JPS58119400A - 有機汚泥の脱水方法および高分子凝集剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下水、し尿、工場排水処理婢で発生する有機汚
泥の脱水方法ならびに脱水を促進する高分子凝集剤に関
するものである。

近時、汚泥の有効利用を計るために汚泥を最大限に脱水
する要望が非常に高く、脱水方法の改良が種々開発され
てきており、その−例として高分子凝集剤を脱水の前処
理工程に使用する方法がある。前記高分子凝集剤には無
機ならびに有機の凝集剤があり、それぞれ特性をもって
おり、広く利用されているが以下の欠点を有していた。

無機高分子凝集剤は、有機高分子凝集剤に比較して凝集
力が弱く単体で使用されることは少かった。又、有機高
分子凝集剤の場合は凝集力は強いが、同時に粘性が高く
汚泥中の固形分（８８）の凝集と同時に保水性をも高め
る性質がある丸め、高度に加圧脱水しようとする場合は
凝集剤の使用が逆効果となって表われることがあった。

さらく有機高分子凝集剤は研究途上ということもあり、
多量に使用され九ときの有害性が指摘されている。

−例として一般的な下水全米汚泥の脱水方法としては、
余栄汚泥に＠機凝集剤を添加混合し。

次いで約１０００倍比に稀釈した有機凝集剤を添加混合
して一次脱水を行う方法があり、この場合は含水率８ｏ
鴫前後のケーキが得られる。そして脱水効果をあげるた
めに前記ケーキにさらに有機凝集剤を添加することがあ
るが、これはケーキの粘度が上昇し含水率を７５憾前社
にするのが限界であった。又、前記二次脱水を無機凝集
剤のみで処理しようとすれば、無機凝集剤の凝集力が弱
いので、大量に添加しなければならず。

これは脱水したケーキに再び水分を供給することであっ
て脱水作業を繰返して行うことともなり、しか本脱水効
果はほとんど発揮されることがなかった。

本発明は上記し九現状に鑑みてなされた吃のであって、
鉄系の無機嶌分子凝集剤と有機高分子凝集剤を混合した
もの、又は添加時く同時混同したものを、−次脱水工租
によってケーキとなつ九被脱水汚泥に添加攪拌し、それ
ぞれの特性を最大限に活用して加圧脱水効果を−そう高
めることを特徴とする凝集剤ならびに轟該凝集剤を使用
した脱水方法を提供しようとするものである。

実施例 一時脱水によってケーキとなった含水率７５　％の被脱
水汚泥九対して添加する混合凝集剤の混合比率 Ａ剤　ポリ硫酸帳 ＝１ Ｂ剤　カチオン系高分子凝集剤會制替ス吻件Ａ剤とＢ剤
の混合比率を約Ａ：Ｂ＝８：１　　の割合で混合し、こ
の混合凝集剤を前記ケーキに添加攪拌し加圧脱水機によ
り脱水する。但し、有機高分子凝集剤の種類によっては
混合液とせず。

添加時に同時に投入攪拌することが望オしいが。

この場合４混合比率は前記の通りとする。

被脱水汚泥の絶乾ＳＳＫ対し約６０ｐｐｍの量の混合液
を添加した結果、平均圧力８ＫＰ／ｄ８度の加圧力でケ
ーキ含水率を６５憾和することく成功した０ 以上のように本発明は従来の無機および有機高分子凝集
剤のそれぞれの特性を生ずと同時に。

有機高分子凝集剤の所用量が非常忙少〈て脱水効果を奏
させることが出来る亀のである。さらに有機高分子凝集
剤の使用量が少いので公害の発生も防止しつるものであ
る。

特許出願人　尾　沢　政　勝 代理人弁理士　中　山　　　清 −５［

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）鉄系の無機高分子凝集剤のポリ硫酸鉄と有機高分
   子凝集剤を混合したもの又は添加時に同時混合して被脱
   水汚泥に添加攪拌し九後。 加圧脱水をする有機汚泥の脱水方法。 （２）前記有機高分子凝集剤はカチオン系高分子である
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の有機汚泥
   の脱水方法。 １３）８〜６倍に稀釈したポリ硫酸鉄と、　８０００〜
   ６０００倍に稀釈した有機高分子凝集剤を適宜割合で混
   合し、又は添加時に混合する加圧脱水を目的とする有機
   汚泥の高分子凝集剤。 （４）前記有機高分子凝集剤はカチオン系高分子である
   ことを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の有機汚泥
   の高分子凝集剤。