JPS58118864A - 低温硬化性被覆用樹脂組成物 - Google Patents

低温硬化性被覆用樹脂組成物

Info

Publication number
JPS58118864A
JPS58118864A JP115682A JP115682A JPS58118864A JP S58118864 A JPS58118864 A JP S58118864A JP 115682 A JP115682 A JP 115682A JP 115682 A JP115682 A JP 115682A JP S58118864 A JPS58118864 A JP S58118864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
acrylic resin
structural unit
hydroxyl group
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP115682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0153703B2 (ja
Inventor
Masaki Niimoto
新本 雅樹
Fumito Aozai
青才 文人
Yoshihisa Osaka
大坂 宣久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP115682A priority Critical patent/JPS58118864A/ja
Publication of JPS58118864A publication Critical patent/JPS58118864A/ja
Publication of JPH0153703B2 publication Critical patent/JPH0153703B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒドロキシル基含有モノマー構造単位を含むア
クリル樹脂の一部に特定の構造を有するジカルボン酸を
導入することによってアイノブラスト樹脂等の硬化剤と
の間で低温で硬化し、かつ優れた塗膜性能を与える低温
硬化性被覆用樹脂組成物に関する。
従来より使用されている熱硬化型アクリル樹脂塗料には
加熱によってアクリル樹脂自体が単独で架橋する自己反
応性型と硬化剤の併用を必要とする共反応性型かあり、
各々用途に応じて単独あるいは混合使用され、種々特色
のある性舵を提供している。しかしながら、これらの被
覆用組成物は一般に140℃×30分以上という比較的
高温でかつ長時間の焼付けKよらなければ十分な塗膜性
能を発揮することは困難である。
一方、近年、省エネルギー、省資源の観点から塗装業界
においては低温硬化可能な熱硬化型アクリル樹脂塗料の
出現か強(望まれている。
このため、焼付温度の低温化を図るべく、パラトルエン
スルホン酸、フタルlI、有機カルホン酸、リン讃また
はそれらのアルキルエステル等の触媒を外部添加する方
法が試みられているが紋手法による塗料は貯蔵安定性か
不良であり、ブッ、ハジキ等の塗装欠陥を招き、かつ硬
化塗膜の耐水性、耐食性も不良であるという欠点かあり
、十分な塗膜性能を持つ低温硬化型の熱硬化性アクリル
樹脂塗料が得られていないのが現状である。
かかる実情に鑑み、本発明者らは低温硬化に有効な触媒
効果を果すと同時に塗料の貯蔵安定種々検討した結果、
ヒドロ中シル基含有七ツマー構造単位を含むアクリル樹
脂の一成分に、特定の構造を有するジカルボ/ilを導
入し、アイノブラスト樹脂を硬化剤として用いることに
より、例えば110℃X20分の熱硬化条件でも十分硬
化し、種々の性能を満足しつる被覆用樹脂組成物を得る
ことに成功し、本発明を完成した。
本発明による低温硬化性被覆用樹脂組成物はヒドロ中シ
ル基含有七ツマー構造単位を含むアクリル樹脂(AI 
K 、一般式[1)(式中Rは水素又はメチル基を、X
は炭素数2〜4のアルキレフ基を表わす) で表わされる構造単位を導入し、アイノブラスト樹脂(
Blを硬化剤として用いるものである。
本発明の低温硬化性被覆用樹脂組成物の成分としてアク
リル樹脂中に含まれる上記一般式0)で表わされる構造
単位は、アクリル樹脂CAI中の好ましくはOol −
10重量−であり、0.1%より少なくなると形成塗膜
が硬化しK<<表面硬度、耐溶剤性、耐食性が劣るよう
になり、lO慢を越えるとアクリル樹脂の粘度上昇、ゲ
ル化等を生じやすく、実用性に乏しくなる。
また、アクリル樹脂体)中のヒドロキシル基はアイノブ
ラスト樹脂(B)との硬化反応を起こすための必須成分
であり、アクリル樹脂中にヒドロキシル基含有モノマー
構造単位として1〜25重量嘩含有させることが好適で
あ゛る。11未満では形成塗膜か硬化せず、一方25嘩
を越えるとアクリル樹脂の粘度上昇、ゲル化等の問題を
生じるようになり、実用性に乏しくなる。
本発明に用いられるアクリル樹脂体に、前記〔■〕で表
わされる構造単位を導入するKは、一般式 (式中Rは水素又はメチル基を、Xは炭素数2〜4のア
ルキレン基を表わす) で表わされる共重合性モノマーを、他の共重合性モノマ
ーと共重合させればよ(、一般式El)のモノマーは適
尚なヒドロキシル基含有メタクボン酸無水物との反応に
おいて合成されろ。上記ヒドロキシル基含有メタクリル
酸エステルまたはヒドロキシル基含有アクリル酸エステ
ルとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルメタク
リレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート等が挙げ
られるか、特に2−ヒドロキシエチルメタクリレート、
2−ヒドロキシエチルアクリレートが好適である。
また、アクリル樹脂(Al中に、アミノプラスト樹脂(
B)との架橋結合にあずかるヒドロキシル基を導入する
ためにα、β−エチレン系不飽和カルボン酸ヒドロキシ
アル中ルな共重合させる必要かあり、用い得るα、β−
エチレン系不飽和カルボン酸ヒドロキシアルキルとして
は、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキ
シブチル(メタ)アクリレートなどがあげられる。
本発明に用いられるアクリル樹脂回申に含まれる上記以
外の構成単位を形成するモノマーとしては (1)  α、β−エチレン系不飽和カルボン酸および
そのアルキルエステル、たとえば(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル
