JPS5811940B2 - ジメチルホルムアミドの製造方法 - Google Patents

ジメチルホルムアミドの製造方法

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JPS5811940B2
JPS5811940B2 JP53160075A JP16007578A JPS5811940B2 JP S5811940 B2 JPS5811940 B2 JP S5811940B2 JP 53160075 A JP53160075 A JP 53160075A JP 16007578 A JP16007578 A JP 16007578A JP S5811940 B2 JPS5811940 B2 JP S5811940B2
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methylamine
dma
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須藤勝
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C233/00Carboxylic acid amides

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジメチルホルムアミドの製造方法に関するもの
で、詳しくはメタノールとアンモニアからメチルアミン
類を合成し、その生成物からジメチルアミンを単離精製
し、次いでこのジメチルアミンと一酸化炭素よりジメチ
ルホルムアミドを製造する方法の改良に関するものであ
る。
ジメチルホルムアミド(以下、DMFと略称する)は人
工皮革、ウレタン繊維、アクリル繊維及び各種樹脂の溶
剤として、更には各種の有機合成を進める際の反応溶剤
、反応試剤などとして広範な分野で使用されている。
このように工業的に極めて有用なりMFを製造する方法
としては、ジメチルアミン(以下、DMAと略称する)
と一酸化炭素の反応によるものと、DMAと蟻酸メチル
の反応によるものの2法が代表的な方法であるが、後者
の方法はメタノールの副生が避けられず工程も複雑にな
るため、前者の方法が工業的には有利である。
DMAと一酸化炭素の反応によってDMFを製造する場
合、使用される原料DMAは、次に述べる理由によって
、高純度のものを用いるのが一般的である。
即ち、該反応は触媒として、アルカリアルコレートの存
在下で反応を進行させるから、原料DMA中に水分があ
ると触媒アルカリアルコレートは水と反応して消費され
てしまい、該DMFの合成反応が進まなくなる。
また、原料DMA中にアンモニアや他のアミン類が含ま
れていると、各種のアミド類が、該DMFの合成反応中
に副生成物として生起する。
これらの副反応によって生成するアミド類はホルムアミ
ド、N−メチルホルムアミド及びNN−ジメチルアセト
アミド等で、これらはDMFよりも沸点が高い反面、熱
や水に対する安定性はDMFよりも悪い。
そのため、DMF精製の際にこれらのアミド類は蒸留塔
のリボイラー等で熱分解を受けたり、僅かな水の存在で
加水分解を受けたりして、結果としてDMFの精製系に
、これらアミド類の分解生成物であるアンモニアやアミ
ン類と蟻酸及びこれらによる有機酸塩類が持込まれるこ
とになり、該精製工程を複雑化せしめることになる。
また、DMFはその用途上から高品質なものが要求され
ている。
これは単に高純度のものというだけでなく物性面でも制
約されている。
例えば、DMFをポリウレタン系の人工皮革や合成繊維
の重合用溶剤として使用する場合、DMFの品質によっ
て、イソシアネートに対するポリオールなどの活性水素
化合物の付加反応速度が影響を受ける。
即ち、付加反応速度はDMF中に含まれるアミン類の量
によってpH値が高いときには速くなり、蟻酸などを含
みpH値が低いと遅くなる。
また、DMF中に有機酸塩類が含まれている場合には、
DMFの電気伝導度が高くなったりする。
このように不純物の混入によりDMFの物性は、大きく
左右されることが多いため、実用上、DMFの品質とし
ては不純物の含有量以外に、物性値として電気伝導度1
0μ■/cm以下、20%水溶液のpH値6.5〜85
を示すような高純度且つ安定したものが一般に要求され
ている。
このようなことから、DMAと一酸化炭素の反応による
DMFの製造法においては、原料DMA中に未反応アン
モニア、他のメチルアミン類、水等を含んだものを使用
することは忌避され、原料DMAは高純度のものが使用
されている。
従来、高純度DMAはメタノールとアンモニアの反応に
よりメチルアミン類を合成し、この反応生成物から精製
、単離して得ている。
しかし、このメチルアミン類の合成反応ではDMAの他
にモノメチルアミン及びトリメチルアミンの副生が避け
られず、また、これら3種のメチルアミンのうち、工業
的需要はDMAに片寄っていることから余剰のモノメチ
ルアミン及びトリメチルアミンはメチルアミン合成系へ
再循環し処理されており、メチルアミンの製造設備は生
産量の割には大型化している。
