JPS58119383A - 微細粒子の粒度別分離方法 - Google Patents

微細粒子の粒度別分離方法

Info

Publication number
JPS58119383A
JPS58119383A JP42382A JP42382A JPS58119383A JP S58119383 A JPS58119383 A JP S58119383A JP 42382 A JP42382 A JP 42382A JP 42382 A JP42382 A JP 42382A JP S58119383 A JPS58119383 A JP S58119383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
organic
classification
fine particles
microfilter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP42382A
Other languages
English (en)
Inventor
隆昌 高橋
井樋田 睦
藤生 悦三
淳 千野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
Priority to JP42382A priority Critical patent/JPS58119383A/ja
Publication of JPS58119383A publication Critical patent/JPS58119383A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、超音波振動させながら微細粒子を粒度別に分
離する方法に関する。
従来微細粒子を粒度別に分離する方法として、超音波ふ
るい分は法がある。この方法は、分級フィルターとして
電気めっきで加工した金属製のフィルター管用い、微細
粒子に超音波振動を与えながら湿式−過を行なう方法で
ある。しかしこの方法で用いる金属Hフィルターは、製
法上置も小さいものでも孔径が1#程度で4D、これ以
下の微細な粒子を分級することはできない。またこの金
属製フィルターは、製造コストが高いとともに、超音波
をあてると数回の使用で孔が破損するという欠点がある
一方分級フイルターには、金属製フィルター以外に有機
質フィルターがある。この有機質フィルターには、1μ
以下の微細孔を有し、しかも孔径が均一なものがあるが
、超音波と吸引−過圧力に対して強度がなく、分級時に
破損してしまう。このためM機實フィルター全微細粒子
の分MK使用することはできなゆ2ム。
本発明は、上記事情に鑑み′Cなされたもので、その目
的とするところは、1μ以下の微細粒子も分級でき、し
かも多数回使用しても分級フィルターが破損することの
ない微細粒子の粒度別分離方法を得んとするものである
すなわち本発明は、有機質ミクロフィルターの下に骸フ
ィルターよシ孔径及び開孔率が大急な補強用有機質フィ
ルターtJkねて分級フィルターを形成し、核分級フィ
ルターでa#粒子t超音波振動させながら分級する微細
粒子の粒度別分離方法である。
以下本発明上図面を参照して説明する。
第1図は、粒度別分離装置の概略図である。
この分離装置は、#!I濾過器1、第2濾過器2及び−
過びん3を上から順に配置して構成されている。第1濾
過器1内には超音波発振4$4が設けられている。tた
第1濾過器1の下部には、ステンレス金網製のフィルタ
ーホルダー5とこの上に載せられた第1分級フィルター
6が重ねて設けられ、これらはシールチーグアで密封さ
れている。このj@1分級フィルター66、有機質ミク
ロフィルター8の下に該フィルター8よ多孔径及び開孔
率が大きな補強用有機質フィルター9を重ねて形成され
ている。有機質ミクロフィルター8は、例えば?リカー
がネート族の二、−クリーア膜で、その孔径Fi0.0
3〜数μまで約10段階に分れ、その開孔率が5〜10
チ程度のものである。tたこの有機質ミクロフィルター
gFi、引張9強度が小さく、単独では超音波振動等に
よシ、破損しやすいものである・一方補強用有機質フイ
ルター9は、孔径が上記ミクロフィルター8よりも大き
く、例えばl〇−程度であシ、開孔率も上記オクロフィ
ルター1よシも大きく、例えば70〜gousIItで
ある。
更にこの補強用有機質フィルター9は、引張)強度がミ
クロフィルター8に比べて十分大きなものである。この
補強用有機質フィルター9として四弗化エチレン製の繊
維状フィルターがある。このものはミクロフィルター8
からの押圧力を均一に受けるためミクロフィルタ−10
補強材として好適である。
上記第2濾過器2にFi−口部にシリコンゴム栓10が
装着され、周面に吸引口11が形成されている。第2F
A器go下部には多孔ガラス製のフィルターホルダー1
2と、この上に載せられた一過フイルターIJとが重ね
て設けられ、これらはシールチーブ14で密封されてい
る。
この−過フイルター13は、例えば上記有機質マイクロ
フィルター8と同様に/リカーゲネート製の二、−クリ
ーア膜からなシ、マイクロフィルター8よりも、小さな
孔径(例えば0.03μ)tWするものである。更に上
記濾過びん3には、口部にシリコンゴム栓I5が装着さ
れ、局面に吸引口16が形成されている。
本発明方法は、微細粒子を含む試料を溶妨とともに第1
濾過器1に入れ、直ちに吸引口1ノ及び16から吸引を
開始し、同時に超音波発振棒4から超音波を発振する。
超音波発振神4の先端の径は、第1濾過器1内の分級フ
ィルターgo有効径にできるだけ等しいか、よシ大きい
ことが好ましい。
微細粒子と溶媒と社、この超音波振動と吸引口11から
の吸引とにょシ、分級フィルター6を通過して、II/
42濾過器2に入る。ここで分級フィルター6は、補強
用有機質フィルター9で補強されているため、超音波と
吸引濾過圧力がかかつても、その押圧力を補強用有機質
フィルター9で受け、ミクロフィルター8が破損する仁
とはない。
第2濾過器2VC入りた微細粒子と溶媒は、吸引口16
からの吸引によシル過フィルター13で分級され、該濾
過フィルター13の孔径よ)も小さい粒子が濾過びん3
