、組
成分析サンプリング管として用いることもできる。
以上のように、この考案の管内通信用アンテナは、通信
用アンテナ導体を中空にしてその中空部に気体の物理量
を測定する測定装置を配設したため、ノズル孔を利用し
て管内気体の物理量の測定が可能となる。
用アンテナ導体を中空にしてその中空部に気体の物理量
を測定する測定装置を配設したため、ノズル孔を利用し
て管内気体の物理量の測定が可能となる。
そのため、アンテナ導体挿入孔を別設する必要がなくな
る。
る。
また、前記測定装置の測定部に対面する前記アンテナ導
体の部分に複数の透孔を設けたときは、測定装置が直接
気体に接触するため、測定装置の応答速度が速くなる。
体の部分に複数の透孔を設けたときは、測定装置が直接
気体に接触するため、測定装置の応答速度が速くなる。
第1図はこの考案の一実施例の一部切欠正面図、第2図
はその使用状態説明図、第3図は他の実施例の一部切欠
正面図、第4図はそのIV−IV断面図、第5図は同じ
くその要部の拡大斜視図である。 1・・・・・・中心導体、2,3・・・・・・管状導体
、5・・・・・・温度測定器。
はその使用状態説明図、第3図は他の実施例の一部切欠
正面図、第4図はそのIV−IV断面図、第5図は同じ
くその要部の拡大斜視図である。 1・・・・・・中心導体、2,3・・・・・・管状導体
、5・・・・・・温度測定器。
Claims (2)
- (1)通信用アンテナ導体を中空にしてその中空部に気
体の物理量を測定する測定装置を配設したことを特徴と
する管内通信用アンテナ。 - (2)前記測定装置の測定部に対面する前記アンテナ導
体の部分に複数の透孔を設けている実用新案登録請求の
範囲第(1)項記載の管内通信用アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7573777U JPS605440Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | 管内通信用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7573777U JPS605440Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | 管内通信用アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS543166U JPS543166U (ja) | 1979-01-10 |
JPS605440Y2 true JPS605440Y2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=28990400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7573777U Expired JPS605440Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | 管内通信用アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605440Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-10 JP JP7573777U patent/JPS605440Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS543166U (ja) | 1979-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2016538540A (ja) | 高度無線周波数センシングプローブ | |
US9863800B2 (en) | Radar level gauge | |
GB595207A (en) | Apparatus for measuring standing waves on radio-frequency transmission lines | |
US4208909A (en) | Admittance sensing probe having multiple sensing elements | |
CN219914692U (zh) | 一种温度探针 | |
JPS605440Y2 (ja) | 管内通信用アンテナ | |
CN103884919B (zh) | 具有同轴线结构的高温状态介质介电系数测量探头及系统 | |
CN110579270A (zh) | 一种适用于强电磁环境的声传感器 | |
CN112611886A (zh) | 一种内部对地绝缘型加速度传感器 | |
CN210487070U (zh) | 一种适用于强电磁环境的声传感器 | |
CN201926520U (zh) | 带屏蔽线的铂电阻温度传感器 | |
CN209310937U (zh) | 一种电机用铂电阻温度传感器 | |
JPH074600Y2 (ja) | 広帯域測定用セル | |
CN211783725U (zh) | 一种投入式液位计 | |
CN219776831U (zh) | 一种用于地下高温水位测试的探头装置 | |
JPH0432616Y2 (ja) | ||
CN221811642U (zh) | 一种外覆式温度传感器 | |
CN215811259U (zh) | 监测传感插头及其测温装置 | |
CN213067986U (zh) | 一种近距离非接触感温装置 | |
CN213120727U (zh) | 一种耐电离辐射分体式导波雷达液位计 | |
CN217280075U (zh) | 一种加长接头及涡街流量计探头 | |
CN211504442U (zh) | 一种热电阻的保护装置 | |
CN212158746U (zh) | 柔性触点式电子水尺 | |
JPH0317232Y2 (ja) | ||
CN220063116U (zh) | 一种投入式液位传感器 |