また、メチルアミン合成の反応生成物からDMAを分離
するには一般に蒸留操作がとられているが、前記3種の
メチルアミンは水及び未反応アンモニアとそれぞれ相互
間で共沸混合物を形成することから、反応生成物より目
的物であるDMAを単離するには煩雑な操作を含む蒸留
により行われている。
例えば、工業的に実施されているメチルアミン合成法の
代表的の例として、FLUID HANDLING、J
anuary、(1963)。
P13〜14記載の方法がある。
この方法は、メタノールとアンモニアの接触反応により
得た反応生成物を第1の蒸留塔に供給し、塔頂から未反
応アンモニアを除き、それを反応系へ再循環する。
一方、塔底物は第2の蒸留塔に供給し、ここで水抽出蒸
留によってトリメチルアミンを塔頂部から単離し、塔底
からDMAとモノメチルアミン及び水の混合物を得、こ
れを第3の蒸留塔に供給して脱水処理を施し、その頂部
からDMAとモノメチルアミンの混合物を留出せしめ、
次いで、この混合物を第4の蒸留塔に供給して通常の蒸
留法に従い処理を施し、塔頂部からモノメチルアミンを
単離し、塔底部からDMAを取得する方法である。
DMFは。
このようにして得た高純度のDMAを原料として使用し
、それをナトリウムメチラートのようなアルカリ金属ア
ルコラード触媒の存在下に一酸化炭素と反応させ、その
生成物を蒸留、精製して製造している。
しかしながら、上述の如き従来法によるDMF製造法に
おいては、製造工程が複雑であり、且つ操作も煩雑で、
蒸気などのユーティリティズも多く消費されるなど、工
業的に改善するべく問題点があった。
本発明は、これらDMFの製造方法における問題点を改
善するべくなされたものである。
その目的とするところは、メタノールとアンモニアから
メチルアミンを合成し、次いてこのメチルアミンさ一酸
化炭素よりジメチルホルムアミドを製造するに当り、工
程の簡略化、蒸気などユーティリティズの節減ができる
と同時に高品質のDMFが安定して製造できる工業的に
極めて有利なりMFの製造方法を提供することにあり、
この目的はメチルアミン合成反応生物から高純度DMA
を単離することなく、2回の蒸留操作により精製取得し
たDMAとトリメチルアミンの混合物をDMF製造用原
料として使用することによって達成しようとするもので
ある。
すなわち、本発明は、メタノールとアンモニアからメチ
ルアミンを合成し、次いでこのメチルアミンと一酸化炭
素よりジメチルホルムアミドを製造するに当り、モノ−
、ジー、およびトリーメチルアミンを含むメチルアミン
合成反応生成物を第1の蒸留塔に供給し、未反応アンモ
ニアとモノメチルアミンを夫々トリメチルアミンとの共
沸組成物として同時に除去することにより、主としてジ
メチルアミン、トリメチルアミンおよび水の混合物とし
、次いでこの混合物を第2の蒸留塔に供給して脱水処理
を行なったが、得られるジメチルアミンとトリメチルア
ミンの混合物をアルカリ金属アルコラード触媒の存在下
に一酸化炭素と反応させることを特徴とするジメチルホ
ルムアミドの製造方法を要旨とするものである。
以下、本発明を図面にしたがって説明する。
第1図は本発明を遂行するための製造工程の一実施例で
ある。
メチルアミンはメタノール(1)とアンモニア(2)を
あるいわさらに再循環するメチルアミン(3)及び未反
応アンモニアとメチルアミンの混合物(4)と共にメチ
ルアミン合成塔Aに供給し、脱水触媒の存在下に反応さ
せて合成する。
このメチルアミン合成塔の最適条件は、目的とする各メ
チルアミンの生産比率を勘案しつつ、経済性を加味して
決めるので、−概に云い難いが、温度350〜450℃
、圧力15〜25kg/cm2Gの条件下に原料(5)
のフィード組成をできるだけ一定に保つようにする。
原料中の組成は窒素と炭素の原子比N/Cが0.5〜5
.0好ましくは1.0〜3.0の範囲内にあるのがよい
脱水触媒としては、5iO2−A12O3,5102−
Mg0.Al2O3などが用いられる。
このようにして得られた反応生成物(6)は第1の蒸留
塔Bに供給し、圧力15〜25kg/cm2Gの条件下
に蒸留し、該塔の頂部で未反応アンモニアとモノメチル
アミンを夫々トリメチルアミンとの共沸組成物として形
成せしめ同時に分離する。
この際、後続工程へのアンモニア及びモノメチルアミン
の混入を避けるために、極く微量のDMAも該共沸組成
物中に含まれるように抜くことが好ましく、これにより
塔底物(7)は、DMAとトリメチルアミン及び水の三
成分混合物とすることができる。
第1の蒸留塔Bより分離した未反応アンモニアとメチル
アミンの混合物(4)はメチルアミン合成系に再循環す
ることができる。
次いで塔底物(7)を第2の蒸留塔Cに供給し、圧力5
〜1.5kg/cm2Gの条件下で脱水して、塔底より
、メチルアミンの生成反応時に発生した水分を主成分と
した若干の高沸点成分(8)を系外に排出し、塔頂から
DMAとトリメチルアミンの混合物(9)を得る。
このようにして分離したDMAとメチルアミンの混合物
は直接DMF合成塔りに供給し、該塔でアルカリ金属ア
ルコラード触媒(11)の存在下、一酸化炭素(10)
と反応せしめる。