に入る。なお、この濾過フィルター13#′i、超音波
振動がかからないため、補強用有機質フィルター9はと
くに必要としない。
この分級において第1濾過器1内の溶媒が超音波発振棒
4の先端以下となったらさらに数回溶媒を繰り返し加え
る。濾過終了後、分級フィルター6及び濾過フィルター
13f別々にとり出すことにより、分級フィルター6の
孔径より大きい粒子が分級フィルター6で捕捉され、分
級フィルター6よシ細かい粒子がF:iN4フィルター
13で捕捉される。
なお分級を多段に行なうためには、必*VC応じ多数回
の濾過を行なう。
この方法によれば、超音波濾過に用いる分級フィルター
6tl″、微細粒子の分級可能な有機質ミクロフィルタ
ー8とこれをmsする有機質7イルター9とで構成して
いるので、超音波p適時に有機質ミクロフィルター8が
破損するのt防止することができる。またこの分級フィ
ルターgt−用いることによシ、1μ以下の孔径の微細
粒子でも確実に分級でき、分級精度が高い。
このような本発明の効果は、以下の実験例により誌めら
れ九。
実験例1 #I1図に示す粒度別分離俟置會用い、分級フィルター
として1i41表に示す孔径、開孔率の二、−クリ4ア
フイルターからなる7に機質マイクロフィルター(47
11mφ)の下に四弗化エチレンフィルターからなるV
機質フィルター(47mφ、孔径10#、開孔率70%
)t−重ねたもの會用い、アルミナ粒子を溶媒とともに
超音波を付与して分級した。
このように分級した後有機質マイクロフィルターの破損
を−べた。その結果t−tJ41表に示す。
破損の有無は、F:A彼のマイクロフィルターを目視及
び電子嗣黴鏡で観察し、濾過粒子のうち2μ以上のアル
ミナの有無を調べ、更に溶媒O濾過速度の変化を調べる
ことによりおこなり九・また第1表中、分母は試験回数
、分子は破損−数を示す。
更に比較のため補強用有機質フィルターを設けていない
ものについても同様の試験をお仁ない、その結果を第1
表に併記する。
第  1  表 上表から本発明によれば、有機質ミクロフィルターの破
損を防止できることがわかる。
実験例2 0.085μo標準粒子10aiiと、0.497sO
標準粒子01&p、10m9.20II9又d30qと
を混合した混合粒を用い、分級フィルターとして実験例
1と同様のものを用い、分級した。その分級結果會M2
表に示す。
112表 なお(力、コ)中の数値口補強用有機質フィル!−に付
いていたものを含めた場合の値である。
上表から本発明に保る分級フィルターで良好に微粒子を
分離できる仁とがわかる。
実験例3 1200℃で2時間溶体化処理したNb−N#At。
700℃で2時間加熱後水冷しくml)、800℃で2
時間加熱後水冷しくN12)<900℃で2時間加熱後
水冷しく屹3)、これらから各種粒径のNb化合物を含
む微粒子の試料を得た。この微粒子試料1fr02p 
、 0.4μ、 OEpの有機質ミクロフィルターを用
い本発明方法により、0.2x以下0.2〜0.411
,0.4〜0.6 # 、 0.6 p以上の微粒子に
それぞれ分級した。その結果t−13表に示す。
また分級したA2の各微粉子につき電子顕微鏡で観察し
た。その結果を第2図0)〜同図−に示す、この場合第
2図(イ)は、o、2sの有機質マイクロフィルター【
用いた場合における該フィルターに捕捉された微粒子、
同図(ロ)は濾過フィルターに捕捉された微粒子をそれ
ぞれ示す、ま九同@C→は0.4pの有機質マイクロフ
ィルターを用いた場合における該フィルターに捕捉され
九微粒子、同図に)は−過フイルターに捕捉され危機粒
子を示す、同図(へ)は0.6声の有機質マイク鑓フィ
ルターを用いた場合における該フィルターに捕捉された
微粒子、同図(へ)は−過フイルターに捕捉された微粒
子を示す、更に同図(ト)は1110有機質マイク■フ
ィルターを用すた場合における該フィルターに捕捉され
た微粒子、同m−は濾過フイルターに捕捉された微粒子
會示す、ζ0@徽偶写真から明らかなように、本発11
11によれば微粒子會確夷に分級できることがわかる。
以上説明したように本発明によれば、有機質マイクロフ
ィルターを補強したので、破損を防止し、分級を確実に
おζなうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる粒度別分離装置の概略図、第2
図(イ)〜同図(社)は有機質ミクロフィルターで分級
した微粒子の粒子構造を示す顕微鏡写真である。 1・・・第1濾過器、2・・・第2濾過器、3・・・−
過びん、4・・・超音波発振棒、5・・・フィルターホ
ルダー、6・・・分級フィルター、7−14 ”・シー
ルテープ、8・・・有機質ミクロフィルター、9・・・
補強用有機質フィルター、10.15・・・シリコンゴ
ム橙、xl、xg・・・吸引口、12・°・フィルター
ホルダー、13・・・FMフィルター。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 有機質イクロフィルターの下に該フィルターよシ孔径及
    び開孔率が大きな補強用有機質フィルターを重ねて分級
    フィルターを形成し、該分級フィルターで微細粒子を超
    音波振動させながら分級することを燭黴とする微細粒子
    の粒度別分離方法。
JP42382A 1982-01-06 1982-01-06 微細粒子の粒度別分離方法 Pending JPS58119383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP42382A JPS58119383A (ja) 1982-01-06 1982-01-06 微細粒子の粒度別分離方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP42382A JPS58119383A (ja) 1982-01-06 1982-01-06 微細粒子の粒度別分離方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58119383A true JPS58119383A (ja) 1983-07-15