、(メタ)アクリル酸−nブチル、(メタ)アクリル酸
−tブチル、(メタ)アクリル酸−イソブチル、(メタ
)アクリル[2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸
ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル (bl  スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチ
レン、アクリロニトリル等のビニル単量体(cl  α
、β−エチレン系不飽和カルボ/醗アミド、α、β−エ
チレン系不飽和カルボン酸アミドのアルキル置換体、ヒ
ドロキシアルキル置換体またはアルコキシアルキル置換
体、たとえば(メタ)アクリルアミド、N−メチロール
(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)
アクリルアミド 等が挙げられ、各成分の岨み合わせにより種々の特徴を
もつアクリル樹脂cA)を得ることができる。
上記アクリル樹脂の重合方法としては、溶液重合か適当
であり、重合に用いる溶剤としては、通常用いられる溶
剤を任意の割合で使用できる。
また、重合開始剤としては、通常用いられるベンゾイル
パーオキサイド等の有機過酸化物系やα、α′−アゾビ
スインブチロニトリル等のアゾ系の開始剤が挙げられ、
必要によりメルカプタン類等の連鎖移動剤等も使用でき
る。
本発明の硬化剤として用いられるアミノプラスト樹脂(
Blとしては、例えばメチル化メラミン、メチル化メラ
ミン、イソブチル化メラミン等のメラミン樹脂、ベンジ
ブアナずン、アセトグアナイン等のグアナミン樹脂、尿
素、チオ尿素、N、N’−ジメチル尿素等の尿素樹脂等
が挙げられる。咳アミノプラスト樹脂(Blとアクリル
樹脂(Alとの比率は塗装作業性、貯蔵安定性の観点か
ら重量で5/ 〜5o15o であることが好ましい。
5 その他、通常、塗膜性能の向上のためK、ブレンドされ
るエポキシ樹脂を必要に応じて使用することもできる。
下記合成例、実施例中の部は重量部を、−は重量部を表
わす。
合成例1 攪拌器、温度計及び還流冷却器を付した反応容器に、2
−ヒドロキシエチルメタクリレート250部、1,2.
4−ベンゼントリカルボン酸無水物190部、トリエチ
ルアミン1.3部、ハイドロキノン0.5部を仕込み、
外部から加熱し、攪拌しながら内温な100℃に昇温し
、9時間反応を続け、反応終了時にn−ブタノールを加
えて反応を終了した。得られた主反応生成物はの構造式
を有し、粘度E(ガードナー粘度)、加熱残分60.8
 %、酸価148のわずかに白濁した溶液であった。
実施例1 合成例1と同様な容器[、n−ブタノール175部、ツ
ルペッツ舎100125部、キシレフ75部、アクリル
酸n−ブチル225部を仕込み、外部から湯浴で加熱し
て攪拌しながら内温な80℃に昇温し、これに合成例1
で合成したジカルボン5125部、スチレン112.5
部、メタクリル酸メチル75部、2−ヒドロキシエチル
アクリレート65部に、α、α′−アゾビスインブチロ
ニトリル4部を溶解したものを4時間かけて滴下し、以
後α、α′−アゾビスイソブチロニトリルを追加添加し
つつ重合率かほぼ100嘩となるまで重合を続けた。重
合終了時にキシレン215部を加え、重合開始後11時
間で重合を終了した。得られた樹脂は粘度子V(ガード
ナー粘度)、加熱残分45.4%、酸価8.7の透明な
樹脂溶液であった。
上記樹脂溶液50部に、イソブチル化メラミン樹脂(不
揮発#80%)4.2部とエピコート参1001  (
シェル化学展)4部を混合し、このビヒクルに二酸化チ
タンを’/B= !’i、sとなるように練り込み、白
色塗料を得た。この白色塗料をリン酸亜鉛処理鋼板上厚
さ20μとなるようにバーコーターで塗装し、110℃
×20分で焼きつけたところ、耐キジロール性、硬度等
十分な性能を持つ塗膜が得られた。
比較例1 実施例1と同様な装置に実施例1のジカルボン酸の代り
にイタコン酸を用いて重合を行ない粘度X(ガードナー
粘度)、加熱残分44.811、酸価15の透明な樹脂
溶液を得た。この樹脂溶液を用い実施例1と同様圧して
イソブチル化メラミン樹脂その他を含む白色塗料を得た
。この白色塗料を実施例1と同様にして塗装し、11G
”CX20分で焼きつけたところ、耐キジロール性、硬
度ともに不十分な塗膜しか得られなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 (式中Rは水素又はメチル基を、Xは炭素数2〜4のア
    ルキレ/基を表わス) で表わされる構造単位並びにヒドロキシル基含有モノマ
    ー構造単位を含有するアクリル樹脂体)とアイノブラス
    ト樹脂(Blとを含むことを特徴とする低温硬化性被覆
    用樹脂組成物。 26  アクリル樹脂(4)中に1式(1)で表わされ
    る構造単位を0.1〜lO重量−含有することを特徴と
    する特許請求の範囲@1項記載の低温硬化性被覆用樹脂
    組成物。 3、 アクリル樹脂体)中K、ヒドロキシル基含有モノ
    マー構造単位を1〜25重量慢含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の低温硬化性被覆用樹脂組
    成物。 4、 アクリル樹M#(4)とアきノブラスト樹脂(8
    1との重量比が95/〜 5015o  であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の低温硬化性被覆
    用樹脂組成物。
JP115682A 1982-01-07 1982-01-07 低温硬化性被覆用樹脂組成物 Granted JPS58118864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP115682A JPS58118864A (ja) 1982-01-07 1982-01-07 低温硬化性被覆用樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP115682A JPS58118864A (ja) 1982-01-07 1982-01-07 低温硬化性被覆用樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58118864A true JPS58118864A (ja) 1983-07-15
JPH0153703B2 JPH0153703B2 (ja) 1989-11-15