反応条件は、常温〜150℃、5〜200kg/cm2
G、好ましくは100〜140℃、5〜30kg/cm
2Gである。
DMF合成塔りは、内挿された冷却設備又は外部冷却器
によって、DMF合成に適する上記温度範囲に匍漂する
合成塔頂部から未反応の一酸化炭素とトリメチルアミン
の大部分をガス化させた混合ガス(12)を冷却器Eに
導き、充分に冷却して、オフガス(13)を分離し、同
時にトリメチルアミン(14)を液化させて回収する。
このトリメチルアミンはそのままトリメチルアミンの製
品とすることもできるが、通常はメチルアミンの合成系
へ戻し再循環しDMAに転化する。
生成したDMFは該合成塔りの上部から粗DMF(15
)として、次工程のDMF精製系Fに於いて、精製し高
品質DMF(18)を得る。
尚この際、若干の高沸物(17)と、トリメチルアミン
を主成分とした低沸物(16)が得られるが、低沸物(
16)はメチルアミンの合成系に戻してもよい。
本発明の方法に従ってDMFを製造すれば、メチルアミ
ンの精製工程において従来法のような複雑な工程で高純
度DMAを単離する必要がなく、メチルアミンの製造か
らDMFの取得までを一貫したプロセスとして極めて簡
略化することができ、そのために消費される蒸気等のユ
ーティリティズの量が大巾に削減できる。
殊にメチルアミンの精製工程では、従来少なくとも4回
の蒸留操作を繰返し、高純度DMAを得なければならな
かったものが、僅か2回の蒸留操作のみで充分である。
即ち、メチルアミン精製プロセスは前述のFLUIDH
ANDLING、January1963記載の如く、
4本の蒸留塔によって高純度DMAを単離する必要はな
く、メチルアミン合成反応生成物からアンモニアとモノ
メチルアミンをトリメチルアミンとの共沸組成物として
分離し、それにより得たDMAとトリメチルアミンの混
合物をDMF製造用原料とすることができるから、第2
の蒸留塔Cの処理対象物の量が従来法よりも大巾に削減
され、DMF製造用のDMAは僅か2回の蒸留操作で済
み、トリメチルアミンの分離のために特別な操作を要し
ない。
従って、設備は簡単で小型化し、蒸気などの使用量は大
巾に節約できた。
更に、処理すべき排水量も、従来法のようにトリメチル
アミンを分離するための水抽出蒸留を本発明に従えば必
要としないから、該メチルアミンの生成反応による副生
水のみとなり、その処理量が従来法の1/3以下にでき
た。
本発明に於いては、メチルアミン精製工程から得られる
DMAとトリメチルアミンの混合物を直接DMF合成塔
に供給することにより、DMFの合成系そのものがトリ
メチルアミンの濃縮精製機能を果すと云う意外な効果を
発揮する。
そればかりか、DMF合成塔内の温度を所定の範囲に側
索する目的に対しても、有利な作用効果が出る。
即ち、DMFの生成反応はΔH=19.8Kcal/g
−molの発熱反応であるため、合成塔を100〜14
0℃の好ましい温度に保つために何等かの手段で冷却が
必要であった。
ところが、DMF合成塔内に於いてトリメチルアミンは
直接該反応に関与せず単に通過するのみであり、その際
、蒸発して該反応熱を奪取するので、従来、DMF合成
に必要とした、温度側索のための冷媒量を削減する効果
を担うことが確められた。
以上のように、本発明に従って、DMFの製造をすれば
、従来法にない顕著な効果が発揮出来るものである。
これらを要約してみると、(1)DMF製造用原料とし
てのDMAは高純度のものを必要とせず、(2)メチル
アミンの精製工程が簡略化され、(3)設備は小型化し
、(4)処理を必要とする排出量は1/3以下になり、
(5)全体としての蒸気や冷却水などのユーティリティ
ズも大巾に削減でき、且つ製品DMFの品質も従来品に
劣らぬものが得られると云った数々の効果が結果として
確められ、DMFの製造プロセスとして工業的に極めて
有利な方法と云える。
次に実施例により本発明を具体的に説明する。
〔実施例〕
第1図に示す製造工程によりDMFの製造を行った。
メタノール359kg/H、アンモニア95kg/H1
と第1の蒸留塔Bの頂部で分離したアンモニア及びメチ
ルアミンの混合物1245kg/H及びDMF合成並び
に精製系で回収したトリメチルアミンを主体とした転送
物323kg/Hをメチルアミン合成塔Aに供給し、温
度410℃、圧力20kg/cm2で反応せしめたとこ
ろ、反応生成物2022kg/H(アンモニア42.5
%、トリメチルアミン21.1%、モノメチルアミン1
3.4%。
DMA12.9%、水10.0%、メタノール0.1%
、以下%はwt%を示す)を得た。
このものを、第1の蒸留塔Bにフィールドし、圧力18
kg/cm2G、で蒸留し、塔頂温度54℃、塔底温度
132℃の定常状態に保ち、頂部からアンモニアとメチ
ルアミン類の混合物1245kg/H(アンモニア69
.0%、モノメチルアミン21.8%、トリメチルアミ
ン8.5%、DMA0.7%)を得た。
この際、得られる第1の蒸留塔Bの塔底物は第2の蒸留
塔Cに供給し、圧力6kg/cm2G、塔頂温度53℃
、塔底温度157℃の状態を保って、頂部からDMAと
トリメチルアミンの混合物572kg/HDMA44.