Family

ID=11473388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP42382A Pending JPS58119383A (ja) 1982-01-06 1982-01-06 微細粒子の粒度別分離方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58119383A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254071A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Koei Moss Filter Kogyo Kk 超音波装置
WO2009005111A1 (ja) 2007-06-29 2009-01-08 Jfe Steel Corporation 金属材料の分析方法
WO2010061487A1 (ja) 2008-11-28 2010-06-03 Jfeスチール株式会社 金属材料の分析方法
JP2010127793A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Jfe Steel Corp 金属材料中の析出物及び/又は介在物の分析方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254071A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Koei Moss Filter Kogyo Kk 超音波装置
WO2009005111A1 (ja) 2007-06-29 2009-01-08 Jfe Steel Corporation 金属材料の分析方法
US8298827B2 (en) 2007-06-29 2012-10-30 Jfe Steel Corporation Method for analysis of metal inclusions in steels by partial electrolysis
WO2010061487A1 (ja) 2008-11-28 2010-06-03 Jfeスチール株式会社 金属材料の分析方法
JP2010127793A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Jfe Steel Corp 金属材料中の析出物及び/又は介在物の分析方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3022187A (en) Porous membranes of very fine porosity and proceses for production thereof
JPS5953085B2 (ja) 濾材およびその製法
JPS58119383A (ja) 微細粒子の粒度別分離方法
JPH01121061A (ja) 血小板分離フィルター
CN212369940U (zh) 复合纳米多孔金属膜及包含其的过滤器
Malis et al. Ultramicrotomy for materials science
Ghadiri et al. Influence of processing conditions on attrition of NaCl crystals
JP3551080B2 (ja) 分離装置
Krueger et al. The preparation of a graded series of ultrafilters and measurement of their pore sizes
US3997435A (en) Method for selecting hollow microspheres for use in laser fusion targets
US3382652A (en) Two-coat analytical ultrafilter and a method of making the same
JPS59199003A (ja) 油濾過用膜分離モジユ−ル
KR20210032503A (ko) 다공성 폴리파라크실릴렌 막 또는 다공성 폴리파라크실릴렌/폴리테트라플루오로에틸렌 복합막을 포함하는 고유량 액체 여과 장치
JPS62162062A (ja) 繊維集積体の製造方法
JPS60193519A (ja) 油分除去装置
JPH05255154A (ja) イソプロピルアルコール
JPS63264073A (ja) 白血球除去フイルタ−
SU422428A1 (ru) Фильтрующий материал
CN115212727B (zh) 多孔振动滤膜及其制备方法
JPH01236907A (ja) 分離装置
JPS62277119A (ja) 空気清浄化用濾過体
TWI779609B (zh) 形成層疊的單層複合膜的方法
JP6909601B2 (ja) ミストフィルター
JPS62227404A (ja) 分離用中空線条体
McCarthy et al. A tannic acid based preparation procedure which enables leucocytes to be examined subsequently by either SEM or TEM