Family

ID=11493570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP115682A Granted JPS58118864A (ja) 1982-01-07 1982-01-07 低温硬化性被覆用樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58118864A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130431A (en) * 1975-05-08 1976-11-12 Mitsubishi Rayon Co Ltd A thermosetting water paint composition

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130431A (en) * 1975-05-08 1976-11-12 Mitsubishi Rayon Co Ltd A thermosetting water paint composition

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0153703B2 (ja) 1989-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930008924B1 (ko) (n-치환된 카바모일옥시)알카노일옥시알킬 아크릴레이트 중합체 및 이로부터 제조된 조성물
US5115025A (en) (N-substituted carbamoyloxy)alkanoyloxyalkyl acrylate polymers and compositions made therefrom
JPH08239429A (ja) ヒドロキシ官能性アクリレート樹脂
US4680361A (en) Novel polymers and crosslinked compositions made therefrom
JPH0660213B2 (ja) 被覆剤の製法
JPS6347755B2 (ja)
US5496896A (en) Curable composition based on a Michael addition product, processes for its preparation and its use
JPS62297306A (ja) 安定化されたアクリル系樹脂
JPS6123615A (ja) 硬化性樹脂組成物
JPS61152772A (ja) ハイソリツド塗料用樹脂組成物
JPH02676A (ja) 反応性コーティング
ES2206990T3 (es) Ligante latex para composicion de revestimiento.
US5179183A (en) Curable compositions based on (N-substituted carbamoyloxy)alkanoyloxyalkyl acrylate polymers
JPS5834867A (ja) ラツカ−用樹脂組成物
JPS60221469A (ja) 水性被覆用組成物
EP0108373A2 (en) Process for the preparation of polymeric compositions
US3723398A (en) Thermosetting polymers derived from compounds of five and six membered cyclic alpha, beta-unsaturated ethers
JPS58118864A (ja) 低温硬化性被覆用樹脂組成物
JPH07500362A (ja) アミノ基、カルボキシル基および場合によりヒドロキシル基含有アクリレートコポリマー、その製造方法およびその使用
JPS63501508A (ja) 可溶性のアクリレートコポリマーの製法
US5962577A (en) Aqueous resin composition for coating metal, and radically polymerizable macromonomer
JPS6024126B2 (ja) 防錆塗料用樹脂の製造方法
JPS5846153B2 (ja) 被覆用樹脂組成物
JPH0516451B2 (ja)
JP2586071B2 (ja) 塗料用樹脂組成物