0%、トリメチルアミン56.0%)を得、塔底物は系
外の排水処理設備へ転送した。
メチルアミン工程で取得したDMAとトリメチルアミン
の混合物572kg/Hはそのままポンプで昇圧し、D
MF合成塔りに供給し、DMF合成用原料とした。
DMF合成塔は20kg/cm2G、120℃に保ちつ
つ、一酸化炭素を138Nm3/H、触媒(ナトリウム
メチラートのメタノール溶液)4.6kg/Hを連続的
に供給をしたところ、粗DMFである反応生成物545
kg/H(DMF74%、トリメチルアミン24.8%
、DMA及びその他1.2%)が得られた。
DMF合成塔りの頂部から未反応ガスを冷却器Eに導き
、10℃に冷やし、毎時185kgの凝縮液が得られた
このものを分析すると、トリメチルアミンが99.2%
であり、そのまま製品化することも可能であるが、再び
メチルアミン合成系へ戻し、再循環してDMAに転化し
た。
この際の未凝縮オフガスは廃ガス処理設備へ送出した。
DMFの反応生成物は、精製系Fで通常のDMF蒸留を
実施し、トリメチルアミンを主体とした低沸点成分14
1kg/H(トリメチルアミン95.7%、DMF(1
2%、その他4.1%)と高沸点成分を含むDMF5k
g/Hとを分離し、製品DMF399kg/Hを得た。
この製品の物性値は、電気伝導度0.5μ■/cm、2
0%水溶液pH。
7.0であり、従来法の高純度DMAを使用せる場合の
製品々質と比較して、全く遜色のないものが得られた。
更に、従来法と比較して処理すべき排水量は1/3以下
となり、蒸留操作を主体とせる必要蒸気量も半減した。
即ち、メチルアミン工程の第1の蒸留塔での蒸気量は、
0.62T/H1第2の蒸留塔で0.12T/H,DM
Fの精製系で0.48T/H合計1.22T/Hであっ
た。
これに対し、既述の従来法による本実施例と同一量のD
MF製品を取得するときの蒸気使用量は2.5T/Hで
あった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を遂行するための製造工程の一
実施例を示す説明図である。 (1);メタノール、(2):アンモニア、(9);D
MA、+トリメチルアミン混合物、(18);DMF、
A;メチルアミン合成塔、B;第1の蒸留塔、C;第2
の蒸留塔、D;DMF合成塔、E;冷却器、F;DMF
精製系。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 メタノールとアンモニアからメチルアミンを合成し
    、次いでこのメチルアミンと一酸化炭素よりジメチルホ
    ルムアミドを製造するに当り、モノ−、ジー、およびト
    リーメチルアミンを含むメチルアミン合成反応生成物を
    第1の蒸留塔に供給し、未反応アンモニアとモノメチル
    アミンを夫々トリメチルアミンとの共沸組成物として同
    時に除去することにより、主としてジメチルアミン、ト
    リメチルアミンおよび水の混合物とし、次いでこの混合
    物を第2の蒸留塔に供給して脱水処理を行なった後、得
    られるジメチルアミンとトリメチルアミンの混合物をア
    ルカリ金属アルコラード触媒の存在下に一酸化炭素と反
    応させることを特徴とするジメチルホルムアミドの製造
    方法。
JP53160075A 1978-12-27 1978-12-27 ジメチルホルムアミドの製造方法 Expired JPS5811940B2 (ja)

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